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ビートルズ 基本作品

ビートルズ活動時期(1962年〜1970年)に出た作品

2009リマスター以降の関連ボックス

初CD化盤関連ボックス

Please Please Me
日本盤CD 『プリーズ・プリーズ・ミー』


1963年の1作目。

1. I Saw Her Standing There / 2. Misery / 3. Anna(Go To Him)[Arthur Alexander] / 4. Chains [Gerry Goffin, Carole King] / 5. Boys [Luther Dixon, Wes Farrell] / 6. Ask Me Why / 7. Please Please Me
 // 8. Love Me Do / 9. P.S. I Love You / 10. Baby It's You [Mack David, Barney Williams, Burt Bacharach] / 11. Do You Want To Know A Secret / 12. A Taste Of Honey [Bobby Scott, Ric Marlow] / 13. There's A Place / 14. Twist And Shout [Phil Medley, Bert Russell]

カバー6曲(3、4、5、10、12、14)、オリジナル8曲。

「Love Me Do」はドラムがアンディ・ホワイトのバージョン。シングルに収録されたリンゴ・バージョンは 『Past Masters』 に入っている。


初CD化盤 プラケース

初CD化の際、『Please Please Me』 から 『Beatles For Sale』 までの4枚はジョージ・マーティンの監修の下にモノラル・ミックスでCD化され、それが全世界統一のバージョンとなった。

アマゾン日本盤
1987.2.27 CP32-5321 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5751 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8501 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51111 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50501 ビートルズBOX (再々発) 内


【ステレオ・ミックスとモノラル・ミックスについて】
1969年のアルバム 『Yellow Submarine』 までは、イギリスではモノラル盤とステレオ盤の両方が出ていた。
これは当時はモノラルからステレオへの移行期であり、まだモノラルの方が一般的だったため(また、当時のレコードの売れ行きの鍵を握っていたラジオもモノラル放送しかなかった)で、レコーディングもモノラルで出すことを前提にしており、『Rubber Soul』 あたりまではステレオ・バージョンの制作は他の人に任せて適当に作ってもらった、というレベルのものだった(ボーカルや楽器を単純に左右に振り分けただけだったりするので、曲によっては片側のチャンネルだけ聴くとカラオケになったりした)。
ところが曲によってはモノラル・バージョンとステレオ・バージョンの間に大きな違いがあるものもあり、これを追いかけるのがマニアの楽しみでもあった。

例えばこのアルバムの
「Please Please Me」のステレオ・バージョンには、ジョンが歌詞を間違えて吹き出しそうになる箇所があるが、モノラル(このCD)ではちゃんと歌っている。

モノラルとステレオのミックスの違いについてはこちらで。


アナログ時代は無数の編集盤が発売された結果、どれがビートルズのオリジナル・アルバムなのかわかりづらい状態になってしまっており、この状況を一度整理するため、CD化が始まる頃にはそれまで出ていたほとんどの編集盤が廃盤になった。


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

2009年のリマスターでは、モノラル・ミックスは 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の方に収録され、単品で発売されるアルバムの方はステレオ・ミックスになった。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71001 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71021 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71041 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71061 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54501 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60001 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76485 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76966 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78517 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78990 再発

With The Beatles
日本盤CD 『ウィズ・ザ・ビートルズ』


1963年の2作目。

1. It Won't Be Long / 2. All I've Got To Do / 3. All My Loving / 4. Don't Bother Me / 5. Little Child / 6. Till There Was You [Meredith Willson] / 7. Please Mister Postman [Georgia Dobbins, William Garrett, Freddie Gorman, Brian Holland, Robert Bateman] // 8. Roll Over Beethoven [Chuck Berry] / 9. Hold Me Tight / 10. You Really Got A Hold On Me [Smokey Robinson] / 11. I Wanna Be Your Man / 12. Devil In Her Heart [Richard Drapkin] / 13. Not A Second Time / 14. Money(That's What I Want)[Janie Bradford, Berry Gordy]

カバー6曲(6、7、8、10、12、14)、オリジナル8曲。


初CD化盤 プラケース

モノラル・ミックスでCD化。

アマゾン日本盤
1987.2.27 CP32-5322 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5752 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8502 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51112 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50502 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

2009年のリマスターでは、モノラル・ミックスは 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の方に収録され、単品で発売されるアルバムの方はステレオ・ミックスになった。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71002 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71022 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71042 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71062 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54502 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60002 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76486 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76967 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78518 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78991 再発

A Hard Day's Night
日本盤CD 『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』 『ハード・デイズ・ナイト』


1964年の3作目。

1. A Hard Day's Night / 2. I Should Have Known Better / 3. If I Fell / 4. I'm Happy Just To Dance With You / 5. And I Love Her / 6. Tell Me Why / 7. Can't Buy Me Love // 8. Any Time At All / 9. I'll Cry Instead / 10. Things We Said Today / 11. When I Get Home / 12. You Can't Do That / 13. I'll Be Back 

全曲オリジナル。


初CD化盤 プラケース

モノラル・ミックスでCD化。

アマゾン日本盤
1987.2.27 CP32-5323 初CD化 赤オビ [写真] / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更 [写真]
1988.12.28 CP25-5753 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8503 ビートルズBOX(再発)内
1998.3.11 TOCP-51113 再発 白オビ [写真] / 2001年の映画再公開に合わせてこのアルバムだけ赤いオビに変更 [写真]
1998.3.18 TOCP-50503 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

2009年のリマスターでは、モノラル・ミックスは 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の方に収録され、単品で発売されるアルバムの方はステレオ・ミックスになった。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71003 2009リマスター [写真]
2009.9.9 TOCP-71023 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71043 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71063 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54503 再発 [写真] / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更 [写真]
2013.11.6 TYCP-60003 再発 [写真] / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更 [写真]
2014.6.25 UICY-76487 再発 [写真] 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76968 紙ジャケ [写真] / 2015.4.15にアンコール・プレス [写真]
2017.12.6 UICY-78519 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加 [写真]
2019.10.2 UICY-78992 再発 [写真]

Beatles For Sale
日本盤CD 『ビートルズ・フォー・セール』


1964年の4作目。

1. No Reply / 2. I'm A Loser / 3. Baby's In Black / 4. Rock And Roll Music [Chuck Berry] / 5. I'll Follow The Sun / 6. Mr. Moonlight [Roy Lee Johnson] / 7. Kansas City/Hey-Hey-Hey-Hey! [Jerry Leiber and Mike Stoller/Richard Penniman] // 8. Eight Days A Week / 9. Words Of Love [Buddy Holly] / 10. Honey Don't [Carl Perkins] / 11. Every Little Thing / 12. I Don't Want To Spoil The Party / 13. What You're Doing / 14. Everybody's Trying To Be My Baby [Carl Perkins]

カバー6曲(4、6、7、9、10、14)、オリジナル8曲。


初CD化盤 プラケース

上述の通り、初CD化の際、ここまでの4枚はモノラル・ミックスで収録された。

CD発売時には「ビートルズが重要視していたのはモノラル・ミックスである」という説明がなされ、制作姿勢やその内容(演奏ミスなどはモノラル・ミックスでは修正されているものが多い)から言っても間違いではなく、いちおう説得力はあった。

しかし一方でこの説明は、ジョージ・マーティンがCD化用の監修を依頼されたのが発売日間際で、既に全作のリミックスをやっている時間はなく(『Sgt. Pepper』 を1987年6月1日に発売するように組まれた全作の発売予定は動かせなかった)、結局 『Help!』 と 『Rubber Soul』 のみのリミックスに終わった、という事情をごまかすための「方便」でもあった。

CD発売当時のインタビューによれば、マーティンは 『Help!』 『Rubber Soul』 『Revolver』 のリマスタリングに参加して前2作をリミックスし、『Revolver』 はリミックスが困難な曲があったため手を加えずにCD化。この3作以外については出来上がってきたものをチェックしたのみ。

アマゾン日本盤
1987.2.27 CP32-5324 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5754 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8504 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51114 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50504 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

2009年のリマスターでは、モノラル・ミックスは 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の方に収録され、単品で発売されるアルバムの方はステレオ・ミックスになった。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71004 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71024 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71044 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71064 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54504 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60004 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76488 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76969 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78520 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78993 再発

HELP!
日本盤CD 『4人はアイドル』 『ヘルプ!』

P.HELP87.JPG - 40,698BYTES


1965年の5作目。

1. Help! / 2. The Night Before / 3. You've Got To Hide Your Love Away / 4. I Need You / 5. Another Girl / 6. You're Going To Lose That Girl / 7. Ticket To Ride // 8. Act Naturally [Johnny Russell, Voni Morrison] / 9. It's Only Love / 10. You Like Me Too Much / 11. Tell Me What You See / 12. I've Just Seen A Face / 13. Yesterday / 14. Dizzy Miss Lizzy [Larry Williams]

カバー2曲(8、14)、オリジナル12曲。


初CD化盤 プラケース

『Help!』 『Rubber Soul』 の2作もステレオ盤のミックスは適当で、片側のチャンネルだけにしか入っていない音が多かったが、初CD化の際にジョージ・マーティンの手によってリミックスされた。

全体に、左右片側に寄っていた音が多少中央に寄る(反対側のチャンネルにも響く)ようになり、ボーカルのエコーが強められた以外に、以下のような違いがある。
・「Another Girl」のイントロでボーカルの陰に聴こえていた残響音(ドラム・スティックによるカウント?)が消されている。
・「Ticket To Ride」はアナログ盤のステレオより2秒ほど長い
・「It's Only Love」は左チャンネルの音がより左になり、右チャンネルのギターは少し左に移動。またこれまで全てのバージョンで修正のため聴こえなくなっていたボーカル(2回目の「It's only love and…」の「only」の部分のダブル・トラックのズレのため、片方のボーカルを消去、さらに曲の最後の部分の声の震えを隠すためにフェイド・アウト処理されていた)が聴こえるようになった。
・「Tell Me What You See」はイントロで楽器の音が出る前にほんの一瞬、人の声のような音が聴こえるようになり(カウントの消し残り?)、中央にあったパーカッションが少し右に移動。
・「I've Just Seen A Face」は左チャンネルのギターがより左に移動。
・「Yesterday」はアナログ盤のステレオが 0:52 の「… something wrong / now I long for yesterday」の部分で「something」の「some」だけ大きく聴こえるようになっていたのを多少修正、さらにストリングスをより左に移動。
・「Dizzy Miss Lizzy」はアナログ盤のステレオに比べてボーカルにかなり強めのエコーが加えられている

アマゾン日本盤
1987.4.30 CP32-5325 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5755 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8505 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51115 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50505 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

初CD化の際のリミックス・ステレオをリマスターしたもの。

リミックス前の旧ステレオ・ミックスは2006年発売のボックス 『ザ・ビートルズ '65BOX』 で一部の曲が初CD化された後、2009年発売のボックス 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の中の 『Help!』 に、モノラル・ミックスと一緒に全曲収録された。ただしノイズなどが削除されており、アナログ時代のステレオと全く同じではない。
『ザ・ビートルズ '65BOX』 の方は特に修正などせずにキャピトル盤のアナログ・マスターのままCD化しているようである(英盤とは少し音色が違うが)。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71005 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71025 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71045 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71065 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54505 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60005 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76489 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76970 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78521 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78994 再発

Rubber Soul
日本盤CD 『ラバー・ソウル』


1965年の6作目。

1. Drive My Car / 2. Norwegian Wood(This Bird Has Flown) / 3. You Won't See Me / 4. Nowhere Man / 5. Think For Yourself / 6. The Word / 7. Michelle // 8. What Goes On / 9. Girl / 10. I'm Looking Through You / 11. In My Life / 12. Wait / 13. If I Needed Someone / 14. Run For Your Life 

今作以降は全曲オリジナル。


初CD化盤 プラケース

初CD化の際のリミックスで、全体に左右片側に寄っていた音が多少中央に寄る(反対側のチャンネルにも響く)ようになった以外に、以下のような違いがある。
・「You Won't See Me」はアナログ盤のステレオよりエンディングが少し短い。
・「Michelle」はアナログ盤のステレオのイントロで左チャンネルにかすかに聴こえた息を吐くような音が消されている。
・「What Goes On」はアナログ盤のステレオではイントロのギターが左右に広がって聴こえていたが、真ん中から一つの音で聴こえてくるようになった。
・「I'm Looking Through You」はアナログ盤のステレオのイントロで右チャンネルにあったノイズが消されている。
・「In My Life」はアナログ盤のステレオではイントロが左から右に広がって聴こえていたが、その広がりがせばめられた。また、歌い出す前にかすかに聴こえていた「息を吸う音」がカットされている。
・「Run For Your Life」はアナログ盤のステレオのイントロの右チャンネルのエコーが消され、間奏で聴こえたノイズも消されている。

アマゾン日本盤
1987.4.30 CP32-5326 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5756 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8506 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51116 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50506 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

初CD化の際のリミックス・ステレオをリマスターしたもの。

リミックス前の旧ステレオ・バージョンは2006年発売のボックス 『ザ・ビートルズ '65BOX』 で一部の曲が初CD化された後、2009年発売のボックス 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の中の 『Rubber Soul』 に、モノラル・ミックスと一緒に全曲収録された。ただしノイズなどが削除されており(例えば上記「Run For Your Life」の間奏のノイズや「You Won't See Me」の歌いだしで口を開ける音など)、アナログ時代のステレオと全く同じではない。
『ザ・ビートルズ '65BOX』 の方は特に修正などせずにキャピトル盤のアナログ・マスターのままCD化しているようである(英盤とは少し音色が違うが)。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71006 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71026 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71046 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71066 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54506 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60006 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76490 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76971 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78522
 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78995 再発

Revolver
日本盤CD 『リボルバー』


1966年の7作目。

1. Taxman / 2. Eleanor Rigby / 3. I'm Only Sleeping / 4. Love You To / 5. Here, There And Everywhere / 6. Yellow Submarine / 7. She Said She Said // 8. Good Day Sunshine / 9. And Your Bird Can Sing / 10. For No One / 11. Doctor Robert / 12. I Want To Tell You / 13. Got To Get You Into My Life / 14. Tomorrow Never Knows 


初CD化盤 プラケース

この作品以降はアナログ時代のステレオ・ミックスがそのまま生かされてCD化された。

アマゾン日本盤
1987.4.30 CP32-5327 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5757 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8507 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51117 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50507 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71007 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71027 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71047 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71067 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54507 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60007 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76491 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76972 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78523 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78996 再発


2022年リミックス盤 デジスリーブ

ジャイルズ・マーティンとサム・オケルによる新リミックス・ステレオ。

左の1枚ものの他に、アウトテイクなどを収録した複数のフォーマットで発売された。
詳細はこちらで。

アマゾン日本盤
2017.10.28 UICY-80210 5CD
2017.10.28 UICY-16125 1CD
2017.10.28 UICY-80211/2 2CD

Sgt. Pepper's Lonely Club Band
日本盤CD 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』


1967年の8作目。

1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band / 2. With A Little Help From My Friends / 3. Lucy In The Sky With Diamonds / 4. Getting Better / 5. Fixing A Hole / 6. She's Leaving Home / 7. Being For The Benefit Of Mr. Kite! // 8. Within You Without You / 9. When I'm Sixty Four / 10. Lovely Rita / 11. Good Morning Good Morning / 12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise) / 13. A Day In the Life


初CD化盤 プラケース

1987年のCD化はこのアルバムの発売20周年に合わせることが目的だった。

アルバムの最後に入っている意味不明の話し声はもともと英オリジナルLPのレーベルの周りの溝(針が最後に行き着く部分)に入っていたもので、自動で針が戻らないプレーヤーで再生するとエンドレスでかかり続けるという仕掛けだったが、CD化に際してはそれを再現しつつフェイドアウトするように編集されている。

アマゾン日本盤
1987.6.1 CP32-5328 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5758 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8508 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51118 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50508 ビートルズBOX (再々発) 内


【発売されなかった30周年記念盤】
発売30周年記念として1997年10月にリマスターボックスセットが発売される予定があり、日本盤の型番(TOCP-50333)まで決まっていたが、直前で発売中止になった。
見開き紙ジャケ、パーロフォン・レーベルのプリントされたディスク、ジャケットのドラムがデザインされたバッジ、28ページのブックレット、ポストカードなどがボックスに入った商品だった。
雑誌 『ノーウェア』 のVol.15(アマゾン)に商品写真の入った1ページ大の広告が載っている。


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71008 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71028 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71048 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71068 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54508 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60008 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76492 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76973 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78524 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78997 再発


2017年リミックス盤 デジスリーブ

ジャイルズ・マーティンとサム・オケルによる発売50周年記念リミックス・ステレオ。
オリジナルのモノラル・ミックスをステレオ化するというコンセプトでミックスされている。

左の1枚ものの他に、アウトテイクなどを収録した複数のフォーマットで発売された。
詳細はこちらで。

アマゾン日本盤
2017.5.26 UICY-78342 Blu-ray + DVD + 4CD
2017.5.26 UICY-15602 1CD
2017.5.26 UICY-15600/1 2CD
2019.10.2 UICY-79018 再発 1CD
2019.10.2 UICY-79019/20 再発 2CD

Magical Myatery Tour
日本盤CD 『マジカル・ミステリー・ツアー』


1967年の9作目。

1. Magical Mystery Tour / 2. The Fool On The Hill / 3. Flying / 4. Blue Jay Way / 5. Your Mother Should Know / 6. I Am The Walrus // 7. Hello, Goodbye / 8. Strawberry Fields Forever / 9. Penny Lane / 10. Baby, You're A Rich Man / 11. All You Need Is Love

もともとイギリスでは前半の6曲のみがアナログEP2枚組の体裁で発売された。
アメリカではその6曲をA面に配し、この時期のシングル曲でアルバムに収録されていなかった5曲をB面に収録したLPとして発売された。

その後の年月を経て、EPという仕様が廃れたことと、アメリカ盤の内容が消費者にとって非常に便利なものだったことで、アメリカ盤の方がオリジナル・アルバム的な扱いを受けるようになった。

そして結局アメリカ盤の内容のままCD化され、本当にオリジナル・アルバムに昇格することになった。


初CD化盤 プラケース

アナログ時代は疑似ステレオだった「Penny Lane」「Baby, You're A Rich Man」「All You Need Is Love」はステレオ・ミックスに差し替え。

また、「I Am The Walrus」や「Strawberry Fields Forever」など、イギリスで流通していたものと微妙に違うバージョンだった曲は「全世界統一バージョン」に差し替えられている。

アマゾン日本盤
1987.9.22 CP32-5334 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5764 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8514 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51124 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50514 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。初CD化盤と同じミックスを使用。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71009 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71029 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71049 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71069 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54509 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60009 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76493 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76974 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78525 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78998 再発

The Beatles
日本盤CD 『ザ・ビートルズ』


1968年の10作目。2枚組。

【Disc 1】
1. Back In The U.S.S.R. / 2. Dear Prudence / 3. Glass Onion / 4. Ob-La-Di, Ob-La-Da / 5. Wild Honey Pie / 6. The Continuing Story Of Bungalow Bill / 7. While My Guitar Gently Weeps / 8. Happiness Is A Warm Gun // 9. Martha My Dear / 10. I'm So Tired / 11. Blackbird / 12. Piggies / 13. Rocky Raccoon / 14. Don't Pass Me By / 15. Why Don't We Do It In The Road? / 16. I Will / 17. Julia

【Disc 2】
1. Birthday / 2. Yer Blues / 3. Mother Nature's Son / 4. Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey / 5. Sexy Sadie / 6. Helter Skelter / 7. Long, Long, Long // 8. Revolution 1 / 9. Honey Pie / 10. Savoy Truffle / 11. Cry Baby Cry / 12. Revolution 9 / 13. Good Night

真っ白なので、通称「ホワイト・アルバム」。


初CD化盤 プラケース

アナログ盤に付いていたポスターと4人のポートレートはブックレットに印刷された。

アマゾン日本盤
1987.8.24 CP25-5329/30 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5759/60 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8509/10 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51119/20 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50509/10 ビートルズBOX (再々発) 内
1998.11.28 TOCP-65200/1 30周年記念紙ジャケ [写真]


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

ポスターは縮小されブックレットとは別に付属。4人のポートレートはジャケット内側に掲載。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71010/1 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71030/1 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71050/1 MONO BOX内
2010.12.22 TOCP-71070/1 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54510/1 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60010/1 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76494 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76975/6 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78526/7 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2の再発は無し


2018年リミックス盤 デジスリーブ

ジャイルズ・マーティンとサム・オケルによる発売50周年記念リミックス・ステレオ。

左の3枚組の他に、アウトテイクなどを収録した複数のフォーマットで発売されたが、アルバム本編のみの2枚組では出なかった。
詳細はこちらで。

アマゾン日本盤
2018.11.9 UICY-78856 Blu-ray + 6CD
2018.11.9 UICY-78857〜9 3CD

Yellow Submarine
日本盤CD 『イエロー・サブマリン』


1969年の11作目。

1. Yellow Submarine / 2. Only A Northern Song / 3. All Together Now / 4. Hey Bulldog / 5. It's All Too Much / 6. All You Need Is Love // 7. Pepperland / 8. Sea Of Time / 9. Sea Of Holes / 10. Sea Of Monsters / 11. March Of The Meanies / 12. Pepperland Laid Waste / 13. Yellow Submarine In Pepperland

映画 『イエロー・サブマリン』 のサントラ盤として出たもので、半分はジョージ・マーティン作曲のインスト(ただしこれは映画に使用されたサントラ音源ではなく、このアルバムのために再録音されたもの)。

ビートルズの6曲のうち、純粋な新曲は2〜5の4曲。


初CD化盤 プラケース

「Only A Northern Song」はアナログ盤同様疑似ステレオで収録。
2009年リマスター盤ではモノラル・ミックスに差し替わっており、疑似ステレオ・バージョンはCDではこれでしか聴けない。

アマゾン日本盤
1987.8.24 CP32-5331 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5761 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8511 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51121 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50511 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

ただし疑似ステレオだった「Only A Northern Song」はモノラル・ミックスに差し替え。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71012 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71032 リマスター盤ビートルズBOX内
2010.12.22 TOCP-71072 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54512 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60012 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76496 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76977 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78528 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-78999 再発

Let It Be
日本盤CD 『レット・イット・ビー』


1970年発売の13作目にしてラスト・アルバム。

1. Two Of Us / 2. Dig A Pony / 3. Across The Universe / 4. I Me Mine / 5. Dig It / 6. Let It Be / 7. Maggie Mae [traditional] // 8. I've Got A Feeling / 9. One After 909 / 10. The Long And Winding Road / 11. For You Blue / 12. Get Back

1969年1月に行われた「ゲット・バック・セッション」で録音されながら、お蔵入りになりそうだった音源を中心にまとめ、映画 『レット・イット・ビー』 の公開に合わせて発売された。

(収録曲の録音日などについて、当HPの「ゲット・バック・セッション」のページの「アルバム 『レット・イット・ビー』 分析」で触れています)


初CD化盤 プラケース

アマゾン日本盤
1987.10.19 CP32-5333 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5763 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8513 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51123 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50513 ビートルズBOX (再々発) 内


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71014 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71034 リマスター盤ビートルズBOX内
2010.12.22 TOCP-71074 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54514 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60014 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76498 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76979 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78530 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-79000 再発


2021年リミックス盤 デジスリーブ

ジャイルズ・マーティンとサム・オケルによる発売50周年記念リミックス・ステレオ。

左の1枚ものの他に、アウトテイクなどを収録した複数のフォーマットで発売された。
詳細はこちらで。

アマゾン日本盤
2021.10.15 UICY-79760 Blu-ray + 5CD
2021.10.15 UICY-16032 1CD
2021.10.15 UICY-16030/1 2CD

Abbey Road
日本盤CD 『アビイ・ロード』


CP32-5332


CP35-3016


1969年の12作目にして実質的なラスト・アルバム。

1. Come Together / 2. Something / 3. Maxwell's Silver Hammer / 4. Oh! Darling / 5. Octopus's Garden / 6. I Want You(She's So Heavy) // 7. Here Comes The Sun / 8. Because / 9. You Never Give Me Your Money / 10. Sun King / 11. Mean Mr. Mustard / 12. Polythene Pam / 13. She Came In Through The Bathroom Window / 14. Golden Slumbers / 15. Carry That Weight / 16. The End / 17. Her Majesty

さんざんな結果に終った「ゲット・バック・セッション」の反省をふまえ、ジョージ・マーティンの全面的な協力の下に制作。

発売は 『Let It Be』 より先になった。


初CD化盤 プラケース

アマゾン日本盤
1987.10.19 CP32-5332 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5762 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8512 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51122 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50512 ビートルズBOX (再々発) 内


【本当の初CD化盤】
このアルバムは1983年5月21日に日本だけでCD化されたが、EMI からのクレームで回収されている。
これは以下のような事情だったらしい。

1983年、CD発売が軌道に乗り始めた東芝EMI が目玉商品としてビートルズのCD化を企画、第一弾としてこのアルバムの発売を英EMI に打診 → イギリスでは当時まだ日本ほどCDが普及しておらず、その重要性を理解していなかった英EMI はあっさり了承 → 日本での発売後、このCDがイギリスに流れ、マニアの間で話題に → 市場が乱される恐れを感じた英EMI は一度出した許可を取り消し、回収を求めた

アマゾン CP35-3016 初回販売分はシール [写真]、途中からオビ [写真]


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

ノイズ除去などを施したステレオ・ミックス。

「CDエキストラ」仕様でアルバムの短いメイキング・ドキュメンタリー映像を収録。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71013 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71033 リマスター盤ビートルズBOX内
2010.12.22 TOCP-71073 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54513 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60013 再発 / 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76497 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76978 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78529 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2の再発は無し


2019年リミックス盤 デジスリーブ

ジャイルズ・マーティンとサム・オケルによる発売50周年記念リミックス・ステレオ。

左の1枚ものの他に、アウトテイクなどを収録した複数のフォーマットで発売された。
詳細はこちらで。

アマゾン日本盤
2019.9.27 UICY-79050 Blu-ray + 3CD
2019.9.27 UICY-15850 1CD
2019.9.27 UICY-79051/2 2CD

Past Masters Vol.1
日本盤CD 『パスト・マスターズVol.1』


1988年、CDで初登場した編集盤。プラケース。

1. Love Me Do リンゴがドラム / 2. From Me To You / 3. Thank You Girl / 4. She Loves You / 5. I'll Get You / 6. I Want To Hold Your Hand / 7. This Boy / 8. Komm, Gib Mir Deine Hand / 9. Sie Liebt Dich / 10. Long Tall Sally [Enotris Johnson, Robert Blackwell, Richard Penniman] / 11. I Call Your Name / 12. Slow Down [Larry Williams] / 13. Matchbox [Carl Perkins] / 14. I Feel Fine / 15. She's A Woman / 16. Bad Boy [Larry Williams] / 17. Yes It Is / 18. I'm Down

カバー4曲(10、12、13、16)、残りはオリジナル。

シングルのみで出た曲や、バージョン違いでこれだけは聴くべきという曲を集めたアルバムのパート1(デビュー〜1965年まで)。
初期の7曲(1〜5、8、9)以外はすべてステレオで収録されており、ここで初めてステレオ・ミックスが聴けた曲もある。

アマゾン日本盤
1988.3.7 CP32-5601 初CD化 赤オビ / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5765 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8515 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51125 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50515 ビートルズBOX (再々発) 内
2007.10.31 TOCP-54005 ヘルプ!DVD発売キャンペーン再発 [写真]


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

『Vol.1』 と 『Vol.2』 の2枚組で商品化。

モノラル・ミックスは 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の中の 『Mono Masters』 にまとめられたので、旧盤でモノラルだった曲のうち、「From Me To You」「Thank You Girl」「Komm, Gib Mir Deine Hand」「Sie Liebt Dich」がステレオ・ミックスでの収録になっている。

アマゾン日本盤
2009.9.9 TOCP-71015/6 2009リマスター
2009.9.9 TOCP-71035/6 リマスター盤ビートルズBOX内
2009.9.9 TOCP-71052/3 MONO BOX内の 『モノ・マスターズ』
2010.12.22 TOCP-71075/6 リマスター盤ビートルズBOX (再発) 内
2011.12.14 TOCP-54515/6 再発 / 2013.6.19に期間限定再発でオビ変更
2013.11.6 TYCP-60015/6 再発 2016.6.29に来日50th記念で映画 『Eight Days A Week』 割引券付オビに変更
2014.6.25 UICY-76499/500 再発 日本デビュー50th記念
2014.12.17 UICY-76980/1 紙ジャケ / 2015.4.15にアンコール・プレス
2017.12.6 UICY-78531/2 紙ジャケ (再発) オビをもう1枚追加
2019.10.2 UICY-79001/2 再発

Past Masters Vol.2
日本盤CD 『パスト・マスターズVol.2』


1988年、CDで初登場した編集盤。プラケース。

1. Day Tripper / 2. We Can Work It Out / 3. Paperback Writer / 4. Rain / 5. Lady Madonna / 6. The Inner Light / 7. Hey Jude / 8. Revolution / 9. Get Back [single version] / 10. Don't Let Me Down / 11. The Ballad Of John And Yoko / 12. Old Brown Shoe / 13. Across The Universe [stereo 'bird' version] / 14. Let It Be [single version] / 15. You Know My Name(Look Up The Number)

シングルのみで出た曲や、バージョン違いでこれだけは聴くべきという曲を集めたアルバムのパート2(1966年〜解散まで)。

ステレオ・ミックスの存在しない「You Know My Name」のみモノラル。

アナログ時代はここに入っている曲をすべて揃えるには何枚もアルバムやシングルを買わなければならなかったが、この2巻で基本的なナンバーはコンプリートできる。

アマゾン日本盤
1988.3.7 CP32-5602 初 初回プレスのみ白オビ [写真]、再プレスから赤オビに変更 [写真] / 1992年にデビュー30th記念の黒オビに変更
1988.12.28 CP25-5766 ビートルズBOX内
1995.6.28 TOCP-8516 ビートルズBOX (再発) 内
1998.3.11 TOCP-51126 再発 白オビ
1998.3.18 TOCP-50516 ビートルズBOX (再々発) 内
2007.10.31 TOCP-54006 ヘルプ!DVD発売キャンペーン再発


2009年リマスター盤 デジスリーブ/紙ジャケット

『Vol.1』 と 『Vol.2』 の2枚組で商品化。

『Vol.2』 の旧盤と同じ音源のリマスター。

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2009リマスター以降の関連ボックス

The Beatles
日本盤CD 『ザ・ビートルズ BOX』


日本盤


輸入盤


2009年リマスター盤のオリジナル・アルバムと 『Past Masters』 の全16枚のCDを箱に入れたもの。

バラ売り版に「CDエキストラ」仕様で収録されている映像が1枚のDVDにまとめられ、オマケとして付く(「CDエキストラ」もDVDも、日本語字幕が付くのは日本盤のみ)。
このボックスに入っているCD自体は単品発売のものと同じなので、「CDエキストラ」の映像も入っている。

日本盤ボックスの各アルバムと日本盤単品発売分との違いは、「オビ」の有無(といっても昔のLPの復刻オビではなく、CD用の新しいオビ)。また、初回生産分以降はボックス内の各アルバムも通常のプラケースになるという情報が流れたが、発売元のサイトには今のところ特にそういうアナウンスはない。

ボックスのCDはバラ売りのものとは型番が違うが、DVD以外にボックスのみに付く付属品はなく、ただCDとDVDを箱に詰めただけ。ボックス専用のブックレットはなく、バラ売りと同じ個々の作品ごとのブックレット(日本盤は日本語解説も)が付いている。

↓その後日本盤は2010年12月22日に定価を下げ(35,800円 → 27,000円)、期間限定で再発された。型番とオビの変更(黒→赤)以外、仕様の変更はない。
アマゾン 期間限定価格盤 

The Beatles in Mono
日本盤CD 『ザ・ビートルズ MONO BOX』


日本盤


輸入盤


2009年リマスターのモノラル盤のセット商品。バラ売りはされず。
『Please Please Me』 から 『The Beatles(ホワイト・アルバム)』 までの10作のと、それらに含まれないアルバム未収録曲のモノラル・バージョンを集めた2枚組 『Mono Masters』 の11作13枚を収録。
ただし、『Help!』 と 『Rubber Soul』 にはアナログ時代の旧ステレオ・ミックスも追加収録。
アナログ時代には 『Yellow Submarine』 もモノラル盤が出たが、音の方は単にステレオ・ミックスをモノラルにしただけのものだったためか、今回は無視された。

こちらのジャケットはイギリス・オリジナル・アナログ盤を再現した日本製作の紙ジャケットになっている(『Magical Mystery Tour』 のみアメリカ・アナログ盤をもとに紙ジャケ化)。

『Mono Masters』のうちの1枚目はこれまでに出ていた 『旧・Past Masters Vol.1』 と同じ曲のモノラル・バージョンを収録。 2枚目は 『旧・Past Masters Vol.2』 からモノラル・ミックスの存在しない3曲( The Ballad Of Jhon And Yoko / Old Brown Shoe / Let It Be )をカットする代わりに、アルバム 『Yellow Submarine』 収録の4曲のモノラル・バージョンを追加している。
この 『Yellow Submarine』 の4曲と「Across The Universe」については、録音当時に作られていながら、きちんと発表されていなかったモノラル・ミックスが収録されている。
また、「Love Me Do」や「She Loves You」など数曲は 『Past Masters』 にも 『Mono Masters』 にもモノラル・バージョンで収録されているが、それぞれリマスタリングが違う。

日本盤と輸入盤、どちらも日本製だが、
1.日本盤は外箱にオビが付いている(各ディスクにはなし)
2.日本盤は200ページの日本語解説書を入れるスペースを取るため箱の奥行きが長い(高さは同じ)
という2点が違う。
日本盤も輸入盤も各アルバムはそれぞれ糊で封ができるビニール袋に入れられており、中のディスクもビニールの保護袋に入っている、という完全日本仕様(笑)。
英文解説書はケヴィン・ハウレットによるビートルズのモノラル盤についての概説と 『Mono Masters』 の収録曲ごとの解説が掲載されている。これはモノ・ボックス用に執筆されたもの。

この商品は「完全初回生産限定盤」と銘打って発売されたが、結局2009年12月16日に「アンコール・プレス」として再生産された。
アンコール・プレスは箱についているオビの地の色が白から黒に変わり、「完全初回生産限定盤」の表記が「アンコール・プレス」に変わっている(型番も含め、それ以外は全く同じもの)。

HMV の 『The Beatles in Mono』 のページに、国内/輸入ボックスの仕様の違いが表形式で記載されている。

各曲のバージョン違いの内容については当HP内のこちらのページをご覧下さい。

The Beatles (USB)
日本版 『ザ・ビートルズ BOX』


日本版


輸入版


2009年12月7日(北米時間で12月8日)発売。全世界で3万セット限定。日本版(TOZU-50001)は12月16日発売で、税込定価38,740円。

りんご型のケースに差し込まれているUSBメモリに以下のコンテンツを収録(WindowsとMac 両方に対応)。
■リマスターされたステレオ・バージョンの全曲
 (CDをしのぐFLAC 44.1Khz 24 bitフォーマットとMP3 320Kbpsフォーマットの2種類で収録)
■ドキュメンタリー映像
 (ステレオ・ボックス付属のDVDおよび単体CD13タイトルに収録されていたものと同一内容)
■オリジナルUKアルバム・アートのデータ
■レア・フォトを含むアルバム・ライナーノーツのデータ

たてよこ8.8cm、深さ6cmのボックスにりんご型のケースごと収納されている。

日本版はいわゆる「輸入盤国内仕様」で、直輸入品の外装に日本語表記のステッカーなどを貼ったもの。もとの商品にブックレットなどは付かないので(数枚のインサートは付く)、日本版も付属品なし。

アナログ・ボックス


日本盤
輸入盤


日本盤
輸入盤


日本盤
輸入盤


ステレオLPボックス
2012年11月12日(英)、13日(米)、14日(日)発売。2009年リマスター音源(ステレオ・ミックス)を使用したアナログ盤。
180グラム重量盤。同時に単品でも発売。ボックスは全世界5万セット限定で、ハードカバー252ページの本が付いている。

ジャケットは発売当時のオリジナル盤に近付けた作りで、『Sgt. Peppers』 や 『The Beatles』 などのオマケも復刻されている。

米国向けと全世界向けで分けてプレスされ、日本盤はEU生産のものを使った「輸入盤国内仕様」で、日本語解説付き。

日本盤に付くオビは、2009年のリマスターCDのオビと同じようなデザインで、単品だけでなく、ボックスにも14枚のオビがまとめて同梱されている(ボックス用のオビには「LP BOX」の文字が入っていたり、価格の表記がないなど、単品のものとは微妙に違う)。

2009年リマスター音源を使用しているが、単にデジタル音源をアナログにカッティングしただけという作業方法で、イコライジング処理が目立つなど、音にうるさいファンからは不評だった。


モノラルLPボックス
2014年9月8日(英)、9日(米)、10日(日)発売。ステレオLPボックスの不評を踏まえ、2009年リマスター音源ではなく、アナログ・マスター・テープから新たにカッティングしたアナログ盤(なので2009年リマスター音源とは異なる)。
180グラム重量盤。全11作を収めたボックスと単品で発売(単品の発売は海外のみ)。ボックスにはハードカバー108ページの本が付いている。

4分の1インチのマスター・テープから、アビイ・ロード・スタジオでデジタル技術を使用せずにカッティング。1960年代のモノラル盤のファースト・プレスと、当時のカッティング・エンジニアたちによるトランスファーの詳細な注記を参考に、1960年代に使われていたのと全く同じ手順が用いられた。

ジャケットは発売当時のオリジナル盤に近付けた作りで、『Sgt. Peppers』 や 『The Beatles』 などのオマケも復刻されている。

日本盤は商品自体は輸入盤を使った「輸入盤国内仕様」で、日本語解説付き。

日本盤ボックスに付くオビは、日本初回盤LPに付いていたオビをイメージした復刻オビで、11枚のオビがまとめて同梱されている。
ただし、『Please Please Me』 『With The Beatles』 の日本初回盤はタイトルを変えて出されたので、同梱されているようなオビは存在しないし、『A Hard Day's Night』 は長さの短い「半掛けオビ」でタイトルも 『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』 だったが、同梱されているのは普通の巻き付けタイプのオビでタイトルも 『ハード・デイズ・ナイト』 になっている。


アナログ・シングル・ボックス
2019年11月22日発売。ビートルズがイギリスで出した全シングルを収めたアナログ7インチ・ボックス。付属の40ページブックレットに写真やケヴィン・ハウレットの解説等を掲載。

1962年の「Love Me Do」から1970年の「Let it Be」までの22枚に、ボックス限定として「Free As A Bird / Real Love」の両A面シングルを収録。

これまでにも同様の商品がアナログやCDで出ているが、今回はディスクが1960年代当時の世界各国のピクチャー・スリーブを復刻したものに入っている(当時のイギリスではシングル盤のピクチャー・スリーブは一般的でなく、「Strawberry Fields Forever」と「Let It Be」の2枚しか存在しない)。

アビイ・ロード・スタジオのショーン・マギーがオリジナルのモノラルおよびステレオのマスター・テープからマスタリング及びカッティングを行った最新リマスター音源で収録(なので2009年リマスター音源とは異なる)。

日本盤のみ英文ライナー翻訳・歌詞対訳付。


アマゾン日本盤  ステレオ  モノラル  シングル
アマゾン輸入盤  ステレオ  モノラル  シングル

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初CD化盤関連ボックス

The Beatles(Box Set)
日本盤CD 『ザ・ビートルズ CDボックス』


木製BOX


オリジナル・アルバムと 『Past Masters』 の全16枚のCDを箱に入れたもの。

プラスチックのシャッターのついた木製の箱に、単品のCDからオビを取ったものをつめたもの(個々の型番はこのボックス用のものがつけられている)。このボックス用に作られた60ページの英文ブックレットと80ページの日本語解説書が付属しているが、一気に揃えられるという以外はあまり魅力がない。

↓海外では最初から木箱の仕様だったが、日本で最初に発売されたもの(1988年12月28日発売、CP25-5751〜66)は厚紙でできた簡易型ボックス(正面に観音開きの扉がある)だった。

CD Singles Collection
日本盤CD 『CDシングルコレクション』


5インチCD


3インチCD


ビートルズの出したシングルを集めたCDボックス。22枚組。

日本盤はまず1982年にアナログ・シングル・ボックスとして発売。1989年12月20日に今はほとんど見かけなくなった3インチCDのボックスとして発売。さらに1993年3月24日に通常の5インチCDのボックスとして新装発売。

ビートルズのシングルは末期の3枚以外はすべてモノラル盤でしか出なかったので、このCDボックスではそれを忠実に守っている(アナログ・ボックスは基本的にステレオ・バージョンだった)。その結果ステレオ・バージョンとは微妙に違いのある曲が何曲か収録されることになった。

ほとんどはたいした違いではないのだが、「Help!」だけはジョンのボーカルが全く違う(ステレオ・バージョンより頼りない)ので一聴に値する(単品で3インチCDシングルとしても発売されていた)。

ここに収録されたモノラル・バージョンは2009年発売の限定ボックス・セット 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 でも聴ける。

ジャケットはすべてピクチャー・スリーブになっているが、実際に発売当時にピクチャー・スリーブだったのは 『Strawberry Fields Forever / Penny Lane』 と 『Let It Be / You Know My Name』 の2枚だけで、残りは1982年のアナログ・ボックス発売の際に作られたもの。

【1982年のアナログ・ボックスの英盤と日本盤の違い】
英盤 : オリジナル・シングル通りのモノラル音源を使用
日本盤 : モノラルや疑似ステレオしかないものを除きステレオ音源を使用(日本側ですぐに揃えられるマスターを使用した?)
※オリジナル・シングル22枚に加え、解散後にイギリスで発売されたシングル4枚と、さらにオマケとして 『Love Me Do / P.S. I Love You』 のピクチャー・ディスクが付いていたのはどちらも同じ

左の商品は、上が93年発売の5インチCDボックス、下が89年発売の3インチCDボックス。


各曲のバージョン違いの内容については当HP内のこちらのページをご覧下さい。

Compact Disc E.P. Collection
日本盤CD 『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』


5インチCD


アナログ時代のEP盤(片面2曲の計4曲入りの7インチ・アナログ盤で、シングル盤とは区別され、コンパクト盤とも呼ばれていた)の英国オリジナル盤を集めたもの。

日本盤はまず1981年にアナログEP・ボックスとして発売。1992年6月12日に5インチCDのボックスとして発売。

1963年から66年までに出たEP12枚と、『Magical Mystery Tour』 のモノラル盤/ステレオ盤の2枚に、ボーナス・ディスク 1枚の全15枚組。
ジャケットは紙ジャケで、『Magical Mystery Tour』 はオリジナル通りの見開き+とじ込みブックレット仕様(といっても最近の日本製紙ジャケほどのクォリティではないが)。

やはりステレオ・バージョンとは微妙に違うモノラル・バージョンが何曲かあるが(2009年発売の限定ボックス・セット 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 でも聴ける)、それよりもここでの聴きものはボーナス・ディスクに入っているポールのカウントつきの「She's A Woman」。
まぁ、頭に「ワン、ツー、スリー、フォー」ってのがくっついただけなんですが…。

ちなみにこのボーナス・ディスクはアナログ時代にステレオ・バージョンが発売されていなかった曲をステレオで4曲(The Inner Light/Baby, You're A Rich Man/She's A Woman/This Boy)収録するという企画のディスクだった。
現在は「Baby, You're A Rich Man」は 『Magical Mystery Tour』 に、残りの3曲は 『Past Masters』 にすべてステレオで収録されているのだが、そちらの「She's A Woman」はカウントなしバージョンのため、「ワン、ツー、スリー、フォー」を聴くにはこのボックスを買うしかない。

【1981年のアナログ・ボックスの英盤と日本盤の違い】
◎英盤 : オリジナルEP通りのモノラル音源を使用/ただし 『Magical Mystery Tour』 のみステレオ音源で、ジャケットはオリジナル通り他のEPより一回り大きい/ディスクは普通の黒/45回転
◎日本盤 : ステレオをそのままモノラルにしたものを使用/ただし 『Magical Mystery Tour』 のみイギリスから取り寄せたオリジナル・モノラル音源で、ジャケットは他のEPと同じ大きさ/ディスクは赤のカラー・レコード/33 1/3回転
※ボーナス・ディスクの4曲のうち、「This Boy」は擬似ステレオだったのはどちらも同じ(CDになってリアル・ステレオで収録された)。


各曲のバージョン違いの内容については当HP内のこちらのページをご覧下さい。

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