ザ・ビートルズ・アンソロジー |
DVD
1stプレス
DVD
2hdプレス
レーザーディスク
BOX
VHS
BOX
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1995年放送のTV特番のソフト化。 1996年発売のビデオ・LDは全8巻で、バラ売り(2巻ずつの4セット)とボックスで販売。2003年発売のDVDは5枚組ボックスのみ。
パート1から8まで79分+72分+73分+70分+71分+70分+75分+82分、DVDの特典81分
ビートルズのインタビューを中心にビートルズの歴史をふり返る「ビートルズによるビートルズ」。
TV版をさらに倍以上の長さにしたのがビデオ・LD版で、DVDボックスにはさらに特典ディスクが付いた
(全編の収録内容については当HPの『アンソロジー』インデックスのページで)。
DVD化に際して、映像はノイズ除去や色彩補正処理が施され、音声はDTS5.1chサラウンドにするためのリミックスが行われている。
■全体に、ビデオ・LDのステレオは擬似ステレオっぽい感じだったが、DVDでは分離度のあがったクリアなステレオになっている。また、モノラルだったものがステレオになっている曲も多い。
■収められている音源のうち、レコードで発表された「公式ナンバー」については、ビデオ・LDでは基本的に「全世界統一バージョン(初CD化マスター)」に準じているものが多かったが、DVDではかなり自由にリミックスされており、
ステレオの音の定位が変えられたりしている(冒頭の「In My Life」をヘッドホンで聴くだけでも違いがわかるはず)。 ■「I Am The
Walrus」はこれまで擬似ステレオかモノラルだった後半部分がステレオ化されている(ジョンのボーカルがよりクリアに聴こえる)。
■「Hello Goodbye」には3度ある「Oh
No〜」の前に全て「Oh(Hello?)」というコーラスが加えられている(ビデオ・LDでは3回目のみ)。 ■「Don't Let Me
Down」では、アップル・ビルの下からの場面に流れる演奏がビデオ・LDよりさらに遠くに聴こえるようにミックスされている。 ■「The
Ballad Of John And Yoko」ではエンディングでジョンのハミングがかすかに聴こえる。
参考 :
このリミックスについて海賊盤販売店のサイトに出た検証記事
DVDの収録音声はリニアPCMステレオ2ch&モノ/ドルビー・デジタル5.1ch/DTS5.1ch。
アマゾン ■DVD ファースト・プレス(TOBW-3101〜5、赤のオビ) セカンド・プレス(TOBW-3201〜5、緑のオビ) オビ以外に、外箱の紙の厚さが多少違うらしい ■レーザーディスク 8枚組ボックス ビートルズのロゴの入った腕時計が2個付いていた ■VHSビデオ 8巻組ボックス(腕時計2個付)とバラ売り(2巻ずつで4セット)で販売 ボックス 1&2巻 3&4巻 5&6巻 7&8巻
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1
/ 1+ |
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2015年発売。 2000年のベスト盤 『1』
のリミックス再発にあたり、収録曲のミュージックビデオを収録したDVD/ブルーレイとのセットなど、以下の全8フォーマットで発売された。
1.CDのみ
/ 2.アナログLP2枚組 / 3.ブルーレイ1枚のみ /
4.DVD1枚のみ / 5.CD+ブルーレイ1枚 /
6.CD+DVD1枚 7.CD+ブルーレイ2枚 /
8.CD+DVD2枚 →
この2つは映像ディスクが1枚多いので、『1+』(ワン・プラス)という商品名
DVD/ブルーレイの1枚目はベスト盤 『1』
と同じ全27曲の映像を収録。2枚目(特典ディスク)には別バージョンのクリップやベスト盤 『1』
に未収録の曲を収録。 レコード・バージョンと同じ音を使っているものはCD版の 『1』
と同じリミックス音源が使われており、ディスク2の収録曲もリミックスされている(「Free As A Bird」と「Real
Love」はジェフ・リン、それ以外はジャイルズ・マーティンによる)。
収録音声はリニアPCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1ch/DTS5.1ch。
■DVD/ブルーレイ収録曲 【ディスク1】 1.
Love Me Do / 2. From Me To You / 3. She Loves You / 4. I Want To Hold Your
Hand / 5. Can't Buy Me Love / 6. A Hard Day's Night / 7. I Feel Fine (1) /
8. Eight Days A Week / 9. Ticket To Ride / 10. Help! / 11. Yesterday / 12.
Day Tripper (1) / 13. We Can Work It Out (1) / 14. Paperback Writer
(1) / 15. Yellow Submarine / 16. Eleanor Rigby / 17. Penny Lane / 18. All
You Need Is Love / 19. Hello, Goodbye (1) / 20. Lady Madonna / 21. Hey
Jude (1) / 22. Get Back (1) / 23. The Ballad Of John And Yoko / 24.
Something / 25. Come Together / 26. Let It Be / 27. The Long And Winding
Road ◎特典 ・ポール・マッカートニーの音声解説 Peny Lane / Hello, Goodbye / Hey
Jude ・リンゴ・スターの曲紹介映像 Peny Lane / Hello, Goodbye / Hey Jude / Get
Back
【ディスク2】 1. Twist And Shout / 2. Baby It's You / 3. Words Of
Love / 4. Please Please Me / 5. I Feel Fine (2) / 6. Day Trpper (2) / 7.
Day Trpper (2) / 8. We Can Work It Out (2) / 9. Paperback Writer (2) / 10.
Rain (1) / 11. Rain (2) / 12. Strawberry Fields Forever / 13. Within You
Without You / Tomorrow Never Knows / 14. A Day In The Life / 15. Hello,
Goodbye (2) / 16. Hello, Goodbye (3) / 17. Hey Bulldog / 18. Hey Jude (2)
/ 19. Revolution / 20. Get Back (2) / 21. Don't Let Me Down / 22. Free As
A Bird / 23. Real Love ◎特典 ・ポール・マッカートニーの音声解説 Strawberry Fields
Forever
収録された映像についての詳細はこちらで また、リミックス内容については編集盤のページのリンク先を参照下さい
アマゾン ブルーレイ1枚のみ DVD1枚のみ CD+ブルーレイ1枚 CD+DVD1枚 CD+ブルーレイ2枚 CD+DVD2枚
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ビートルズがやって来る
ヤァ!ヤァ!ヤァ!(ハード・デイズ・ナイト) |
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1984年日本初ソフト化版
1964年のビートルズ映画1作目。90分。 1984年ポニーキャニオンから日本での最初のソフト化(ビデオ・LD) → その後数回廉価再発 左の写真は廉価再発のレーザーディスク。
本編が「I'll Cry
Instead」から始まる(1982年の再公開時に加えられた)。 画面は4:3のスタンダード・サイズ。
この日本初ソフト化版の音声はオリジナルのモノラル音声を擬似ステレオ化したもの。
現在CDで聴けるモノラル・バージョンと基本的には同じだが、「Tell Me
Why」だけはCDのモノラル・バージョンとも違う(ステレオでダブル・トラックになっているジョンのボーカルのうち、映画とCDはそれぞれ違う方のボーカルを使ったシングル・トラックになっている)。また、「And
I Love Her」は米盤アルバム 『Something New』
に収録されている方のモノラル・バージョン(ポールのボーカルが一部を除いてシングル・トラック)。
アマゾン VHS レーザーディスク
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DVD
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1995年「決定版」
1995年ビデオアーツから「決定版」ビデオ・LD発売 → 1996年「決定版」の[ビデオCD]化 → 1998年「決定版」のDVD化(左の商品)
本編が「I'll
Cry
Instead」から始まる(1982年の再公開時に加えられた)。 画面は4:3のスタンダード・サイズ。
1995年の「決定版」からは4つの特典映像が追加された
(アメリカの「クライテリオン・コレクション」シリーズのLDの特典映像に、さらに4を追加)。 1.1982年再公開時の予告編 2分24秒
2.リチャード・レスター・インタビュー(映画制作当時のもの) 3分25秒 3.レスターの短編映画 『The Running
Jumping And Standing
Still』 10分48秒 4.ショウビズ・アワード授賞式(ニュース映像、1964/3/19) 4分20秒
この「決定版」ではすべての曲がステレオ・バージョンに差し替えられている。 「決定版」の「I'll
Cry
Instead」は、「ワンコーラス長いアメリカ用モノラル・バージョンを真似て、ステレオ・バージョンの音源を使って作り直したもの」で、ここでしか聴けない。 画質は「決定版」の方が良い。
左のDVDは日本だけで出たもので、「決定版」と同内容(特典映像も含む)だが、ビデオやLDのマスターをそのままDVDにしただけ(日本語字幕は消せない)。ビデオやLDの方が安く買えるかも。
アマゾンの検索結果 → ビートルズがやってくる「決定版」
海外では1997年にMPIからアップル・マークの付いた正規盤として初DVD化された。映像はスタンダード・サイズで、新たにリマスターされ、音声は「決定版」と同じステレオ・バージョンで収録されており、「決定版」の特典映像に加えて64年のニュース映像がもう1本(64年2月の訪米についての「Beatlemania
Grips Gotham」)追加されている。 アマゾン 1997年米盤DVD |
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DVD
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2001年リマスター盤
2001年発売のDVD。88分。邦題が「ハード・デイズ・ナイト」に改められた。
2000年に再公開されたリマスター版のDVD化で、冒頭の「I'll
Cry
Instead」はカット。
画面サイズは1.66:1のヨーロピアン・ビスタ・サイズを16:9(=1.78:1)のワイド・サイズにスクイーズ収録しており(左右に少し黒味が出る)、
映っている部分を上の旧版ソフトと比較すると、左右はほんの少し広がっているが、上下がカットされている。
おそらく以下のようなことになっているはず。 『この映画の撮影サイズは「スタンダード・サイズ(フィルムの場合1.37:1で、旧型テレビ画面のサイズ1.33:1よりほんの少しだけ横長)」で、
旧版は左右がほんの少しトリミングされており、新版は上下をカットして1.66:1のヨーロピアン・ビスタ・サイズにしている』
画質はもちろんこちらの方がいい。収録音声はドルビー・デジタル5.1ch/DTS5.1ch。
オリジナルのモノラル音声をサラウンド化。現在CDで聴けるモノラル・バージョンと基本的には同じだが、「Tell
Me
Why」だけはCDのモノラル・バージョンとも違う(ステレオでダブル・トラックになっているジョンのボーカルのうち、映画とCDはそれぞれ違う方のボーカルを使ったシングル・トラックになっている)。また、「And
I Love Her」は米盤アルバム 『Something New』
に収録されている方のモノラル・バージョン(ポールのボーカルが一部を除いてシングル・トラック)。
日本盤のみの特典映像を追加 1.日本再公開時(2001年)の劇場予告編 2分
2.映画ロケ地やゆかり地の現在の様子を紹介する映像 10分32秒 3.教則ビデオ 『ギター・プレイ・オブ・ザ・ビートルズ
Vol.2』(←アマゾン)から「A Hard
Day's
Night」 11分45秒 4.キャスト・スタッフのプロフィール(静止画) 5.ビートルズ4人のプロフィール(静止画)
何度も再発されているので中古を購入の場合は価格を比較して下さい。
アマゾンの検索結果 → ハード・デイズ・ナイト
海外ではこのマスターの本編と多数の特典映像を収録した特別版DVD/ブルーレイ(→このページの下部に飛びます)が出たが、日本版は出なかった。
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初回限定盤BD
通常盤BD
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2014年リマスター盤
2014年発売のブルーレイ(日本ではDVDは発売されなかった)。87分。邦題が英語のままに改められた。
映像・音声を新たに修復した商品化で、冒頭の「I'll
Cry
Instead」はカット。
画面サイズは1.75:1のワイド・サイズを16:9(=1.78:1)のワイド・サイズにスクイーズ収録しており(左右に少し黒味が出る)、映っている部分を上の1.66:1のソフトと比較すると、
左右は同じだが、上下がカットされている。
この映画の撮影サイズは「スタンダード・サイズ(フィルムの場合1.37:1で、旧型テレビ画面のサイズ1.33:1よりほんの少しだけ横長)」で、
劇場での上映に当たっては上下をカットした1.75:1のワイド・サイズにするように指示されていたようである。 画面比較のあるサイト(英語)
収録音声はDTS-HD Master Audio
5.1/リニアPCMモノラル(オリジナル・モノラル音声)/リニアPCMステレオ。 ステレオはジャイルズ・マーティンが新たにリミックスしたもので、CDで聴けるものとは定位などが変えられている。 また、「And
I Love Her」の「was in
vain」の部分ではポールの声がだぶって聴こえるが、これはオリジナルのマルチトラック・テープの音をそのままミックスしたもの。 モノラルはオリジナル・モノラル音声を収録(内容は上記2001年版ソフトの欄を参照)。
上の商品は初回限定版(2枚組)で、下は通常版(1枚)。
初回限定版のディスク1と通常版には映画本編(出演者やスタッフのコメンタリー付)と予告編を収録。
初回限定版のディスク2には以下の特典映像を収録。 1.「You Can't Do That! The Making of A Hard
Day's Night」 下の1994年制作のドキュメンタリーと同じ(ただし「You Can't Do
That」はモノラルになっている) 2.「Things They Said
Today」 2002年発売の海外盤DVD/ブルーレイに収録されていたドキュメンタリーと同じ 3.「The
Beatles: The Road to A Hard Day's Night」 マーク・ルーイソンのインタビュー 4.「In Their
Own Voices: The Beatles on A Hard Day's
Night」 ビハインド・ザ・シーンおよび写真にヴォイス・オーバーされた1964年のビートルズのインタビュー 5.「Anatomy of a
Style」 リチャード・レスター監督の手法の分析 6.「Picturewise」 リチャード・レスター監督の新しいインタビュー
アメリカの「クライテリオン・コレクション」シリーズで出たものを日本盤化したものだが、輸入盤では「ブルーレイ1枚とDVD2枚の3枚組セット」と「DVD1枚」の2種類でリリースされた(日本語字幕なし)。 その後2022年1月18日に4K
Ultra HDブルーレイとブルーレイの2枚組セットが追加。 The Criterion Collection / A Hard Day's Night
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2BD
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2021年再発盤
2021年発売のブルーレイ/DVD。87分。
マスターや特典内容は2014年リマスター盤と同じようだが、前回はブルーレイのみの発売だったのに対し、DVDと4K
Ultra HDブルーレイが加わった。
ブルーレイとDVDのディスク1には映画本編と予告編、ディスク2には特典映像を収録。4K
Ultra HDブルーレイはディスク1と同内容。
収録音声 ブルーレイ : DTS-HD Master Audio
5.1/リニアPCMモノラル(オリジナル・モノラル音声)/リニアPCMステレオ DVD : ドルビー・デジタル5.1chサラウンド/ドルビー・デジタル・モノラル(オリジナル・モノラル音声)/ドルビー・デジタル・ステレオ。
前回は通常版としてブルーレイのディスク1のみの単品販売があったが、今回はなし。
発売元HP
アマゾン 4K Ultra HD BD+2BD 2BD 2DVD
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メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト |
DVD
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1994年制作のドキュメンタリー。63分。 1995年日本での最初のソフト化(ビデオ・LD) → 1996年[ビデオCD]化 → 1998年DVD化(左の商品) → 2014年/2021年の映画本編の特典映像として収録
この映画にエキストラで出演していたフィル・コリンズを進行役にして、ビートルズのメンバー以外のスタッフ・キャストのインタビューでつづるメイキング。
最終的に映画からはカットされた「You Can't Do
That」の映像が見られる。音声はこのために作られた新ステレオ・ミックスだが、2014年のブルーレイ収録の特典映像ではモノラルになっている。
左のDVDはビデオやLDのマスターをそのままDVDにしただけ(日本語字幕は消せない)。ビデオやLDの方が安く買えるかも。 アマゾン ビデオ レーザーディスク
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ヘルプ!4人はアイドル |
DVD
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1965年のビートルズ映画2作目。92分。 1987年日本での最初のソフト化(ビデオ・LD) → 1988年スペシャル・コレクション版LD発売 → 1995年「決定版」ビデオ・LD発売 → 1996年「決定版」の
[ビデオCD]化 → 1998年「決定版」のDVD化(左の商品)
画面は4:3のスタンダード・サイズ。
この映画のオリジナル音声はモノラルで、「Help!」などにバージョン違いがあるが、上記のソフト化ではすべてステレオ・バージョン(CD化の際のリミックス版ではなく、アナログ時代のオリジナル・ステレオ)に差し替えられている。
それ以外の劇伴などの音はすべてモノラル。
エンド・クレジットではロッシーニの「セビリアの理髪師」にビートルズの4人がいい加減な鼻歌を乗せたものが聴ける(ジョージはずーっと「''I
Need You'' by George
Harrison」と言ってる)。
1988年のスペシャル・コレクション版LD(パイオニアLDC
SF098-1520)には5つの特典映像が追加された(アメリカの「クライテリオン・コレクション」シリーズのLDの特典映像と同じ)。 1.オリジナル劇場予告編 2分35秒
2.戦場シーンの撮影風景(音声はラジオCM) 1分23秒 3.ワールド・プレミアの様子(音声はラジオCM) 1分34秒
4.静止画集(LDのCAV機能を利用して242枚の写真を収録) 5.ラジオ用インタビュー音声(画面は静止画) 約2分
1995年の「決定版」には上記に加え、「キャロライン・アワード授賞(ニュース映像、1965/4/6)」が追加された(ただし4の静止画集は一部がカットされて132枚の収録となっている)。
左のDVDは日本だけで出たもので、「決定版」と同内容(特典映像も含む)だが、ビデオやLDのマスターをそのままDVDにしただけ(日本語字幕は消せない)。ビデオやLDの方が安く買えるかも。 アマゾンの検索結果
→ 4人はアイドル「決定版」
海外では1997年にMPIからアップル・マークの付いた正規盤として初DVD化された。映像はスタンダード・サイズで、新たにリマスターされ、音声は「決定版」と同じステレオ・バージョンで収録されており、「決定版」の特典映像に加えて65年のニュース映像がもう1本(アメリカ公演からの帰国についての「Guess
who!」)追加されている。 アマゾン 1997年米盤DVD
【非売品プレゼント・ビデオ】 1995年にビデオアーツ・ミュージックから
『ヤァ!ヤァ!ヤァ![決定版]』 と 『ヘルプ![決定版]』 と 『メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト』
のビデオとLDが発売された時、3点購入者へのプレゼントとしてビートルズのニュース映像を収録したVHSビデオがプレゼントされた。 収録されたのは以下の4本(全部で約10分)。 ■Beatles welcome home (1964/2/22、初のアメリカ訪問からの帰国) ■Guess
who! (1965/9/2、2回目のアメリカ公演からの帰国) ■Beatles take over Holland
(1964年6月、オランダ公演の様子) ■Beatles at Palace
(1965/10/26、MBE勲章授与) |
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DVD通常版
DVD DX版
ブルーレイ
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2007年リマスター盤
DVD(2枚組)は2007年発売。ブルーレイ(1枚)は2013年発売。90分。邦題から「4人はアイドル」がなくなった。
画面サイズは1.66:1のヨーロピアン・ビスタ・サイズを16:9(=1.78:1)のワイド・サイズにスクイーズ収録しており(左右に少し黒味が出る)、映っている部分を上の旧版ソフトと比較すると、
左右は少し広がっているが、上下がカットされている。 いろいろ関連映像を見比べたが、とりあえず以下のような仮説を立てておく。
『撮影サイズは「スタンダード・サイズ(フィルムの場合1.37:1で、旧型テレビ画面のサイズ1.33:1よりほんの少しだけ横長)」で、旧版は上下左右が少しトリミングされており、
新版は左右はできる限りいっぱいまで収録しているが、上下をカットして1.66:1のヨーロピアン・ビスタ・サイズにしている』
画質はもちろんこちらの方がいい。DVDの収録音声はDTS5.1ch/リニアPCMステレオ2ch。ブルーレイの収録音声はDTS-HD
Master Audio 5.1(ハイレゾ
サラウンド)/ドルビー・デジタル5.1ch(640kbpsに圧縮)/PCMステレオ2ch(48kHz/24bit)。
ビートルズの曲はすべて世界標準ステレオ・バージョン(CD化の際のリミックス版)に差し替えられている。
それ以外の劇伴は以前のソフトではモノラルだったが、ステレオになっている。
以下の3形態で販売された。 ■DVDスタンダード・エディション 2DVD、オマケなし ■DVDデラックス・エディション 2DVD、以下のオマケが封入されたボックス仕様 ・複製台本(リチャード・レスターが使用したもので、書き込み入り) ・ロビー・カード8枚 ・ポスター ・英国オリジナル・ブックレット(ハードカバー62ページ) ・日本語解説書(8ページ)
■ブルーレイ オマケなし
すべての形態に以下の特典映像を収録 1.メイキング・ドキュメンタリー 29分34秒 2.幻のシーン(女優ウェンディ・リチャードをフィーチャー) 3分58秒
3.修復作業に関する詳細 11分23秒 4.キャストとスタッフの回想 6分26秒
5.予告編:アメリカ版2本とスペイン版1本 3分20秒+1分16秒 6.1965年のラジオ・スポット6種(メニュー画面の隠しトラックで、ディスク1に4種、ディスク2に2種収録)
【この映画の見どころ】 ・「Another
Girl」のシーンで、水着の女の子をギターに見立てて歌うポールが、女の子の胸に手がかすって「おおおっと!」という顔をするところ。
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マジカル・ミステリー・ツアー |
DVD
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1967年のTV特番作品。54分。 70年代に8ミリフィルムとして日本最初のソフト化 → ビデオソフトというものが出始めた時期(1980年前後)に、
画質の良くないビデオが東映ビデオから発売 → 1988年リマスター版ビデオ・LD発売 → 1998年DVD化(左の商品)
画面は4:3のスタンダード・サイズ。
1988年のリマスター版発売に際し、ジョージ・マーティンにより収録曲のリミックスが行われた(CDで聴けるものとは微妙に違う部分がある)。→
当HPの「EPのバージョン違いのページ」で簡単に触れています
左のDVDは日本だけで出たもので、ビデオやLDのマスターをそのままDVDにしただけ(日本語字幕は消せない)。ビデオやLDの方が安く買えるかも。
アマゾンの検索結果 → マジカル・ミステリー・ツアー(DVD・ビデオ・LD含む)
海外では1997年にMPIからアップル・マークの付いた正規盤として初DVD化された。映像は新たにリマスターされ、音声は1988年リミックスではなく、アナログ時代のオリジナル・ステレオに差し替えられている。 アマゾン 1997年米盤DVD ↑この商品ページにはバーコードナンバー「030306153827」が記載されているので、1997年にMPIが出したDVDが売られているはずだが、商品写真はその後「Avenue
One」という販売元が出した非正規版コピーDVD(PALでバーコードナンバーは
9317485440315)が掲載されている。中古品を購入の際は出品者にバーコードナンバーを確認した方がいいかも。
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ブルーレイ
DVD
BD+DVD
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2012年リマスター盤
2012年発売のブルーレイ・DVD。53分。
画面サイズは4:3のスタンダード・サイズ。
音声は5.1ch
DTS MasterAudio/ドルビー・デジタル/リニアPCM 2.0
Stereoで、今回さらにリミックスされており、タイトル曲の冒頭の呼び込みのセリフが公式テイク同様ポールの声になっていたり(映画のオリジナル音声ではジョン)、「I
Am The Walrus」の後半がステレオになっていたり(映像版 『アンソロジー』
DVD化で初登場したものともミックスが違う)と細かく違う。 また、歌以外の部分の音声(BGMや効果音)も、前回はできるところだけステレオにしてみました、という感じだったが、今回は全編徹底してステレオもしくは擬似ステレオになっている。
以下の3形態で販売された ■ブルーレイ単品 オマケなし ■DVD単品 オマケなし ■デラックス・エディション 以下のオマケが封入されたボックス仕様 ・DVDとブルーレイ ・『Magical
Mystery Tour』
のオリジナル・7インチEP(2枚組)の復刻版 ・60ページ・ブックレット ・ツアーのチケット(レプリカ)
すべての形態に以下の特典映像・音声を収録 1.ポールの音声解説
2.メイキング・オブ・『マジカル・ミステリー・ツアー』 19分5秒
3.俳優としてのリンゴ(インタビュー) 2分30秒 4.共演陣の紹介 11分27秒 5.未公開映像を含む新規作成のミュージック・ビデオ ・Your
Mother Should Know 2分35秒 ・Blue Jay
Way 3分53秒 ・The Fool On The Hill 3分5秒 6.「トップ・オブ・ザ・ポップス」版 Hello
Goodbye 3分24秒 1967年12月にイギリスの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」で放映されたクリップで、編集室で作業するビートルズの姿が使われている。 7.本編には使われなかったシーン
・ナットの夢 2分50秒 ジョンが監督 ・アイヴァー・カルターの演奏
「アイム・ゴーイング・イン・ア・フィールド」 ・トラフィックの演奏
「ヒア・ウイ・ゴー・ラウンド・ザ・マルベリー・ブッシュ」 8.隠しメニューで4つの映像(「Missing Dining Room
Scene」「Fish and Chip Shop」「Jessie's Blues」「Magic Alex Sings Walls of
Jericho」)が収録されている。 メインメニューの4つの星を選択すると見られる。
輸入盤はブルーレイもDVDもリージョンフリーだが、日本語字幕はない。
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イエロー・サブマリン |
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1987年日本初ソフト化版(USヴァージョン)
1968年のビートルズ映画3作目。86分。 1987年日本での最初のソフト化(ビデオ・LD)
画面は4:3のスタンダード・サイズ。 この映画のオリジナル音声はモノラルだが、このソフトでは登場人物のセリフや効果音を含めてすべてステレオ化されている。
挿入曲の左右のチャンネルはなぜかレコード版とは逆になっている。
この映画で聴ける「It's All Too
Much」は短く編集されているが、CDに入っている公式バージョンでは聴けないボーカル部分(「Nice to have the time to
take / This opportunity / Time for me to look at you / And you
to look at me」のところ)が使用されているため、このビデオ・LDではこの曲はオリジナルのモノラル音声を擬似ステレオにしたもので収録。
発売当時は特にうたっていなかったが、この最初にソフト化されたものはUSヴァージョン(アメリカ公開版)だった。
下のUK版との最大の違いは、「Hey
Bulldog」の有無だが、細かく言うと以下の部分が違う。
1.「All You Need Is
Love」の後半部分、ポールが「みんなで」と歌って飛び降りるところから曲の終わりの「Love is all you
need」のリフレインが始まるところまで →それぞれ別カットを含み、UK版にはジョージのセリフがある
2.そのあと、大きな球体が出てくるところから木の枝に逆さ吊りにされたジェレミーが出てくるところまで
→US版は球体の中の4人が出てきたあとに「Baby You're A Rich
Man」が少し流れて、ビートルズの突撃に入るが、UK版は球体から出てきた4人とビートルズがお互いに会話を交わし、突撃になったあと「Hey
Bulldog」が始まる
3.逆さ吊りにされていたジェレミーがブルー・ミーニーズの衛兵をやっつけて、リンゴに「来いよ」というシーンのあと、UK版にのみ、歩いていくジェレミーのカット(約5秒)がある
アマゾン VHS レーザーディスク |
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DVD
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1999年初DVD化盤(UKヴァージョン)
1999年発売のDVD。90分。イギリス公開版。
画面サイズは16:9より上下に少し広い(逆に上下の長さを一致させると左右が少し短くなる)という、「ヨーロピアン・ビスタ(1.66:1)」に近いサイズで(非スクイーズ収録)、
映っている部分を上の旧版ソフトと比較すると、左右は少し広がっているが、上下がカットされている。
いろいろ関連映像を見比べたが、とりあえず以下のような仮説を立てておく。
『撮影サイズは「スタンダード・サイズ(フィルムの場合1.37:1で、旧型テレビ画面のサイズ1.33:1よりほんの少しだけ横長)」で、旧版は上下左右が少しトリミングされており、
新版は左右はできる限りいっぱいまで収録しているが、上下をカットしてヨーロピアン・ビスタに近いサイズにしている』
画質はもちろんこちらの方がいい。 収録音声はドルビー・デジタル5.1ch(新しいステレオ・ミックス)/ドルビー・デジタル・モノラル(オリジナル音声)/
ドルビー・デジタル5.1ch(セリフや効果音抜きで新しいステレオ・ミックスのみ聴ける)。 1987年のソフトで擬似ステレオだった「Only A
Northern Song」と「It's All Too Much」も新しいステレオ・ミックスになっている(「It's All Too
Much」はちゃんとオリジナル・モノラル音声通りの歌詞が違うバージョンのステレオ化)。 このDVDでも登場人物のセリフや効果音はステレオ化されているが、セリフは以前のソフトほど位置が移動しない。
オリジナル・モノラル音声も収録されているが、「All Together
Now」終了後からジョージが船のモーターに感電する所まで(25分45秒から41分ごろまで)、なぜか新しいステレオ・ミックス音声になってしまう。
以下の特典映像・音声を収録
1.二人のスタッフの音声解説(何と日本語字幕なし) 2.音声トラックのみの再生機能 3.『モッド・オデッセイ』
(当時作られたメイキング) 7分30秒 4.ストーリーボード集(約240枚) 5.スタッフと声優6人のインタビュー(何と日本語字幕なし) 6.オリジナル鉛筆スケッチ集(29枚)
7.メイキング写真集(アニメ・スタジオを訪れたビートルズやラスト・シーンの撮影風景、30枚) 8.オリジナル劇場予告編 3分40秒
何度も再発されているので中古を購入の場合は価格を比較して下さい。 アマゾンの検索結果 → イエロー・サブマリン |
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ブルーレイ
DVD
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2012年リマスター盤(UKヴァージョン)
2012年発売のブルーレイ・DVD。約89分。イギリス公開版。
手作業で本編の画像が修復された。画面サイズは1999年のDVDと同じだが、スクイーズで収録されている。
収録音声はDTS5.1ch/リニアPCMステレオ/リニアPCMモノラル(オリジナル音声)。 さらにドイツ語とイタリア語の吹替え音声がドルビー5.1サラウンドで収録されている。
特典映像・音声は1999年のDVDとまったく同じで、やはり日本語字幕はない。 ただし今回は日本盤に付属のブックレットに全訳が掲載されている。
初回生産分封入特典として、メンバー4人のセル画風アクリル・カードと登場キャラクターのステッカー付き。
当初、輸入盤にも日本語字幕入りとの情報があったが、実際に発売された商品には入っていない。
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Let It Be (レット・イット・ビー) |
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1970年公開の映画。1969年1月に行われたゲット・バック・セッションの記録。80分。 未DVD化。
現在のようなアップルの管理体制が確立する前、いちおう正規版として1981年にアメリカでビデオとレーザーディスクが発売されており、日本でも東映ビデオが輸入版としてビデオを販売していた(型番:TE-T165)。
この旧ソフト版はもとの画面の上下左右がトリミングされた不完全な映像で収録されていて、アップル屋上のライブで右にジョン、
左にポールが映っているシーンなどはどちらも半分ぐらいしか映っていなかったりする。
また、1984年4月14日にTBSがノーカット字幕付きで放送したものは、場面によってはもっとひどいトリミングがなされている(上の例のシーンで言うと、ジョンとポールは腕しか映っていなかったりする)。
映像版 『アンソロジー』
のパート8に部分的に収録されているが、正式なソフト化での画質・音質の向上が大いに期待できるものだった。
アマゾンでは非正規版DVD/ブルーレイもいくつか売られている。 アマゾンの検索結果
・当HPの「ゲット・バック・セッション」のページでシーンごとの解説もしています。
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ワシントンD.C. コンサート (iTunes) |
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1964年2月11日に米ワシントンで行われたコンサート。全12曲を演奏。
【曲目】 Roll Over
Beethoven / From Me To You / I Saw Her Standing There / This Boy / All My
Loving / I Wanna Be Your Man / Please Please Me / Till There Was You
/ She Loves You / I Want To Hold Your Hand / Twist And Shout / Long Tall
Sally
このコンサートは当時アメリカで劇場公開されており、このフィルムを元にしたビデオなどがいくつか発売されてきたが、元のフィルムが「Twist
And
Shout」の途中で急に終ってしまうので、これまで全12曲を収録したソフトはなかった。 アップル公認で出たソフトとしては ・映像版 『アンソロジー』
のパート3に「I Saw Her Standing There」「Please Please Me」「She Loves
You」が収録されている。 ・『ザ・ファースト U.S.ヴィジット』 に「I Saw Her
Standing There」「I Wanna Be Your Man」「She Loves You」が収録されている。
2010年11月に iTunes で販売開始された 『The Beatles Box
Set』
の付録として、初めて公式に商品化され、全12曲がノーカットで収録されている。映像も元のきれいなビデオ映像になっている(アップル公認のソフト以外のものはビデオをフィルム撮影したものが素材になっているため、映像が粗い)。約41分。
【2019年6月26日追記】 2019年になってこの映像が単品で購入可能になった(税込定価407円)。 【2020年3月20日追記】 また 『The Beatles Box Set』
の付属のみに戻った模様。
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Pop Gear (ポップギア) |
輸入盤BD
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「ブリティッシュ・インベイジョン」と呼ばれたミュージシャンたちの演奏を集めた1965年公開の映画。アメリカでのタイトルは「Go Go
Mania!」。カラー。 ビートルズは1964年11月20日のマンチェスターのライブから、「She Loves
You」と「Twist And
Shout」が使われている。
英米ではソフト化されているが、日本では未ソフト化。ただしNHKが総合やBS2で何度か放送している。
もともとこの映像は、パセ・ニュース社が制作したカラー・ニュース映画
『ザ・ビートルズ・カム・トゥ・タウン』(→YouTube)のために撮影されたもの。 その後、2曲の演奏部分だけが一部再編集の上 『ポップギア』
に使用された。
過去に発売された以下のソフトでも見ることができる。 ・『ザ・ビートルズ・グレイテスト・ストーリー』 に
『ザ・ビートルズ・カム・トゥ・タウン』 (ただし白黒) ・『コンプリート・ビートルズ』 に「Twist And
Shout」 (カラー) ※ただしジョンの「宝石ジャラジャラ」発言で有名な1963年11月4日の「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」での演奏のように編集されてしまっている上、音声がレコード・バージョンに差し替えられている。
・『アンソロジー』 のパート2に「She Loves
You」 (カラー)
この映像のオリジナルはいわゆる「シネスコ・サイズ」(2.35:1)で撮影されたようで、上記ソフトではすべて左右をトリミングしたテレビ・サイズでの収録になっている。
NHKで放送されたノー・トリミング版の 『ポップギア』
と比較すると、誰かが欠けているシーンが多い。
【収録曲】 ビートルズ - She Loves You /
ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス - Little Children / スーザン・モーン - Make Him Mine / フォー・ペニーズ
- Juliet / アニマルズ - The House Of The Rising Sun / フォーモスト - A Little Loving
/ ロッキン・ベリーズ - He's In Town / ハニーカムズ - Have I The Right / サウンズ・インコーポレイテッド -
Rinky Dink / ピーターとゴードン - A World Without Love / マット・モンロー - Walk Away /
ハーマンズ・ハーミッツ - I'm Into Something Good / トミー・クイックリー&ザ・レモ・フォー - Humpty
Dumpty / ビリー・デイヴィス - Whatcha Gonna Do / スペンサー・デイヴィス・グループ - My Babe /
ナッシュビル・ティーンズ - Tobacco Road / ロッキン・ベリーズ - What In The World's Come Over
You / マット・モンロー - For Mama / フォー・ペニーズ - Black Girl / サウンズ・インコーポレイテッド -
William Tell / ナッシュビル・ティーンズ - Google Eye / ハニーカムズ - Eyes / アニマルズ - Don't
Let Me Be Misunderstood / マット・モンロー - Pop Gear / ビートルズ - Twist And
Shout
アマゾン 米盤ブルーレイ 米盤DVD 英盤DVD(PALリージョン2)
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ザ・ファースト U.S. ヴィジット |
DVD
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1964年2月、初のアメリカ遠征を記録したドキュメンタリー。82分。 1992年日本での最初のソフト化(ビデオ・LD) → 2003年DVD化
この時のビートルズに密着して撮影された素材は、これまでいくつかの映像作品(劇場公開されたワシントン・コロシアムのライブや
『What's Happening!』
など)に使用されてきたが、その決定版的作品として1990年に制作された。 当時の熱狂ぶりがよく伝わってくる1作で、まさに映画
『ハード・デイズ・ナイト』 の世界が展開されている(というより現実をネタにして映画が作られたわけだが)。
演奏シーンは
『エド・サリバン・ショー』
1964年2月9日・16日・23日放送分と、ワシントン・コロシアムで2月11日に行ったライブから数曲を抜粋。
『エド・サリバン・ショー』 1964年2月9日(生放送) ※太字の曲については後述 All
My Loving / Till There Was You / She Loves You / I Want
To Hold Your Hand ワシントン・コロシアム 1964年2月11日 演奏した全12曲のうち3曲 I Saw Her Standing There / I Wanna Be
Your Man / She Loves
You 『エド・サリバン・ショー』 1964年2月16日(生放送) From Me To You / This
Boy / All My
Loving 『エド・サリバン・ショー』 1964年2月23日(2月9日に収録) Twist And Shout /
Please Please Me / I Want To Hold Your
Hand
収録音声はリニアPCMモノラル/ドルビー・デジタル・モノラル。
DVD化に際して、この映像を撮影したカメラマンが当時を振り返る
『メイキング・オブ・ザ・ファースト U.S.
ヴィジット』(51分)を特典映像として追加。本編から漏れたビートルズの映像がたっぷり収録されている。 また、本編にもカメラマンの音声解説(日本語字幕なし、封入の解説書に翻訳を掲載)が追加されている。
この時のビートルズのスケジュールは、ニューヨーク到着(2月7日)→プレス用写真撮影(2月8日)→エド・サリバン・ショー1回目出演(2月9日)→列車でニューヨークからワシントンへ移動してコンサート(2月11日)→
再び列車でニューヨークに戻ってカーネギー・ホールでコンサート(2月12日)→マイアミへ移動(2月14日)
→マイアミでエド・サリバン・ショー2回目出演(2月16日)→マイアミで少し休暇、ニューヨークへ戻る→イギリス帰国(2月22日)→
2月9日に収録したエド・サリバン・ショー3回目の放送(2月23日)というものだった。本編中には場所を示す最低限のテロップしか出ないが、この流れをナレーションかテロップで入れた方がわかりやすい作品になったと思う。
【2009年11月18日追記】 2009年11月17日にNHK-BS2で
『ビートルズ・ファースト・ライブ・イン・アメリカ』 のタイトルでこの作品の「2009年TV放送用リマスター版」が放送された(英語の原題は 『The
First U.S.
Visit』)。 これは本編から3曲(上に太字で記した曲)と、マイアミのホテルでバッグに荷物を詰めるポールの映像の一部をカットして72分にしたもので、モノクロの色がDVDより緑がかっていた。
また、この作品には古い映像が使われているため、画面の左右や四隅に少し黒味が出ている箇所があるが、このリマスター版ではそれを隠すために画面をズームするなどして画角を揃えている。
日本側で付けたテロップのうち、ワシントン・コロシアムのライブのところで出た「1964年2月12日 カーネギー・ホール」は間違い。
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エド・サリヴァン presents ザ・ビートルズ
ノーカット完全版 コンプリート・エド・サリヴァン・ショウ |
DVD
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『エド・サリヴァン presents ザ・ビートルズ
ノーカット完全版』
米TV番組 『エド・サリバン・ショー』
にビートルズが出演した全4回をまるごと(CMまで)収録。2枚組。各58分。 2003年発売。
【放送日と曲目】 1964年2月9日(生放送) All
My Loving / Till There Was You / She Loves You / I Saw Her Standing There
/ I Want To Hold Your Hand 1964年2月16日(生放送) She Loves You / This Boy
/ All My Loving / I Saw Her Standing There / From Me To You / I Want To
Hold Your Hand 1964年2月23日(2月9日に収録) Twist And Shout / Please Please
Me / I Want To Hold Your Hand 1965年9月12日(8月14日に収録) I Feel Fine /
I'm Down / Act Naturally / Ticket To Ride / Yesterday /
Help!
収録音声はドルビー・デジタル・モノラル/ドルビー・デジタル5.1ch。
『エド・サリバン・ショー』
はオムニバスのDVDが何枚か出ているが、ビートルズに関してはこのDVD以外は不要。 この4回の出演の後、「Paperback
Writer」「Rain」「Hello
Goodbye」などのプロモーション・フィルムを放送した回があり、サリバンへのビデオ・レターのような形で「Paperback
Writer」「Rain」を紹介するビートルズの映像は映像版 『アンソロジー』
のパート5で見られる。
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DVD
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『コンプリート・エド・サリヴァン・ショウ』
13分の追加映像を加えて2010年10月に発売された新装版。2枚組。
◎追加された映像 【Disc
1】 ■エド・サリヴァンが2月にビートルズが出演することを紹介
(1964年1月26日) ■エド・サリヴァンがビートルズの翌週の出演を紹介
(1964年2月2日) ■エド・サリヴァンがビートルズのマイアミでのライヴとボクシング「リストン=クレイ戦」を紹介
(1964年3月1日)
【Disc 2】 ■エド・サリヴァンがビートルズの映画 『ハード・デイズ・ナイト』 を紹介
(1964年4月26日) ■エド・サリヴァンがロンドンのビートルズをインタビュー
(1964年5月24日) ■エド・サリヴァンとトッポ・ジージョ
(1964年10月4日) ■エド・サリヴァンがビートルズのMBE受勲を紹介
(1965年10月31日) ■エド・サリヴァンがビートルズの翌週の出演を紹介
(1966年5月29日) ■エド・サリヴァンがビートルズ人形のコマーシャルを紹介
(1966年7月17日) ■エド・サリヴァンがビートルズからの電報を受け取る (1967年11月26日)
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ザ・ビートルズ・スペシャル |
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英TV番組 『レディ・ステディ・ゴー!』
出演時の映像を集めたもの。48分。 1985年ビデオ・LD発売 → 何度か再発されたのち、廃盤(未DVD化)
1963年〜64年のもので、全12曲とインタビューを収録。
【放送日と曲目】 1963年10月4日(生放送) Twist
And Shout / I'll Get You / She Loves You 1964年3月20日(生放送) It Won't
Be Long / You Can't Do That / Can't Buy Me Love / Please Mr.
Postman 1964年11月27日(11月23日に収録) I Feel Fine / She's A Woman / Baby's
In black / Kansas City〜Hey, Hey, Hey,
Hey
演奏はレコードと同じで、現場でレコードをかけながらの擬似演奏。
『レディ・ステディ・ゴー!』 というオムニバス・ビデオ(Vol.3まで出ていた)に収録されていたビートルズの演奏はすべてここに収められている。
アマゾン VHS VHS レーザーディスク
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レディ・ステディ・ゴー!(栄光の60年代ポップス)
Vol.1〜3 [V.A.] |
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英TV番組 『レディ・ステディ・ゴー!』
の映像を集めたビデオ・シリーズ。全3巻。 1985年ビデオ・LD発売 → 何度か再発されたのち、廃盤(未DVD化)。
先にこの形で発売された商品に収録されていたビートルズの演奏に、
新たな演奏やインタビューを加えてまとめられたのが上の 『スペシャル』 だが、その際に収録されなかった部分が各巻に残っている。
■Vol.1 アマゾン(VHS)
1964年3月20日放送分から「You Can't Do That」「Can't Buy Me
Love」とインタビューを収録。 ※冒頭でビートルズを紹介する際に映るメンバーの体の一部のアップ(「うしろ頭」「襟元」「ブーツ」「リンゴの手」)が未収録。別になくてもいいけど。
■Vol.2 1963年10月4日放送分から「Twist And Shout」「She Loves
You」とインタビューを収録。 ※『スペシャル』
ではインタビューはコマ切りにされて収録されたので、一言二言未収録の部分が残っている。また、番組のコーナー「ブレンダ・リーのものまねコンテスト」の審査員としてポールが登場する部分がまるまる未収録(YouTube)。 ちなみにこのコンテストで優勝する少女は1967年に家出して新聞記事となり、その娘とは知らずにそれを読んだポールが「She's
Leavinng Home」を書くことになる(書籍 『完全版 ビートルズ全曲歌詞集』
より)。←
この少女ではなく、番組のバックダンサーの1人としている文献もある。
■Vol.3 1964年11月27日放送分から「She's
A Woman」「Baby's In black」「Kansas City〜Hey, Hey, Hey,
Hey」とインタビューを収録。 ※『スペシャル』
ではインタビューはコマ切りにされて収録されたので、未収録の部分が残っている。また、ビートルズとは直接関係ないが、ポールの弟が在籍していたグループ「スキャッフォルド」が出演したビールのコマーシャルや、
デニー・レインが在籍していた頃のムーディ・ブルースの演奏も見られる。
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ザ・ビートルズ・ライヴ |
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1964年4月28日に収録され、5月6日にイギリスで放送されたTV番組 『アラウンド・ザ・ビートルズ』
から演奏シーンを抜粋したもの。20分。 1985年ビデオ・LD発売→何度か再発されたのち、廃盤(未DVD化)
全11曲中5曲はメドレーで、上とは違い、このために演奏したテイクを使用している。
ただし、事前(4月19日)に録音したテイクをかけながらの擬似演奏(ところどころ口が合っていない部分がある)。
【曲目】 Twist And Shout / Roll Over Beethoven / I Wanna Be Your
Man / Long Tall Sally / Love Me Do〜Please Please Me〜From Me To You〜She
Loves You〜I Want To Hold Your Hand / Can't Buy Me Love /
Shout
映像版 『アンソロジー』
のパート2に「Roll Over Beethoven」が収録されている。 CD 『アンソロジー1』 に、この演奏から「I Wanna Be Your
Man」「Long Tall
Sally」「Shout」と、番組には使われなかった「Boys」がすべてステレオで収録されている。 また、この番組は輸入盤DVD 『Around The World』 にまるごと収録されている。
アマゾン VHS レーザーディスク
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Doctor Who - The Space Museum / The
Chase |
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1963年から作られているイギリスのSFTVドラマ。
1965年5月22日放送の「The
Executioners」(← IMDb)に、1965年4月10日収録、4月15日放送の英TV番組 『トップ・オブ・ザ・ポップス』
に出演したビートルズの映像が使われている。
テレビモニター付きのタイムマシンの中の映像で、シェイ・スタジアムのライブで着ていたようなミリタリー風のジャケットを着て「Ticket
To Ride」をくちパク演奏するビートルズが20秒ほど出てくる(白黒)。
この頃の 『トップ・オブ・ザ・ポップス』
の映像は残っていないようなので、現在ではこのような形でしか見ることができないらしい。
このエピソードを第1話として6話でひとつのストーリーになる「The
Chase」を収録したDVDが販売されている。 アマゾン リージョン1のNTSC リージョン2の欧州向け(PAL?)
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ビートルズのシェア・スタジアム・コンサート |