このサイトのトップメニューに戻る

ジョン・レノンのリミックス盤(2000〜2005)


 John Lennon / Plastic Ono Band (ジョンの魂) 2000年発売
 Imagine (イマジン) 2000年発売
 Some Time In New York City (サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ) 2005年発売
 Mind Games (マインド・ゲームス/ヌートピア宣言) 2002年発売
 Walls And Bridges (心の壁、愛の橋) 2005年発売
 Rock'n'Roll (ロックンロール) 2004年発売
 Double Fantasy (ダブル・ファンタジー) 2000年発売
 Milk And Honey (ミルク・アンド・ハニー) 2001年発売
 Working Class Hero (決定盤 ジョン・レノン) 2005年発売

 オマケ
 Live Peace In Toronto 1969 (平和の祈りをこめて 〜ライヴ・ピース・イン・トロント1969) 1995年発売


2000年の 『Imagine』 のリミックス&リマスター盤発売を皮切りに
2005年までにジョンの全作品のリマスター盤が発売されました。

このうち、『Double Fantasy』 と 『Milk And Honey』 以外はリミックスも行われました。

ここでは、それ以前に発売されていた旧CD(80年代の初CD化盤)で聴けるものとの違いを検証します。

あくまでも筆者の耳で聴いた範囲の内容で、あまり細かい部分までは聴き込んでいません。
聴き取りで判断した楽器名については間違っているものもあるかもしれません。
全般に音がクリアになり(特にボーカル)、個々の音の響きが増している曲が多いのですが、
そういう点はいちいち記していません。

ジョンの場合、フィル・スペクターとの作品など、あえてモノラル風のミックスにしていると思われるものもありますが、
この一連のリミックス・シリーズではそのことはあまり考慮されていないようです。
(ただ、ジョンは録音に時間をかけることを好まず、すぐにレコードにしたがったようですから、
ミックスについても大したこだわりはなかったかもしれません)

合わせて、これまでに発表されたちょっとしたバージョン違いの情報も付記してあります。




John Lennon / Plastic Ono Band ( ジョンの魂 ) 2000年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/919VfKgyqJL._SL100_.jpg
00年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤00年輸入盤04年輸入盤(金)
 1. Mother
  冒頭の鐘の音にはかなりのノイズが付いていたが、まったくなくなった。
右寄りに位置していたドラム(特にシンバル)が中央に移動した。 

【付記】
■ベスト盤 『Lennon Legend』 に収録されているシングル・エディット・バージョンは冒頭の鐘の音をカットしてフェイド・アウトを早くしたもの(5分34秒 → 3分53秒)。
■ベスト盤 『Shaved Fish』 収録のものは30秒ほど早くフェイド・アウトする。
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 2. Hold On
  旧版ではイントロの途中から始まっていたが、きちんと頭の音から始まるようになった。
「Cookie!」の部分のボーカルの位置が少し中央に寄っている。
メロディの展開部(「When you're by yourself …」と「Oh, and when you're one …」)のボーカルのひとつひとつが聴き取りやすくなった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏(抜粋)が収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 3. I Found Out
 

左チャンネルへの音の響きが増した。
ドラムの音が中央に寄った。

【付記】
■一部の国のアナログLPに収録されたものはフェイド・アウトが数秒遅く、ジョンがカール・パーキンスの「Gone Gone Gone」を歌っているのを聴くことができる(現在CDで聴けるものは「♪Well that must be my girl, yours don't look like that」の「Well that」で音が消えてしまう)。
英米盤のLPはCDと同じ長さらしいが、1977年の日本盤LP(EAS-80704)を確認したところ、長い方で収録されていた。→ その後2021年のリミックス拡大版に収録のセッション音源で、この部分を含むより長い音源が聴けるようになった
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 4. Working Class Hero
  ギターの低音の響きが増している。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 5. Isolation
  ミドル部分のジョンのボーカル(「I don't expect you…」)ははっきりと左右に分かれていたが、中央に寄った。
エンディングの「ソ、レイ〜〜〜〜〜〜ション」の部分のテープ破損のような音揺れがなくなった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 6. Remember
  左右で広がって鳴っていたドラムが中央からのみ聴こえるようになった。
ボーカルのエコーが少なくなり、より前面に出てきた。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 7. Love
 

ボーカルも楽器も中央でほぼダンゴ状態のミックスだったが、若干左右への響きが増している。

【付記】
■1982年に出たアナログ・シングル(Love / Gimm
e Some Truth)ではイントロのピアノが1音目から同じ大きさで聴こえ、歌のブレイク後のピアノの音量差もない。
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 8. Well Well Well
  旧版はすべての音が中央にまとめられたモノラルのようなミックスだったが、2本のエレキ・ギターが左右に配され、それぞれの音が個別に聴き取れるようになった(2本目は1分57秒あたりから右チャンネルで鳴り始める)。
ボーカルのエコーが少なくなり、より前面に出てきた。
旧版ではエンディングのフェイド・アウトはジョンがしゃべっている途中で音量が下がっていたが、もう少し先で音が絞られるようになり、シンバルの音が自然に消えていくような感じになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 9. Look At Me
  ボーカルに施されていたフランジングのような音揺れの効果が控えめになった。
アコースティック・ギターの左右への響きが増している。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 10. God
  この曲はアルバムの中でも特に全体にクリアになっており、もやが晴れたような印象を受ける。
ボーカルのエコーが少なくなり、より前面に出てきた。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 11. My Mummy's Dead
  あまり大きな違いは感じられない。

【付記】
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている(アルバムに収録されているものとは別テイク)。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとカセットに録音された全2テイクが収録されている。

 12. Power To The People [ボーナス・トラック]
  旧版はモノラルのようなミックスだったが、中央で一緒にまとまっていた手拍子と女性コーラスが左右に配された。
ドコドコ鳴っているドラムが若干控えめになった(ステレオ感が増したためにそう聴こえるのかもしれない)。

【付記】
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 で聴けるものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い(ミックス自体はこの盤と同じ)。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスとスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■ベスト盤 『The John Lennon Collection』 『Lennon Legend』 に収録されているものは3秒ほど早くフェイド・アウトする(「Power to the people」1回分)。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 13. Do The Oz [ボーナス・トラック]
  冒頭がほんの少しカットされている(イントロのパーカッション)。
ジョンのボーカルには深いエコーとハウリングしているような効果が施されていたが、なくなっている。
ヨーコのうめき声が終始中央で大きく入っていたが、大きさが控えめになり、左右に行ったり来たりするようになった。
中央左寄りで鳴っていたキーボードが右へ移動した。
終始同じ大きさでずっと鳴っていたブラスが、「Do the Oz」のコーラス部分のみになり、終わり間近ではかなり大きくミックスされている。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にシングルで発表されたミックスが収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスとスタジオ・アウトテイクが収録されている。

このページの一番上に戻る
Imagine ( イマジン ) 2000年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/91DmgJMAP7L.__SL100_.jpg
00年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤00年輸入盤03年輸入盤(金)
 1. Imagine
  このアルバム全体に言えることだが、非常に多かったヒスやブツ音などのノイズがほとんど消されている。
旧版のピアノの音は少し音割れしているような音だったが、普通の音になった。
ストリングスの音が左右に広がった。

【付記】
■DVD 『レノン・レジェンド』 の特典映像でカラオケ・バージョンが聴ける(アマゾンMP3iTunesで音のみも販売されている)。
■1988年のサントラ盤 『Imagine:John Lennon』 にリハーサル・テイクが収録されている。
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏(テイク1)が収録されている。
2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

 2. Crippled Inside
  ボーカルが旧版より若干オンになった。

【付記】
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 3. Jealous Guy
  ストリングスが右の方にも広がった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

 4. It's So Hard
  イントロで左で鳴っていたタンバリンが中央に、右にあったギターは左右に広がって配されている。
ドラムは中央から左に配されていたが、中央から右に配された。
サックスとストリングスがかなり大きめにミックスされている。

【付記】
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 5. I Don't Wanna Be A Soldier
  ボーカルが大きめにミックスされている。
左で聴こえていたピアノが中央に移動して聴こえにくくなった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にスタジオ・アウトテイクが収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 6. Gimme Some Truth
  旧版は全部の音が一体になっているようなミックスで、音もこもっていたが、かなりクリアになり、全体の音がより左右に広がった。

【付記】
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

 7. Oh My Love
  イントロにかすかに残っていたカウント「フォー」が削除された。
2分あたりの「I feel the sorrow, Oh I feel the dreams」の「dreams」のダブルトラックのズレが削除された。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

 8. How Do You Sleep?
 

旧版はモノラル・ミックスだったが、ストリングスが左に、2本のエレキ・ギターが左右に配された。

【付記】
■2006年のサントラ盤 『The U.S. vs. John Lennon』 にカラオケ・バージョンが
収録されている。
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

 9. How?
  中央にまとまっていたストリングスが左右に広がった。

【付記】
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 10. Oh Yoko!
  中央のボーカルの後ろでジャカジャカ鳴っていたギターが右へ移動してよく聴こえるようになった。

【付記】
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスと1971年4chミックスとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

このページの一番上に戻る
Some Time In New York City ( サムタイム・イン・ニュー・ヨーク・シティ ) 2005年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/91hRChMoJ5L._SL100_.jpg
05年日本盤05年輸入盤
 1. Woman Is The Nigger Of The World
  旧版はエコーが強く、こもったようなミックスになっていたが、エコーがかなり削除され、クリアになった(特に山彦のようなドラムのビートの響きが特徴的だったが、普通の感じになった)。
各楽器がより左右に広がって配置され、ステレオ度が増した。

【付記】
■ベスト盤 『Shaved Fish』 収録のものは中間部(間奏の途中から40秒ほど)をカットしたエディット版。
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

 2. Sisters, O Sisters
  ボーカルのエコーがかなり減った。
旧版は特に左チャンネルの音がつぶれているようなミックスだったが、左右にすっきり響くようになった。
エンディングの一音が中央から左へ動くような感じになっていたが、左右で固定して聴こえるようになった。

 3. Attica State
  CDのブックレットのクレジットからすると、この曲はリマスターしか行われていないようである。
リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

 4. Born In A Prison
  旧版はすべての楽器が中央で一緒にまとまったモノラルのようなミックスだったが、オーケストラの音が左右に広がって配された。
こもったような効果を付けて中央に置かれていたボーカルが、すっきりとした音で広がって聴こえるようになった。

 5. New York City
  右チャンネルで鳴っているブラスの音がよく聴こえるようになった。
この曲にはドラムのシンバルの「シャ〜〜ン」という音やそれを加工したと思われる「ブシュウ〜〜」という音が多用されているが、旧版では中央で鳴っていたこの音がリマスター盤ではもっと前面に出てきて、 さらに右から左へ響くようなミックスになっている。
CDの日本語解説に「フェイド・アウトが長くなった」と書かれているが、私の耳には音が消える間際の0コンマ数秒の違いとしか聴こえず、「長くなった」と言えるレベルではない。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

 6. Sunday Bloody Sunday
  旧版はすべての楽器が中央で一緒にまとまったモノラルのようなミックスだったが、エレキ・ギターなどが左右に配された。
全体にエコーが少なくなっているが、特に二度目の間奏でソロを取るサックスのエコーはほとんど取り除かれている。
エンディングのフェイド・アウトが1〜2秒遅くなった。

 7. The Luck Of The Irish
  旧版はほとんどの楽器が中央寄りでモノラルのようなミックスだったが、アコースティック・ギターが右、ピアノが左にはっきりと配された。

 8. John Sinclair
  CDのブックレットのクレジットからすると、この曲はリマスターしか行われていないようである。
リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

 9. Angela
  旧版はほとんどの楽器が中央寄りでモノラルのようなミックスだったが、エレキ・ギターなどが左右に配され、ストリングスの広がりも増した。
イントロのエレキ・ギターがよく聴こえるようになった。
ジョンとヨーコのユニゾンで歌われるボーカルのうち、リマスター前はヨーコの方が目立っていたが、ジョンの方が前面に出てきた。

【付記】
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 10. We're All Water
  リミックス版は5分15秒あたりでフェイド・アウトして終る(元の長さは7分11秒)。
左寄りの位置で一緒に鳴っていた2本のサックスが左右に振り分けられた。
ヨーコのボーカルがリマスター前より少し小さくミックスされている。

 11. Cold Turkey [Live]
  リマスター盤は旧CDよりほんの一瞬前から音が入ってくる。
旧版は左寄りで鳴っているエレキ・ピアノ以外はほとんど中央にまとめられ、こもった感じのモノラルのようなミックスだったが、特に右チャンネルにブラスなどの音が広がり、自然な感じになっている。

 12. Don't Worry Kyoko [Live]
  旧版より40秒ほど短くなっている(リマスター前の 0:20〜0:35 あたりと、0:46〜1:13 あたりをカットしている)。
上と同様、ダンゴ状態になっていた楽器が左右に広がって配された(特にブラスが右チャンネルに移動)。
ヨーコのボーカルのエコーが強められ、リマスター前より響いている感じになった。

 13. Well(Baby Please Don't Go)[Live]

  間奏までの部分の観客の手拍子が、旧版では右チャンネルで大きく聴こえていたが、ほとんど聴こえなくなった。
間奏のフランク・ザッパのギターに深いエコーかファズのような効果が付いていたが、取り除かれた。
旧版では小さくミックスされていたコーラスの声などがところどころでよく聴こえるようになった。
4分6秒あたりからエンディングにかけて、歓声と一緒に演奏がフェイド・アウトしていくミックスが少し異なる(旧版では次の曲に続いていたが、リマスター盤ではフェイド・アウトして終るため)。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 に 『Imagine』 アルバム・セッションからのスタジオ録音版が収録されている。

 14. Listen, The Snow Is Falling [ボーナス・トラック]
  中央でまとまっていたギターが左右に振り分けて配された。
エンディングで歩き去る効果音の部分で左チャンネルに聴こえていた「ブーン」というノイズが消されている。

【付記】
■『Wedding Album』 の初CD化盤のボーナス・トラックとして収録されているものは冒頭にヨーコがアカペラで歌う部分(約15秒)が付いている。

 15. Happy Xmas(War Is Over) [ボーナス・トラック]
  2003年リミックス(DVD 『レノン・レジェンド』 用リミックス)。
冒頭に中央で小さく入っていたジョンとヨーコのささやきが、右からヨーコ、左からジョンではっきりと聴こえるようになった。
アコースティック・ギターが左右に広げられ、ベースの音が大きくなった。
2005年のベスト盤 『Working Class Hero』 に収録されているものと同じ。

【付記】
■ベスト盤 『Shaved Fish』 に収録のものは、曲の終わりに「Give Peace A Chance」のライブの抜粋がフェイド編集でつなげられている。
■アウトテイク集 『Anthology』 にラフ・ミックス・バージョン(「War is over, if you want it」のコーラスがない)が収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスが2種類収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

このページの一番上に戻る
Mind Games ( マインド・ゲームス/ヌートピア宣言 ) 2002年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/91xuB-rHguL._SL100_.jpg
02年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤02年輸入盤04年輸入盤(金)
 1. Mind Games
  旧版ではバックの楽器はモノラルのように中央にまとまっていたが、エレキ・ギターが右に出てきてはっきり聴こえるようになった(特に「Love is the answer…」のチャカチャカ鳴っている部分やエンディングのフェイド・アウト部分)。
キーボードも部分部分でよく聴こえるようになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が2テイク収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 2. Tight A$
  冒頭で一瞬聴こえた声(ジョンのカウント「フォー」)は削除された。
全体にエコーが随分減らされた。
旧版は特に右チャンネルの音がつぶれているようなミックスだったが、左右にすっきり響くようになった。

 3. Aisumasen(I'm Sorry)
  歌の開始部分で「ブーン」というようなノイズ(歌い出しの前で弾かれたギターの響き?)も聴こえていたが、なくなっている。
「When I'm down」のあと、ドラムと共に入ってくるキーボードの音が旧版より大きくミックスされている。

【付記】
■『Mind Games』 の2002年のリマスター盤にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

 4. One Day(At A Time)
  旧版はモノラルのようなミックスだったが、各楽器が左右に広がって配された。特に中央で一緒にまとまっていた女性コーラスも左右に配されてよく聴こえるようになり、サビの部分などかなり印象が違う。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 5. Bring On The Lucie(Freda Peeple)
  高い音を鳴らしているギターが左、ビヨヨーンと鳴っているギターが右にはっきりと配された。
中央で一緒にまとまっていた女性コーラスが広がって配された。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■『Mind Games』 の2002年のリマスター盤にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

 6. Nutopian International Anthem
  旧CDは単なる無音が4秒間続くだけだったが、リミックス盤には6秒間のノイズ(オリジナルLPのスクラッチ・ノイズらしい)が入れられている。

【付記】
2010年リマスター盤では、マスター・テープのヒスノイズが4秒間入っているとのこと(確かに波形で見ると無音ではない)。

 7. Intuition
  旧版では楽器の多くは中央で一緒にまとまっていたが、リズムを刻むエレクトリック・ピアノ(?)が右へ、エレキ・ギターが左へ移動した(エレキ・ギターは非常に良く聴こえるようになった)。
ボーカルはクリアになり、より前面に出てきたが、サビの部分の「Intuition Ah…」の「Ah…」に施されていた「音が震えているような効果」がなくなった。

 8. Out The Blue
  歌い出し部分(「Everyday I thank…」の前まで)に施されていたフランジングのような音揺れの効果がほとんどなくなった。
ペダル・ギター(スライド・ギター?)が左に移動し、音も大きくなり広がりが増した。

【付記】
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。


 9. Only People
  旧版は特に左チャンネルの音がつぶれているようなミックスだったが、左右にすっきり響くようになった。

 10. I Know(I Know)
  イントロのギターが右に広がって配された。
歌い出し部分(「I know…」の前まで)の音が揺れているような効果がなくなり、ボーカルのエコーがかなり減らされ、ダブル・トラックの2つのボーカルが少し離れて配された。また、この部分で右に大きく聴こえていたシンバルの音が控えめになっている。
ジョンのコーラスの声がはっきりと左右に配され、特に1分24秒から入ってくる左側の声がよく聴こえるようになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 11. You Are Here
  パーカッションの音だと思うが、終始入っていたプツプツというノイズのような音がなくなっている。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 12. Meat City
  旧版はひしゃげたような音のミックスだったが、クリアになった(逆に普通の曲のような感じになってしまった)。
複数のギターが中央で一緒にまとまっていたのが左右に配され、広がりが増した。
エンディングのアドリブ・ボーカルがよく聴こえるようになったが、フェイド・アウトは旧版よりほんの少し早く音が消え、ジョンのしゃべりが途中までしか聴けない。

【付記】
■アナログ・シングル 『Mind Games』 のB面に収録されたものは30秒付近の逆回転のしゃべり声がアルバムのものとは違う。
この声はエンジニアのロイ・シカラの声を逆回転させてスピードを速めたもので、アルバムでは「Fuck A Pig」、シングルでは「Check The Album」と言っているらしい。YouTube の比較動画
ただし国によりアルバム・バージョンが収録されているものもある(英盤はシングル・バージョン、日本盤はアルバム・バージョン)。
■『Mind Games』 の2002年のリマスター盤にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

このページの一番上に戻る
Walls And Bridges ( 心の壁、愛の橋 ) 2005年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/91Jd1opm7aL._SL100_.jpg
05年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤05年輸入盤05年輸入盤
 1. Going Down On Love
  中央でダンゴ状態にミックスされていたジョンのコーラスの声が左右に広げられ、一つ一つが識別できるようになった。
ブラスが左に移動した。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの音源(ジョンが指示する声とテイク6の冒頭)が収録されている。

 2. Whatever Gets You Thru The Night
  中央にあったサックスは右寄りになり、左寄りの位置にあったピアノはさらに左に移動した。
歌が終わってから(2分38秒以降)入ってくるサックスが聴こえないくらい小さくされて、エンディングまで別のサックスの方がよく聴こえるようになっている。

【付記】
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 で聴けるものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い(ミックス自体はこの盤と同じ)。
■ベスト盤 『Shaved Fish』 に収録のものは20秒ほど早くフェイド・アウトする。
■ベスト盤 『The John Lennon Collection』 『Lennon Legend』 に収録されているものは5秒ほど早くフェイド・アウトする。
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングとアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 3. Old Dirt Road
  この曲はリマスターしか行われていない。
リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Menlove Ave.』 にリハーサル・テイクが収録されている。

 4. What You Got
  冒頭のドラムの音に付いていた「ブツッ」というノイズが除去された。
ボーカルが少し引っ込んだように聴こえる。
ブラスは左右に広がった(特に右側)。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている(『Anthology』 のものとは違う)。

 5. Bless You
  この曲はリマスターしか行われていない。
リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Menlove Ave.』 にリハーサル・テイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 6. Scared
  この曲はリマスターしか行われていない。
狼の鳴き声と一緒に聴こえたノイズはかなり低減されている。
曲自体にはリマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Menlove Ave.』 にリハーサル・テイクが収録されている。

 7. #9 Dream
  霧の中で演奏しているような感じの曲だったが、クリアになり、特にドラムがすっきり響いている。
「Somebody call out my name」と「Music touching my soul」のあとに出てくる女性のささやき声(「John」とその逆回転)が、旧版はすべて中央から聴こえていたが、中央→右→左と移動するようになった。

【付記】
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 で先に発表されていたミックスと同じ。
■1982年のベスト盤 『The John Lennon Collection』 の米盤アナログLPと1989年の日本盤CDの初回プレス分に収録のものは2分ほど短くしたエディット・バージョン。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 8. Surprise, Surprise(Sweet Bird Of Paradox)
  中央で埋もれていたボンゴが左に移動し、よく聴こえるようになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 9. Steel And Glass
  演奏が始まる前に小さく聴こえた声(「ナインナイ…」というような声)はカットされた。
ストリングスが大きくなり、各楽器がより広く配置された。
中央にあったピアノは左へ移動した。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Menlove Ave.』 にリハーサル・テイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 10. Beef Jerky
  旧版は音がうねっているようなエコー処理がされており(「ビーフ・ジャーキー、ビーフ・ジャーキー…」のコーラスの部分に顕著)、こもっているようなミックスだったが、この効果はほとんど除去され、 音の広がりも増した(逆に普通の曲のような感じになってしまった)。

 11. Nobody Loves You(When You're Down And Out)
  この曲はリマスターしか行われていない。
リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Menlove Ave.』 にリハーサル・テイクが収録されている。
■『Walls And Bridges』 の2005年のリマスター盤に初期テイク(アコースティック・バージョン)が収録されている。

 12. Ya Ya
  リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられない。

このページの一番上に戻る
Rock'n'Roll ( ロックンロール ) 2004年発売
https://m.media-amazon.com/images/I/41VDB1YW88L._SL100_.jpg
04年日本盤07年日本盤(紙)/ 05年日本盤09年日本盤04年輸入盤04年輸入盤
 1. Be-Bop-A-Lula
  冒頭にジョンのカウントが追加された。
中央で鳴っていたエレキ・ギターが少し左に寄った。
旧版はエンディングのジョンの語りがフェイド・アウトするように終わっていたが、自然に終わるようになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 2. Stand By Me
  音が若干右に広がった。
フェイド・アウト直前で旧版では聴こえなかったジョンのしゃべり声が聴こえる。

【付記】
■シングルに収録されたものはアルバムとはミックスが若干異なり、イントロから最初の「♪Darlin' darlin'」までの部分のキーボードにさらに高音のハーモニーが追加されている。CDではベスト盤 『The John Lennon Collection』 『Lennon Legend』 『ザ・グレイテスト』 で聴ける。
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 に収録のものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い(ミックス自体はこの盤と同じ)。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 3. Medley: Rip It Up / Ready Teddy
  イントロが少し早く始まるようになり、タンバリン(?)の「ジャラン」という音が一個分多く聴こえるようになった。
このタンバリン(?)は旧版では右チャンネルでよく聴こえていたが、中央に移動してほとんど聴こえなくなった。
旧版では中央で一緒にまとまっていた(こもったような音になっていた)ブラスが左右に配され、ステレオ度が上がった。
旧版は最後の音がブツッと切れて終わっていたが、多少修正されている。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 4. You Can't Catch Me
  旧版では中央で一緒にまとまっていた(こもったような音になっていた)ブラスが左右に配され、ステレオ度が上がった。
全体にぐっとクリアになったが、旧版で部分的に付いていたフランジングのような音揺れの効果がなくなった。
2分11秒あたりでイントロの部分が繰り返されるところ(テープ編集で頭から55秒までの部分を差し込んでいる)は、旧版では若干スピードが遅くなっていたが、元のピッチに戻っている。

 5. Ain't That A Shame
  フェイド・アウトが少し遅くなり、これまでより長く聴けるようになった。
2回ある間奏で旧版では中央で鳴っていたシンバルが、1回目の間奏のみ右に移動した。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 に1974年にスタジオでふざけて演奏したものが収録されている。

 6. Do You Wanna Dance
  フェイド・アウトが20秒ほど遅くなり、これまでより長く聴けるようになった。
旧版では中央で鳴っていたエレキ・ギターが左に寄った。
旧版では中央で一緒にまとまっていた(こもったような音になっていた)ブラスが左右に配された。

 7. Sweet Little Sixteen
  ギターなど中央にあった楽器のいくつかが右に移動した。
フェイド・アウトがほんの少し遅くなった。

 8. Slippin' And Slidin'
  リマスターによる当然の変化以外にあまり大きな違いは感じられないが、少し広がりが増した感じがする。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 で先に発表されていたミックスと同じ(ただしDVDではエンディングの語りの部分だけ映像のオリジナル音声を使用している)。

 9. Peggy Sue
  旧版はこもっているようなミックスだったがクリアになった(逆に普通の曲のような感じになってしまった)。 
旧版は最後の音がブツッと切れて終わっていたが、自然に終わるようになった。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 10. Medley: Bring It On Home To Me / Send Me Some Lovin'
  旧版では楽器の多くは中央で一緒にまとまっていたが、左右に配された。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 11. Bony Moronie
  ピアノなど楽器の定位が多少変えられているが、それほど大きな違いは感じられない。

 12. Ya Ya
  それほど大きな違いは感じられないが、こもっている感じはなくなった。

 13. Just Because
  旧版は特に右チャンネルの音がつぶれているようなミックスだったが、左右にすっきり響くようになった。
ジョンのボーカルは少し中央に寄った。
フェイド・アウトがほんの少し早くなった(リマスター盤のボーナス・トラックとして収録されている「リプライズ」でこの続きの部分が聴ける)。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にこの曲の録音中の音源(ジョンとフィル・スペクターの会話)が収録されている。

 14. Angel Baby [ボーナス・トラック]
  アウトテイク集 『Menlove Ave.』 に収録されていたものと同じテイクで、ミックスにも大きな違いは感じられない。

【付記】
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 15. To Know Her Is To Love Her [ボーナス・トラック]
  アウトテイク集 『Menlove Ave.』 に収録されていたものと同じテイクで、ミックスには大きな違いはないが、こちらの方がピッチが早い(あるいは 『Menlove Ave.』 の方が遅くされている)。

 16. Since My Baby Left Me [ボーナス・トラック]
  アウトテイク集 『Menlove Ave.』 に収録されていたものとは別テイク。
『Menlove Ave.』 収録テイクはモノラルのようなミックスだったが、こちらは楽器が左右に配されている。

 17. Just Because(Reprise) [ボーナス・トラック]
  13曲目の「Just Because」のフェイド・アウト後の部分。
ジョンがビートルズのメンバーたちへメッセージを送っているのが聴ける。

このページの一番上に戻る
Double Fantasy ( ダブル・ファンタジー ) 2000年リマスター(リミックスは行われていない)
https://m.media-amazon.com/images/I/41tW77Rm44L._SL100_.jpg
00年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤00年輸入盤

 このアルバムについては、2010年にまるごと1枚リミックスされた「ストリップト・ダウン・バージョン」が発売されています。
 1. (Just Like)Starting Over
  【付記】
■1980年に作られたこの曲のプロモ盤12インチ・シングルにロング・バージョン(20秒ほど長く、通常バージョンでフェイド・アウトした後の続きが聴ける)が収録されている。
■ボーカル中心にリミックスした2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはさらに長い。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 5. I'm Losing You
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディング(タイトルは「Stranger's Room」)とアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 7. Beautiful Boy(Darling Boy)
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 8. Watching The Wheels
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 10. Woman
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 12. Dear Yoko
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 13. Every Man Has A Woman Who Loves Him
  【付記】
■ヨーコのトリビュート・アルバム 『Everyman Has A Woman』 にジョンがリード・ボーカルを取っているバージョンが収録されている。のちに4枚組ボックス 『Lennon』 と2001年リマスター版の 『Milk And Honey』 にも収録されたが、リマスター版はフェイド・アウトが早められている。
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。

 14. Hard Times Are Over
  この曲は旧版よりスピードが若干遅くなっている(あるいは旧版の方がスピードが上げられていた)。

【付記】
■2010年の「ストリップト・ダウン」バージョンはボーカル中心にリミックスしたもの。

このページの一番上に戻る
Milk And Honey ( ミルク・アンド・ハニー ) 2001年リマスター(1曲のみリミックス)
https://m.media-amazon.com/images/I/91KPEtLPqfL.__SL100_.jpg
01年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤01年輸入盤
 1. I'm Stepping Out
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■『Milk And Honey』 の2001年のリマスター盤にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 3. I Don't Wanna Face It
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。

 5. Nobody Told Me
  【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にアルバム・セッションからの演奏が収録されている。
■DVD 『レノン・レジェンド』 で聴けるものは冒頭にセッション中の音源が加えられている。
■ボックス・セット 『Signature Box』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 7. Borrowed Time
  【付記】
■DVD 『レノン・レジェンド』 で聴けるものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い。
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。

 11. Grow Old With Me
  このリマスター盤では、この曲だけは手が加えられていて、別バージョンのようになっている。
早められていた曲のスピードが元に戻り、リズム・ボックス(実際はタンバリンらしいが)のビートに付けられていた深いエコーもなくなっている。
デモ・テープに手を加えて発表されたのが旧版で、リミックス版の方が録音された時の状態に近いようである。

【付記】
■アウトテイク集 『Anthology』 にホーム・レコーディングからの演奏にストリングスを加えたものが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

 13. Every Man Has A Woman Who Loves Him (ボーナス・トラック)
  『Double Fantasy』 に収録されたヨーコの曲で、ヨーコがリード・ボーカル、ジョンがコーラスだったが、こちらのバージョンはジョンのボーカルのみでミックスされている。
1984年のヨーコのトリビュート・アルバム 『Everyman Has A Woman』 で初めて発表された。
リマスター前のものより15秒ほど早くフェイド・アウトする。

【付記】
■リマスター前のものは4枚組ボックス 『Lennon』 とヨーコのトリビュート・アルバム 『Every Man Has A Woman』 に収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。

このページの一番上に戻る

Working Class Hero ( 決定盤 ジョン・レノン 〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜 )
 2005年に発売されたベスト盤だが、シングルで発表された曲の2003年リミックスを4曲収録している。

https://m.media-amazon.com/images/I/41MEMRYSFZL._SL100.jpg
05年日本盤05年輸入盤05年輸入盤
 Disc2-17. Give Peace A Chance
 

2003年リミックス(DVD 『レノン・レジェンド』 用リミックス)。
コーラスが若干左寄りだったが、右にも配されて広がりが出た。

【付記】
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 で聴けるものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い(ミックス自体はこの盤と同じ)。また、冒頭のカウント「1,2、1,2,3,4」も最初の「ワン」から聴くことができる。
■2005年のベスト盤 『Peace, Love & Truth』 に収録の2003年リミックス版は上のDVDバージョンのエンディングを通常のバージョンと同じようにフェイド・アウトさせたもの。また、このベスト盤にはヒップホップ風の新たなリミックス版も2バージョン収録されている。
■ベスト盤 『Shaved Fish』 には1分ほどの抜粋という形で収録されている。
■アウトテイク集 『Anthology』 にリハーサル・テイクが収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとリハーサルや別テイクの演奏が収録されている。
【2020年8月14日追記】
■最初のリリース時の米盤シングルは冒頭のカウントがカットされていきなり演奏から始まる。
(当HPをご覧の方から情報をいただきました。ありがとうございます!)

 Disc2-14. Cold Turkey
  2003年リミックス(DVD 『レノン・レジェンド』 用リミックス)。
ギターが左右に広がって聴こえるようになった。
曲の終わり近くのジョンのうめき声があちこちに移動するミックスになっている。

【付記】
■アウトテイク集 『Acoustic』 にホーム・レコーディングからの演奏が収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとスタジオ・アウトテイクが収録されている。

 Disc1-5. Instant Karma!(We All Shine On)
  2003年リミックス(DVD 『レノン・レジェンド』 用リミックス)。
この曲のボーカルはラジオから聴こえる音のようなかなり加工された音になっているが、若干クリアになった。
中央で埋もれていた手拍子がはっきり左右に配置され、人数が増えたように聴こえる。

【付記】
■2003年のDVD 『レノン・レジェンド』 やCDシングル 『Happy Xmas』 で聴けるものはフェイド・アウトせずに終わるので少し長い(ミックス自体はこの盤と同じ)。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に2020年リミックスが収録されている。
■2021年のリミックス拡大版 『Plastic Ono Band』 に2020年リミックスとスタジオ・アウトテイクが収録されている。

 Disc1-19. Happy Xmas(War Is Over)
  2003年リミックス(DVD 『レノン・レジェンド』 用リミックス)。
冒頭に中央で小さく入っていたジョンとヨーコのささやきが、右からヨーコ、左からジョンではっきりと聴こえるようになった。
アコースティック・ギターが左右に広げられ、ベースの音が大きくなった。
『Sometime In New York City』 の2005年のリマスター盤にボーナス・トラックとして収録されているものと同じ。

【付記】
■ベスト盤 『Shaved Fish』 に収録のものは、曲の終わりに「Give Peace A Chance」のライブの抜粋がフェイド編集でつなげられている。
■アウトテイク集 『Anthology』 にラフ・ミックス・バージョン(「War is over, if you want it」のコーラスがない)が収録されている。
■2018年のリミックス拡大版 『Imagine』 に2018年リミックスが2種類収録されている。
■2020年のベスト盤 『Gimme Some Truth.』 に収録されているのは、たぶん2018年リミックスと同じ。

このページの一番上に戻る

Live Peace In Toronto 1969 ( 平和の祈りをこめて 〜ライヴ・イン・トロント1969〜 )
 1995年の初CD化の際にリミックスされている。

https://m.media-amazon.com/images/I/51eTXaoCzML.__SL100_.jpg
95年日本盤00年日本盤07年日本盤(紙)/ 09年日本盤95年輸入盤06年輸入盤(金)
 全体に言える点
  個々の音がクリアになり、エコーの響きが増した。
ジョンのボーカルが前面・真ん中に出て、クリアになった(アナログ盤ではボーカルにエフェクトを加えている感じがする)。
ノイズ削除(アナログ盤ではアンプから出ていると思われる「サー」「ブー」「ジー」といったノイズが全編に聴こえた)。
観客の歓声が広がった。
左チャンネルのエリック・クラプトンのギター(右はジョン)が大きくなった。
アナログ盤のミックスはあまり音がよくないが、荒々しい感じが出ていたとも言え、CDは音が良くなったがその感じはなくなった。
アナログ盤のミックスは別の部分から音を持ってきて付け加えたり、音質を変えるなど、 結構あとから加工されているようだが、CD化のリミックスでは元のテープに戻ってそうした加工を排除したのではないかと思われる。

 1. Blue Suede Shoes
  演奏後のジョンの「サンキュー」とその後の会話が聴こえなくなった。

【付記】
■1990年の4枚組CDボックス 『Lennon』 ではリマスター前の音源でCD化されている。

 2. Money
  リミックス前は低音が強調された感じのミックスだったが、普通になった。
ジョンのボーカルと間奏のリード・ギターが前面に出た。

【付記】
■1990年の4枚組CDボックス 『Lennon』 ではリマスター前の音源でCD化されている。

 3. Dizzy Miss Lizzy
  2回目の間奏のヨーコの叫び声が少し大きくなった(あるいは音がクリアになったために良く聴こえるようになった)。
ジョンのボーカルの定位が右寄りから中央へ移動。
演奏後に誰かのしゃべり声(に聴こえるが楽器の音かも)が聴こえていたがカットされた(この音はCDでは「Give Peace A Chance」の演奏後、アナログ盤では「Cold Turkey」の演奏後にも聴こえる)

【付記】
■1990年の4枚組CDボックス 『Lennon』 ではリマスター前の音源でCD化されている。

 4. Yer Blues
  かなりクリアになった。
演奏前のジョンのカウント(一度歌い出そうとしてもう一度やり直している)がほとんど聴こえなくなった。
演奏後のジョンの「サンキュー」がよく聴こえるようになった。

【付記】
■1990年の4枚組CDボックス 『Lennon』 ではリマスター前の音源でCD化されている。

 5. Cold Turkey
  ジョンが歌っている部分のヨーコの叫び声が小さくされている。
演奏前のジョンのカウントが聴こえなくなった。 
演奏後に誰かのしゃべり声(この音はCDでは「Give Peace A Chance」の演奏後、アナログ盤では「Dizzy Miss Lizzy」の
演奏後にも聴こえる)が聴こえていたがカットされ、その後のギターをつま弾いた音(この音はCDでは「Give Peace A Chance」の演奏後、アナログ盤ではB面の頭でも聴こえる)もカットされた。

 6. Give Peace A Chance
 

ボーカルがクリアになったので、「all we are saying ... 」のバック・コーラスが多少よく聴こえるようになった。
アナログ盤でのA面はこの曲で終り、B面との切り替わり部分はフェイド・アウト/インだったが、CDではつながっている。

【2020年8月14日訂正&追記】
アナログA面とB面との切り替わり部分は、日本盤ではA面の終わりはフェイド・アウトで、B面はいきなり音が始まるようになっていた。
英盤はA面の終わりはフェイド・アウトせずにプツリと終わり、B面は日本盤同様にいきなり始まっているとのこと。
(当HPをご覧の方が両面マトリクス1の英盤を確認して下さいました
。ありがとうございます!)

 7. Don't Worry Kyoko(Mummy's Only Looking For Her Hand In The Snow)
  ヨーコのボーカルに少しエコーが付いた。
アナログ盤ではこの曲と次の曲の曲間でノイズ(アンプから出ていると思われる「ブー」という音)が特に大きかったが、リミックスで消されている。

 8. John, John(Let's Hope For Peace)
  ヨーコのボーカルに深いエコーが付いた。
エンディングで歓声が上がる回数が違う(おそらくCDの方が実際の録音と同じで、アナログ盤ではあとから2箇所ほど追加しているのではないかと思う)。
リミックス版は司会者が「Give Peace A Chance」と言った後、フェイド・アウトして終るが、アナログ盤では「Give」で突然終る。

このページの一番上に戻る


アマゾンで購入できるリマスター前のCDを、当HPのジョンの音源のページに掲載しています。



『Rock'n'Roll』 については、『レコード・コレクターズ』 2004年12月号(ジョン・レノン特集)に
森山直明氏による徹底検証記事が掲載されています。
私が「あまり大きな違いは感じられない」とした曲も細かく検証されているので参考にして下さい。

『レコード・コレクターズ』 2004年12月号
https://m.media-amazon.com/images/I/51goqTl3zVL._SL100_.jpg

特集:ジョン・レノン
ロックンロールの心意気(萩原健太)/全編カヴァーの異色作 『ロックンロール』 が生まれ変わった(森山直明)/『ラヴ〜アコースティック』 が映し出す曲作りのプロセス(サエキけんぞう)/名曲80選: PART1 ビートルズ時代の50曲(和久井光司)、PART2 ソロ時代の30曲(立川芳雄)/不思議なまでに真の自分を構築し続けた10年間のソロ活動(小島 智)/ディスコグラフィー: オリジナル・アルバム(志田 歩)、編集アルバム選(赤岩和美)、映像作品(赤岩和美)、レア・トラックス(森山直明)、シングル(編集部)/カラーページ: 『ロックンロール』 関連のレコード

その他の記事
■ライヴ・エイド: 初DVD化(木村ユタカ)/フジテレビTV中継の問題点(寺田正典)
■ローリング・ストーンズ: DVD 『ロックンロール・サーカス』 と最新ライヴ盤 『ライヴ・リックス』 (佐藤三十郎)
■ニルヴァーナ: 未発表音源68曲収録の 『ニルヴァーナ・ボックス』(大鷹俊一)
■ニューヨーク・ドールズ: シルヴェイン・シルヴェインに訊く再結成のいきさつ(鳥井賀句)
■マイケル・ジャクソン: 豪華ボックス 『アルティメット・コレクション』 と2枚組ベスト 『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジャクソン5/ジャクソンズ』(河地依子)
■マイルス・デイヴィス: DVD 『マイルス・エレクトリック〜パフォーマンス・アット・ザ・アイル・オブ・ワイト(ワイト島のマイルス 1970)』 (松尾史朗)
■加藤和彦: “ヨーロッパ三部作”紙ジャケ化(篠原 章)
■サイケ・ポップの裏名盤 『アンドウェラズ・ドリーム』 初CD化(和久井光司)



また、2010年発売のムック 『ジョン・レノン 魂のサウンド』 に、
ジョンの「ソロ活動全曲・全バージョン完全ガイド」が掲載されています。
内容詳細(出版元HP)

『ジョン・レノン 魂のサウンド』
https://m.media-amazon.com/images/I/51DTgmZk4IL._SY445_SL100_.jpg

プロローグ
彷徨するジョン・レノン魂のサウンド/優れた直感力と音楽への絵画的・映像的アプローチ/ジョンが全身でロックンロールを鳴らしたとき/自分を信じ、未来を信じ続けたジョン

Part 1 リマスター盤2010の全貌
ジョンの魂/イマジン/サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ/マインド・ゲームス/心の壁、愛の橋/ロックン・ロール/ダブル・ファンタジー/ミルク・アンド・ハニー/ ダブル・ファンタジー:ストリップド・ダウン/ジョン・レノンBOX/ジョン・レノンBOX「ホーム・テープス」/ジョン・レノンBOX「シングルズ」/ザ・ヒッツ〜パワー・トゥ・ザ・ピープル/ギミ・サム・トゥルース

Part 2 レコーディング
ソロ時代のレコーディング/関連アルバム(アウトテイク集、既発ベスト盤)/関連映像(ビデオクリップ集)/ジョンの映画(『イマジン』 と 『イマジン(オリジナル・サウンドトラック)』)

Part 3 ライブ&テレビ・パフォーマンス
ソロの時代のライブ&テレビ・パフォーマンス/ジョンの映画(『ジョン・レノンの僕の戦争』 と 『PEACE BED アメリカ vs ジョン・レノン』)

Part 4 アート活動
ジョンのアート活動/ジョンの著作

Part 5 リマスター盤完全対応公式発表全曲・全バージョン 完全ガイド
ジョン・レノンの作品(127曲)/ヨーコとの共同前衛作品(9トラック)/会話等の音源(18トラック)/ヨーコの単独ボーカル作品(32曲)/ザ・ビートルズの作品(17曲)

■ザ・ビートルズ関連情報



このページの一番上へ

このサイトのトップメニューへ

inserted by FC2 system