The Family Way
[オリジナル・サウンドトラック] 日本盤CD
『ふたりだけの窓』 |
輸入盤CD
|
1966年の映画(邦題
『ふたりだけの窓』)のサントラ。ポール初のソロ・プロジェクト。 ポールは「Theme From The Family Way」「Love In
The Open
Air」の2曲の元メロディを作曲したのみで、サントラ盤にはそれを編曲したバリエーションが全13曲収録された。
演奏はジョージ・マーティン・オーケストラ。
この映画のサントラ盤はなかなかCD化されず、ポール作曲のメロディをクラシック風にアレンジしたものを収録したCDが2度出た(リンク先はアマゾン)。 1995年 The
Family Way クラシック・ギターとストリングス主体 2000年 Sir Paul Mccartney's
Liverpool フルート四重奏
オリジナル・サントラ音源は2003年にようやくCD化(ただし盤起こし)。LPと同内容の全13曲に、上の2枚からこの映画の曲だけを追加収録した限定盤。 2003年 The Family Way
2011年7月には英オリジナル・ジャケットのデザイン、オリジナル・マスター音源でCD化(左の商品)。LPと同内容の全13曲に、「Theme
From The Family Way」の未発表ステレオ・シングル・ミックスを追加収録。 2014年に日本盤(アマゾン)が出た。
ちなみに、英米で発売されたシングルに収録の「Theme From
The Family Way」と「Love In The Open
Air」はアルバムとは別バージョンで、英米でそれぞれ異なる録音(どちらもモノ)。
|
McCartney 日本盤CD
『ポール・マッカートニー』 |
|
1970年のファースト・ソロ・アルバム。
1. The
Lovely Linda / 2. That Would Be Something / 3. Valentine
Day / 4. Every Night / 5. Hot As Sun/Glasses / 6.
Junk / 7. Man We Was Lonely // 8. Oo You / 9. Momma Miss
America / 10. Teddy Boy / 11. Singalong Junk / 12. Maybe
I'm Amazed / 13. Kreen-Akrore
ほとんど一人で録音された作品で、必殺の名曲「Maybe I'm
Amazed」などはあるものの、途中で終るデモみたいな曲や、ジャム・セッションみたいなインストも多く、ポールらしい美しいメロディを期待した人からは「なんじゃ、これ」という反応を受けた。
しかしこのアルバムは、当時ビートルズの中で孤立し、家族だけが心の支えだったポールの心境を映すような物哀しさとアットホームな雰囲気に満ちており、意外とポール・ファンの人気は高い。
アマゾン日本盤 1987.7.22 CP32-5454 初CD化 ボーナス・トラックなし 1993.3.24 TOCP-7617 新装再発(Super
Masters シリーズ) 1993.7.28 TOCP-7851 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックなし 1995.11.8 TOCP-3124 上のオビ新装(Cool Price シリーズ) 1999.8.25 TOCP-65500 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2011.6.22 &
8.17 レコード会社を変えてリマスター再発 デラックス盤には未発表音源を追加
通常盤はボーナス・トラックなし 2017.12.13 UICY-78553 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
発売50周年記念として、2020年に海外でハーフスピード・マスタリングのアナログLPが発売された。
|
Ram 日本盤CD
『ラム』 |
|
1971年。リンダと共同名義。
1. Too Many
People / 2. 3 Legs / 3. Ram On / 4. Dear Boy / 5. Uncle
Albert/Admiral Halsey / 6. Smile Away // 7. Heart Of The Country / 8.
Monkberry Moon Delight / 9. Eat At Home / 10. Long Haired Lady / 11. Ram
On / 12. The Back Seat Of My
Car
前作の不評への反発か、「これならどうだ」というくらいに音が重ねられており、曲調もバラエティに富んでいる幕の内弁当的な1枚。
やりたいことをやりたいようにやったという印象が強く、「Long
Haired Lady」とか「The Back Seat Of My
Car」のように、あふれ出るメロディをそのままつむいでいったような、ちょっと偏執的ともいえる曲はこのアルバムでしか聴けない。
バージョン違いというほどのものでもないが、アルバム内で曲がつながっているもののうち、シングルで発売された「Uncle
Albert/Admiral Halsey」は終わりがフェイド・アウト処理されており(いくつかのベスト盤に収録されている)、「Smile
Away」はポールのカウントから始まる(CD 『Ram』 の「Smile Away」のトラック分割位置はこれとほぼ同じ)。
アマゾン日本盤 1987.7.22 CP32-5455 初CD化 ボーナス・トラックなし 1989.12.20 TOCP-5981 新装再発 1993.7.28 TOCP-7852 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター シングルのみで発表されていた「Another
Day」「Oh Woman, Oh Why」を追加 1995.11.8 TOCP-3125 上のオビ新装(Cool Price シリーズ) 1999.8.25 TOCP-65501 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2012.5.30 レコード会社を変えてリマスター再発 デラックス盤にはシングルのみで発表されていた「Another
Day」「Oh Woman, Oh Why」「Little Woman
Love」および未発表音源を追加 通常盤はボーナス・トラックなし 2017.12.13 UICY-78554 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
2012年のリマスター再発では、スーパー・デラックス・エディション購入特典のダウンロードおよび
iTunes のボーナス・トラックとして「Eat At Home / Smile Away (1972年8月19日
オランダ、フローニンゲンでのライブ)」「Uncle Albert
Jam」が追加されている。
発売50周年記念として、2021年に海外でハーフスピード・マスタリングのアナログLPが発売された。
|
Wings Wild
Life 日本盤CD
『ウイングス・ワイルド・ライフ』 |
|
1971年。ウイングスのファースト。
1.
Mumbo / 2. Bip Bop / 3. Love Is Strange / 4. Wild
Life // 5. Some People Never Know / 6. I Am Your Singer /
7. Bip Bop Link / 8. Tomorrow / 9. Dear Friend / 10. Mumbo
Link
まっさらな状態からバンドを始めたかったのか、1日で録音されたラフな音作りで、地味なアルバムだが、落ち着いた雰囲気の美しい曲が並ぶアナログ時代のB面(5〜10)が素晴らしい。
短いインストの7と10はアナログ時代は曲名の記載がなかったが、CD化の際に独立したトラックとなり、曲名も記載された。
アマゾン日本盤 1988.2.5 CP28-1016 初CD化。シングルのみで発表されていた「Oh Woman, Oh Why」「Mary Had
A Little Lamb」「Little Woman Love」を追加 1989.12.20 TOCP-5982 オビ新装 1993.7.28 TOCP-7853 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター シングルのみで発表されていた「Give
Ireland Back To The Irish」「Mary Had A Little Lamb」「Little Woman
Love」「Mama's Little Girl」を追加 1995.11.8 TOCP-3126 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 1999.8.25 TOCP-65502 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2018.12.7 未発表音源を追加してリマスター再発 シングルのみで発表されていた「Give Ireland Back
To The Irish」「Give Ireland Back To The Irish
[version]」および未発表音源を追加。
iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、シングル 『Give
Ireland Back To The Irish』
のB面収録で未CD化だった同曲のインスト・バージョンが追加されていたが、現在は販売されていない。
その後2018年のリマスター盤のボーナス・トラックとして初CD化された。
2018年のリマスター再発に際して、ポールの公式HPで「Dear
Friend [orchestra
up]」が無料ダウンロード配信された(現在は終了)。 このバージョンはリマスター盤には含まれていない。
発売50周年記念として、2022年に海外でハーフスピード・マスタリングのアナログLPが発売された。 タワレコ
|
ウイングス 1972 ヨーロッパ・ツアー |
|
1972年6月〜8月のウイングスの初ライブはヨーロッパを回るツアーだった。 このツアーからいくつかの音源が小出しに商品化されている。
■1972年8月19日 フローニンゲン(オランダ) ◎『Ram』 2012年リマスター盤ボーナス・トラック Eat
At Home / Smile Away ◎CD 『Wings
Over Europe』 9. Give Ireland Back To The Irish / 14. Seaside Woman
/ 18. Maybe I'm Amazed / 20. Long Tall Sally ◎映像作品 『ブルース・マックマウス・ショー』 Maybe I'm Amazed
/ Long Tall Sally
■1972年8月21日 ザ・ハーグ(オランダ) ◎シングル「My
Love」のB面(CD 『Red Rose Speedway』 のボーナス・トラックとしてCD化済) The Mess
◎CD 『Wings Over Europe』 2. Eat At Home / 4. Bip Bop / 6. Blue Moon
Of Kentucky / 13. I Am Your Singer / 15. Wild Life / 16. My Love / 17.
Mary Had A Little Lamb / 19. Hi, Hi, Hi ◎映像作品 『ブルース・マックマウス・ショー』
Eat At Home / Bip Bop / Wild Life / Mary Had A Little Lamb / Blue Moon
Of Kentucky / I Am Your Singer / My Love / Hi, Hi, Hi
■1972年8月22日 アントワープ(ベルギー) ◎CD 『Wings Over Europe』 5. Mumbo /
8. I Would Only Smile / 11. Best Friend
この日と8月20日のアムステルダムの公演を収録した非公式盤 『Flying Over
France』 が2022年に出ている。
■1972年8月24日 ベルリン(ドイツ) ◎CD 『Wings
Over Europe』 3. Smile Away / 7. 1882 / 10. The Mess / 12. Soily
◎映像作品 『ブルース・マックマウス・ショー』 The Mess
『ブルース・マックマウス・ショー』
では映像とともに見られるが、音は同じでも映像は実際にその会場で撮られたものでない可能性がある。
また、CD 『Wings Over
Europe』 には翌年1973年7月10日のニューカッスル(イギリス)でのライブ「Big Barn Bed」も収録されている。
|
Red Rose
Speedway 日本盤CD
『レッド・ローズ・スピードウェイ』 |
|
1973年。ウイングスの2作目。
1. Big
Barn Bed / 2. My Love / 3. Get On The Right Thing / 4. One
More Kiss / 5. Little Lamb Dragonfly // 6. Single Pigeon /
7. When The Night / 8. Loup(1st Indian On The Moon) / 9. Medley:
Hold Me Tight/Lazy Dynamite/Hands Of Love/Power
Cut
これまでのソロ作に比べると非常に洗練された音作りで、緩急をつけたアルバムの流れが魅力。ラストのメドレーは圧巻。 「Yesterday」と並んで良くも悪くもポールを象徴する曲「My
Love」を収録。
アマゾン日本盤 1988.2.5 CP28-1017 初CD化 シングルのみで発表されていた「I Lie
Around」「Country Dreamer」「The
Mess(1972年8月21日のオランダでのライブ音源)」を追加 1989.12.20 TOCP-5983 オビ新装 1993.7.28 TOCP-7854 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター シングルのみで発表されていた「C
Moon」「Hi, Hi, Hi」「The Mess」「I Lie Around」を追加 1995.11.8 TOCP-3127 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ)(左の商品) 1999.8.25 TOCP-65503 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2018.12.7 未発表音源を追加してリマスター再発 シングルのみで発表されていた「Country Dreamer」「I
Lie Around」「The Mess」「Mary Had A Little Lamb」「Little Woman Love」「Hi, Hi,
Hi」「C Moon」「Live And Let
Die」および未発表音源を追加。
2018年のリマスター再発に際して、ポールの公式HPで「Hands Of Love
[take
2]」が無料ダウンロード配信された(現在は終了)。 このバージョンはリマスター盤には含まれていない。
発売50周年記念として、2023年に海外でハーフスピード・マスタリングのアナログLPが発売された。 タワレコ
|
Wings
Greatest 日本盤CD 『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』
|
輸入盤CD
|
1978年に出たベスト盤。 内容の詳細
ベスト盤でしか聴けないシングル曲が2曲ある。
1973年のシングル「Live
And Let Die」は、この盤を含め、ポールのどのベスト盤にも収録されている。
1974年のシングル「Junior's
Farm」もほとんどのベスト盤に収録されているが、この盤と 『All The Best』 の米盤と日本編集ベスト 『ザ・グレイテスト』
には4分20秒のオリジナル版、『Wingspan』 には3分1秒のDJエディットが収録されている。
「Junior's
Farm」の4分20秒のオリジナル版は、2014年の 『Venus And Mars』 のリマスター盤のディスク2にも収録された。 「Live
And Let Die」は、2018年の 『Red Rose Speedway』
のリマスター盤にも収録された。
アマゾン日本盤 1984.4.21 CP35-3114 初CD化 ボーナス・トラックなし 1989.12.20 TOCP-5989 新装再発 1993.7.28 TOCP-7859 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックなし 1995.11.8 TOCP-3132 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 2018.5.18 UICY-78803 紙ジャケット化(日本のみ) リマスター
|
Band On The
Run 日本盤CD
『バンド・オン・ザ・ラン』 |
|
1973年。ウイングスの3作目。
1. Band
On The Run / 2. Jet / 3. Bluebird / 4. Mrs Vandebilt /
5. Let Me Roll It // 6. Mamunia / 7. No Words / 8.
Picasso's Last Words(Drink To Me) / 9. Nineteen Hundred And
Eighty-Five
これまでポールのソロ活動を迷走気味と捉えていた人々をねじ伏せた傑作。ここからはビートルズ時代と並ぶ快進撃が続く。
アナログLPの発売当初より米盤には8曲目(アナログB面の3曲目)に「Helen
Wheels」が追加された全10曲仕様だったので、1993年のリマスター盤で統一される前の米盤CDも10曲入りだった。
アマゾン日本盤 1985.9.21 CP32-5038 初CD化 ボーナス・トラックなし 1988.12.21 CP43-5774 「エタニティ・ゴールドCD」シリーズ(ボーナス・トラックなし) 1993.3.24 TOCP-7618 新装再発(Super
Masters シリーズ) 1993.7.28 TOCP-7855 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター シングルのみで発表されていた「Helen
Wheels」「Country Dreamer」を追加 1995.11.8 TOCP-3128 上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品) 1999.10.27 TOCP-65504 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 1999.4.9 TOCP-65180〜1 2枚組の25周年記念リマスター盤発売 シングルのみで発表されていた「Helen
Wheels」を追加 2010.11.3 & 17 レコード会社を変えてリマスター再発 デラックス盤にはシングルのみで発表されていた「Helen
Wheels」「Country Dreamer」「Zoo
Gang」および未発表音源を追加。通常盤はボーナス・トラックなし 2017.12.13 UICY-78555 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
ポールの楽曲管理会社MPLのホームページで、「Jet」のカラオケ・バージョン(未商品化)が聴ける。 「Search
+ License」のページで「Title」に「Jet」と入れて「Search」ボタンを押すと右に結果が出るので、「Paul
McCartney/Wings (Instrumental)」をクリックする。
発売50周年記念として、2024年に海外でハーフスピード・マスタリングのアナログLPが発売された。 タワレコ |
|
25周年2CD
|
1999年に発売された25周年記念リマスター盤。2枚組。
Disc1のアルバム本編は8曲目に「Helen
Wheels」が追加された全10曲の米盤仕様。
Disc2の「音によるメイキング・ドキュメンタリー」にはこのセッションからの未発表曲がゾロゾロ…と思ったら、
ほとんどがインタビューと最近のツアーのサウンド・チェック音源。がっくり。
Disc2で聴けるのは以下の音源 ■Band
OnThe Run(Nicely Toasted Mix)→ルーズに演奏されているバージョンの一部(1分ぐらい) ■Band OnThe
Run(Barn Rehearsal, 1989/7/21)→完奏する ■Bluebird(Live Version, Australia
1975)→リハーサルをテープレコーダーで録ったみたいな感じ(55秒) ■Jet(Berlin Soundcheck,
1993/9/3)→完奏する ■Let Me Roll It(Cardington Rehearsal,
1993/2/5)→完奏する ■Helen Wheels(Crazed)→リミックスされたバージョン(ほぼ完奏する) ■Band
OnThe Run(Strum
Bit)→アコースティック・ギター弾き語りのようだが、すぐにインタビューがカブってしまうのでイントロしか聴こえない ■Picasso's
Last Words(Acoustic Version)→1分ほどでフェイド・アウトする ■Band OnThe Run(Northern
Comic
Version)→アコースティック・ギター弾き語りでコミカルに歌っている(36秒)
このDisc2は、2010年発売のリマスター版
『Band On The Run』 の「スーパー・デラックス・エディション」にも(リマスターされて)付いている。
|
Band On The
Run(5.1ch Surround)(DTS-CD) |
DTS-CD
|
1973年のアルバムを5.1chサラウンド化したもの。 8曲目に「Helen
Wheels」が入った全10曲のアメリカ盤仕様。
デジタル出力付きのCDもしくはDVDプレーヤーとDTS対応のアンプ、スピーカー6個があれば聴けるが、
「DVD‐Audio」ではなく、あくまで「DTS‐Disc」(入っているのはDTSデータのみ)。
ラストの「♪バ〜ンド・オンザ・ラ〜ン」が正面から右へ動いて右後方へ逃げて行きます。
1996年に発売されたが、1曲目の冒頭の音が少し(一拍分くらい)カットされるというミスがあり、その後に修正盤が出た。
ミス盤のレーベルは紫で、修正盤は黄色だが、パッケージ外側からはどちらの盤か判別することはできない。
ケースは一般的なCDケースのもの(初期)と、DVDオーディオ等に使われる「スーパー・ジュエル・ボックス」のものがある(修正盤はこのケースの途中で出た)。 参考サイト(英語)
※普通のCDプレーヤーで再生しても音は出ません。
|
1974.8 「ワン・ハンド・クラッピング」 セッション |
|
映像作品 『ワン・ハンド・クラッピング』(新メンバー加入後の1974年8月にスタジオでレコーディングを行うウイングスの様子を捉えたもの)の撮影中に録音された音源。
映像自体は2010年の 『Band On The Run』
リマスター盤付属のDVDに収録され、初商品化された。ポールのピアノ弾き語りメドレーのうち「Suicide」はカットされているが、2011年の『McCartney』
リマスター盤付属のDVDに収録された。音声はほとんどモノラル。
この時のセッション音源が、以下のCDなどで聴ける(すべてステレオ)。 ■2014年
『Venus And Mars』
リマスター盤のCD2 映像版と同じテイクの「Soily」、映像版と同じテイクだがナレーションがカブらない「Baby
Face」、映像版とは別テイクの「Let's Love」 ■2014年 公式HPでの無料ダウンロード 映像版には未収録の「Love
My Baby」 SoundCloud(音が出ます) ■2011年 『McCartney』
リマスター盤のCD2 映像版と同じテイクだがナレーションがカブらない「Maybe I'm Amazed」 ■2010年 『Band
On The Run』 リマスター盤のCD2 映像版とは別テイクの「Jet」「Band On The
Run」、映像版と同じテイクだが完奏されている「Nineteen Hundred And Eighty
Five」「Bluebird」、映像版には未収録の「Let Me Roll It」「Country Dreamer」 ■2003年 サントラ盤
『The In-Laws』 映像版と同じテイクの「Live And
Let Die」
|
Venus And Mars 日本盤CD
『ヴィーナス・アンド・マース』 |
|
1975年。ウイングスの4作目。
1. Venus
And Mars / 2. Rock Show / 3. Love In Song / 4. You Gave Me
The Answer / 5. Magneto And Titanium Man / 6. Letting Go //
7. Venus And Mars(Reprise) / 8. Spirits Of Ancient Egypt / 9.
Medicine Jar / 10. Call Me Back Again / 11. Listen To What The
Man Said / 12. Treat Her Gently/Lonely Old People / 13.
Crossroads
Theme
派手さたっぷりのゴージャスなアルバム。勢いのあるロック・ナンバーからじっくりと聴かせるバラード、コミカルなパロディ風の曲までが同居し、
前作と並んでソロ時代のポールのアルバムのパターンが確立された。
アマゾン日本盤 1985.12.21 CP32-5087 初CD化 ボーナス・トラックなし 1989.12.20 TOCP-5984 シングルのみで発表されていた「Zoo Gang」「Lunch Box〜Odd Sox」「My
Carnival」を追加して再発 1993.7.28 TOCP-7856 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックは1989年の再発盤と同じ 1995.11.8 TOCP-3129 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 1999.10.27 TOCP-65505 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2014.11.5 レコード会社を変えてリマスター再発 シングルのみで発表されていた「Junior's
Farm」「Sally G」「Walking In The Park With Eloise」「Bridge On The River
Suite」「My Carnival」「Lunch Box〜Odd Sox」「Letting
Go(シングル用ミックス)」および未発表音源を追加 2017.12.13 UICY-78556 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
シングルで出た曲のうち、「Letting
Go」は曲時間の短い別ミックスで、2014年のリマスター盤のディスク2で初CD化。 「Venus And Mars〜Rock
Show」は短く切ったショート・バージョンで、2001年のベスト盤 『Wingspan』 に収録されている。 シングル 『Listen To
What The Man Said』 のB面「Love In
Song」は前の曲とカブらずに始まるバージョンだが、未CD化(2022年のシングル集 『The 7''
Singles』 で配信)。
また、バージョン違いというほどのものでもないが、シングルに収録された「Listen To
What The Man
Said」は冒頭のポールの語りとイントロのほんのわずかな音がカットされ、終わりも次の曲が始まる前でフェイド・アウト処理されており(いくつかのベスト盤に収録)、「You
Gave Me The Answer」は冒頭の咳払いのような音がカットされている(シングル集 『The 7''
Singles』 で配信。)。
2014年のリマスター再発に際して、ポールの公式HPで「Letting
Go(Extended Version)」と「Rock Show(New
Version)」が無料ダウンロード配信された(現在は終了)。このバージョンはリマスター盤には含まれていない。SoundCloudのポールのページでも聴ける。
iTunes
では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、未CD化だった「My Carnival」のロング・バージョン(初出は「Spies Like
Us」の12インチ・シングル)が追加されていた。
|
Venus And
Mars(5.1ch Surround)(DTS-CD) |
DTS-CD
|
1975年のアルバムを5.1chサラウンド化したもの。DTS‐Disc。1996年発売。
曲順が変更されている(通常CDの曲順で言うと1、2、6、4、3、5、7、8、10、13、9、11、12)。 「Love
In Song」は前の曲とカブらずに始まるバージョンで収録。
『Band On The Run』
に比べるとかなり音が動くので、「ここにはこんな音が隠れていたのか」という発見があって面白い。
ケースは一般的なCDケースのもの(初期)と、DVDオーディオ等に使われる「スーパー・ジュエル・ボックス」のものがある。
※普通のCDプレーヤーで再生しても音は出ません(入っているのはDTSデータのみ)。
|
Wings At The
Speed Of Sound 日本盤CD
『スピード・オブ・サウンド』 |
|
1976年。ウイングスの5作目。
1. Let' Em
In / 2. The Note You Never Wrote / 3. She's My Baby / 4.
Beware My Love / 5. Wino Junko // 6. Silly Love Songs / 7.
Cook Of The House / 8. Time To Hide / 9. Must Do Something About
It / 10. San Ferry Anne / 11. Warm And
Beautiful
派手さを抑え、メンバー個人を大きくフィーチャーしている。 ジャケットのせいで実際の内容以上に地味に思われているかもしれないが、どの曲もなかなか味わい深い。
アマゾン日本盤 1989.12.20 TOCP-5985 初CD化 シングルのみで発表されていた「Sally G.」と、The Country
Hums名義で出したインスト「Walking In The Park With Eloise」「Bridge Over The River
Suite」を追加 1993.7.28 TOCP-7857 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックは1989年の初CD化盤と同じ 1995.11.8 TOCP-3130 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 1999.10.27 TOCP-65506 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2014.11.5 レコード会社を変えてリマスター再発 未発表音源を追加 2017.12.13 UICY-78557 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
日本盤シングルの「Let'
Em In」はショート・バージョン。途中をカットして短くしただけ。未CD化。 そのB面の「Beware My
Love」は現行CDの頭20秒あたりの部分からフェイド・インしてくるだけで、特にバージョン違いというものではない(2022年のシングル集 『The
7'' Singles』 で配信)。
|
Wings Over
America 日本盤CD
『ウイングスU.S.A.ライヴ!!』 |
|
1976年。大成功したウイングスの全米ツアーを記録したライブ・アルバム。2枚組(アナログLPは3枚組だった)。
2013年のリマスター盤のクレジットでは、録音は
1976/5/24 ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン / 1976/6/10 シアトル、キングドーム / 1976/6/21, 22,
23 ロサンジェルス、LAフォーラム となっているが、実際には他の公演のものも含まれているようである。
【Disc 1】 1.
Venus And Mars/Rock Show/Jet / 2. Let Me Roll It / 3. Spirits Of
Ancient Egypt / 4. Medicine Jar // 5. Maybe I'm Amazed / 6.
Call Me Back Again / 7. Lady Madonna / 8. The Long And Winding
Road / 9. Live And Let Die // 10. Picasso's Last Words /
11. Richard Cory / 12. Bluebird / 13. I've Just Seen A
Face / 14. Blackbird / 15. Yesterday 【Disc 2】 1. You Gave
Me The Answer / 2. Magneto And Titanium Man / 3. Go Now /
4. My Love / 5. Listen To What The Man Said // 6. Let 'Em
In / 7. Time To Hide / 8. Silly Love Songs / 9. Beware My
Love // 10. Letting Go / 11. Band On The Run / 12. Hi Hi
Hi / 13.
Soily
ここに収録の「Soily」はスタジオ録音版が発表されていない曲。
アマゾン日本盤 1987.7.22 CP28-5456〜7 初CD化 ボーナス・トラックなし 1989.12.20 TOCP-5986〜7 新装再発 1999.10.27 TOCP-65507〜9 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし 2013.5.29
& 6.5 レコード会社を変えてリマスター再発 デラックス盤には未発表音源を追加。通常盤はボーナス・トラックなし また、日本語タイトルが
『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』 に改められた 2019.7.12 UICY-78978〜9 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
このアルバムからは、「Maybe
I'm
Amazed」がシングル・カットされたが、ショート・バージョンを含むラジオ局向けのプロモ盤12インチも作られており、2013年のリマスター盤発売時に限定復刻・商品化された。
アナログ12インチ
|
1976.6.13 &
14 カウ・パレス(サンフランシスコ)のライブ |
3CD+DVD
|
1976年6月13日と14日のサンフランシスコのカウ・パレスでのライブ音源。 『Wings Over
America』 の2013年リマスター盤(スーパー・デラックス・エディション)のCD3に収録。
1. Let Me Roll
It / 2. Maybe I'm Amazed / 3. Lady Madonna / 4. Live And
Let Die / 5. Picasso's Last Words / 6. Bluebird / 7.
Blackbird / 8. Yesterday
この時のセットリスト(13日、14日とも) 1. Venus
And Mars / 2. Rock Show / 3. Jet / 4. Let Me Roll It / 5.
Spirits Of Ancient Egypt / 6. Medicine Jar / 7. Maybe I'm
Amazed / 8. Call Me Back Again / 9. Lady Madonna
/ 10. The Long And Winding Road / 11. Live And Let Die /
12. Picasso's Last Words (Drink To Me) / 13. Richard Cory
/ 14. Bluebird / 15. I've Just Seen A Face / 16.
Blackbird / 17. Yesterday / 18. You Gave
Me The Answer / 19. Magneto And Titanium Man / 20. My Love / 21. Listen To
What The Man Said / 22. Let 'Em In / 23. Time To Hide / 24. Silly Love
Songs / 25. Letting Go / 26. Band On The Run アンコール 27. Hi, Hi, Hi /
28. Soily
|
Thrillington 日本盤CD
『スリリントン』 |
輸入盤CD
|
1977年。『Ram』
のインスト版。
レコーディングは1971年6月に行われていたがリリースが遅れた。
編曲・録音など実際の作業はリチャード・ヒューソンが担当し、ポールは「監修」的な立場で参加。演奏には参加していない。
「スリリントン」という架空の人物が作った作品、ということにして、ポールは自分が関わったことを1989年まで明かさなかった。
1995年に単品で初CD化、2012年にリマスター盤が
『Ram』
のスーパー・デラックス・エディションに付けられ、2018年には日本で紙ジャケ化された。
アマゾン日本盤 1995.6.28 TOCP-8600 初CD化 2018.5.18 UICY-78802 紙ジャケット化(日本のみ) 2012年リマスター
|
ロックンロール・ハイスクール / Rock'n'Roll High
School |
DVD
|
ラモーンズが出演する1979年の青春コメディ映画。
冒頭でウイングスの「Did We Meet
Somewhere Before?」が流れる(1977年秋の録音で、『London Town』
のアウトテイクらしい)。
この曲はレコードとしては正式に発売されていないのでこの映画でしか聴けない。
ただし編集されていてワンコーラスで終る。セリフもかぶる。
アマゾン 2002年(初DVD化) DVD
2004年(2002年版の再発) DVD 2012年(HDマスター&特典付) DVD ブルーレイ
2017年(2012年版の再発) DVD ブルーレイ 2018年(2012年版の再発) DVD ブルーレイ
2023年(2012年版の再発) DVD ブルーレイ
|
London Town 日本盤CD
『ロンドン・タウン』 |
|
1978年。ウイングスの6作目。
1. London
Town / 2. Cafe On The Left Bank / 3. I'm Carrying / 4.
Backwards Traveller / 5. Cuff Link / 6. Children Children /
7. Girlfriend / 8. I've Had Enough // 9. With A Little
Luck / 10. Famous Groupies / 11. Deliver Your Children /
12. Name And Address / 13. Don't Let It Bring You Down / 14.
Morse Moose And The Grey
Goose
トリオになってしまったウイングスだが、タイトル曲を始めとして随所で聴けるポール、リンダ、デニーの3人のコーラスには独特の落ち着いた味わいがあり、
けっこうロックな曲もあるのだが、全体的にはなんとなくやさしいイメージのアルバムという印象がある。
「With A
Little Luck」は短く編集されたショート・バージョンがあり、ベスト盤 『All The Best(米盤)』 『Wingspan』
に収録されている(プロモーション・ビデオに使われているもこのバージョン)。
アマゾン日本盤 1989.12.20 TOCP-5988 初CD化 シングルのみで発表されていた「Girls
School(ショート・バージョン)」を追加 1993.7.28 TOCP-7858 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター シングルのみで発表されていた「Girls
School(4分34秒の編集なしバージョン)」と「Mull Of Kintyre」を追加 1995.11.8 TOCP-3131 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 2000.2.9 TOCP-65510 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
|
London
Town(旧規格廃盤CD) 日本盤CD
『ロンドン・タウン+1』 |
CD
|
1993年リマスター盤が出る前の初CD盤のイギリス盤および日本盤(1989年発売)に収められていたボーナス・トラック「Girls
School」はショート・バージョン(3分15秒)。
日本盤の型番はTOCP-5988。
途中を切っただけですが。
|
Back To The Egg 日本盤CD
『バック・トゥ・ジ・エッグ』 |
|
1979年。ウイングスの7作目にしてラスト・アルバム。
1. Reception / 2. Getting
Closer / 3. We're Open Tonight / 4. Spin It On / 5. Again
And Again And Again / 6. Old Siam, Sir / 7. Arrow Through
Me // 8. Rockestra Theme / 9. To You / 10. After The
Ball/Million Miles / 11. Winter Rose/Love Awake / 12. The
Broadcast / 13. So Glad To See You Here / 14. Baby's
Request
トータル・アルバム風の作りにしたり、ロッケストラなんていう派手な企画がある意欲作。
市場の受けは今ひとつだったようだが、パンク〜ニュー・ウェイブ旋風が巻き起こった当時はポールのようなベテラン・ロッカーは何をやっても分が悪かっただけで、
ポール・ファンなら間違いなく楽しめる内容になっていると思う。
アマゾン日本盤 1989.12.20 TOCP-5990 初CD化 シングルのみで発表されていた「Daytime Nightime
Suffering」「Wounderful Christmastime」「Rudolph The Red-Nosed
Reggae」を追加 1993.7.28 TOCP-7860 「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックは1989年の初CD化盤と同じ 1995.11.8 TOCP-3133 上のオビ新装(Cool
Price シリーズ) 2000.2.9 TOCP-65511 紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
iTunes
で最初に販売された時は、CDのボーナス・トラックに加えて、12インチ・シングル収録の「Goodnight
Tonight」のロング・バージョン(通常バージョンにない歌詞を歌うボーカルが聴ける)が追加されていた。 その後このバージョンは下のコンピレーション盤でCD化された。
|
Grand 12-Inches Vol. 6 [V.A.] NOW - Thats What I Call
12'' 70s [V.A.] |
輸入盤4CD
輸入盤4CD
|
上記の「Goodnight
Tonight」のロング・バージョン(7分20秒)を収録した2つのコンピレーション盤。どちらも4枚組。
2009年 『Grand 12-Inches Vol. 6』
2020年 『NOW - Thats
What I Call 12'' 70s』
|
1979.12.17 グラスゴーのライブ |
|
1979年の11月から12月にかけて行われたウイングスのUKツアーは、ウイングス最後のツアーとなったが、最終日の12月17日のグラスゴーでのライブは、これまで細切れに公式発表されている。
【この日の演奏曲】 1.
Got To Get You Into My Life / 2. Getting Closer / 3. Every
Night / 4. Again & Again & Again / 5. I've Had
Enough / 6. No Words / 7. Cook Of The
House / 8. Old Siam Sir / 9. Maybe I'm
Amazed / 10. The Fool On The Hill / 11. Let It Be / 12.
Hot As Sun / 13. Spin It On / 14. Twenty Flight
Rock / 15. Go Now / 16. Arrow Through Me / 17.
Wonderful Christmastime / 18. Coming Up / 19.
Goodnight Tonight / 20. Yesterday / 21. Mull Of Kintyre / 22.
Band On The Run
■Coming Up 1980年のシングル「Coming
Up」に収録。イギリスや日本ではB面収録だったが、アメリカではこのライブ・バージョンがA面だった。元の音源の途中を切って短くしており、ブラスなどの追加ダビングが施されている。 CDでは、米盤CD
『All The Best』 『Wingspan』
に収録されているが、アナログ盤で聴けた演奏後の観客との掛け合いはカットされている。 2022年のボックス・セット 『The 7''
Singles』 の配信版でようやくシングル初出版と同じ内容でデジタル化された。 また、2011年発売の 『McCartney II』
リマスター盤(デラックス版のCD2)に収録のものは短くなっていない全長版で、追加ダビングもない(ただし演奏後の観客との掛け合いはない)。
■Band
On The Run / No Words 2010年発売の 『Band On The Run』
リマスター盤のポール公式HPでの予約購入特典としてMP3形式で配布された。
■Every Night / Hot
As Sun / Maybe I'm Amazed 2011年発売の 『McCartney』 リマスター盤(デラックス版のCD2)に収録。
|
1979.12.29 カンボジア難民救済コンサート |
2LP
2LP
2LP
|
1979年12月26日〜29日にロンドンのハマースミス・オデオンでカンボジア難民救済のためのチャリティ・コンサートが行われ、ウイングスが最終日に出演した。
これがウイングス最後のステージとなった。
【この日の演奏曲】 1. Got To Get You
Into My Life / 2. Getting Closer / 3. Every
Night / 4. Again & Again & Again / 5. I've Had
Enough / 6. No Words / 7. Cook Of The House / 8.
Old Siam Sir / 9. Maybe I'm Amazed / 10. The
Fool On The Hill / 11. Hot As Sun / 12. Spin It
On / 13. Twenty Flight Rock / 14. Go Now / 15. Arrow
Through Me / 16. Coming Up / 17. Goodnight
Tonight / 18. Yesterday / 19. Mull Of Kintyre / 20. Band On The
Run / 21. Rockestra Theme / 22. Lucille / 23..
Let It Be / 24. Rockestra
Theme(2回目) ※21から24は出演者総出の「ロッケストラ」による演奏
■Got To Get You
Into My Life / Every Night / Coming Up / Lucille / Let It Be / Rockestra
Theme(2回目) 1981年発売の2枚組LP 『Concert For The People Of
Kampuchea(日本盤タイトル「カンボジア難民救済コンサート」)』
のD面に収録。未CD化。 TV放送された映像版の曲目もこれと同じ。映像版の音声はモノラル。
■Every Night / Hot
As Sun (映像) 2011年発売の『McCartney』
リマスター盤(スーパー・デラックス版のDVD)に収録。「Every Night」はTV版とは別編集で(映像もきれい)、「Hot As
Sun」は初登場。音声はモノラル。
■Coming Up (映像) 2011年発売の『McCartney II』
リマスター盤(スーパー・デラックス版のDVD)に収録。TV版と同じ映像だがきれいな画質で見られる。音声はモノラル。
■Old
Siam Sir(映像) 2001年発売のDVD 『夢の翼』
にほんの少しだけ収録。
非公式盤だが、この日の全演奏曲を収録した2枚組CD 『Live At The Hammersmith
Odeon』 も出ている。
TV放送された映像版はこれまでソフト化されたことがないが、CS放送の「MUSIC
AIR」でたびたび放送されている。 また、NHKは1981年5月4日の 『ヤング・ミュージック・ショー』 と、2008年7月26日の
『黄金の洋楽ライブ』 でこの映像を放送している。
2005年に出た書籍 『僕らの「ヤング・ミュージック・ショー」』(アマゾン)には、この回と1979年10月13日放送のウイングスのワールド・ツアーの回の内容が詳細に書かれている。
|