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ポール・マッカートニーのソロを(できるだけ)全部聴く 1980年代

一般向けにリリースされた商品でないもの(プロモ盤など)は基本的に無視しています

2010年から発売されているリマスター・シリーズ
に収録の未発表音源などについてはポールのリマスター盤のページで

McCartney II
日本盤CD 『マッカートニー II』


1980年のソロ2作目。

1. Coming Up / 2. Temporary Secretary / 3. On The Way / 4. Waterfalls / 5. Nobody Knows // 6. Front Parlour / 7. Summer's Day Song / 8. Frozen Jap / 9. Bogey Music / 10. Darkroom / 11 One Of These Days

シンセなどを使ってほとんど一人で録音された作品で、「Coming Up」というヒット曲はあるものの、即席で作ったような曲も多く、ポールらしい完成度の高いアルバムを期待した人からは「なんじゃ、これ」という反応を受けた。…と全てにおいて最初のソロ・アルバムを彷彿とさせるパート2。

アウトテイクやデモを収録した海賊盤にまで手を出しているようなファンにとっては、大変に楽しめるアルバムではある。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1988.2.5 CP28-1018  初CD化 シングルのみで発表されていた「Check My Machine」「Secret Friend」を追加
1989.12.20 TOCP-5991   オビ新装
1993.7.28 TOCP-7861   「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター 初CD化盤の内容に加え、シングルのみで発表されていた「Goodnight Tonight」を追加
1995.11.8 TOCP-3134   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2000.2.9 TOCP-65512   紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
2011.6.22 & 8.17 レコード会社を変えてリマスター再発 デラックス盤にはシングルのみで発表されていた「Check My Machine」「Secret Friend」「Wonderful Christmastime」および未発表音源を追加 通常盤はボーナス・トラックなし

ハイレゾ販売 e-onkyo (flac 96kHz/24bit) ボーナス・トラック16曲入り

シングル 『Coming Up』 のカップリングのライブ・バージョン(米国ではこちらがA面だった)は米盤CD 『All The Best』 『Wingspan』 に収録されているが、アナログ盤で聴けた演奏後の観客との掛け合い部分はカットされている。
「Waterfalls」には短く編集されたショート・バージョンがあり、ベスト盤 『Wingspan』 に収録されている。

 すべてアナログ7インチ

2001年のベスト盤 『Wingspan』 の日英盤に収録の「Coming Up」は 『McCartney II』 のものとは微妙にミックスが違う。
例えば1回目の間奏に入る直前の部分をよく聴くと、
■『McCartney II』 版は1分20秒の部分にはキーボードらしき音はないが、続く1分21秒の部分で右chにシンセのサックス音のフレーズが鳴ってから間奏に入る。
■『Wingspan』 版の1分18〜19秒の部分ではキーボードらしき音が少し長く聴こえるが、続く1分20秒の部分にはシンセのサックス音のフレーズはない。
その他、部分的にシンセの音の厚みが違う箇所があるようである(時間表示が違うのはそれぞれ微妙にスピードが違うため)。

2003年発売のコンピレーション盤 『A Secret History』(1980年代のエレクトロ・ダンス・ミュージック集)には「Temporary Secretary」が収録されているが(『McCartney II』 収録のものと同じ)
、このプロモ用としてレディオスレイブによるリミックス・バージョンを収録した500枚限定の12インチ・プロモ・シングルが作られ、ラジオ局に配布された。
このバージョンは7分25秒だったが、米雑誌 『UNCUT』 がポールを特集した2004年7月号の付録CDには6分20秒に編集されたものが収録され、一般向けにも発表されている。

Tug Of War
日本盤CD 『タッグ・オブ・ウォー』


1982年のソロ3作目。

1. Tug Of War / 2. Take It Away / 3. Somebody Who Cares / 4. What's That You're Doing? / 5. Here Today // 6. Ballroom Dancing / 7. The Pound Is Sinking / 8. Wanderlust / 9. Get It / 10. Be What You See(Link)/ 11. Dress Me Up As A Robber / 12. Ebony And Ivory

ひさびさにジョージ・マーティンをプロデューサーに迎えて成功したアルバム。スティービー・ワンダーとのデュエット「Ebony And Ivory」がヒットした。
完成度の高さでは全アルバム中1、2を争う。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1982.11.1 CP35-3001  初CD化 ボーナス・トラックなし。ポールの最初のCDで、東芝EMI が最初に出したCDのうちの1枚
1989.12.20 TOCP-5992   新装再発
1993.7.28 TOCP-7862   「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター ボーナス・トラックなし
1995.11.8 TOCP-3135   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2000.4.26 TOCP-65513   紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
2006.9.6 TOCP-53825   93年盤のオビ新装(Rock UK/USキャンペーン)
2015.10.2 レコード会社を変えてリミックス&リマスター再発。シングルのみで発表されていた「Ebony And Ivory(solo version)」「Rainclouds」「I'll Give You A Ring」および未発表音源を追加。

ハイレゾ販売(e-onkyo) 通常版:全12曲(flac 96kHz/24bit) デラックス版:12曲+11曲 (flac 44.1kHz/24bit)
※海外のサイト HDtracks では、どちらも「44.1kHz/24bit」と表記されている。

シングル・カットされた「Tug Of War」は冒頭の綱引きの効果音がなく、アルバムでの次の曲とのカブリがない。「Take It Away」はアルバムでの前の曲とのカブリがない。→ どちらもベスト盤 『Wingspan』 に収録
また、シングル 『Tug Of War』 のB面「Get It」は現行CDのトラック(2分29秒)と同じ部分をそのまま抜き出したものと同じで、次の曲とカブる部分の直前で切られており、特にバージョン違いではない。
さらに12インチ・シングル 『Take It Away』 収録の「Dress Me Up As A Robber」は前の曲の残響音がないが、もともとほとんど残響音は聴こえないのであまり変わらない。

2015年のリマスター再発に際して、ポールの公式HPで「Take It Away [Single Edit](2015 Remaster)」が無料ダウンロード配信された(ベスト盤 『Wingspan』 ディスク2に収録のものと同じだが2015年リマスター)
。このバージョンはリマスター盤には含まれていない。YouTubeSoundCloud のポールのページでも聴ける。

iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、「Ebony And Ivory」のソロ・バージョンが追加されていたが、現在はアルバム本編のみ(全12曲)の販売となっている。

Go Cat Go! [Carl Perkins]
日本盤CD 『ゴー・キャット・ゴー』

1996年発売。カール・パーキンスとのデュエット「My Old Friend」(パーキンス作曲)。プロデュースはポールとジョージ・マーティン。

アルバム 『Tug Of War』 セッション(1981年)での録音。

Thriller [Michael Jackson]
日本盤CD 『スリラー』

1982年。マイケル・ジャクソンとデュエットした「The Girl Is Mine」(作曲はマイケルのみ)。

Filmtracks - The Best of British Film Music [V.A.]


アナログLP

1983年。マイケル・ケインとリチャード・ギアが出演した映画のテーマ曲を作曲。ギタリストのジョン・ウィリアムズが演奏(ポールもギターで参加)。イギリスではシングルで発売された。

この映画は、イギリスでは 『The Honorary Consul』、アメリカでは 『Beyond The Limit』 というタイトルで公開され、日本では劇場未公開だがビデオで発売(ビデオ・タイトル 『愛と名誉のために』)された。

イギリス映画のサントラを集めたオムニバス・アルバム 『Filmtracks - The Best of British Film Music』 に収録され、のちにCD化されている(英アマゾン)。

ポールの楽曲管理会社MPLのホームページの楽曲検索(Search + License)のページでも聴ける(タイトル「Beyond The Limit」で検索
)。

左の商品は輸入盤アナログLP。

Pipes Of Peace
日本盤CD 『パイプス・オブ・ピース』


1983年のソロ4作目。

1. Pipes Of Peace / 2. Say Say Say / 3. The Other Me / 4. Keep Under Cover / 5. So Bad // 6. The Man / 7. Sweetest Little Show / 8. Average Person / 9. Hey Hey / 10. Tug Of Peace / 11. Through Our Love

基本的には前作の姉妹編で、ほとんど同時に録られている。
ウイングス解散以降ライブをやっていなかったことも関係しているのかもしれないが、ポールの音楽性の中でもかなり甘い方向へ傾いていた時期(それがまたいいのだが)で、全体にこじんまりとまとまった印象を受ける曲が多い。世間的にも「ジョンはロックだけどポールはロックじゃない」などという意見がよく聞かれたと記憶している。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1984.2.21 CP35-3084   初CD化 ボーナス・トラックなし
1991.4.12 TOCP-6671   新装再発(Super Masters シリーズ)
1993.7.28 TOCP-7863   「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター 「Twice In A Lifetime」「We All Stand Together」「Simple As That」を追加
1995.11.8 TOCP-3136   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2000.4.26 TOCP-65514   紙ジャケット化(日本のみ) ボーナス・トラックなし
2015.10.2 レコード会社を変えてリマスター再発 シングルのみで発表されていた「Ode To A Koara Bear」と映画主題歌「Twice In A Lifetime」および未発表音源を追加

ハイレゾ販売(e-onkyo) 通常版:全11曲(flac 96kHz/24bit) デラックス版:11曲+9曲 (flac 44.1kHz/24bit)
※海外のサイト HDtracks では、どちらも「44.1kHz/24bit」と表記されている。

この時期のシングル盤のカップリング曲のうち、以下は未CD化。
「Say Say Say」のロング・バージョン(歌入りとインストの2バージョン) → 『Say Say Say』 の12インチ・シングルに収録
「We All Stand Together(ハミング・バージョン)」 → 『We All Stand Together』 の7インチ・シングルに収録

    英12インチ       米12インチ        7インチ       ピクチャー盤


シングル・カットされた「Pipes Of Peace」は冒頭の効果音など
がない。→ ベスト盤 『All The Best』 の日・英盤、『Wingspan』 に収録

iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、12インチ・シングル収録で未CD化の「Say Say Say」のロング・バージョン(歌入りの方)が追加されていたが、現在はアルバム本編のみ(全11曲)の販売となっている。

Give My Regards To Broad Street
日本盤CD 『ヤァ!ブロードストリート』


CD


アナログLP


1984年のソロ5作目(これをオリジナル・アルバムに数えない人もいる)。

【アナログLPの収録曲】
1. No More Lonely Nights(ballad)/ 2. Good Day Sunshine / 3. Corridor Music / 4. Yesterday / 5. Here, There And Everywhere / 6. Wanderlust / 7. Ballroom Dancing / 8. Silly Love Songs // 9. Silly Love Songs (reprise) / 10. Not Such A Bad Boy / 11. No Values / 12. No More Lonely Nights(ballad reprise)/ 13. For No One / 14. Eleanor Rigby/Eleanor's Dream / 15. The Long And Winding Road / 16. No More Lonely Nights(playout version)

自分が主演した映画のサントラ。基本的にはビートルズ時代を含めたセルフ・カバー集。珠玉のバラード「No More Lonely Nights」はヒットしたが、映画がコケたこともあり、世間的にはこのころポールの評価はどん底だった。

発売当時、カセットテープ版にのみ10と11の間(カセットのB面1曲目)に「So Bad」が追加収録されていた。

その後、CD化で「拡大版」になり、「So Bad」「Goodnight Princess」が収録された上、「Good Day Sunshine」「Wanderlust」「Eleanor Rigby/Eleanor's Dream」「No More Lonely Nights(Playout)」の4曲は長くなった。アナログLPでは編集で短くなっているものが聴ける。まぁ、わざわざ中古LPを買って聴くほどのもんでもないが。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1987.7.22 CP32-5458   初CD化 数曲が長くなり、「So Bad」「Goodnight Princess」を追加
1991.4.12 TOCP-6672   新装再発(Super Masters シリーズ)
1993.7.28 TOCP-7864   「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター 初CD化盤の内容に「No More Lonely Nights(Playout)」の2バージョン(Extended Version と Special Dance Mixの短縮版)を追加
1995.11.8 TOCP-3137   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2000.4.26 TOCP-65515   紙ジャケット化(日本のみ) 収録曲は1987年の初CD化盤と同じ

iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、プロモ盤12インチ・シングル収録で未CD化の「No More Lonely Nights(Playout)」のバージョン違い(Mole Mix)が追加されていたが、現在はアルバム本編のみ(初CD化と同じ内容の全15曲)の販売となっている。


「No More Lonely Nights」のバージョン違いについて以下に整理しておく。

【バラード編】
.アルバム収録のもの
.シングル収録のもの(冒頭をカットしていきなり歌から始まる) → ベスト盤 『All The Best』 『Wingspan』 に収録

【プレイアウト編】
.アナログLP収録のもの(「We got the tapes」のセリフ以降の長さは3分55秒) → 7インチ・シングル初版[下のA]には「We got the tapes」のセリフのバックで聴こえる「ジャーン」という音から収録(セリフは消してある) → ベスト盤 『Wingspan』 には「ジャーン」をカットしたものを収録
.左のCDの14曲目(1より多少長い。「We got the tapes」のセリフ以降の長さは4分39秒)※映画のエンド・クレジットで聴けるのもこのバージョンだが、フェイド・アウトが少し遅い完全版になっている(DVDで聴ける)
.12インチ・シングル初版に収録のジョージ・マーティンのリミックスによる「Extended Version」(8分8秒) → 左のCDのボーナス・トラック(16曲目)
.12インチ・シングル第2版に収録のアーサー・ベイカーのリミックスによる「Extended Playout Version」(6分55秒) → 未CD化
.上の「Extended Playout Version」の短縮版で、7インチ・シングル第2版に収録された「Special Dance Mix」(4分21秒) → 左のCDのボーナス・トラック(17曲目)
.「Mole Mix」(8分43秒) → iTunes 版のボーナス・トラック(現在は販売されていない)

7インチ・シングルはA面がバラード編でB面がプレイアウト編。日本盤の12インチ、7インチ・シングルには第2版はない。
この他にプロモ盤とかDJ用のリミックス・バージョンがあるかもしれない。

   A(7インチ)      A(7インチ)      A(7インチ)      A(7インチ)

※左のCDの盤面に記載されている16曲目「Extended Version」の時間(6:56)は間違っている(今は直ってるのかな?)。

The Art Of The 12", Volume Two [V.A.]


トレヴァー・ホーンの作ったZTTレーベルが12インチ・シングル用に作ったリミックス・バージョンを集めたコンピレーションの第2集。2012年発売。

ZTTレーベル所属のアート・オブ・ノイズによるポールの「Spies Like Us」の未発表リミックス・バージョン(「Art Of Nise Remix」)を収録。
頭から1分35秒以降は1985年発売の「Spies Like Us」の12インチ・アナログ・シングルに収録されていたアート・オブ・ノイズによるリミックス・バージョンと同じなのだが、頭が少しだけ長いので「未発表」(5分36秒)。

もともとはこの長さだったものが、12インチ・シングルの作成時に短くされてしまったらしい。

ちなみに12インチ・アナログ・シングルには以下のリミックス・バージョンが収録されていた。
1. Spies Like Us (Party Mix) 約7分10秒
2. Spies Like Us (Alternative Mix) 約4分00秒 ※アート・オブ・ノイズ・リミックス
3. Spies Like Us (DJ Version) 約3分46秒
4. My Carnival (Party Mix) 約6分00秒
これらは現時点ですべて未CD化(「My Carnival (Party Mix)」のみ、iTunes で 『Venus And Mars』 のボーナス・トラックとしてデジタル販売されたことがある)。
 
英12インチ(ピクチャー)   米12インチ       独12インチ       豪12インチ       日12インチ

7インチのAB面に収録されていた「Spies Like Us」「My Carnival」の通常バージョンはそれぞれCD 『Press To Play』(1993年リマスター盤)と 『Venus And Mars』(1989年再発盤および1993年と2014年リマスター盤)にボーナス収録されている


Press To Play
日本盤CD 『プレス・トゥ・プレイ』


1986年のソロ6作目。

1. Stranglehold / 2. Good Times Coming/Feel The Sun / 3. Talk More Talk / 4. Footprints / 5. Only Love Remains // 6. Press / 7. Pretty Little Head / 8. Move Over Busker / 9. Angry / 10. However Absurd

ヒュー・パジャムとの共同プロデュースにより、(当時の)現代風な味付けでイメージ・チェンジを図った1枚。
アルバムの半数以上(1、4、7〜10)がエリック・スチュワートとの共作(ボーナス・トラックの11と13も)。

あまりポールに合っていないと思われる無機的なサウンドのおかげで失敗作と断じる人も多いと思うが、あえてパブリック・イメージと違う方向に挑んだ曲から、得意のバラード「Only Love Remains」(ポールをあまり好きじゃない人が特に嫌いそうな曲)まで収録曲は結構バラエティに富んでいて、充分楽しめる。
まぁ何でも好きな私の言うことですからあんまりあてになりませんが。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1986.9.8 CP32-5156   初CD化 CDのみのボーナス・トラックとして「Write Away」「It's Not True(Remix Version)」「Tough On A Tightrope」を追加
1989.12.20 TOCP-5993   新装再発
1991.6.14 TOCP-6751   新装再発(Super Masters シリーズ)
1993.7.28 TOCP-7865  「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター 初CD化盤の内容に「Spies Like Us」「Once Upon A Long Ago(Long Version)」を追加
1995.11.8 TOCP-3138   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2000.4.26 TOCP-65516   紙ジャケット化(日本のみ) 収録曲は1986年の初CD化盤と同じ

iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、12インチ・シングル収録で未CD化の「Press」のロング・バージョン(Dub Mix)が追加されていたが、現在はアルバム本編のみ(全10曲)の販売となっている。

このアルバムからのシングルでバージョン違いが多発されたが、ほとんどが未CD化。以下に列挙しておく。


Press …ややこしいので整理しておく(ただし私は全部持っているわけではないので誤りがあるかもしれません)

.アルバム収録のものとは違うヒュー・パジャムによるオリジナル・ミックス・バージョン(4分20秒) → 10インチ・シングル[下のA]とLP 『Press To Play』 の初版の一部(?)(すべて日本未発売)に収録 → 未CD化
.オリジナル・ミックス・バージョンの短縮版(3分58秒。1との違いはエンディングのフェイド・アウトの早さだけ) → 7インチ・シングルの初版に収録(日本盤7インチ・シングル[下のB]もこのバージョンだが、封入の解説書には「Video Edit」と誤記されている) → 未CD化
.現行CD 『Press To Play』 収録バージョン(4分43秒。こちらのミックスはバート・ベヴァンズとスティーブ・フォワードによるもの)
.「ビデオ・エディット」(3分35秒。3の後半を短くしたもの) → 10インチ・シングル[下のA]と7インチ・シングルの第2版(すべて日本未発売)に収録 → 未CD化
.インストの「ダブ・ミックス」(6分31秒) → 12インチ・シングル[下のC]に収録 → iTunes 版のボーナス・トラック(現在は販売されていない)
※「ビデオ・サウンドトラック」と表記された12インチに収録されているのは、現行CD 『Press To Play』 収録バージョンと同じもののようだ(ビデオ・クリップのサントラという意味か?)

It's Not True …「Press」の7インチ・シングル[下のB]にはヒュー・パジャムによるオリジナル・ミックス・バージョンを収録(現行CD 『Press To Play』 収録バージョンのミックスはジュリアン・メンデルソーンによるもの)
Hanglide …「Press」の12インチ・シングル[下のC]に収録されたインスト曲


   A(10インチ)       B(7インチ)      C(12インチ)      C(12インチ)      C(12インチ)      C(12インチ)


Pretty Little Head …7インチ・シングル[下のD]((日本未発売)にはリミックス・バージョン( → ビデオ・クリップでも聴ける)、12インチ・シングル[下のE](日本未発売)にはロング・バージョンを収録
Angry …「Stranglehold」の日本盤7インチ・シングルと「Pretty Little Head」の12インチ・シングル[下のE](日本未発売)にはリミックス・バージョン(ブラスをフィーチャー)を収録


   D(7インチ)      E(12インチ)   


Only Love Remains …7インチ・シングル[下のF]と12インチ・シングル[下のG](どちらも日本未発売)にはリミックス・バージョン(サックス他をフィーチャー → ビデオ・クリップでも聴ける)を収録
Tough On A Tightrope …「Only Love Remains」の12インチ・シングル[下のG](日本未発売)にはロング・バージョンを収録
Talk More Talk …「Only Love Remains」の12インチ・シングル[下のG](日本未発売)にはロング・バージョンを収録

 
   F(7インチ)      G(12インチ)      G(12インチ)

The Prince's Trust 10th Anniversary Birthday Party [V.A.]
日本盤CD 『ザ・プリンシズ・トラスト・バースデイ/ライヴ』

1986年6月20日のプリンス・トラストの演奏を収めたライブ・アルバム。

ポールの「Get Back」を収録。

英国アナログLP初回盤にはシングルが付いていて、ポールの「Long Tall Sally」「I Saw Her Standing There」をAB面に収録していた(日本盤LPにはシングルは付かなかった。また、この2曲はCDには収録されていない)。

映像版(ビデオ・LD・DVDで発売)で3曲とも見られる。

All The Best
日本盤CD 『オール・ザ・ベスト』


1987年発売のベスト盤。 内容の詳細 

このベスト盤に収められている1987年のシングル「Once Upon A Long Ago」は、『Press To Play』 のボーナス・トラックのものとは間奏の後が違う(ただし日英盤だけで、米盤には収録されていないので注意)。

ちなみに「Once Upon A Long Ago」のバージョン違いは以下の通り。

1.シングル盤(アナログ7インチとCD)および ビデオ・クリップ で聴けるもの(4分12秒。3を少し短くしたもので、間奏のあとは「Once upon a…」の多重コーラスで終る)
2.『All The Best』 の日英盤で聴けるもの(4分9秒。間奏のあとはギター・ソロでフェイド・アウト)
3.12インチ・シングル(2枚出たうちの1枚)に収録の「Long Version」(4分36秒。間奏のあとにポールのアドリブ・ボーカルが入る) → 現行CD 『Press To Play』 のボーナス・トラック
4.12インチ・シングル(2枚出たうちの1枚)に収録の「Extended Version」(6分6秒。ストリングスのイントロなどを入れて水増ししたもの) → 未CD化
 
   CDシングル       7インチ      12インチ(「Extended Version」を収録) 


このベスト盤収録曲のその他の細かい違いについては、ベスト盤のページで。

Choba B CCCP
日本盤CD 『バック・イン・ザ・U.S,S.R.』

1987年に録音されたオールド・ロックン・ロールのカバー・アルバム。

最初は全11曲だったが、1991年に14曲入りの完全版となって再発された。

「I'm In Love Again」は「This One」のシングルのカップリングとして先に収録されているが、こちらに収録されているのは約3分の編集なしバージョン。

ショート・バージョンはこのCDに収録のもののイントロのカウントの一部と、途中を15秒ほど(2分7秒から2分23秒ぐらいまで)カットしている。

Water From The Wells Of Home [Johnny Cash]
日本盤CD 『ジョニー・キャッシュ・スーパー・デュエット』

1988年。ジョニー・キャッシュとデュエットした共作曲「New Moon Over Jamaica」。
プロデュースも担当。

Gold [V.A.]

ストック=エイトケン=ウォーターマンのプロデュース作品集。

1989年のチャリティ・シングル「Ferry 'Cross The Mersey」を収録。マージー・ビートの名曲を他のミュージシャンとボーカルを分け合って歌う。

日本では「マージー河のフェリー・ボート」のタイトルでシングル盤が出た(アマゾン)。

この編集盤には1987年のチャリティ・シングル「Let It Be」も収録されているが、そちらはビートルズ時代のボーカルをそのまま流用しているだけなのであえて聴くまでもないと思う。

Flowers In The Dirt
日本盤CD 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』


1989年のソロ7作目。

1. My Brave Face / 2. Rough Ride / 3. You Want Her Too / 4. Distractions / 5. We Got Married / 6. Put It There / 7. Figure Of Eight // 8. This One / 9. Don't Be Careless Love / 10. That Day Is Done / 11. How Many People / 12. Motor Of Love

エルヴィス・コステロとの共作4曲(1、3、9、10)を含み、世間に「脱スランプ」を印象付けた1枚。
ライブを意識したバンド体制ができたことがこのアルバムの出来に大きな貢献をしているのではないだろうか。

このアルバムと続くワールド・ツアーを成功させたことにより、「ポールはロックじゃない」という声はほとんど聞かれなくなった。

【日本盤CD発売歴】 リンクはアマゾン
1989.6.9 CP28-5850   初CD化 CDのみのボーナス・トラックとして「Où Est Le Soleil?」を追加
1990.3.2 TOCP-6118〜9   2枚組の 『スペシャル・パッケージ』 発売(日本のみ) → 1994.4.8 TOCP-8205〜6 左の新装再発(日本のみ)
1993.7.28 TOCP-7866   「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」としてリマスター 初CD化盤の内容に加えて、シングルのみで発表されていた「Back On My Feet」(コステロとの共作)「Flying To My Home」「Loveliest Thing」を追加
1995.11.8 TOCP-3139   上のオビ新装(Cool Price シリーズ)(左の商品)
2017.3.24 未発表デモを追加した拡大版となってリマスター再発 シングルで発表された音源は特典ダウンロードのみの扱いとなった

iTunes では当初、CDのボーナス・トラックに加えて、12インチ・シングル収録で未CD化の「This One」のロング・バージョン(Club Lovejoys Mix)が追加されていたが、現在はアルバム本編のみ(全12曲)の販売となっている。
この曲は2017年リマスター盤(デラックス・エディション)のダウンロード音源として入手可能。

Flowers In The Dirt(Special Package)
『フラワーズ・イン・ザ・ダート/スペシャル・パッケージ』


上のアルバムの2枚組特別版。来日に合わせて1990年に日本のみで発売(左の上の商品)。1994年に限定再発された(左の下の商品)。

ディスク1はアルバム 『Flowers In The Dirt』 で、ボーナス・トラックは「Où Est Le Soleil?」のアルバム・バージョン。

ディスク2にはこの時期のシングル等で発表された曲などを収録。

【曲目】
Message To Japanese Fans / The Long And Winding Road (Video Version) / Loveliest Thing / Rough Ride (Video Version) / Où Est Le Soleil? (7inch Mix) / Mama's Little Girl / Same Time Next Year / Party Party (Original Mix) / P.S. Love Me Do (Studio Version)

「Message To Japanese Fans(日本のファンへのメッセージ)」と「P.S. Love Me Do(Studio Version)」はこのCDでしか聴けない。
「Video Version」の2曲はこのアルバムに合わせて発売されたビデオ 『プット・イット・ゼア』(DVDもあり)からの音源。シングル「Figure Of Eight」のカップリング。
「Loveliest Thing」「Mama's Little Girl」「Same Time Next Year」は過去に録音された未発表曲。シングル「Figure Of Eight」と「Put it There」のカップリング。
「Party Party (Original Mix)」はプロモ・シングルや 『World Tour Pack』 付属のCDシングル(下記参照)や一部地域のコンサートのパンフレットのオマケに付けられたCDに収録されていた。


このうち、「Loveliest Thing」「Où Est Le Soleil? (7inch Mix)」「Party Party (Original Mix)」は2017年リマスター盤(デラックス・エディション)のダウンロード音源として入手可能。


上のアルバムからはやたらとシングルが連発された(7インチ・12インチのアナログ、5インチ・3インチのCDをまたがって同じ曲で複数のシングルが出たりした)ため、上記以外にもアルバム未収録曲やバージョン違いがリリースされた。以下に列挙しておく。

The First Stone/I Wanna Cry/I'm In Love Again(Edit)/Good Sign …シングル「This One」のカップリング曲で、7インチ・アナログ、12インチ・アナログ、5インチCDに振り分けて収録された。「I'm In Love Again(Edit)」は 『Choba B CCCP』 収録のものから15秒ほどカットした短縮版(こちらの方が先に発表された)。「Good Sign」は6分52秒のオリジナル・ミックス。
※下の商品は「This One」の日本盤3インチCDシングルと輸入盤12インチ・シングルで、カップリングは The First Stone / I Wanna Cry / I'm In Love Again(Edit) の3曲。


Figure Of Eight …何種類か出たシングル(7インチ・アナログ、12インチ・アナログ、5インチCD、3インチCD)はリミックス・バージョン(というより全くの別物)で、長さが5分11秒のものと、その短縮版の4分3秒のものがある → ビデオ・クリップ でも聴ける。
※下の左から1番目と2番目の商品は5分11秒のバージョンを収録した12インチ・シングル。カップリングは「Où Est Le Soleil?」の12インチ・ミックスとタブ・ダブ・ミックス。
※下の左から3番目と4番目の商品は5分11秒のバージョンを収録した12インチ・シングル。カップリングは「Où Est Le Soleil?」の7インチ・ミックスで、2曲ともA面に収録され、B面には画家オノレ・ドーミエの絵(ジャケットのもの)がエッチングされている。


Où Est Le Soleil? …上の 『フラワーズ・イン・ザ・ダート/スペシャル・パッケージ』 で聴けるアルバム・バージョンと 7inch Mix の他に、12inch Mix、Tub Dub Mix、Instrumental Mix の3バージョンがある。
※下の商品はその3バージョンを収録した12インチ・シングル。



他に、プロモ・シングル収録の以下のバージョンがある。 ※リンクは「Discogs」のディスク情報
Good Sign (Groove Mix)  7分22秒
Party Party (Club Mix)   6分27秒
We Got Married (Edit)  約4分のショート・エディット版(後半の間奏以降の部分を数か所カット) 


このうち、以下の曲は2017年リマスター盤(デラックス・エディション)のダウンロード音源として入手可能。
The First Stone / Good Sign (Original Mix) / This One (Club Lovejoys Mix) / Figure Of Eight (12inch Bob Clearmountain Mix)(5分11秒) / Loveliest Thing / Où Est Le Soleil? (12inch Mix) / Où Est Le Soleil? (Tub Dub Mix) / Où Est Le Soleil? (7inch Mix) /  Où Est Le Soleil? (Instrumental Mix) / Party Party (Original Mix) / Party Party (Club Mix)
また、同商品付属のDVDで以下の曲も聴ける。
・ビデオ・クリップ「We Got Married」 … 音声はショート・エディット版
・ドキュメンタリー「プット・イット・ゼア」 … 「Rough Ride (Video Version)」「The Long And Winding Road (Video Version)」

Flowers In The Dirt: World Tour Pack


ひさびさのワールド・ツアーを記念して1989年に作られたシリアル・ナンバー入り限定の「ツアー・パック」。

厚紙でできたボックス(といっても 『Let It Be』 の初回版みたいな頼りないやつ)に以下の8点が入っている。

■『Flowers In The Dirt』 のジャケットが印刷されたLPサイズの紙シート(おもてのみ)
■CD 『Flowers In The Dirt』 … 初回CDと同じ仕様で、ボーナス・トラックは「Où Est Le Soleil?」
■3インチ
シングルCD 「Party Party」 … このボックスでしか入手できないシングルCD
 (曲自体は上の 『スペシャル・パッケージ』 や 『Flowers In The Dirt』 の2017年デラックス・エディションのダウンロード音源で聴ける)
■ポスト・カード6枚
■ポスター … 縦60cm、横90cm
■ファミリー・ツリー … クオリーメンから現在のバンドまでのメンバー人脈図。縦90cm、横60cm

■ステッカー … 「I'd rather be listening to McCartney.」と書かれたシール。縦4.5cm、横28cm
■ツアー日程表

Tripping The Live Fantastic
日本盤CD 『ポール・マッカートニー・ライヴ!! 1989〜1990』


1989年から1990年にかけてのワールド・ツアーからのライブ・アルバム。2枚組(アナログLPは3枚組)。

【Disc 1】
1. Showtime / 2. Figure Of Eight / 3. Jet / 4. Rough Ride / 5. Got To Get You Into My Life / 6. Band On The Run / 7. Birthday / 8. Ebony And Ivory / 9. We Got Married / 10. Inner City Madness * / 11. Maybe I'm Amazed / 12. The Long And Winding Road / 13. Crackin' Up * / 14. The Fool On The Hill / 15. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band / 16. Can't Buy Me Love / 17. Matchbox * / 18. Put It There / 19. Together *
【Disc 2】
1. Things We Said Today / 2. Eleanor Rigby / 3. This One / 4. My Brave Face / 5. Back In The USSR / 6. I Saw Her Standing There / 7. Twenty Flight Rock / 8. Coming Up / 9. Sally * / 10. Let It Be /
11. Ain't That A Shame / 12. Live And Let Die / 13. If I Were Not Upon The Stage / 14. Hey Jude / 15. Yesterday / 16. Get Back / 17. Golden Slumbers/Carry The Weight/The End / 18. Don't Let The Sun Catch You Crying *

リハーサル時の演奏が何曲かはさみ込まれていて、「Sally」「Don't Let The Sun Catch You Crying」などここでしか聴けないカバーや、ジャム・ナンバー「Inner City Madness」「Together」が収録されている(上記曲目の*の付いているもの)。

Tripping The Live Fantastic Highlights!
日本盤CD 『ポール・マッカートニー・ライヴ 1989〜1990 ハイライツ!!』

上のアルバムを1枚に編集したもの。全17曲。

ただし上のアルバムには未収録の「All My Trials(89/10/27 ミラノ)」が追加されている。

曲目

ディスク1の5、7、9、12、15、16、ここに日英盤は「All My Trials」(米盤は18)、ディスク2の1、2、4、5、6、8、10、14、16、17

Birthday(CDシングル)
日本盤CD 『バースデイ』

上のライブ・アルバムからの第1弾シングル。

「Birthday」は1990年6月30日の英ネブワースでの演奏で、このコンサートのDVDにも収録されている。

カップリングでアルバム未収録の「Good Day Sunshine(89/12/9 モントリオール)」「P.S. Love Me Do(90/4/21 リオ)」「Let 'Em In(90/3/5 東京)」が聴ける。

日本盤CDシングル(←アマゾン)

All My Trials(CDシングル)
日本盤CD 『オール・マイ・トライアルズ+2』




上のライブ・アルバムからの第2弾シングル。

「All My Trials」は1989年10月27日のミラノでの演奏。

カップリングでアルバム未収録の「C Moon(89/10/26 ミラノ、サウンドチェック)」と「ジョン・レノン・メドレー(Strawberry Fields Forever〜Help〜Give Peace A Chance)(90/6/28 リバプール)」が聴ける。

ジョン・レノン・メドレーはビデオ・LD 『ゴーイング・ホーム』 で映像とともに見ることができる。

海外では「All My Trials」のCDシングルは白と黒のジャケットで2枚発売され、白い方は日本盤と同内容だった。

The Long And Winding Road(CDシングル)
日本盤CD 『ロング・アンド・ワインディング・ロード+2』





上のライブ・アルバムからの日本での第3弾シングル。

カップリングでアルバム未収録の「C Moon」(上のシングルにも収録)と「Mull Of Kintyre(90/6/23 グラスゴー)」が聴ける。

イギリスでは「The Long And Winding Road」はシングル・カットされず、「All My Trials」のCDシングル(黒のジャケットの方)に「C Moon」「Mull Of Kintyre」「Put It There(アルバム 『Tripping The Live Fantastic』 と同テイク)」の3曲がカップリングされた。

Soundtracks For “Daumier's Law”

未商品化


1989年末に録音された6曲のインスト曲。

のちに画家オノレ・ドーミエの絵画をアニメーションにしたポール製作の短編映画 『ドーミエズ・ロウ』 (1992年初公開で未ソフト化
。監督は 『ルパートとカエルの歌』 などのジェフ・ダンバー )のサントラとして使用された。

曲目: Right / Wrong / Justice / Punishment / Payment / Release / エンド・クレジット

YouTube Daumier's Law エンド・クレジットでかかる曲が無音

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