Josejoi Banzai(女性上位ばんざい)
[Yoko Ono、シングル] |
6CD
B面の大半は 未CD化
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1973年。ジョンが参加?
日本のみで出たヨーコのシングル。A面にパート1(2分56秒)、B面にパート2(5分18秒)を収録。 1曲の途中でフェイド・アウト/インして2曲に分け、シングルの両面に収録している。
この曲については、以下の本にジョンが参加しているとの記述がある。 ■『ザ・ビートルズ ソロ・ワークス』 「B面のパート2では、ウーマン・パワーに圧倒されてたじたじとなった男性の役回りをジョンが演じている」 ■『地球音楽ライブラリー ビートルズ』 「B面にジョンがボソボソ喋っている声が入っている」 ■『ジョン・レノン全仕事』 「(Part
2で)ジョンはウーマン・リブの迫力にタジタジの男を演じている」
しかし、実際聴いてもジョンらしき声は聴こえない。
オノ・ヨーコの著書
『ただの私』(アマゾン)には、「録音は自分とエレファンツ・メモリーで行い、3日で完成させたが、その間ジョンには家で休んでもらった」という内容の記述がある(追加レコーディングをしたとも書かれていない)。
ということで、ジョンは参加していないように思える。
ちなみにオノ・ヨーコの1973年のアルバム 『Approximately Infinite Universe』
に収録の「What A
Mess」ではジョンがヨーコに圧倒される男の声を担当している。
この「女性上位ばんざい」はヨーコの6枚組ボックス 『Onobox』
でCD化されているが、本来の1曲の状態に戻してボーカルなどもリミックスされており、パート2が始まってから30秒あたりでフェイド・アウトしてしまうので、残りの約5分は未CD化のまま。
【2020年9月22日追記】 2020年10月〜2021年1月まで開催の展覧会「ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ」開催記念として、ホワイト・カラーのアナログ7インチとして47年ぶりに限定再発。
アマゾン
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Lennon &
McCartney Songbook [V.A.] 日本盤CD
『レノン/マッカートニー・ソングブック Vol.1』 |
輸入盤CD
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1965年。ポールが参加?
マリアンヌ・フェイスフルが1965年にシングルでリリースした「Yesterday」のカバーを収録。 この曲の録音の際、ポールがスタジオに来て、いろいろと手を貸したらしいが、クレジットはされていない。 ポールの伝記本
『メニー・イヤーズ・フロム・ナウ』
によれば、ポール本人はスタジオに行ったこと以外の記憶はなく、フェイスフルはポールがいろいろと口出ししてくるのがあまりいい気分ではなかったらしい(フェイスフルは別の場ではポールの貢献は
「共同プロデューサー」以上のものだったと感謝している)。
また、フェイスフルは1967年には「With A Little Help
From My Friends」を録音しているが、この時もポールがスタジオを訪れている。 雑誌 『レコード・コレクターズ』
2016年6月号の「写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説」にその時の写真が掲載されており、ポールはスタジオの中で譜面台の前に座っている。
この時ポールはタンバリンを叩き、コーラスを加えていたとのこと。 こちらは現在までリリースされていない。
左のCDはビートルズ・ナンバーのカバーや他の人に贈った曲を集めたオムニバス盤。 収録曲目(Discogs)
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Gene Simmons
[Gene Simmons] 日本盤CD
『ジーン・シモンズ』 |
CD
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1978年。ポールとリンダが参加?
キッスのボーカリストのソロ・アルバム。
クレジットはされていないが、「Mr.
Make Believe」にポールとリンダがコーラスで参加しているという説があり、例えば以下の書籍などに記載されている。 ■『ザ・ビートルズ ソロ・ワークス』 のポール参加作品の項 ■ビートルズ・クラブの会報
『月刊The Beatles』
2016年2月号 シモンズの発言としてポールに参加してもらった旨が記載されている(ただし、いつどこでの発言かは不明)。
一方、2001年に出版されたシモンズの自伝(日本語版は2002年出版)では、ジョンとポールそれぞれのマネージャーにアルバムへの参加をオファーしてみたが、どちらからも断られたので、
ビートルマニア(ビートルズのカバー・バンド)のジョン役とポール役に歌ってもらったと書かれている(この2人は実際にクレジットされている)。 アマゾン 自伝の日本語版 『KISS AND MAKE‐UP /
ジーン・シモンズ自伝』
一体どっちなんだか。
アマゾンMP3
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Screamin' The
Blues [Screamin' Jay Hawkins] 日本盤CD
『スクリーミン・ザ・ブルース』 |
輸入盤CD
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1979年。ポールが参加?
スクリーミング・J・ホーキンスによる「Monkberry Moon
Delight」のカバー。
ポールが参加しているかどうかは不明だが、アレンジやコーラスがポール版とそっくりなことから、ポールが関わっているのではないかと言われている。
1979年の編集盤
『Screamin' The Blues』
で初めて発表されたが、「おそらく1970年にヒューストンで録音」と記載されている。
ポールの1993年のワールド・ツアーの開幕前にこの曲が流されていた。
左のジャケットは新たに作られたものでオリジナルLPとは異なる。
アマゾンMP3
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In Hollywood, 1971 [Ravi
Shankar] |
輸入盤2CD
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1971年。ジョージが参加?
1971年6月21日にハリウッドのシャンカール邸で開かれたプライベート・コンサートの演奏。
2016年4月のRecord
Store
Day(レコード・ストア・デイ)の商品として2000部限定のアナログ2枚組として販売された(収録曲のMP3/Flacデータのダウンロード・コード付属)。 その後2016年9月にCDで発売。
このアルバムの発売を報じるニュースでは「ジョージも参加」と伝えられた(下記参照)が、演奏者のクレジットは Sitar
- Ravi Shankar Tabla - Alla Rakha Tanpura - Kamala
Chakravarty
となっており、内容的にもジョージの入る余地のない本物のラーガ・ミュージックであるので、参加しているとしても「観客として参加」ということだろうと思う。
演奏の合間のシャンカールの語りでは、内戦や竜巻で悲惨な状況にあるバングラデシュの人々を憂いているが、この後ジョージはシングル「Bangla
Desh」を録音し、8月1日のチャリティ・コンサートの準備が急ピッチで進められることになる。
アマゾンMP3 発売元レーベルHP (英語)
■発売を報じるニュースについて 最初にアップされた時は「ジョージも参加した」という記載がされていたが、その後の更新でジョージの名前は削除されている。 最初の版(Internet Archive) → 現在の版
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A & R
Studios 1971 [Delaney & Bonnie With The Allman Brothers & King
Curtis] |
輸入盤CD
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1971年。ジョージが参加?
デラニー&ボニーのFMラジオ用スタジオ・ライブ。1971年7月22日収録で、デュエイン&グレッグ・オールマン(オールマン・ブラザーズ・バンド)と
キング・カーティスがゲスト参加している。 2015年発売(ハーフ・オフィシャル的な商品で音質は良くない)。
この中で「Joe
Johansen」という名で紹介されるギタリストがジョージだという説がある(参加しているとすればトラック9の「Livin' On The Open
Road」以降のエレクトリック・セット)。
確かにジョージはこれ以前、1969年12月のデラニー&ボニーのツアーに「ミステリオーソ」という変名で参加して、ステージの後ろで地味にギターを弾いており、その演奏はライブ盤
『Delaney & Bonnie & Friends On
Tour With Eric Clapton』
に収録されている。
ただ、このスタジオ・ライブについては、例えばMCでデラニー・ブラムレットが前日に家に来たジョージの話をするところとか(「Only
You Know And I Know」の演奏前)、参加しているにしては不自然な部分がある。
一方で、「Joe
Johansen」というギタリストについて調べてみても素性がわからず、ジョージであることを否定する確証もない。
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冒険 冒険 大冒険 - ホラ吹きキャプテンの大冒険 / Bullshot |
輸入盤DVD
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1983年。ジョージが参加?
ジョージの作った映画会社ハンドメイド・フィルムズ製作の1983年の映画。 第1次大戦の英雄が世界平和のために活躍するアクション・コメディ。
エンディング・タイトルで流れる歌「Bullshot」(作曲:John Du Prez、作詞:Dick Clement-John Du
Prez-Alan
Shearman)は映画の舞台に合わせたような古めかしいジャズ・ソングで、ボンゾ・ドッグ・バンドのドラマーだった「レッグズ」・ラリー・スミスが歌っているが、バック・コーラスが非常にジョージっぽい。
ラリー・スミスはジョージの親友の1人で、アルバム 『Extra Texture』 収録の「His Name Is
Legs」は彼のことを歌ったもの。アルバム 『Gone Troppo』
のジャケットもスミスが担当している。 ジョージはスミスのソロ・アルバムをプロデュースしようとしていたらしい。
2019年の3月にジョージの未発表セッションを収録したと思われるアビイ・ロード・
スタジオのカセット・テープ「The Hitler Tapes」がオークションに出されたが、その中に「Bullshot (Vocals Legs
Larry Smith)」という曲が入っていた(映画で使われたものと同じかどうかは不明)。 オメガ・オークション 「The Hitler Tapes」
この曲は映画のエンディングでしか聴けないが、ハンドメイド・フィルムズの10周年を記念して作られたCD 『Handmade Films
Music』(Discogs)として、非売品ながら音盤化されている。
映画は日本では未公開で、ビデオのみ発売されたが未DVD化。 海外ではDVDが出ていた。 アマゾンの検索結果
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Help
Yourself [Julian Lennon] 日本盤CD 『ヘルプ・ユアセルフ』
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輸入盤CD
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1991年。ジョージが参加?
ジュリアン・レノンの4作目。
「Saltwater」のスライド・ギターはジョージに依頼し、テープにダビングしたものを送ってもらっていたのだが、最終的にはそれを使わず新たに録音したらしい。
あるいはジョージが弾いた通りに弾き直しているのかもしれない。
このアルバムのクレジットでは「スペシャル・サンクス」にジョージの名があるが、感謝の内容については何も書かれていない。
アマゾンMP3
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I Still
Do [Eric Clapton] 日本盤CD 『アイ・スティル・ドゥ』
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CD
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2016年。ジョージが参加?
エリック・クラプトンの2016年発売のアルバム。
収録曲の「I
Will Be There」に「Angelo Mysterioso - Acoustic Guitar &
Vocals」とクレジットされていたため、「ミステリオーソといえばジョージでは?」と話題になったが、クラプトン本人はコメントを拒否、クラプトンのスポークスマンからはこれが誰かについて一切明らかに
するつもりはないというコメントが出された。
その後、このアルバム発売の1か月ほど前のクラプトンの日本公演でこの曲の演奏にゲスト出演していたエド・シーランが、2017年の自身の新作アルバム収録曲のギター担当として「Angelo
Mysterioso」をクレジットしたため、クラプトンとシーランがお互いに「Angelo
Mysterioso」を名乗ってそれぞれのアルバムに参加したのだろうというところに落ち着いた。
アマゾンMP3
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Live At The Jive Hive [Rory Storm & The
Hurricanes] |
タワレコ ディスクユニオン
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1960年。リンゴが参加?
リンゴがビートルズ加入前に在籍していたバンド、ロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズが1960年3月5日にリバプールで録音したというライブ音源(トラック1〜17まで)。
2012年発売。
メンバーの当時の日記に、この2日前のライブではリンゴがインフルエンザになったので代わりのドラマーが叩いたと書かれていることや、実際の音源がリンゴのドラムっぽくないことから、リンゴ不参加説が優勢。
リンゴ本人は自分は参加していないとのコメントを出している(ちゃんと確認した上で言っているのかどうかは不明)。
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The Slider
[T.Rex] 日本盤CD
『ザ・スライダー』 |
CD
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1972年。ジャケット写真を撮影(?)。
アルバム・ジャケット写真(表と裏)の撮影はリンゴとクレジットされているのだが、実際にはプロデューサーのトニー・ヴィスコンティが撮影したらしい。
衣装からすると映画
『ボーン・トゥ・ブギー』 のお茶会のシーンで撮られたものだろう。
T・レックス『The
Slider』50周年 トニー・ヴィスコンティ振り返る、ジャケ写は自身が撮ったものであると改めて主張(amassニュース、2022/7/23)
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