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ビートルズ THE U.S. BOX

バージョン違い一覧

2014年に発売されたアメリカ編集盤ボックス
『The U.S. Albums (日本タイトル:The U.S. Box)』 の
収録曲のバージョン違いの内容です。



比較する曲は基本的に現在までにCD化されているものを対象にし、
『アンソロジー』 シリーズのアウトテイクや 『レット・イット・ビー・ネイキッド』 については
ややこしくなるので除外しています。
『ザ・ビートルズ・アンソロジー』 のDVD化の際に行われたリミックスにも触れていません。
(さらに詳しく知りたい方は最後に挙げた参考文献もご覧下さい)
ただし、私の推測もかなり含まれていますので、その点ご留意願います。


この商品は、2004年と2006年に発売された2つの キャピトル盤ボックス 
と違い、キャピトル盤のオリジナル・マスターを使用せず、
アメリカ側で勝手に音を加工したもの(擬似ステレオなど)については、すべて2009年のリマスターにもとづく世界標準音源に差し替えて、
ビートルズ(=英EMI)側がアメリカ用に作ったミックスのみそのまま生かす、という方針で作られています。
(実際にはそれが徹底されていない所もありますが)

各ディスクは当時のLPの仕様をもとにした紙ジャケットに収納されていますが、
日本盤は紙ジャケットを日本で作っており、輸入盤のものよりオリジナルLPの仕様に近い出来になっています。



差し替え音源一覧表 (ページ下部へ)




The U.S. Albums ( The U.S. Box )



 Disc 1: Meet The Beatles!( ミート・ザ・ビートルズ!) ('64)
 Disc 2: The Beatles' Second Album ( ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム ) ('64)
 Disc 3: A Hard Day's Night ( ア・ハード・デイズ・ナイト ) ('64)
 Disc 4: Something New ( サムシング・ニュー ) ('64)
 Disc 5: The Beatles' Story ( ザ・ビートルズ・ストーリー ) ('64)
 Disc 6: Beatles '65 ( ビートルズ '65 ) ('64)
 Disc 7: The Early Beatles ( アーリー・ビートルズ ) ('65)
 Disc 8: The Beatles VI ( ビートルズ VI ) ('65)
 Disc 9: Help!( ヘルプ!) ('65)
 Disc 10: Rubber Soul ( ラバー・ソウル ) ('65)
 Disc 11: Yesterday And Today ( イエスタデイ・アンド・トゥデイ ) ('66)
 Disc 12: Revolver ( リボルバー ) ('66)
 Disc 13: Hey Jude ( ヘイ・ジュード ) ('70)


 
Disc 1: Meet The Beatles!( ミート・ザ・ビートルズ!)('64)

 
キャピトルが出した最初のアルバム。

・イギリスの2枚目 『ウィズ・ザ・ビートルズ』 から9曲
・シングル「I Want To Hold Your Hand」とアメリカでのB面「I Saw Her Standing There」、イギリスでのB面「
This Boy」
の全12曲。

 Disc1-1 & 13. I Want To Hold Your Hand
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもの。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・この曲のステレオは現在CDで聴ける「ボーカルが真ん中、イントロで右側にハイハットのような音がない」という1966年11月7日ミックス以外に、「ボーカルが真ん中、 イントロで右側にハイハットのような音が入る(65年6月8日ミックス)」「ボーカルが右側、イントロで右側にハイハットのような音が入る(63年10月21日ミックス)」という2つのミックス違いがあるとのこと。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc1-2 & 14. I Saw Her Standing There
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ(そうではなくステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したものという意見もある)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ (オリジナルLPのモノラルが世界標準モノラルだった場合)オリジナル通りの内容と言っていい

(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ No.1』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』?/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc1-3 & 15. This Boy
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもの。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 のボーナスEP 『ザ・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc1-4 & 16. It Won't Be Long
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルでは、エンディングの「♪Till I belong…」以降は別テイクを使用しているので、若干歌い回しが異なり、ステレオにだけ「Till I」の部分に「ジャラ〜ン」というギターの音が聴こえる。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-5 & 17. All I've Got To Do
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-6 & 18. All My Loving
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『グレイテスト・ヒッツ(オランダ編集の“Beatles' Greatest”)』 『リバプール・ボックス』 などに入っているステレオでは、イントロでハイハットによる5拍のカウントが聴ける。
・1993年の 『赤盤』 のステレオは左右の音を中央よりにした新ミックス。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『オール・マイ・ラヴィング』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『赤盤(2010年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』
新ステレオ1…『赤盤(1993年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』


 Disc1-7 & 19. Don't Bother Me
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-8 & 20. Little Child
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルはエンディングの歌詞の最後の部分「♪baby, take a chance with me」が世界標準ステレオより小さくミックスされている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-9 & 21. Till There Was You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-10 & 22. Hold Me Tight
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のモノラルとステレオの間にはコーラスと手拍子に微妙な違いがある。
エンディングのポールのボーカル「♪you, you, you…ウ〜、ウ〜」の部分では、ステレオには高い声のコーラスが付いているがモノラルにはない。また手拍子はモノラルでは最後まで入っているが、ステレオのエンディングには入っていない。
 →手拍子とコーラスはモノラルとステレオでは別テイクらしい(情報元:LinerNotes)。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-11 & 23. I Wanna Be Your Man
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオは世界標準モノラルよりエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

 Disc1-12 & 24. Not A Second Time
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。また、モノラルに比べると、ステレオは曲の頭がほんの少しだけカットされている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』/『The U.S. Box』 の 『ミート・ザ・ビートルズ!』

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Disc 2: The Beatles' Second Album ( ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム )('64)

 
・イギリス盤 『ウィズ・ザ・ビートルズ』 収録曲のうち、『ミート・ザ・ビートルズ!』 に収録されなかった5曲
・イギリスではシングルで
発売された「Thank You Girl」「She Loves You」「I'll Get You」「You Can't Do That」
・イギリスではEPで発売された「Long Tall Sally」「I Call Your Name」
の全11曲。

 Disc2-1 & 12. Roll Over Beethoven
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンではなく、世界標準ステレオから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

アナログ時代のステレオは冒頭で右チャンネルに「ボンッ」というノイズのような音が聴こえていたが(『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』 で聴ける)、世界標準ステレオではこの音は消されている。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc2-2 & 13. Thank You Girl
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(世界標準ステレオではなく、ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりハーモニカの入っている箇所が少ない。

『パスト・マスターズ(2009年盤)』 と 『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム に収録の世界標準ステレオはキャピトル独自の加工を施される前のもので、『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』 に収録のものよりエコーが少なく、ステレオの分離度も高い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/シングルCD 『フロム・ミー・トゥ・ユー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ヒッツ』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-3 & 14. You Really Got A Hold On Me
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンではなく、世界標準ステレオから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc2-4 & 15. Devil In Her Heart
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンではなく、世界標準ステレオから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-5 & 16. Money
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンではなく、世界標準ステレオから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルには、
イントロのピアノにエコーがほとんどかかっていない/冒頭から拍に合わせたパーカッションが鳴っている/世界標準ステレオでピアノに続いて入ってくるギターがない
などの特徴がある。
 →ピアノはモノラルとステレオでは別テイクらしい(情報元:LinerNotes)。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『オール・マイ・ラヴィング』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-6 & 17. You Can't Do That
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたものとのことだが、どこが違うか不明。
 →アメリカ用のモノラル・ミックスが作られたという記録はあるが、 このアルバムに収録されているのは世界標準モノラルと同じらしい(情報元:LinerNotes)。
・ステレオは世界標準モノラルよりボーカルのエコーが強いモノラルを擬似ステレオ化したもの。ステレオ盤の他の曲と同様、深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはおそらく2009年世界標準マスターで収録(キャピトルのマスターを使用した 『ザ・ビートルズ '64BOX』 とはミックス自体は同じものの、マスターの違いによる微妙な音質の差を感じる)。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。
・1994年制作のドキュメンタリー 『メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト』 には新ミックスのステレオが収録されている。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/シングルCD 『キャント・バイ・ミー・ラヴ』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』?
米モノラル(?)…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』?
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc2-7 & 18. Long Tall Sally
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラルよりボーカルのエコーが少ない。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもので、 さらにキャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。エコー以外に世界標準ステレオとの差異はあまり感じられないが、世界標準ステレオではポールのボーカルは中央にあるが、米ステレオではやや右寄りに聴こえる。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

英米ともモノラルの方がエンディングの音が早めに絞られるが、ステレオは自然に終る感じがする。また、ステレオではエンディング部分で 右チャンネルにあるギターの音がブツ切りで終り、ノイズのように聴こえるが、モノラルはこれがほとんど聴こえない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』、英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』、アナログ盤 『リバプール・ボックス』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ロング・トール・サリー』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
英ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
米ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-8 & 19. I Call Your Name
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもの。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもので、さらにキャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

この曲はテイク5とテイク7をつぎはぎして出来上がっているが、イギリスのモノラルとステレオ、アメリカのモノラルとステレオでそれぞれ編集位置が違うため、 4つのバージョンがある。さらに2009年のリマスターで英ステレオ・バージョンに編集が施されている。

イントロのギター・フレーズ → 英米ともステレオはテイク5、モノラルはテイク7を使用しており、若干メロディが違う。
カウベルの入る位置 → 英米ともモノラルはイントロから入るが、米ステレオは「♪I call your name」の「call」から入り、英ステレオは「name」まで歌った後に入る。
間奏前のカウベル → この曲は間奏部分のみテイク5が使用されているが、その切り替わりのタイミングが英米で違い、間奏前の「♪I call your name」でバックのカウベルが消える位置が違う。「I」から数えて、英モノラルはゼロ、英ステレオは3回(2009リマスターでは再編集されて5回)、米モノラルは3回、米ステレオは1回聴こえる。

まとめると、
英モノラル … イントロギターテイク7 / カウベルイントロから / 間奏前カウベルゼロ
米モノラル … イントロギターテイク7 / カウベルイントロから / 間奏前カウベル3回
英ステレオ … イントロギターテイク5 / カウベル「name」の後 / 間奏前カウベル3回(2009で5回に)
米ステレオ … イントロギターテイク5 / カウベル「call」から / 間奏前カウベル1回 / 深いエコー

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』、英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』、アナログ盤 『リバプール・ボックス』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ロング・トール・サリー』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
英ステレオ1(旧)…『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』
英ステレオ2(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
米ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-9 & 20. Please Mr. Postman
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオをそのままモノラル化したもの(世界標準ステレオではなく、ステレオ盤収録のエコーの深いバージョンから作ったものではないかと思う)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じだが、キャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ウィズ・ザ・ビートルズ』/『ウィズ・ザ・ビートルズ(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『ウィズ・ザ・ビートルズ(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-10 & 21. I'll Get You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもので、さらにキャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
この曲のリアル・ステレオ・バージョンはこれまで発表されたことがないので、モノラルもステレオも世界標準モノラルで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

モノラル(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『シー・ラヴズ・ユー』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』

 Disc2-11 & 22. She Loves You
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもので、さらにキャピトル独自の加工で深いエコーがかかっている。

■このボックス内のCDでは
この曲のリアル・ステレオ・バージョンはこれまで発表されたことがないので、モノラルもステレオも世界標準モノラルで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

この曲のマスターはもともと 1:23 あたりで編集が施されているが、アナログ時代はそれほど目立たない状態だった。ところが最初にデジタル化された時(『パスト・マスターズVol.1』 とシングルCD 『シー・ラヴズ・ユー』)に使用した再生機が原因でドラムの音色の変化がより強調される結果となってしまったらしい。

1988年の最初のCD化(『パスト・マスターズVol.1』 とシングルCD 『シー・ラヴズ・ユー』)のものは音色の変化が激しい。

1992年の 『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 のEP 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』 と1993年の 『赤盤』 に収録のモノラルは、多少の修正が加えられている感じ。

2000年の 『1』 収録のモノラルは音色の変化はそれほどでもないが、音が途切れそうになっている。

2004年の 『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』 のものはアナログ時代の音に近い感じ(たぶんアナログ・マスターをそのままCD化)


2009年の 『パスト・マスターズ』 に収録のものは 『赤盤(1993年盤)』 に近く、『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』 に収録のものは 『1(2000年盤)』 に近い。

2009年リマスター音源を使用した 『赤盤(2010年盤)』 と 『1(2011年盤)』 と 『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』 に収録のものは 『モノ・マスターズ』 の方を使用

『1』 の2015年盤に収録のものは2009年の 『パスト・マスターズ』 の方をリマスターしていると思われる。

ステレオ・バージョンは2023年になるまで存在しなかった。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・初ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/ 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『シー・ラヴズ・ユー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(新旧とも)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『The U.S. Box』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

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Disc 3: A Hard Day's Night ( ア・ハード・デイズ・ナイト )('64)

 
キャピトルではなく、映画の配給をしたユナイテッド・アーティスツから出たサントラ・アルバム。

・イギリス盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 から8曲
・ジョージ・マーティン・オーケストラ演奏のインスト・ナンバー4曲
の全12曲。

 Disc3-1 & 13. A Hard Day's Night
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、 ポールがリード・ボーカルを取る「♪When I home …」の部分では音が左寄りになり、間奏部分では右寄りになる。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準ステレオは世界標準モノラルよりエンディングが少し長い。

■その他のバージョン
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/シングルCD 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc3-2 & 14. Tell Me Why
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、 ジョンだけのボーカルの部分(「♪Well I gave you everything I had」など)では音が右寄りになり、その後のコーラス部分(「♪But you left me sitting on my own」など)では左寄りになる。 

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準ステレオはジョンのボーカルを全編2つ以上の複数のテイクを重ねてミックスしているが、世界標準モノラルはジョンのボーカルがところどころシングル・トラックに (もしくはそう聴こえるように他のボーカルが小さくミックス)されている。また、世界標準ステレオでは最後にギターの弦をこする音が聴こえるが、世界標準モノラルはその前に急にフェイド・アウトする。

■その他のバージョン
・映画に使用されたモノラル・バージョンはレコードのモノラルで消された方のボーカルを使用しており、音盤化されたことはない(映画のDVDやブルーレイで聴ける)。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc3-3 & 15. I'll Cry Instead
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラル(およびステレオ)よりワンコーラス(1:12 から 1:32 まで)長い。これは1番の同じ部分を切り貼りしているのではなく、ジョンの別のボーカルを使用している。
また、同じアメリカ用モノラルでも、『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』 に収録のものは冒頭でギターの弦をこする音が聴こえてから始まる。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、なんとなく音像が不安定な感じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは世界標準ステレオに差し替えると長さが違うので、アメリカ用モノラル・ミックスを重複して収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・1982年の再公開版の映画の冒頭に追加されたのも長い方のバージョンで、ポニーキャニオンから出た最初のソフト化では擬似ステレオで収録されていたが、ビデオアーツから出た「完全版」と題されたソフトでは ステレオの音源を使って作り直したものが収録されていた(繰り返す部分は1番の同じ部分を切り貼りしており、これは「完全版」のソフトでしか聴けない)。


英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc3-4 & 16. I Should Have Known Better (Instrumental)
  (映画の劇伴で、モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc3-5 & 17. I'm Happy Just To Dance With You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、 なんとなく音像が不安定な感じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc3-6 & 18.  And I Love Her (Instrumental)
  (映画の劇伴で、モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc3-7 & 19. I Should Have Known Better
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、 間奏部分では音が右寄りになる感じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

・世界標準ステレオではイントロのハーモニカが一瞬途切れるように吹かれるが、世界標準モノラルの方はテープ編集で途切れていない部分を繰り返しているのでちゃんとつながっている。
・ステレオの方が若干ピッチが早い。
・モノラルはボーカルのエコーが強い。
・2回あるサビの部分で、「That when I tell you that I love you, oh」の「oh」から「You're gonna say you love me too」あたりまでのジョンのボーカルがモノラルとステレオでは別テイク。
・ステレオの方がエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

■その他のバージョン
・米アナログ盤 『リール・ミュージック』 のステレオはハーモニカが途切れないように後から編集したもの。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『ヘイ・ジュード』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc3-8 & 20. If I Fell
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、 イントロのジョンだけで歌う部分の音が左寄り、その後は中央か右寄りになっているように聴こえる。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準モノラルはイントロのジョンのボーカルがシングル・トラックになっている。また、世界標準ステレオでは2度目のサビの「was in vain」の部分でポールが息切れするが、モノラルは「vain」の途中からフェーダー操作で別テイクのボーカルに切り替えているので息切れしない。

■その他のバージョン
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには 新ミックスのステレオが収録されており、「was in vain」の部分のポールのボーカルが2テイクともそのまま聴こえるので、世界標準モノラル作成時にフェーダー操作をしたことがわかる。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc3-9 & 21. And I Love Her
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラルとステレオのポールのボーカルが一部を除いて基本的にダブル・トラックになっているのに対して、アメリカ用 モノラル・ミックスでは逆に一部を除いて基本的にシングル・トラックになっている。
これはダブル・トラックのうちの片方のボーカルを消してあるためで、その結果消された方のボーカル・トラックにあったエンディングのポールの「ン〜」というハミングも消えている(映画に使われたのもこちら)。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、イントロ・間奏・エンディングで音が右寄りになる。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『レアリティーズVol.2』 『リバプール・ボックス』 のステレオは、テープ編集でエンディングのギター・リフを長くしている。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)… 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc3-10 & 22. Ringo's Theme (This Boy) (Instrumental)
  (映画の劇伴で、モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc3-11 & 23. Can't Buy Me Love
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工がされており、ほとんどモノラル状態だが、「♪much for money」の部分では音が右寄りになり、「♪For money can't buy me love」の部分では左寄り、間奏部分では右寄りになる。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準モノラルにはステレオにないハイハットが加えられている(モノラルで 0:09 から入るハイハット)。
また、ステレオとモノラルのミックス違いによる音量の差のため、間奏のギターの一音(ステレオだと右チャンネルだけに聴こえる)が、モノラルではドラムの音に埋もれてほとんど聴こえない。

■その他のバージョン
・1993年の 『赤盤』 のステレオは左チャンネルの音を少し中央よりにした新ミックス。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/シングルCD 『キャント・バイ・ミー・ラヴ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『赤盤(2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『ヘイ・ジュード』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
新ステレオ1…『赤盤(1993年盤)』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』

 Disc3-12 & 24. A Hard Day's Night (Instrumental)
  (映画の劇伴で、モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

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Disc 4: Something New ( サムシング・ニュー )('64)

 
・イギリス盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 から8曲
・イギリスではEPで発売された「Slow Down」「Matchbox」
・ドイツでリリースするために録音された「I Want To Hold Your Hand」のドイツ語版
の全11曲。

 Disc4-1 & 12. I'll Cry Instead
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラル(およびステレオ)よりワンコーラス(1:12 から 1:32 まで)長い。これは1番の同じ部分を切り貼りしているのではなく、ジョンの別のボーカルを使用している。
また、同じアメリカ用モノラルでも、ユナイテッド・アーティスツから出たサントラ盤の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 に収録のものは冒頭でギターの弦をこする音が聴こえない。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録(冒頭でギターの弦をこする音はカット)。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・1982年の再公開版の映画の冒頭に追加されたのも長い方のバージョンで、 ポニーキャニオンから出た最初のソフト化では擬似ステレオで収録されていたが、ビデオアーツから出た「完全版」と題されたソフトではステレオの音源を使って作り直したものが収録されていた(繰り返す部分は 1番の同じ部分を切り貼りしており、これは「完全版」のソフトでしか聴けない)。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-2 & 13. Things We Said Today
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは1番の終り(0:30 ごろ)で鳴るギターの1回目が世界標準ステレオより小さくミックスされている。また、モノラルはステレオよりエンディングのフェイド・アウトがほんのわずか長い。

モノラル(世界標準)… 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/シングルCD 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-3 & 14. Any Time At All
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、間奏(1:30 から 1:46 まで)のピアノの音がほとんど聴こえず、後半で少し聴こえてくる程度になっている。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-4 & 15. When I Get Home
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、1:27 あたりのジョンのボーカル「till I walk out that door」のみがステレオとは異なる(「walk」の部分を聴くとよくわかる)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-5 & 16. Slow Down
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオではイントロのジョージのリード・ギターが最初から入っているが、世界標準モノラルでは冒頭からしばらくは消されている。また、ステレオでは歌を 歌い終わってエンディング部分のギターが入る所でジョンが「アオ!」とシャウトしている(本当の最後の「ウォウ!」というシャウトの前)が、モノラルではそれが消されている。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』、英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』、アナログ盤 『リバプール・ボックス』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ロング・トール・サリー』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』

 Disc4-6 & 17. Matchbox
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

この曲はリンゴのボーカルと間奏のジョージのギターを2つ以上の複数のテイクで重ねてあるが、世界標準ステレオと世界標準モノラルでその数や重なる箇所が違うので、 よく聴けば多少違った印象を受ける。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 、英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』、アナログ盤 『リバプール・ボックス』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ロング・トール・サリー』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『サムシング・ニュー』

 Disc4-7 & 18. Tell Me Why
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルと世界標準ステレオではジョンのボーカルのミックスに多少の違いがある。
ステレオは基本的に全編2つ以上の複数のテイクを重ねてあるが、 モノラルはところどころシングル・トラックに(もしくはそう聴こえるように他のボーカルが小さくミックス)されている。
また、ステレオでは最後にギターの弦をこする音が聴こえるが、モノラルはその前に急にフェイド・アウトする。

■その他のバージョン
・映画に使用されたモノラル・バージョンはレコードのモノラルで消された方のボーカルを使用している(映画のDVDやブルーレイで聴ける)。
・米サントラ盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 のステレオ盤に収録のものは、世界標準モノラルに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工を施しており、ほとんどモノラル状態だが、ジョンだけのボーカルの部分(「♪Well I gave you everything I had」など)では音が右寄りになり、その後のコーラス部分(「♪But you left me sitting on my own」など)では左寄りになる。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-8 & 19. And I Love Her
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラルとステレオのポールのボーカルが一部を除いて基本的にダブル・トラックになっているのに対して、 アメリカ用モノラル・ミックスでは逆に一部を除いて基本的にシングル・トラックになっている。
これはダブル・トラックのうちの片方のボーカルを消してあるためで、その結果消された方のボーカル・トラックに あったエンディングのポールの「ン〜」というハミングも消えている(映画に使われたのもこちら)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米サントラ盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 のステレオ盤に収録のものは、米モノラルに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工を施しており、ほとんどモノラル状態だが、イントロ・間奏・エンディングで音が右寄りになる。
・アナログ盤 『レアリティーズVol.2』 『リバプール・ボックス』 のステレオは、テープ編集でエンディングのギター・リフを長くしている。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)… 『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc4-9 & 20. I'm Happy Just To Dance With You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米サントラ盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 のステレオ盤に収録のものは、世界標準モノラルに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工を施しており、ほとんどモノラル状態だが、なんとなく音像が不安定な感じ。
・映画の2014年リマスター版 DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-10 & 21. If I Fell
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルはイントロのジョンのボーカルがシングル・トラックになっている。また、世界標準ステレオでは2度目のサビの「was in vain」の部分でポールが息切れするが、モノラルはこの部分だけボーカルが差し替えられているので息切れしない。

■その他のバージョン
・米サントラ盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 のステレオ盤に収録のものは、世界標準モノラルに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工を施しており、ほとんどモノラル状態だが、イントロのジョンだけで歌う部分の音が左寄り、 その後は中央か右寄りになっているように聴こえる。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオが収録されており、「was in vain」の部分のポールのボーカルが2テイクともそのまま聴こえるので、世界標準モノラル作成時にフェーダー操作をしたことがわかる。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『サムシング・ニュー』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc4-11 & 22. Komm, Gib Mir Deine Hand (I Want To Hold Your Hand)
 

※この曲のバージョン違いについては私はよくわからないので、わからないままにまとめています。

■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの(と言っている人が多い)。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもの(と言っている人が多い)。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルもステレオもオリジナル通りではない(と思う)
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

これまでにCD化されたこの曲の音源を聞き比べると、この曲には
イントロ部分(ステレオでは右チャンネル)で誰かの話し声(「comin'」?)と「ウォウ」という裏声が聴こえるものと聴こえないものがある

モノラル1…『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』 のモノラル → 話し声は聴こえないが裏声はわずかに聴こえる。ボーカルのエコーがこもって響いているように聴こえる。

モノラル2…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』 のモノラル → ステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したような内容。話し声も裏声もわずかに聴こえる。0:18 のあたりで演奏の音が大きくなる感じがする。CDで聴けるモノラルの中では最も音がクリアに聴こえる。

モノラル3(世界標準)…『モノ・マスターズ』 のモノラル → 話し声も裏声もわずかに聴こえる。演奏の音が大きくなる感じがする箇所がモノラル2より多い(0:18、0:32、0:39 などなど)。モノラル2より少しこもって聴こえる。
『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』 にも収録。

ステレオ1(米ステレオ?) … 『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『サムシング・ニュー』 のステレオ → 話し声も裏声も右チャンネルではっきり聴こえる。ボーカルはクリアに聴こえる。

ステレオ2(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』 のステレオ → 話し声は聴こえないが裏声は右チャンネルでわずかに聴こえる。ステレオ1に比べ、非常に音がこもっている。

この曲は1964年1月29日にパリのEMIスタジオで録音(ドイツ語のボーカルのみ)され、 同年3月10日にモノラル・ミックス、3月12日にステレオ・ミックスが作られている。

●私はドイツ盤の音を聴いたことがないが、それは上記の中にあるのか?
●上記のどれが3月10日モノラルで、 どれが3月12日ステレオなのか?(または未CD化か)
●『サムシング・ニュー』 に収録されているのは、キャピトルが勝手にステレオ・ミックスから作ったモノラル・ミックスなのか?それとも3月10日ミックス(ステレオより先にミックスされている以上、内容にほとんど違いがないとしても ステレオ・ミックスとは違うはず)なのか?
●上記をミックス違いとしていいのか?この曲はドイツでリリースするために作られたもので、あるのは「ドイツ用ミックス」のモノラル・ステレオだけで、 単に修正や音質劣化で違いがあるだけなのか?

誰かご存知の方、教えて下さい。

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Disc 5: The Beatles' Story ( ザ・ビートルズ・ストーリー )('64)
 ※ステレオ・ミックスのみ収録

P.STORY.JPG - 19,520BYTES 
キャピトルが作ったドキュメンタリー・アルバム。

ビートルズの曲や4人のインタビュー、記者会見でのやり取りをはさみながら、ナレーターがビートルズの成り立ちや人気ぶり、 4人の魅力について語っていく。

トラック13の「Twist And Shout」はこの盤でしか聴けないライブ音源。

このアルバムのみ、バラ売りがない。




■米オリジナルLPでは
・モノラル盤はステレオ盤収録の音源をそのままモノラル化したもの。
・ステレオ盤で使用されるビートルズの曲はキャピトルのLPに収録されたバージョン(擬似ステレオや深いエコーのものを含む)

■このボックス内のCDでは
ステレオ音源のみをオリジナル通りに収録

 Disc5-1. On Stage With The Beatles (ビートルズ登場)
・コンサート開幕風のナレーション
・BGM : I Want To Hold Your Hand (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-2. How Beatlemania Began (ビートルマニア誕生)
・ナレーション : ビートルズの簡単なプロフィール
・BGM : Can't Buy Me Love (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-3. Beatlemania In Action (熱狂のビートルマニア 《歌:抱きしめたい》)
・ビートルズ・ファンの女の子へのインタビュー
・I Want To Hold Your Hand (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト

 Disc5-4. Man Behind The Beatles - Brian Epstein (ビートルズを動かす男、ブライアン・エプスタイン 《歌:スロウ・ダウン》)

・ナレーション : ブライアン・エプスタインの紹介
・BGM : From Me To You (ホリーリッジ・ストリングス)
・Slow Down (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト

 Disc5-5. John Lennon (ジョン・レノンのすべて)
・ナレーション : ジョンの紹介(インタビューでのジョンとジョージの発言を含む)
・BGM : P.S. I Love You (ホリーリッジ・ストリングス)
・This Boy (ビートルズ) イントロのみ使用

 Disc5-6. Who's A Millionaire? (億万長者は誰か)
・ナレーション : ビートルズは億万長者か(インタビューでのジョンとジョージの発言を含む)
・BGM : P.S. I Love You (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-7. Beatles Will Be Beatles (永遠のスター、ビートルズ 《歌:ユー・キャント・ドゥ・ザット〜恋におちたら》)
・ナレーション : ビートルズになるまでのバンド経歴、「Beatle」という綴りの由来(インタビューでのジョンとジョージの発言を含む)
・You Can't Do That (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト
・BGM : Please Please Me (ホリーリッジ・ストリングス)
・If I Fell (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト

 Disc5-8. Man Behind The Music - George Martin (ビートルズ・サウンド、陰の男〜ジョージ・マーティン)
・ナレーション : ジョージ・マーティンの紹介
・BGM : She Loves You (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-9. George Harrison (ジョージ・ハリスンのすべて)
・And I Love Her (ビートルズ) 間奏のギターのみ使用
・ナレーション : ジョージの紹介(インタビューでのジョージの発言を含む)
・BGM : From Me To You (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-10. A Hard Day's Night - Their First Movie (ビートルズ映画第一弾「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」 《歌:ア・ハード・デイズ・ナイト〜アンド・アイ・ラヴ・ハー》)
・A Hard Day's Night (ビートルズ) 短く編集
・ナレーション : 映画 『ハード・デイズ・ナイト』 について
・BGM : Love Me Do (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-11. Paul McCartney (ポール・マッカートニーのすべて)
・And I Love Her (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト
・ナレーション : ポールの紹介(インタビューでのポールとジョンの発言を含む)
・BGM : All My Loving (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-12. Sneaky Haircuts And More About Paul (ビートルズ・カット誕生〜ポールについてもう一言)
・ナレーション : ビートルズ・カットについて(インタビューでのポールの発言を含む)
・BGM : All My Loving (ホリーリッジ・ストリングス)
・ナレーション : ビートルズの成功について(インタビューでのポールとリンゴの発言を含む)

 Disc5-13. The Beatles Look At Life (ビートルズの人生観 《歌:ツイスト・アンド・シャウト》)
・Twist And Shout (ビートルズ) 1964年8月23日のハリウッド・ボウルでのライブ演奏。公式にはこのアルバムでしか聴けない。ただしすぐにフェイド・アウトする(公式ライブ・アルバム 『The Beatles At The Hollywood Bowl』 に収録されている同曲は8月30日で別音源)。
・ナレーション : ビートルズのポリシーについて(インタビューでのジョンの発言を含む)
・BGM : I Saw Her Standing There (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-14. ''Victims'' Of Beatlemania (ビートルマニアの犠牲者たち)
・ナレーション : ビートルマニアについて
・BGM : I Saw Her Standing There (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-15. Beatle Medley (ビートルズ・メドレー 《歌:今日の誓い〜すてきなダンス〜リトル・チャイルド〜のっぽのサリー〜シー・ラヴズ・ユー》)
・Things We Said Today 〜 I'm Happy Just To Dance With You 〜 Little Child 〜 Long ・Tall Sally 〜 She Loves You (ビートルズ) 短くつなげたもの
・ナレーション : ビートルズ・サウンドの魅力

 Disc5-16. Ringo Starr (リンゴ・スターのすべて 《歌:ボーイズ》)
・Boys (ビートルズ) 途中でフェイド・アウト
・ナレーション : リンゴの紹介(インタビューでのリンゴの発言を含む)
・BGM : I Saw Her Standing There (ホリーリッジ・ストリングス)
・BGM : I Want To Hold Your Hand (ホリーリッジ・ストリングス)

 Disc5-17. Liverpool And All The World! (世界のリヴァプール)
 

・ナレーション : まとめ
・BGM : I Want To Hold Your Hand (ホリーリッジ・ストリングス)

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Disc 6: Beatles '65 ( ビートルズ '65 )('64)

 
・イギリス盤 『ビートルズ・フォー・セール』 から8曲
・イギリス盤  『ア・ハード・デイズ・ナイト』 の残りから「I'll Be Back」
・イギリスではシングルで発売された「I Feel Fine」とB面「She's A Woman」
の全11曲。

 Disc6-1 & 12. No Reply
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオではジョンのボーカルがすべてダブル・トラックなのに対して、世界標準モノラルは3箇所( 0:25 の「'Cause I look」の部分など)で一瞬シングル・トラックになる。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-2 & 13. I'm A Loser
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-3 & 14. Baby's In Black
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール No.2』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-4 & 15. Rock And Roll Music
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-5 & 16. I'll Follow The Sun
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール No.2』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-6 & 17. Mr. Moonlight
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオは世界標準モノラルよりエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-7 & 18. Honey Don't
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエコーが少し深く、0:28〜0:30 の「honey don't」の「honey」のあたりと 2:02 の「honey don't」の「don't」のあたりで一瞬だが別テイクが使われている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-8 & 19. I'll Be Back
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準モノラルよりボーカルのエコーが深い。
 →これは世界標準ステレオをモノラルにしただけのものらしい(情報元:LinerNotes)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオのボーカルにはエコーがかかっているが、モノラルにはない。また、ジョンより高いパートを歌うポールのコーラスに関して、ステレオでジョンより目立っている数ヶ所を、 モノラルではジョンの声の方が良く聴こえるように修正するなど、こまかい編集が施されている


英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc6-9 & 20. She's A Woman
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、エンディングが数秒短く、キャピトルがさらに非常に深いエコーをかけている。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもので、 左右のチャンネルを少しずらす方式のため、もともと深いエコーがより倍増されている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 のボーナスEP 『ザ・ビートルズ』 にはポールのカウント付きの世界標準ステレオが入っている。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『アイ・フィール・ファイン』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
英ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
英ステレオ(カウント付)…『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 のボーナスEP 『ザ・ビートルズ』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』

 Disc6-10 & 21. I Feel Fine
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたものだが、キャピトルがさらに非常に深いエコーをかけている。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもので、 左右のチャンネルを少しずらす方式のため、もともと深いエコーがより倍増されている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオと米モノラルの長さは同じ。世界標準モノラルは他のバージョンよりエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。ステレオのエンディングで 聴こえる手拍子はモノラルでは聴こえない(モノラルはギターが大きめにミックスされているので隠れてしまっているだけかもしれない)。

■その他のバージョン
・ビートルズCD化の1987年以前に発売されたアナログ盤の 『赤盤』 『リバプール・ボックス』 などに入っているステレオでは、イントロ開始前のスタジオのノイズが少しだけ聴ける。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『アイ・フィール・ファイン』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
英ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc6-11 & 22. Everybody's Trying To Be My Baby
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '64BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルはイントロの「Well, they took some honey」の途中で一瞬エコーが消える(もしくは部分的に差し替えられている)ので、世界標準ステレオに比べて歌が詰まったような感じに聴こえる。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '64BOX』 の 『ビートルズ '65』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズ '65』

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Disc 7: The Early Beatles ( アーリー・ビートルズ )('65)

 
イギリスでのファースト・アルバム 『プリーズ・プリーズ・ミー』 から3曲を除いた全11曲。

アメリカではビートルズは売れないと判断していたキャピトルが、他社から発売されていた 『プリーズ・プリーズ・ミー』 収録曲の販売権を得るのに時間がかかったため、ここでの発売となった。

 Disc7-1 & 12. Love Me Do
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したものとのこと(つまり、モノラルから作った擬似ステレオをさらにモノラルにしたもので、厳密に言えば元のモノラルとは違う)。
・ステレオはモノラル(ドラムはアンディ・ホワイト)を擬似ステレオ化したもの。

■このボックス内のCDでは
この曲のステレオ・バージョンは2023年まで存在しなかったので、モノラルもステレオも 同じモノラル(ドラムはアンディ・ホワイト)で収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

■その他のバージョン
・『パスト・マスターズ』 に入っているモノラルはリンゴがドラムを叩いている方のバージョン(最初にシングルとして発売されたバージョン)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

■アンディ・ホワイト・バージョン
モノラル…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(新旧とも)』/シングルCD 『ラヴ・ミー・ドゥ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ヒッツ』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』
■リンゴ・バージョン
モノラル…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズVol.1(1988年盤)』/『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』
ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc7-2 & 13. Twist And Shout
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ツイスト・アンド・シャウト』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc7-3 & 14. Anna
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ No.1』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-4 & 15. Chains
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ No.1』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-5 & 16. Boys
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-6 & 17. Ask Me Why
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/シングルCD 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『オール・マイ・ラヴィング』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.5』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-7 & 18. Please Please Me
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオとは全く別テイクの演奏である。
ステレオではジョンが3番の歌詞を間違えて、 続く部分を笑いながら歌っている所があるが、モノラルはちゃんと歌っている。
また、1:16 の間奏の部分のギターとハーモニカは、ステレオでは微妙に違うフレーズを弾いているが、モノラルでは同じである。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録(ジョンが歌詞を間違えるステレオ・バージョンのリミックス)。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/シングルCD 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ヒッツ』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』
新ステレオ…『赤盤(2023年盤)』

 Disc7-8 & 19. P.S. I Love You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したものとのこと(つまり、世界標準モノラルから作った擬似ステレオをさらにモノラルにしたもので、厳密に言えば元のモノラルとは違う)。
・ステレオは世界標準モノラルを擬似ステレオ化したもの。

■このボックス内のCDでは
この曲のリアル・ステレオ・バージョンはこれまで発表されたことがないので、モノラルもステレオも同じ世界標準モノラルで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

モノラル(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/シングルCD 『ラヴ・ミー・ドゥ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『オール・マイ・ラヴィング』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-9 & 20. Baby It's You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオと世界標準モノラルでエンディングの音のしぼり方が異なり、最後の「'Cause baby It's you」はステレオの方がよく聴こえる。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズ!』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-10 & 21. A Taste Of Honey
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ツイスト・アンド・シャウト』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

 Disc7-11 & 22. Do You Want To Know A Secret
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『プリーズ・プリーズ・ミー』/『プリーズ・プリーズ・ミー(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ツイスト・アンド・シャウト』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『プリーズ・プリーズ・ミー(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『アーリー・ビートルズ』/『The U.S. Box』 の 『アーリー・ビートルズ』

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Disc 8: Beatles VI ( ビートルズ VI )('65)

 
・イギリス盤 『ビートルズ・フォー・セール』 の残り6曲
・イギリス盤 『ヘルプ!』 から3曲
・イギリスのベスト盤 『オールディーズ』 に収録されていた「Bad Boy」
・シングルB面「Yes It Is」
の全11曲。

 Disc8-1 & 12. Kansas City / Hey Hey Hey Hey
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルに比べると少しエコーがかかっている(おそらくキャピトル独自の加工)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオは世界標準モノラルよりもエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。また、モノラルは間奏に入る前のポールのシャウト 「ワ〜ホゥ」の「ホゥ」が途中で切られているようなミックスになっており(ステレオはちゃんと聴こえる)、間奏以降のピアノもステレオとは別テイクになっている。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-2 & 13. Eight Days A Week
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc8-3 & 14. You Like Me Too Much
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。


モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イエスタデイ』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-4 & 15. Bad Boy
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.1』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.1(1988年盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-5 & 16. I Don't Want To Spoil The Party
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

間奏に入る部分で世界標準ステレオでは小さく聴こえる「ウォウ」という裏声の掛け声が世界標準モノラルでは聴こえない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール No.2』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-6 & 17. Words Of Love
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが数秒長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ビートルズ・フォー・セール No.2』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-7 & 18. What You're Doing
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルに比べると少しエコーがかかっている(おそらくキャピトル独自の加工)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトがほんのわずか長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-8 & 19. Yes It Is
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはモノラル盤収録のバージョンを擬似ステレオ化したもの。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『涙の乗車券(Ticket To Ride)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.1(1988年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
擬似ステレオ…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-9 & 20. Dizzy Miss Lizzie (英盤での表記は「Lizzy」)
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

ステレオはCD化の際にリミックスされてボーカルに強いエコーが加えられた。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-10 & 21. Tell Me What You See
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカル他のエコーが強くなった。また、イントロで楽器の音が出る前にほんの一瞬、 人の声のような音(カウントの消し残り?)が聴こえるようになった。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルのボーカルにはエコーがかかっていない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

 Disc8-11 & 22. Every Little Thing
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルに比べると少しエコーがかかっている(おそらくキャピトル独自の加工)。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

世界標準ステレオは世界標準モノラルよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ビートルズ・フォー・セール』/『ビートルズ・フォー・セール(1987年盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』
ステレオ(世界標準)…『ビートルズ・フォー・セール(2009年のステレオ盤)』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ビートルズVI』/『The U.S. Box』 の 『ビートルズVI』

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Disc 9: Help!( ヘルプ!)('65)

 
映画に使用されたインスト・ナンバーも収録したサントラ・アルバム。

・イギリス盤 『ヘルプ!
』 から映画に使用された7曲
・ケン・ソーン・オーケストラ演奏のインスト・ナンバー5曲
の全12曲。

 Disc9-1 & 13. Help!
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオで、冒頭に007のサントラ風のインスト (あくまで「風」であって「ジェイムズ・ボンドのテーマ」ではない)が付けられている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも冒頭に007のサントラ風のインストを付けた上で、2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、エンディングのボーカルのエコーがなくなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルのジョンのボーカルはイントロ以外は世界標準ステレオとは全く別物で、エコーもかかっている。モノラルにはタンバリンも入っていない。

■その他のバージョン
・映画に使用されたモノラル・バージョンではイントロ部分のボーカルにも多少の違いがある。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/シングルCD 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ1(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』

 Disc9-2 & 14. The Night Before
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルのボーカルにはエコーがかかっていない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』

 Disc9-3 & 15. From Me To You Fantasy (Instrumental)
  (映画の劇伴。モノラルはステレオ盤の音をそのままモノラル化したもの。モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc9-4 & 16. You've Got To Hide Your Love Away
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄った。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ1(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc9-5 & 17. I Need You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』

 Disc9-6 & 18. In The Tyrol (Instrumental)
  (映画の劇伴。モノラルはステレオ盤の音をそのままモノラル化したもの。モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc9-7 & 19. Another Girl
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。ただしこの盤のステレオは出だしの音がほんの少し欠けている。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。また、イントロでボーカルの陰に 聴こえていた残響音(ドラム・スティックによるカウント?)が消された。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』

 Disc9-8 & 20. Another Hard Day's Night (Instrumental)
  (映画の劇伴。モノラルはステレオ盤の音をそのままモノラル化したもの。モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc9-9 & 21. Ticket To Ride
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録の擬似ステレオをそのままモノラル化したもので、擬似ステレオの左右のチャンネルに入っていた音が合わさって二重に聴こえる。
・ステレオはモノラル(イギリス用の通常のモノラル)を擬似ステレオ化したもので、左右のチャンネルの音を少しずらす方式を採用。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ モノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 また、エンディングのフェイド・アウトが少し長くなった。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

また、各バージョンでエンディングの長さが違い、長い順に、 世界標準ステレオ>アナログ時代のステレオ>モノラル(および 『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』 の擬似ステレオとモノラル)、となる。

世界標準ステレオは6回目の「My baby don't care」のあとの楽器の音まで聴こえる。ただし、厳密に言うと 『赤盤(1993年盤)』 はフェイド・アウトがほんの少し早い。

アナログ時代のステレオは6回目の「My baby don't care」で音が消える。

世界標準モノラルは5回目の「My baby don't care」で音が消える。ただしCDシングルに収録のものは「My」で音が消える。

■その他のバージョン
・映画に使用されたモノラル・バージョンにはタンバリンが入っていない。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/シングルCD 『涙の乗車券(Ticket To Ride)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ1(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』
米の擬似ステレオ/モノラル(もとは英盤モノラル)…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』

 Disc9-10 & 22. The Bitter End / You Can't Do That (Instrumental)
  (映画の劇伴。モノラルはステレオ盤の音をそのままモノラル化したもの。モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

 Disc9-11 & 23. You're Going To Lose That Girl
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したもの。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。ただしこの盤のステレオは、 冒頭でボーカルが始まる前のほんの一瞬、人の声のような音が聴こえる。
これは「ワン、トゥー、スリー」というカウントが削除しきれずに残ったものかもしれない(映画 『ヘルプ!』 ではこの曲はレコーディングの場面として登場するが、そこでもカウントから演奏に入っている)。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばモノラルもステレオもオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ヘルプ!』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘルプ!』

 Disc9-12 & 24. The Chase (Instrumental)
  (映画の劇伴。モノラルはステレオ盤の音をそのままモノラル化したもの。モノラル・ステレオともオリジナルLP通りの音源でCD化)

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Disc 10: Rubber Soul ( ラバー・ソウル )('65)

 
・イギリス盤 『ラバー・ソウル』 から10曲
・イギリス盤 『ヘルプ!』 から2曲
の全12曲。

 Disc10-1 & 13. I've Just Seen A Face
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 また、イントロで右チャンネルに聴こえていた左チャンネルのギターのエコーがカットされた。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

 Disc10-2 & 14. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、エコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルには「♪she told me to sit anywhere」のあとに誰かの咳払いの音が聴こえるが、ステレオにはない。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『ラヴ・ソングス』 『ビートルズ・バラード・ベスト20』 のステレオはそれぞれCDで聴けるステレオとは楽器の定位が違っている。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。


モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc10-3 & 15. You Won't See Me
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、 エンディングのフェイド・アウトが少し短くなった。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

2009年のリマスター盤では、モノラル・旧ステレオ・新ステレオとも歌い出しの口を開ける音 (ステレオでは右チャンネルで聴こえる)が消されている。

世界標準モノラルはステレオ(新旧とも)よりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ノーウェア・マン』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

 Disc10-4 & 16. Think For Yourself
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄った。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・映画 『イエロー・サブマリン』 で、この曲のコーラスをレコーディングしている時の音声が少しだけ聴ける(石にされた市長を歌で元に戻す場面)。
・1999年の 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』 には1999年版新ミックス・ステレオを収録。
・アメリカ編集盤 『ラバー・ソウル』 の東海岸プレスの一部には、右チャンネルにエコー(もしくはリバーブ)の強くかけられたものが存在するが、特にこの曲の最後の一音と、続く「The Word」ではっきりと聴き取れる。
日米盤の 『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』 にもこのエコー付きの「Think For Yourself」が収録されているようである。
ただし、このエコーはプレスの作業内で加えられたもので、いわゆる「ミックス違い」ではないとする意見もある。 
また、『ラバー・ソウル』 英オリジナル・モノラル盤初回プレスは、他の盤より音が大きく聴こえるという意見があり、「ラウド・カット盤」と呼ばれている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ2…『イエロー・サブマリン・ソングトラック』

 Disc10-5 & 17. The Word
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもので、サビの部分も含めてジョンのボーカルが全てダブル・トラック/エンディングが 少し長い/音の定位が大きく異なる、といった点が違う。

■このボックス内のCDでは
・モノラルは2009年世界標準マスターで収録。
・ステレオはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音がほんの少し中央に寄った。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・アメリカ編集盤 『ラバー・ソウル』 の東海岸プレスの一部には、右チャンネルにエコー(もしくはリバーブ)の強くかけられたものが存在するが、特にこの曲と、直前の「Think For Yourself」最後の一音ではっきりと聴き取れる。
ただし、このエコーはプレスの作業内で加えられたもので、いわゆる「ミックス違い」ではないとする意見もある。 
また、『ラバー・ソウル』 英オリジナル・モノラル盤初回プレスは、他の盤より音が大きく聴こえるという意見があり、「ラウド・カット盤」と呼ばれている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
英旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
英新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』
米ステレオ…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

 Disc10-6 & 18. Michelle
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、他のバージョンよりエンディングのフェイド・アウトが長い。
長さの関係は、本盤のモノラル>ステレオ (新旧とも)>世界標準モノラル、となる。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、アナログ時代のステレオの イントロで左チャンネルにかすかに聴こえた息を吐くような音は消されている。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルは上述の通り全てのバージョンの 中でエンディングのフェイド・アウトが最も短い。

■その他のバージョン
・ビートルズCD化の1987年以前に発売された米アナログ盤 『赤盤』 のステレオは左右のチャンネルが逆。
・アナログ盤 『ラヴ・ソングス』 のステレオは左右の音が真ん中に寄っている(現行CDとはまた違う)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ノーウェア・マン』
米モノラル…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc10-7 & 19. It's Only Love
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

ステレオはCD化の際にリミックスされているが、音の定位はアナログ時代のステレオとあまり変わらないものの、これまで全てのバージョンで修正のため 聴こえなくなっていたボーカルが聴こえるようになった(2回目の「It's only love and…」の「only」の部分のダブル・トラックのズレのため、片方のボーカルを消去、さらに曲の最後の部分の声の震えを隠すためにフェイド・アウト処理されていた)。また、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イエスタデイ』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

 Disc10-8 & 20. Girl
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・ビートルズCD化の1987年以前に発売された米アナログ盤 『赤盤』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、左チャンネルの音が真ん中に寄っている。
・アナログ盤 『ラヴ・ソングス』 のステレオは左右の音が真ん中に寄っている(現行CDとはまた違う)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc10-9 & 21. I'm Looking Through You
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオだが、アメリカ独自のバージョンで、冒頭で演奏を間違えて2回繰り返している部分がそのまま収録されている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルは2009年世界標準マスターで収録。
・ステレオはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、アナログ時代のステレオのイントロで 右チャンネルにあったエコーのようなノイズが消されている。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
米ステレオ…『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』

 Disc10-10 & 22. In My Life
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『ラヴ・ソングス』 のステレオは左右の音が真ん中に寄っている(現行CDとはまた違う)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc10-11 & 23. Wait
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄った。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

 Disc10-12 & 24. Run For Your Life
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない
(『ザ・ビートルズ '65BOX』 ではオリジナル通りのミックスで収録)

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、 間奏で聴こえたノイズが消されている。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

2009年のリマスター盤では、新ステレオだけでなく、モノラル・旧ステレオとも上記のノイズは消されている。

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録/『ザ・ビートルズ '65BOX』 の 『ラバー・ソウル』
新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ラバー・ソウル』

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Disc 11: Yesterday And Today ( イエスタデイ・アンド・トゥデイ )('66)

P.BUTCHER.JPG - 20,252BYTES 
・イギリス盤 『ヘルプ!』 の残り2曲
・イギリス盤 『ラバー・ソウル』 の残り4曲
・イギリス盤 『リボルバー』 から3曲
・シングル「We Can Work It Out」「Day Tripper」
の全11曲。

紙ジャケットは回収された「ブッチャー・カバー」(右)で作られており、トランク・カバー(左)はシールで添付されている。

 Disc11-1 & 12. Drive My Car
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

ステレオでは「Baby, you can drive my car」で始まるサビの部分のピアノは全部聴こえるが、世界標準モノラルではボーカルがある部分ではオフになっているので、歌が終るとピアノが突然現れるような感じがする。 また、モノラルはカウベルの音が他の音に埋もれてよく聴こえない。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆で、音が中央に寄っている。(現行CDとはまた違う)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ノーウェア・マン』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-2 & 13. I'm Only Sleeping
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもの。
・ステレオは最初に発売されたステレオ盤では米モノラルから作成した擬似ステレオだったが、 のちの再プレスでアメリカ用にミックスされたトゥルー・ステレオに差し替えになっている。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

この曲には、以下の部分の逆回転ギターの入り方の違いから、4つのバージョンがある。
1.「Running everywhere at such a speed / Till they find there's no need」の部分
2.「Taking my time, Lying there and staring at the ceiling」の部分
3.間奏のギター


英モノラル … 1.「…rywhere at such a speed」と「…nd there's no need」の部分に入っている / 2.「and staring at the ceiling」の部分に入っている / 3.1拍目から入る

米モノラル … 1.入っていない / 2.「time, Lying」と「the ceiling」の部分に入っている / 3.1拍目から入る

英ステレオ … 1.「…rywhere at such a speed」と「…nd there's no need」の部分に入っている(英モノラルと同じ) / 2.入っていない / 3.1拍目から入る

米ステレオ … 1.「Till」の部分以外のすべてに入っている / 2.入っていない / 3.2拍目から入る

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
米モノラル…『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
英ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-3 & 14. Nowhere Man
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄り、ボーカルのエコーが強くなった。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・1999年の 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』 には1999年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ノーウェア・マン』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ2…『イエロー・サブマリン・ソングトラック』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-4 & 15. Doctor Robert
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、「♪Well, well, well, you're feeling fine」の部分でマラカスが消えない。また、エンディングのフェイド・アウトで音の小さくなる速さがゆっくりのため最後の音まで聴こえるが、音が消える直前に人の声のような音が聴こえる(ジョンが「OK, Herb」と言っている?)
・ステレオは最初に発売されたステレオ盤では米モノラルから作成した擬似ステレオだったが(でもエンディングはフェイド・アウトが早い)、 のちの再プレスでトゥルー・ステレオに差し替えになっている。これはアメリカ用にミックスされたもので、「♪Well, well, well, you're feeling fine」の部分でマラカスが消え、エンディングも最後の音まで聴こえるが、人の声のような音は聴こえない。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。ただし「OK, Herb」の前で音が消える。

・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。どちらも「♪Well, well, well, you're feeling fine」の部分でマラカスが消え、エンディングはフェイド・アウトが少し早い。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
米モノラル…『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
英ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc11-5 & 16. Yesterday
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

CD化の際のリミックスで、中央寄りにあったストリングスが左に移動している。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

世界標準モノラルとステレオ(新旧とも)ではトラックの音量操作によって微妙な違いが出ている。
0:52 の「… something wrong / now I long for yesterday」の部分で、モノラルは突然エコーが深くなるように聴こえ、ステレオではここだけダブル・トラックで音が深くなるように聴こえる。
この部分は最後の「♪yesterday〜」」 と伸ばすところのボーカルを別テイクに差し替えるための作業が行われており、ステレオは「something」のところから元のボーカルと差し替え用のボーカルが重なってダブル・トラックになり、 「day」のところで元のボーカルがフェイド・アウトしているが、モノラルは差し替え用のボーカルがゆっくりフェイド・インしながらダブル・トラックになっている。この操作の違いと、 差し替え用のボーカルの録音の際に元のボーカルも小さく録音されてしまっている(スピーカーから流しながら歌っていたのをマイクが拾ったらしい)ことが、結果としてエコーのような効果を生む原因になっている。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『ビートルズ・バラード・ベスト20』 のステレオは左右のチャンネルが逆。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イエスタデイ』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ1(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-6 & 17. Act Naturally
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

CD化の際にリミックスされているが、音の定位はアナログ時代のステレオとあまり変わらない。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イエスタデイ』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ヘルプ!』 に追加収録/『Japan Box』 の 『4人はアイドル』
新ステレオ(世界標準)…『ヘルプ!(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』

 Disc11-7 & 18. And Your Bird Can Sing
 

■米オリジナルLPでは
・モノラルはアメリカ用にミックスされたもので、ステレオで右チャンネルに入っているシンバルやタンバリン
の音が世界標準モノラルより大きくミックスされている。
・ステレオは最初に発売されたステレオ盤では米モノラル(たぶん)から作成した擬似ステレオだったが、 のちの再プレスでトゥルー・ステレオに差し替えになっている。これはアメリカ用ミックスだという意見があるが、世界標準ステレオとの目立った違いは感じられない(書籍 『ビートルズ レコーディング・セッション』 では、1966年5月20日に「I'm Only Sleeping」と「Doctor Robert」と一緒にステレオ・リミックスが英国用・米国用として2つずつ作られたが、「And Your Bird Can Sing」のみ実際に使われたのは英米とも同じミックスだったと読める記述がある)。

■このボックス内のCDでは
・モノラルはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ (オリジナルLPのステレオがアメリカ用ミックスだった場合)ステレオがオリジナル通りではない

世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

英モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
米モノラル…『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
英ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc11-8 & 19. If I Needed Someone
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ(そうではなくステレオ盤収録のバージョンをそのままモノラル化したものという意見もある)。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ (オリジナルLPのモノラルが世界標準モノラルだった場合)ステレオのみオリジナル通りではない

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、 CD化の際にリミックスされて音が中央に寄った。世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

アナログ時代のステレオと世界標準モノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
新ステレオ1(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-9 & 20. We Can Work It Out
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもので、世界標準ステレオの音は左右に振り分けられて真ん中には音がないが、 米ステレオはハーモニウムが真ん中から聴こえる箇所がある。

■このボックス内のCDでは
・モノラルは2009年世界標準マスターで収録。
・ステレオはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりほんのわずか早く音が消えるくらいで、目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
英ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』
米ステレオ…『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

 Disc11-10 & 21. What Goes On
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアナログ時代の旧ステレオ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ ステレオがオリジナル通りではない

アナログ時代のステレオは音が左右のチャンネルにはっきり分かれていたが、CD化の際にリミックスされて音が中央に寄った。 世界標準ステレオはそのリミックス版をリマスターしたもの。

ステレオのエンディングに入っているギターは世界標準モノラルには入っていない。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
旧ステレオ(アナログ時代)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ラバー・ソウル』 に追加収録
新ステレオ(世界標準)…『ラバー・ソウル(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』

 Disc11-11 & 22. Day Tripper
  ■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオはアメリカ用にミックスされたもの(詳細は下記)。

■このボックス内のCDでは
・モノラルは2009年世界標準マスターで収録。
・ステレオはオリジナル通りのアメリカ用ミックスで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい

この曲のステレオには以下のバージョンがある。

・英ステレオ…イントロのギターは左右両方で始まる。間奏あけの「Try to please her」のあとで右チャンネルのギターが一瞬消える。エンディングの「Day tripper」の繰り返しで、1回目のあとに間違って発せられた「yeah」を消そうとして音量がオフになる(完全に消えていない)。
→ 『パスト・マスターズVol.2(1988年盤)』 と 『赤盤(1993年盤)』 に収録。

・米ステレオ…イントロのギターは最初は左だけ。間奏あけの「Try to please her」のあとで右チャンネルのギターが一瞬消える。エンディングの「Day tripper」の繰り返しで、1回目のあとに間違って発せられた「yeah」を消す処理は行われていない。
→ 『The U.S. BOX』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』 に収録。

・修正版英ステレオ1…イントロのギターは左右両方で始まる。間奏あけの「Try to please her」のあとの右チャンネルのギターは消えない。エンディングの「Day tripper」の繰り返しで、1回目のあとに間違って発せられた「yeah」が完全に消えている。
→ 『1(2000年盤)』 に収録するにあたり修正が施されたバージョン。

・修正版英ステレオ2…イントロのギターは左右両方で始まる。間奏あけの「Try to please her」のあとの右チャンネルのギターは消えない。エンディングの「Day tripper」の繰り返しで、1回目のあとに間違って発せられた「yeah」を消す処理は行われていない。
→ 『パスト・マスターズ(2009年盤)』 に収録するにあたり修正が施された「全部聴こえる」バージョン。

世界標準モノラルは英ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。米ステレオはモノラルと同じ長さ。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録(修正版英ステレオ2のリミックス)。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録(修正版英ステレオ2のリミックス)。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)』/『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
英ステレオ…『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『赤盤(1993年盤)』
米ステレオ…『The U.S. Box』 の 『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
修正版英ステレオ1…『1(2000年盤)』
修正版英ステレオ2(世界標準)… 『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『赤盤(2010年盤)』/『1(2011年盤)』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『赤盤(2023年盤)』

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Disc 12: Revolver ( リボルバー )('66)

 
イギリス版 『リボルバー』 の残りのみを収録した全11曲。

■米オリジナルLPでは
・モノラルは世界標準モノラルと同じ。
・ステレオは世界標準ステレオと同じ。

■このボックス内のCDでは
モノラルもステレオも2009年世界標準マスターで収録。
→ オリジナル通りの内容と言っていい。

 Disc12-1 & 12. Taxman
  世界標準モノラルは2番の「♪should five percent appear too small」の後からカウベルが入るが、世界標準ステレオはその次の「♪'Cos I'm the taxman」の後から入る。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc12-2 & 13. Eleanor Rigby
  世界標準ステレオではミキシング・ミスで1番の頭の「Eleanor Rigby」の「エリ」が左チャンネルからも聴こえてダブル・トラックになってしまっているが、世界標準モノラルはきちんと消されている。

■その他のバージョン
・1999年の 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』 には1999年版新ミックス・ステレオを収録(ボーカルとストリングスのタイミングが少しズレている)。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/シングルCD 『イエロー・サブマリン』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ1…『イエロー・サブマリン・ソングトラック』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3 …『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc12-3 & 14. Love You To
  世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

■その他のバージョン
・1999年の 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』 には1999年版新ミックス・ステレオを収録。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ1…『イエロー・サブマリン・ソングトラック』
新ステレオ2…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc12-4 & 15. Here, There And Everywhere
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・アナログ盤 『ビートルズ・バラード・ベスト20』 のステレオは左右のチャンネルが逆。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc12-5 & 16. Yellow Submarine
  世界標準モノラルではイントロのギターは最初の一音から入っているが、世界標準ステレオはニ拍目から入る(というか一拍目の一音は消されている)。また、中間部のジョンの復唱も、モノラルは「life of ease」から聴こえるが、ステレオはそのあとの「Everyone of us」から入る(というか「life of ease」の部分が消されている)。
また、モノラルはステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

アナログ・モノラル盤 『イエロー・サブマリン』 のモノラルは世界標準ステレオをモノラルにしただけ。

■その他のバージョン
・1999年の 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』 には1999年版新ミックス・ステレオを収録。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/シングルCD 『イエロー・サブマリン』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『イエロー・サブマリン(2009年のステレオ盤)』 /『イエロー・サブマリン(1987年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ1…『イエロー・サブマリン・ソングトラック』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3 …『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc12-6 & 17. She Said She Said
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc12-7 & 18. Good Day Sunshine
  世界標準モノラルのエンディングに入っているバス・ドラムが世界標準ステレオには入っていない。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc12-8 & 19. For No One
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。


モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc12-9 & 20. I Want To Tell You
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc12-10 & 21. Got To Get You Into My Life
  世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが長い。また、フェイド・アウト直前にポールがアドリブで歌う「♪every single day of my life」の歌い方が違う。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc12-11 & 22. Tomorrow Never Knows
  世界標準ステレオはゆっくりとしたフェイド・インで始まるが、世界標準モノラルは急に始まり、サウンド・エフェクトがステレオより少ない。

■その他のバージョン
世界標準モノラルの他に、英モノラル盤の初回プレスに収録されたという別ミックスがあり、
イントロにタンバリンが入っていない/エンディングのフェイド・アウトが若干遅く、 最後のピアノがより長く聴ける
などの違いがある。
このミックスは 『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版に収録された。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『リボルバー』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『リボルバー(2009年のステレオ盤および1987年盤)』/『The U.S. Box』 の 『リボルバー』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

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Disc 13: Hey Jude ( ヘイ・ジュード )('70)
 ※ステレオ・ミックスのみ収録


アメリカ編集アルバムに未収録だったシングル曲などを集めたアルバム。
当時モノラル盤は出なかったので、このボックスでもステレオ・ミックスのみで収録。

■米オリジナルLPでは
「Paperback Writer」と「The Ballad Of John And Yoko」以外の音は世界標準ステレオと同一。

■このボックス内のCDでは
すべて2009年世界標準ステレオで収録。

 Disc13-1. Can't Buy Me Love
  世界標準モノラルにはステレオにないハイハットが加えられている(モノラルで 0:09 から入るハイハット)。
また、ステレオとモノラルのミックス違いによる音量の差のため、間奏のギターの一音(ステレオだと右チャンネルだけに聴こえる)が、モノラルではドラムの音に埋もれてほとんど聴こえない。

■その他のバージョン
・米サントラ盤 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 のステレオ盤に収録のものは、世界標準モノラルに擬似ステレオともモノラルともいえない珍妙な加工を施しており、ほとんどモノラル状態だが、「♪much for money」の部分では音が右寄りになり、「♪For money can't buy me love」の部分では左寄り、間奏部分では右寄りになる。
・1993年の 『赤盤』 のステレオは左チャンネルの音を少し中央よりにした新ミックス。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2023年の 『赤盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/シングルCD 『キャント・バイ・ミー・ラヴ』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『Japan Box』 の 『ビートルズNo.2』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『赤盤(2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『ヘイ・ジュード』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
新ステレオ1…『赤盤(1993年盤)』
新ステレオ2…『1(2015年盤)』
新ステレオ3…『赤盤(2023年盤)』

 Disc13-2. I Should Have Known Better
  ・世界標準ステレオではイントロのハーモニカが一瞬途切れるように吹かれるが、世界標準モノラルの方はテープ編集で途切れていない部分を繰り返しているのでちゃんとつながっている。
・ステレオの方が若干ピッチが早い。
・モノラルはボーカルのエコーが強い。
・2回あるサビの部分で、「That when I tell you that I love you, oh」の「oh」から「You're gonna say you love me too」あたりまでのジョンのボーカルがモノラルとステレオでは別テイク。
・ステレオの方がエンディングのフェイド・アウトが少し長い。

■その他のバージョン
・米アナログ盤 『リール・ミュージック』 のステレオはハーモニカが途切れないように後から編集したもの。
・映画の2014年リマスター版DVD/ブルーレイには新ミックスのステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』/『ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)(1987年盤)』/『コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット』 の 『イクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』
ステレオ(世界標準)…『ア・ハード・デイズ・ナイト(2009年のステレオ盤)』/『The U.S. Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』 と 『ヘイ・ジュード』/『Japan Box』 の 『ア・ハード・デイズ・ナイト』

 Disc13-3. Paperback Writer
  ■米オリジナルLPでは
ステレオは左右のチャンネルが逆(アナログ盤 『リバプール・ボックス』 も)。

■このボックス内のCDでは
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばオリジナル通りではない

世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエコーが深く、エンディングのフェイド・アウトも数秒長い。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『ペイパーバック・ライター』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『赤盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ1…『1(2015年盤)』
新ステレオ2…『リボルバー(2022年盤)』/『赤盤(2023年盤)』

 Disc13-4. Rain
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2015年のDVD/ブルーレイ 『1+』 には2015年版新ミックス・ステレオを収録。
・2022年の 『リボルバー』 スペシャル版には2022年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『ペイパーバック・ライター』/『リボルバー(2022年盤)』 のスーパー・デラックス版
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『リボルバー(2022年盤)』

 Disc13-5. Lady Madonna
  世界標準モノラルはブラスとコーラスのパートにADT(同じテイクを2つ重ねる)処理している箇所がある。また、世界標準ステレオのコーラスはモノラルより大きくミックスされている。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『レディ・マドンナ』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『1(2015年盤)』/『青盤(2023年盤)』

 Disc13-6. Revolution
  世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエレキ・ギターが大きくミックスされている。

■その他のバージョン
・米2枚組アナログ盤 『ロックンロール・ミュージック』 および英アナログ盤 『ロックンロール・ミュージックVol.2』 のステレオは左右のチャンネルが逆。
・2023年の 『青盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『ヘイ・ジュード』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『青盤(2023年盤)』

 Disc13-7. Hey Jude
  世界標準モノラルは世界標準ステレオよりエンディングのフェイド・アウトが少し長い。また、世界標準ステレオはドラムがモノラルより大きめにミックスされている。

■その他のバージョン
日米アナログ盤 『20グレイテスト・ヒッツ』 のステレオははエンディングのフェイド・アウトが早い。
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『ヘイ・ジュード』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『1(2015年盤)』/『青盤(2023年盤)』

 Disc13-8. Old Brown Shoe
  この曲のモノラル・ミックスは存在しない。

■その他のバージョン
・2023年の 『青盤』 リミックス盤には2023年版新ミックス・ステレオを収録。

ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/シングルCD 『ジョンとヨーコのバラード(The Ballad Of John And Yoko)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『青盤(2023年盤)』

 Disc13-9. Don't Let Me Down
  世界標準のステレオとモノラルの間には目立った違いはない。

■その他のバージョン
・2021年の 『Let It Be』 50周年盤には2020年版新ミックス・ステレオを収録(冒頭にセッション中の会話が加えられている)。
・2023年盤 『青盤』 に収録のもの(2020年ミックス)は上記の会話がカットされオリジナル・シングルと同じ状態になっている。

モノラル(世界標準)…『ザ・ビートルズ・モノ・ボックス』 の 『モノ・マスターズ』/シングルCD 『ゲット・バック』
ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『レット・イット・ビー(50周年盤)』/『青盤(2023年盤)』

 Disc13-10. The Ballad Of John And Yoko
  ■米オリジナルLPでは
ステレオはエンディングがフェイド・アウト気味に終わるとのこと。

■このボックス内のCDでは
・ステレオは2009年世界標準マスターで収録。
→ 厳密に言えばオリジナル通りではない

エンディングのドラムの音については、初CD化のものより2009年リマスターの方が最後の1音が大きい。

この曲のモノラル・ミックスは存在しない。

■その他のバージョン
・2015年の 『1』 リミックス盤には2015年版新ミックス・ステレオを収録。

ステレオ(世界標準)…『パスト・マスターズ(2009年盤)』/『パスト・マスターズ Vol.2(1988年盤)』/シングルCD 『ジョンとヨーコのバラード(The Ballad Of John And Yoko)』/『青盤(1993年&2010年盤)』/『1(2000年&2010年盤)』/『The U.S. Box』 の 『ヘイ・ジュード』
新ステレオ…『1(2015年盤)』/『青盤(2023年盤)』

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The U.S. Albums (The U.S. Box) 差し替え音源一覧表

かなり推測も含んでいるのでご注意下さい。

「世界標準ステレオのモノラル化」の頭に◎が付いているものは、
世界標準ステレオと世界標準モノラルの間に何らかの違いがあるため、
世界標準ステレオのモノラル化=世界標準モノラルとはならないものです。
(例:「Please Please Me」のステレオは歌詞を間違えて歌うがモノラルは正しく歌っている)

Disc 1: Meet The Beatles!( ミート・ザ・ビートルズ!) ('64)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 13. I Want To Hold Your Hand 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ
2 & 14. I Saw Her Standing There 世界標準ステレオのモノラル化?
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 15. This Boy 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ
4 & 16. It Won't Be Long 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 17. All I've Got To Do 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 18. All My Loving 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
7 & 19. Don't Bother Me 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 20. Little Child ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
9 & 21. Till There Was You 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
10 & 22. Hold Me Tight ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
11 & 23. I Wanna Be Your Man ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
12 & 24. Not A Second Time ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ

Disc 2: The Beatles' Second Album ( ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム ) ('64)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. Roll Over Beethoven 世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
2 & 13. Thank You Girl

◎エコー付き世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル

米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 14. You Really Got A Hold On Me エコー付き世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
4 & 15. Devil In Her Heart エコー付き世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 16. Money ◎エコー付き世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 17. You Can't Do That アメリカ用モノラル?(イギリス用と変わらず)
世界標準モノラル?
米モノラルの擬似ステレオ化(+エコー)
世界標準ステレオ
7 & 18. Long Tall Sally アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アメリカ用ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 19. I Call Your Name アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アメリカ用ステレオ
世界標準ステレオ
9 & 20. Please Mr. Postman エコー付き世界標準ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
米でエコーを付けた世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
10 & 21. I'll Get You 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化(+エコー)
世界標準モノラル(ステレオは存在しない)
11 & 22. She Loves You 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化(+エコー)
世界標準モノラル(ステレオは存在しない)

Disc 3: A Hard Day's Night ( ア・ハード・デイズ・ナイト ) ('64)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 13. A Hard Day's Night 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
2 & 14. Tell Me Why 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
3 & 15. I'll Cry Instead アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
アメリカ用モノラル
4 & 16. I Should Have Known Better (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
5 & 17. I'm Happy Just To Dance With You 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
6 & 18.  And I Love Her (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
7 & 19. I Should Have Known Better 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
8 & 20. If I Fell 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
9 & 21. And I Love Her アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
10 & 22. Ringo's Theme (This Boy) (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
11 & 23. Can't Buy Me Love 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの珍加工版
世界標準ステレオ
12 & 24. A Hard Day's Night (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)

Disc 4: Something New ( サムシング・ニュー ) ('64)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. I'll Cry Instead アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
2 & 13. Things We Said Today 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 14. Any Time At All アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
4 & 15. When I Get Home アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 16. Slow Down 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 17. Matchbox 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
7 & 18. Tell Me Why 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 19. And I Love Her アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
9 & 20. I'm Happy Just To Dance With You 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
10 & 21. If I Fell 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
11 & 22. Komm, Gib Mir Deine Hand 米ステレオ?のモノラル化
世界標準モノラル
アメリカ用ステレオ?
世界標準ステレオ

Disc 5: The Beatles' Story ( ザ・ビートルズ・ストーリー ) ('64)
全曲 オリジナルLPの音源と同じ

Disc 6: Beatles '65 ( ビートルズ '65 ) ('64)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. No Reply 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
2 & 13. I'm A Loser 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 14. Baby's In Black 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
4 & 15. Rock And Roll Music 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 16. I'll Follow The Sun 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 17. Mr. Moonlight 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
7 & 18. Honey Don't 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 19. I'll Be Back アメリカ用モノラル?
アメリカ用モノラル?
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
9 & 20. She's A Woman アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
米モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ
10 & 21. I Feel Fine アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
米モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ
11 & 22. Everybody's Trying To Be My Baby 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ

Disc 7: The Early Beatles ( アーリー・ビートルズ ) ('65)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. Love Me Do 世界標準モノラルの擬似ステレオ化のモノラル化
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準モノラル(ステレオは存在しない)
2 & 13. Twist And Shout 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 14. Anna 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
4 & 15. Chains 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 16. Boys 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 17. Ask Me Why 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
7 & 18. Please Please Me ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 19. P.S. I Love You 世界標準モノラルの擬似ステレオ化のモノラル化
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準モノラル(ステレオは存在しない)
9 & 20. Baby It's You ◎世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
10 & 21. A Taste Of Honey 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
11 & 22. Do You Want To Know A Secret 世界標準ステレオのモノラル化
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ

Disc 8: The Beatles VI ( ビートルズ VI ) ('65)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. Kansas City / Hey Hey Hey Hey 米でエコーを付けた世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
2 & 13. Eight Days A Week 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
3 & 14. You Like Me Too Much 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
4 & 15. Bad Boy 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
5 & 16. I Don't Want To Spoil The Party 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
6 & 17. Words Of Love 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
7 & 18. What You're Doing 米でエコーを付けた世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
8 & 19. Yes It Is 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ
9 & 20. Dizzy Miss Lizzie 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
10 & 21. Tell Me What You See 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
11 & 22. Every Little Thing 米でエコーを付けた世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ

Disc 9: Help!( ヘルプ!) ('65)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 13. Help! 007風インスト+◎アナログ時代のステレオのモノラル化
007風インスト+世界標準モノラル
007風インスト+アナログ時代のステレオ
007風インスト+世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
2 & 14. The Night Before アナログ時代のステレオのモノラル化
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
3 & 15. From Me To You Fantasy (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
4 & 16. You've Got To Hide Your Love Away アナログ時代のステレオのモノラル化
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
5 & 17. I Need You アナログ時代のステレオのモノラル化
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
6 & 18. In The Tyrol (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
7 & 19. Another Girl アナログ時代のステレオのモノラル化
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
8 & 20. Another Hard Day's Night (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
9 & 21. Ticket To Ride 世界標準モノラルの擬似ステレオ化のモノラル化
世界標準モノラル
世界標準モノラルの擬似ステレオ化
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
10 & 22. The Bitter End / You Can't Do That (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)
11 & 23. You're Going To Lose That Girl アナログ時代のステレオのモノラル化
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
12 & 24. The Chase (劇伴) (オリジナルLPと同じモノラル) (オリジナルLPと同じステレオ)

Disc 10: Rubber Soul ( ラバー・ソウル ) ('65)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 13. I've Just Seen A Face 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
2 & 14. Norwegian Wood 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
3 & 15. You Won't See Me 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
4 & 16. Think For Yourself 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
5 & 17. The Word 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アメリカ用ステレオ
アメリカ用ステレオ
6 & 18. Michelle アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
7 & 19. It's Only Love 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
8 & 20. Girl 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
9 & 21. I'm Looking Through You 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アメリカ用ステレオ
アメリカ用ステレオ
10 & 22. In My Life 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
11 & 23. Wait 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
12 & 24. Run For Your Life 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)

Disc 11: Yesterday And Today ( イエスタデイ・アンド・トゥデイ ) ('66)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
1 & 12. Drive My Car 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
2 & 13. I'm Only Sleeping アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アメリカ用ステレオ(※)
世界標準ステレオ
3 & 14. Nowhere Man 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
4 & 15. Doctor Robert アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アメリカ用ステレオ(※)
世界標準ステレオ
5 & 16. Yesterday 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
6 & 17. Act Naturally 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
7 & 18. And Your Bird Can Sing アメリカ用モノラル
アメリカ用モノラル
アメリカ用ステレオ?(※)
世界標準ステレオ
8 & 19. If I Needed Someone 世界標準モノラル?
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
9 & 20. We Can Work It Out 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アメリカ用ステレオ
アメリカ用ステレオ
10 & 21. What Goes On 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アナログ時代のステレオ
世界標準ステレオ('87初CD化ミックス)
11 & 22. Day Tripper 世界標準モノラル
世界標準モノラル
アメリカ用ステレオ
アメリカ用ステレオ
※ 13・15・18のステレオは、最初に発売されたLPには米モノラルを擬似ステレオ化したものが収録されていたが、再プレスの際に
アメリカ用のトゥルー・ステレオ・ミックスに差し替えになっている。
今回のCD化でこの3曲が世界標準ステレオに差し替えられたのは、初回LPを元にしたからだろうとの意見が多い。

Disc 12: Revolver ( リボルバー ) ('66)
曲名 モノラル(上:オリジナルLP、下:このボックス) ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
全曲 世界標準モノラル
世界標準モノラル
世界標準ステレオ
世界標準ステレオ

Disc 13: Hey Jude ( ヘイ・ジュード ) ('70)
曲名 ステレオ(上:オリジナルLP、下:このボックス)
3. Paperback Writer 左右のチャンネルが逆の世界標準ステレオ
世界標準ステレオ
10. The Ballad Of John And Yoko フェイド・アウトで終わる世界標準ステレオ?
世界標準ステレオ
上記以外の全曲 世界標準ステレオ
世界標準ステレオ


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◎このリストは以下の文献を参考にし、自分の耳で確認した上で作成した。
 ■松本常男 『ビートルズ海賊盤事典』 (講談社、1985)
    マニアックな視点からバージョン違いをまとめた記事を載せたおそらく最初の出版物。
 ■尾畑清貴 「ビートルズ正規盤のミックス違い(コンプリート版)」
  (プロデュース・センター出版局 『nowhere』 4号5号6号7号掲載、1994−1995) ← アマゾンの商品ページへのリンクです
    どのアナログ/CDに収録されているかしっかりと記述されているのが便利。

 ■森山直明ほか執筆による 『レコード・コレクターズ』 の記事 (ミュージックマガジン、1994−2006)
  →のちに一部を改稿してレコード・コレクターズ増刊 『ザ・ビートルズ コンプリート・ワークス』 1〜3に収録された
 ■米村幸雄 『Undocumented Recording Sessions 〜パソコンが聴いたビートルズ〜』 (自費出版、1999)
    2つのバージョンをシンクロさせるパソコンソフトを使用した研究。正確さという点ではこれに勝るものはないが、一部の曲のみ。
  →現在、同期再生可能な iOS デバイス用ビートルズ楽曲解説アプリ「LinerNotes」を提供中。
 ■『大人のロック!』編 『ザ・ビートルズ全曲バイブル』 (日経BP社、2009)
   上の方法を使って全ナンバーを解析した本。ただしバージョン違いよりレコーディングの手順の解明が主眼。
 ■森山直明 『ザ・ビートルズ・リマスターCDガイド』 (ミュージックマガジン、2009)
   『レコード・コレクターズ』 に掲載された内容に、2009年のリマスターCD音源の情報も含めて1冊にまとめたもの。
   耳による聴き比べではこれまでで最も細かい調査。
 ■コレクターズロックショップ ジャンク・ヘッズ の 『ザ・ビートルズ・アンソロジー』 DVDリミックス検証 
   このリミックスについては当ページでは触れなかったのでご参考まで。



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日本盤  輸入盤
日本盤ボックスに入っている紙ジャケットは日本独自に作成されたもので、
輸入盤ボックスより発売当時のジャケットの仕様に近くなっています。



バラ売り(輸入盤のみ)

https://m.media-amazon.com/images/I/81N0UXDezUL._SL100_.jpg

ボックス内のものと同様の紙ジャケット仕様ですが、黒いオビが付いています。
『The Beatles' Story』 のバラ売りはありません。

Meet The Beatles!  The Beatles' Second Album
A Hard Day's Night  Something New  Beatles '65
The Early Beatles  The Beatles VI  Help!
Rubber Soul  Yesterday And Today
Revolver  Hey Jude




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