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ジョン・レノンのソロを(できるだけ)全部聴く その2

ボックスなど

Anthology
日本盤CD 『アンソロジー』

https://m.media-amazon.com/images/I/51XAl68dFoL._SL100_.jpg
日本盤4CD

輸入盤4CD


1998年発売の4枚組アウトテイクBOX。

ジョンが1971年に変名で発表し、入手困難になっていたシングル曲「Do The Oz」(Elastic Oz Band名義で発表した 『God Save Us』 のB面)以外はすべて初登場音源。

ホーム・デモやリハーサルなどのラフな録音をたっぷり聴くことができるが、元の音源にいろいろと手を加えて編集してあり、録音されたままの状態ではないので、そのへん差し引いて聴いた方がいい。

【Disc 1】
1. Working Class Hero [take 1] 4:19  1stソロのセッション (1970)
2. God 3:32  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加
3. I Found Out 3:47  ホーム・レコーディング (1970)
4. Hold On 0:43  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加
5. Isolation 3:46  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加
6. Love [take 9] 2:43  1stソロのセッション (1970)
7. Mother [take 91] 3:49  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加
8. Remember [take 1] 2:44  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加
9. Imagine [take 1] 3:21  『Imagine』 セッション (1971)
10. ''Fortunately'' 0:19  「ベッド・イン」中の会話 (1969)
11. Baby Please Don't Go [take 6] 4:04  『Imagine』 セッション (1971)
12. Oh My Love 2:53  『Imagine』 セッション (1971) ジョージ参加
13. Jealous Guy [take 11] 4:10  『Imagine』 セッション (1971)
14. Maggie Mae 0:52  ホーム・レコーディング (1979)
15. How Do You Sleep? [take 6] 5:20  『Imagine』 セッション (1971) ジョージ参加
16. God Save Oz [take 4] 3:27  ジョンがボーカル (1971)
17. Do The Oz 3:08  変名シングルB面 (1971)
18. I Don't Want To Be A Soldier [early version, take 21] 5:20  『Imagine』 セッション (1971)
19. Give Peace A Chance 1:52  リハーサル (1969)
20. Look At Me [take 2] 2:50  1stソロのセッション (1970)
21. Long Lost John 2:14  1stソロのセッション (1970) リンゴ参加

■2021年の 『Plastic Ono Band アルティメイト・コレクション』 収録のものとの比較(同じテイクでもすべてミックスは異なる)
1. Working Class Hero … BD1/CD2収録のテイク1と同じだが前後が長い
2. God … ここでしか聴けないスタジオ・アウトテイク
3. I Found Out … BD1/CD6収録のデモと同じだが、少し短く編集されている
4. Hold On … BD2/CD6収録の「Hold On #1」の一部分と同じ
5. Isolation … ここでしか聴けないスタジオ・アウトテイク
6. Love … BD2収録のテイク9と同じだが演奏前が長い
7. Mother … BD2/CD4収録のテイク91と同じだが演奏前が少し長く、後半を一部カット
8. Remember … BD2収録のテイク1と同じだが演奏前が少し長く、演奏は少し短く編集されている
19. Give Peace A Chance … リハーサル時のもので、BD2収録の「Evolution Documentary」に一部が使われている
20. Look At Me … BD1/CD2収録のテイク2と同じ
21. Long Lost John … BD2/CD6収録の「Lost John #1」と同じ
■2018年の 『Imagine アルティメイト・コレクション』 収録のものとの比較(同じテイクでもすべてミックスは異なる)
9 Imagine [take 1] … アルティメイト・コレクションにはこれとは別ミックスで2つ収録されている
11 Baby Please Don't Go … BD1/CD1収録のテイク6(マスター)と同じ
12 Oh My Love … ここでしか聴けないスタジオ・アウトテイク
13 Jealous Guy … BD2/CD3収録のテイク11と同じ
15 How Do You Sleep? … BD2/CD3収録のテイク6と同じだが、少し短く編集してあり、早くフェイド・アウトする
16 God Save Oz … BD1/CD1収録のテイク4(マスター)と同じ
17 Do The Oz … BD1/CD1収録のものと同じ
18 I Don't Want To Be A Soldier … BD2/CD3収録のアーリー・バージョンのテイク21と同じだがフェイド・アウトで終る

【Disc 2】
1. New York City 0:55  ホーム・レコーディング (1972)
2. Attica State [live] 4:25  アッティカ刑務所暴動犠牲者の家族のためのコンサート (1971/12/17)
3. Imagine [live] 3:11  アッティカ刑務所暴動犠牲者の家族のためのコンサート (1971/12/17)
4. Bring On The Lucie (Freeda Peeple) 4:07  『Mind Games』 セッション (1973)
5. Woman Is The Nigger Of The World 0:39  ホーム・レコーディング (1972)
6. Geraldo Rivera 0:39  ワン・トゥ・ワン・コンサート開幕挨拶 (1972/8/30)
7. Woman Is The Nigger Of The World [live] 5:14  ワン・トゥ・ワン・コンサート (1972/8/30)
8. It's So Hard [live] 3:09  ワン・トゥ・ワン・コンサート (1972/8/30)
9. Come Together [live] 4:19  ワン・トゥ・ワン・コンサート (1972/8/30)
10. Happy Xmas (War Is Over) 3:32  ラフ・ミックス (1971)
11. Luck Of The Irish [live] 3:42  ジョン・シンクレア支援コンサート (1971/12/10) 
12. John Sinclair [live] 3:43  ジョン・シンクレア支援コンサート (1971/12/10) 
13. The David Frost Show 0:52  TV番組のインタビュー 1972/1/13放送(1971/12/16収録)
14. Mind Games (I Promise) 1:01  ホーム・レコーディング (1973)
15. Mind Games (Make Love, Not War) 1:14  ホーム・レコーディング (1973)
16. One Day At A Time 3:13  『Mind Games』 セッション (1973)
17. I Know 3:13  ホーム・レコーディング (1973)
18. I'm The Greatest 3:37  ジョンがボーカル (1973) ジョージとリンゴ参加
19. Goodnight Vienna 2:42  デモ (1974) リンゴ参加
20. Jerry Lewis Telethon 1:59  ジェリー・ルイスのTV番組のMC (1972/9/6)
21. ''A Kiss Is Just A Kiss'' 0:11  ホーム・レコーディング (1976)
22. Real Love 4:13  ホーム・レコーディング (1980) ジョンが「take 4」と言っている
23. You Are Here 4:55  『Mind Games』 セッション (1973)

■2と3 アッティカ刑務所暴動犠牲者の家族のためのコンサート 1971/12/17
 「Imagine」は2004年の 『Acoustic』 にも収録。DVD 『イマジン ジョン・レノン 特別版』 の特典映像では映像付きで見られる。
■6〜9 ワン・トゥ・ワン・コンサート 1972/8/30
 3曲とも1986年の 『Live In New York City』 とは別テイク(「Come Together」はビデオ・LD 『ワン・トゥ・ワン』 と同じ)で、夜の部からと思われる。英文ブックレットには「from show 2」とあり、日本語解説書では昼の部からと書かれている。
■11と12 ジョン・シンクレア支援コンサート 1971/12/10
 この2曲は2004年の 『Acoustic』 にも収録された。2006年の 『The U.S. vs. John Lennon』 には同じライブから「John Sinclair」と、新たに「Attica State」を収録。
■13 米TV番組 『デヴィッド・フロスト・ショー』 1972/1/13放送(1971/12/16収録)
 ジョンのインタビューのみ収録。この番組では「John Sinclair」「It's So Hard」「The Luck Of The Irish」「Sisters, O Sisters」「Attica State」が演奏されている。
■20 ジェリー・ルイスのTVチャリティ・ショー 1972/9/6
 「Give Peace A Chance」の演奏の終りの部分とジェリー・ルイスのMCのみ収録。ビデオ・LD 『ゼン・アンド・ナウ』 に「Give Peace A Chance」が部分収録されている。この番組では他に「Now Or Never」が演奏されている。
■22 Real Love 2004年の 『Acoustic』 と1988年のサントラ 『Imagine』 にも収録されているが、すべて別テイク。

【Disc 3】
1. What You Got 1:14  ホーム・レコーディング (1974)
2. Nobody Loves You When You're Down And Out 5:38  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
3. Whatever Gets You Thru The Night [home] 0:38  ホーム・レコーディング (1974)
4. Whatever Gets You Thru The Night [studio] 3:33  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
5. Yesterday [parody] 0:33  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
6. Be Bop A Lula 2:52  『Rock 'n' Roll』 のNYセッション (1974)
7. Rip It Up / Ready Teddy 2:32  『Rock 'n' Roll』 のNYセッション (1974)
8. Scared 5:02  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
9. Steel And Glass 4:46  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
10. Surprise, Surprise (Sweet Bird Of Paradox) 2:58  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
11. Bless You 4:15  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
12. Going Down On Love 0:54  『Walls And Bridges』 セッション (1974) ジョンの指示する声のみ
13. Move Over Ms. L 3:10  『Walls And Bridges』 セッション (1974)
14. Ain't She Sweet 0:28  (1974)
15. Slippin' And Slidin' 2:28  『Rock 'n' Roll』 のNYセッション (1974)
16. Peggy Sue 1:18  『Rock 'n' Roll』 のNYセッション (1974)
17. Bring It On Home To Me / Send Me Some Lovin' 3:50  『Rock 'n' Roll』 のNYセッション (1974)
18. Phil And John 1 2:13  『Rock 'n' Roll』 のLAセッション (1973) 「Angel Baby」録音中の会話
19. Phil And John 2 2:00  『Rock 'n' Roll』 のLAセッション (1973) 「Just Because」録音中の会話
20. Phil And John 3 0:54  『Rock 'n' Roll』 のLAセッション (1973) 「Just Because」録音中の会話
21. ''When In Doubt, Fuck It'' 0:09  『Rock 'n' Roll』 のLAセッション (1973) ジョンの声のみ
22. Be My Baby 4:32  『Rock 'n' Roll』 のLAセッション (1973)
23. Stranger's Room 3:17  ホーム・レコーディング (1980)
24. Old Dirt Road 3:54  『Walls And Bridges』 セッション (1974)

【Disc 4】
1. I'm Losing You 4:06  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
2. Sean's ''Little Help'' 0:57  ホーム・レコーディング (1979) ジョンとショーンの会話
3. Serve Yourself 3:47  ホーム・レコーディング (1980)
4. My Life 2:36  ホーム・レコーディング (1980)
5. Nobody Told Me 3:31  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
6. Life Begins At 40 2:23  ホーム・レコーディング (1980)
7. I Don't Wanna Face It 3:31  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
8. Woman 4:01  ホーム・レコーディング (1980)
9. Dear Yoko 2:33  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
10. Watching The Wheels 3:04  ホーム・レコーディング (1980)
11. I'm Stepping Out 4:19  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
12. Borrowed Time 3:57  ホーム・レコーディング (1980)
13. The Rishi Kesh Song 2:26  ホーム・レコーディング (1980)
14. Sean's ''Loud'' 0:33  ホーム・レコーディング (1979) ジョンとショーンの会話
15. Beautiful Boy 4:11  『Double Fantasy/Milk And Honey』 セッション (1980)
16. Mr. Hyde's Gone (Don't Be Afraid) 2:41  ホーム・レコーディング (1980)
17. Only You 3:24  ジョンがボーカル (1974/8月) リンゴ参加
18. Grow Old With Me 3:18  ホーム・レコーディング (1980)
19. Dear John 2:13  ホーム・レコーディング (時期不明)
20. The Great Wok 3:13  ホーム・レコーディング (1979) ジョンの会話のみ
21. Mucho Mungo 1:24  ホーム・レコーディング (1976)
22. Satire 1 2:20  ホーム・レコーディング (1979)
23. Satire 2 4:34  ホーム・レコーディング (1979)
24. Satire 3 0:45  ホーム・レコーディング (1979)
25. Sean's 'In The Sky' 1:22  ホーム・レコーディング (1979) ジョンとショーンの会話
26. It's Real 1:05  ホーム・レコーディング (1979)

■18 ジョージ・マーティンが新たにオーケストラを加えた「Grow Old With Me」は、『Milk And Honey』 で最初に発表されたバージョンに単純にオーケストラを付けたものではなく、オリジナル・デモ・テープを使用していると思われる。

Signature Box
日本盤CD 『ジョン・レノンBOX』

https://m.media-amazon.com/images/I/61jR-Kbh41L.__SL100_.jpg
日本盤11CD


2010年のジョン全作品リマスターに伴って発売のCDボックス。

オリジナル・アルバム8作9枚(『Double Fantasy』 の「ストリップト・ダウン・バージョン」のディスクは含まれない)に、未発表音源とアルバム未収録曲を収録した特典ディスク2枚がセットになった計11枚組ボックス。

【特典ディスク1】 (未発表音源集)
1. Mother … マスターとなったテイク93の別ミックス。リードボーカルが複数で、ギターが消されておらず、後半の「♪Mama, Don't Go…」が別ボーカル。『Plastic Ono Band』 50周年盤の「ロウ・スタジオ・ミックス」に収録の同テイクより早くフェイドアウトする。
2. Love … 『Plastic Ono Band』 50周年盤のテイク6と同じ。
3. God … ここでしか聴けないスタジオ・アウトテイク。
4. I Found Out … マスターとなったテイク3の別ミックス。『Plastic Ono Band』 50周年盤の「ロウ・スタジオ・ミックス」のものと比べると、リードボーカルが複数で(リリース版よりも多い)、途中のアドリブ部分(「Gone Gone Gone」)はカット、終わりは「they made me a star」の後で切っている。
5. Nobody Told Me … 1980年6月〜7月ごろにバミューダで録られたデモ。
6. Honey Don't … アルバム 『Plastic Ono Band』 50周年盤のCD6に収録のものと同じ。セッション中のジャム。
7. One Of The Boys … 1977年後半のホーム・レコーディング。
8. India, India … 1979年後半〜80年初頭のホーム・レコーディング。
9. Serve Yourself … 1980年初頭〜夏ごろのホーム・レコーディング。
10. Isolation … 『Plastic Ono Band』 50周年盤の「デモ」に収録のものと同じだが、前後が少し長い。
11. Remember … 『Plastic Ono Band』 50周年盤の「デモ」に収録のものと同じだが、演奏後が少し長い。
12. Beautiful Boy … 1980年6月〜7月ごろにバミューダで録られたデモ。
13. I Don't Wanna Be A Soldier … 『Plastic Ono Band』 50周年盤のCD6に収録の「#1」と同じテイクだが、イントロが20秒ほど長い。

【特典ディスク2】 (リマスターされたアルバム未収録曲6曲)
Power To The People / Happy Xmas(War Is Over)/ Instant Kalma!(We All Shine On)/ Cold Turkey / Move Over Ms. L. / Give Peace A Chance

限定アート・プリントと、このボックスのためのブックレットが付属。


https://m.media-amazon.com/images/I/61xjfJ3TqZL.__SL100_.jpg
Box Of Vision

CD収納ボックス 『Box Of Vision』

2010年のジョンの全作品リマスターに合わせて作られたCD収納ボックス。

■限定ナンバー入りの外箱
■合計32枚のCDが収納できるバインダー(表に「War Is Over」、裏に「If You Want It」とエンボスでプリントされている )
■各作品のジャケット等のアートワークが印刷された166ページの本 「The LP Artwork Book」
■全作品のデータを掲載したフルカラーのディスコグラフィー 「The Catalography」
■書き込み可能なディスク(DVD-R 2枚、CD-R 2枚)

YouTube 商品の仕様 開封動画 ブックレット中身 


https://m.media-amazon.com/images/I/81s28bH9-cL.__SL100_.jpg
輸入盤9LP

2010年リマスター音源を使用して2015年に発売されたアナログLP・ボックス。輸入盤のみで日本盤は発売されず。 ユニバーサルミュージックジャパン 

オリジナル・アルバム8作9枚のみで、『Double Fantasy』 の「ストリップト・ダウン・バージョン」もCDボックスに付いていた特典ディスクの音源も含まれない。

発売後、アルバム 『Rock'n'Roll』 の不良(「Sweet Little Sixteen」が2回収録され、「You Can't Catch Me」が未収録)が発覚し、交換の処置が取られた。 ユニバーサルミュージックジャパン 

その後、バラ売りでも発売された。
アマゾン Plastic Ono Band  Imagine  Sometime In NYC  Mind Games  Walls & Bridges  Rock'n'Roll  Double Fantasy  Milk & Honey

John Lennon / Plastic Ono Band : The Ultimate Collection
日本盤CD 『ジョンの魂 : アルティメイト・コレクション』

https://m.media-amazon.com/images/I/81oycctsIuL.__SL100_.jpg
日本盤ボックス
https://m.media-amazon.com/images/I/81v8rTmyiBS.__SL100_.jpg
日本盤2CD
https://m.media-amazon.com/images/I/81RJ22RGefS.__SL100_.jpg
日本盤1CD
https://m.media-amazon.com/images/I/81rcJFQ-H3L.__SL100_.jpg
日本盤2LP
(黒)



輸入盤ボックス

輸入盤2CD

輸入盤1CD

輸入盤2LP
(黒)


アルバム 『Plastic Ono Band』 の2度目のリミックス。2021年発売。
YouTubeのプレイリスト(全120曲) ブルーレイのみの収録曲からオノ・ヨーコの1stアルバムのセッション音源を割愛した17曲も追加

セッション音源などを追加して、以下の形態で発売。
■スーパー・デラックス・エディション 6CD + 2BD CDは全103曲、BDは全131曲
■2CD ボックスのCD1と2と同内容 全28曲
■1CD ボックスのCD1と同内容 全14曲
■2LP(黒) 1枚目はアルバム本編の11曲、2枚目はボックスのCD2の1〜11曲目までの11曲を収録
■ハイレゾ ダウンロード版はヨーコのセッションを除いた全120曲とCD1の全14曲で販売(192kHz/24bit)

本編のリミックスはオリジナル・ミックスの雰囲気を壊さずにジョンのボーカルや各楽器音を強調する方向で行われており、定位はあまりいじられていない。
オリジナル、2000年リミックスとの比較調査 iOS デバイス用ビートルズ楽曲解説アプリ「LinerNotes」内記事のサンプル

合わせて、50周年記念の公式本 『John & Yoko / Plastic Ono Band』 も出版された。


【スーパー・デラックス・エディション収録内容】
■アルバム全11曲とシングル3曲を以下のミックスで収録
・アルティメイト・ミックス(UM) … リリース版の2020年リミックス
・アルティメイト・ミックス・アウトテイク(UM out) … リリース版とは別のテイクをリリース版に近い形でミックス
・ロウ・スタジオ・ミックス(RSM) … リリース版に使われたマスターテイクをレコーディング・スタジオでのライブ録音風にミックスしたもの(エフェクト等を排除)
・ロウ・スタジオ・ミックス・アウトテイク(RSM out) … リリース版とは別のテイクをレコーディング・スタジオでのライブ録音風にミックスしたもの
・エレメンツ・ミックス(EM) … 特定の楽器やボーカルを強調したミックス(テイクはリリース版と同じ)
・デモ(Demo) … デモがない曲は本番レコーディングのアウトテイクを収録
・エヴォリューション・ドキュメンタリー(ED) … 音によるレコーディングのドキュメンタリー
■上記に加えて、セッション中のジャム演奏およびオノ・ヨーコの同時期のアルバム/シングルのセッション音源も収録
■CDよりブルーレイの方が収録曲数が多い。
■ブルーレイの音声は 192kHz/24bit と 48kHz/24bit の2種のPCMステレオが選択可能で、「アルティメイト・ミックス:アルバム&シングルズ」の14曲のみさらにサラウンド音声(192kHz/24bit DTS HD-MA 5.1 と 48kHz/24bit Dolby ATMOS)が追加されている。

1. Mother マスター:テイク93(テイク64を編集)
UM [take 93] BD1 CD1-1 1970/9/27にテイク64を録音、10/15、17に編集してテイク93とする
RSM [take 93] BD2 CD4-1 リリース版でフェイド・アウトした後も少し聴ける
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じテイクが収録されているが別ミックス(リードボーカルが複数、ギターが消されていない、後半の「♪Mama, Don't Go…」が別ボーカル、フェイドアウトが早い)
EM [take 93] BD1 CD3-1 ボーカルのみ
UM out [take 61] BD1 CD2-1 1970/9/26録音のピアノ伴奏テイク
テイク68までは伴奏がピアノで、69からギターに変更された
RSM out [take 91] BD2

CD4-15

1970/10/15録音のギター伴奏テイク
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス(演奏前が少し長く、後半を一部カット)
Demo [home demo] BD1 CD6-23 1970年夏録音(モノラル)
ED BD2 CD5-1
2. Hold On マスター:テイク32
UM [take 32] BD1 CD1-2 1970/9/30録音
RSM [take 32] BD2 CD4-2
EM [take 32] BD1 CD3-2 オーバーダブされた4つのボーカル全てとギターのみ
UM out [take 2] BD1 CD2-2 1970/9/30録音
RSM out [take 18] BD2のみ

 

1970/9/30録音
Demo [take 7] BD1 CD6-24 デモがないので本番レコーディングのアウトテイク
1970/9/30録音
ED BD2 CD5-2
3. I Found Out マスター:テイク3
UM [take 3] BD1 CD1-3 1970/9/27録音
RSM [take 3] BD2 CD4-3 リリース版でフェイド・アウトした後も聴ける
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じテイクが収録されているが別ミックスの別編集(リードボーカルが複数、途中と終わりをカット)
EM [take 3] BD1 CD3-3 リリース版にはほとんど使われなかったコンガをフィーチャー
リリース版でフェイド・アウトした後も聴ける
UM out [take 1] BD1 CD2-3 1970/9/27録音
RSM out [take 7] BD2

CD4-16

1970/9/27録音
全7テイク録られたうち、完奏したのはテイク1、3、7のみ
Demo [home demo] BD1 CD6-25 1970年夏録音(モノラル)
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じデモが収録されているが別編集で少し短い
ED BD2 CD5-3
4. Working Class Hero マスター:テイク9
UM [take 9] BD1 CD1-4 1970/9/27録音
10/25録音の3番目のヴァース(「♪When they've tortured and scared you for twenty odd years / Then they expect you to pick a career / When you can't really function you're so full of fear」)を途中に差し込んでいる(音質がそこだけ変わるのはそのせい)
RSM [take 9] BD2 CD4-4 3番目のヴァースの後の部分の編集がリリース版と異なり、ギターがミストーンしたような感じになっているが、拍子的にはおかしくない
リリース版は1拍分の音をカットしているので、よく聴くと拍子的に変な感じになっている
EM [take 9] BD1 CD3-4 3番目のヴァースを差し込む前の状態のものなので少し短い(モノラル)
UM out [take 1] BD1 CD2-4 1970/9/27録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックスで演奏の前後が長い
RSM out [take 10] BD2のみ

 

1970/9/27録音
Demo [take 11 (14)] BD1 CD6-26 デモがないので本番レコーディングのアウトテイク
実際にはテイク14(テイク13、14、15に誤って10、11、12がダブってラベリングされた)
1970/10/15録音
ED BD2 CD5-4
5. Isolation マスター:テイク29
UM [take 29] BD1 CD1-5 1970/10/6録音
RSM [take 29] BD2 CD4-5 中間部のダブル・トラックのボーカルの片方を消去
EM [take 29] BD1 CD3-5 ボーカル、ドラム、ベース、別バージョンのオルガン
UM out [take 23] BD1 CD2-5 1970/10/6録音
1998年のボックス 『Anthology』 にはこれとは別のテイクを収録
RSM out [take 1] BD2のみ

 

1970/9/26録音
断片のみの収録
1998年のボックス 『Anthology』 にはこれとは別のテイクを収録
Demo [studio demo] BD1 CD6-27 1970/10/6録音
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じデモが収録されているが別編集で曲の前後が少し長い
ED BD2 CD5-5
6. Remember マスター:テイク13
UM [take 13] BD1 CD1-6 1970/10/9録音
RSM [take 13] BD2 CD4-6 リリース版で終了した後も少し聴けるが、フェイド・アウトする
EM [take 13] BD1 CD3-6 リリース版には使われなかったダブル・トラックのボーカルをフィーチャー
リリース版で終了した後も4分ほど続く演奏が全て聴ける
UM out [rehearsal 1] BD1 CD2-6 1970/10/7録音
RSM out [take 1] BD2のみ

 

1970/10/9録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックスで演奏前が少し長く、演奏は少し短く編集されている
Demo [studio demo] BD1 CD6-28 1970/10/6録音
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じデモが収録されているが別編集で演奏後が少し長い
ED BD2 CD5-6 1970/10/9(ジョンの誕生日)の録音中にジョージがスタジオを訪れた様子が少し聴ける
7. Love マスター:テイク37+38 (実際は39+40)
UM [take 37+38 (39+40)] BD1 CD1-7 1970/10/19録音
録音時のテイク数のカウントに誤りがあり、実際にはテイク39と40
テイク40のイントロとして弾かれたピアノがエンディングとして使用された
RSM [take 37 (39)] BD2 CD4-7
EM [take 37+38 (39+40)] BD1 CD3-7 ダブル・トラックのボーカルとギターのみ
その後にエンディングに使われたテイク40のピアノをノーカットで収録
UM out [take 6] BD1 CD2-7 1970/10/15録音
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じテイクが収録されているが別ミックス
RSM out [take 9] BD2のみ

 

1970/10/15録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックスで演奏前が長い
Demo [home demo] BD1 CD6-29 1970年夏録音(モノラル)
ED BD2 CD5-7
8. Wel Well Well マスター:テイク4
UM [take 4] BD1 CD1-8 1970/9/27録音
RSM [take 4] BD2 CD4-8 リリース版でカットされている4:16からの1番の繰り返し「♪I took my loved one out to dinner 〜 oh well」が聴ける
EM [take 4] BD1 CD3-8 リリース版には使われなかったマラカスをフィーチャー(モノラル)
UM out [take 2] BD1 CD2-8 1970/9/27録音
RSM out [take 5] BD2のみ

 

1970/10/6録音
Demo [home demo] BD1 CD6-30 1970年夏録音(モノラル)
2004年の編集盤 『Acoustic』 にも同じデモが収録されているが、全体にエフェクトがかけられている
ED BD2 CD5-8
9. Look At Me マスター:テイク9
UM [take 9] BD1 CD1-9 1970/10/15録音
RSM [take 9] BD2 CD4-9 リリース版でフェイド・アウトした後も少し聴ける
EM [take 9] BD1 CD3-9 シングル・トラックのボーカルとギター
UM out [take 2] BD1 CD2-9 1970/10/15録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
RSM out [take 3] BD2のみ

 

1970/10/15録音
Demo [home demo] BD1 CD6-31 1970年夏録音(モノラル)
ED BD2 CD5-9
10. God マスター:テイク42
UM [take 42] BD1 CD1-10 1970/10/9録音
RSM [take 42] BD2 CD4-10
EM [take 42] BD1 CD3-10 最初に入っていたガイド・ボーカルをフィーチャー
このボーカルは「♪The dream is over」以降の一部がリリース版にも使われている
UM out [take 27] BD1 CD2-10 1970/10/9録音のピアノ伴奏テイク
テイク11までは伴奏がアコースティック・ギターで、12からピアノに変更された
RSM out [take 1] BD2

CD4-17

1970/10/7録音のアコギ伴奏テイク
1998年のボックス 『Anthology』 と2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにそれぞれ別のアコギ伴奏テイクを収録
Demo [home demo] BD1 CD6-32 1970年夏録音(モノラル)
2004年の編集盤 『Acoustic』 にはこれとは別のデモを収録
ED BD2 CD5-10
11. My Mummy's Dead マスター:テイク1
UM [home demo take 1] BD1 CD1-11 1970年夏録音のホーム・レコーディングを加工したもの(スピードを上げ、イコライザーをかけている)
RSM [home demo take 1] BD2 CD4-11 リリース版で施された加工を排除した、録音されたままの状態
EM [home demo take 1] BD1 CD3-11 リリース版と同じくスピードを上げてあるがイコライザーはかかっていない
UM out [home demo take 2] BD1 CD2-11 2テイク録られた内のマスターテイクではない方
リリース版同様、スピードを上げ、イコライザーをかけている
RSM out [home demo take 2] BD2のみ

 

2テイク録られた内のマスターテイクではない方
加工されていない録音されたままの状態
演奏後のテープを停めようとするような音まで聴ける
Demo [home demo take 2] BD1 CD6-33 2テイク録られた内のマスターテイクではない方
加工されていない録音されたままの状態
演奏後はフェイド・アウトで終わる
2004年の編集盤 『Acoustic』 にも同じものを収録
ED BD2 CD5-11
12. Give Peace A Chance マスター:テイク4
UM [take 4] BD1 CD1-12 1969/6/1録音
「ベッド・イン」中のホテルで録られ、その場でさらに追加のボーカルやギターをオーバーダブし、後にスタジオでコーラスやドラムをオーバーダブしている
RSM [take 4] BD2 CD4-12 リリース版でところどころをカットして1分30秒ほど短くされる前の全長版
録音時にその場でオーバーダブされた追加のボーカルやギター、後からスタジオで追加されたコーラスやドラム入り
RSM out [take 4] BD2のみ

 

「RSM」と同じ長さのマスターテイクだが別ミックスで、録音時にその場でオーバーダブされた追加のボーカルやギターは入っているが、後からスタジオで追加されたコーラスやドラムがない
EM [take 4] BD1 CD3-12 「ベッド・イン」中のホテルで録られたままの状態(その場でオーバーダブされた追加のボーカルやギターも入っていない)
ただし、ところどころをカットしたリリース版と同じ長さ
UM out [take 2] BD1 CD2-12 1970/6/1録音
Demo BD1のみ 1969/5/25に「ベッド・イン」へ向かう途中にバハマで歌ったもの(モノラル)
ソース元の映像は YouTube で公開されている
同じ時に演奏した「Oh Yoko!」は 『Imagine』 のアルティメイト・コレクションに収録
ED BD2のみ 1998年のボックス 『Anthology』 に収録されているリハーサル音源が部分的に使われている
13. Cold Turkey マスター:テイク26?(マスターII)
UM [master II] BD1 CD1-13 1969/9/25、28、29、10/5録音
「マスターII」と書かれているテイク
この曲はセッション・テープの大部分が廃棄されているのでテイクの詳細ははっきりしない
RSM [master II] BD2 CD4-13 「マスターII」と書かれているテイク
1分40秒あたりから途切れずに鳴っているドローンのようなエレキ・ギターはリリース版では部分的にしか使われていない
RSM out [master II] BD2のみ

 

「マスターII」と書かれているテイク
ドローンのようなエレキ・ギターはカットされている
EM [master II] BD1 CD3-13 「マスターII」と書かれているテイクのインスト・バージョン
UM out [master I] BD1 CD2-13 「マスターI」と書かれているテイク
Demo [home demo] BD1のみ モノラル
2004年の編集盤 『Acoustic』 にも同じデモが収録されているが別ミックスでコーラスがカットされている
ED BD2のみ
14. Instant Karma! (We All Shine On) マスター:テイク10
UM [take 10] BD1 CD1-1 1970/1/27録音
RSM [take 10] BD2 CD4-14 エフェクトを外したミックス(1)
「EM」とは微妙にミックスが異なる
リリース版でフェイド・アウトした後も聴ける
EM [take 10] BD1 CD3-14 エフェクトを外したミックス(2)
「RSM」とは微妙にミックスが異なる
フェイド・アウトで終わる
UM out [take 5] BD1 CD2-14 1970/1/27録音
「RSM out」とは別ミックスで、リリース版のようなエフェクトがかけてある
RSM out [take 5] BD2のみ

 

「UM out」とは別ミックスで、エフェクトはかけられていない
頭にテイク4の終わりが付いている
Demo [take 1] BD1のみ デモがないので本番レコーディングのアウトテイク
1970//録音
ED BD2のみ
ジャムズ / ライブ&インプロヴァイズド
1. Johnny B. Goode BD2 CD6-1 1970/9/27録音
2. Ain't That A Shame BD2 CD6-2 1970/9/27録音
3. Hold On #1 BD2 CD6-3 1970/9/30録音
1998年のボックス 『Anthology』 に同じテイクの別ミックスが43秒ほど収録されている
4. Hold On #2 BD2 CD6-4 1970/9/30録音
5. Glad All Over BD2 CD6-5 1970/9/30録音
6. Be Faithful To Me BD2 CD6-6 1970/10/6録音
7. Send Me Some Lovin' BD2 CD6-7 1970/10/6録音
8. Get Back BD2 CD6-8 1970/10/7録音
9. Lost John #1 BD2 CD6-9 1970/10/7録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックスで頭にジョンのしゃべりが付いている
10. Goodnight Irene BD2 CD6-10 1970/10/7録音
11. Youll Never Walk Alone (Parody) BD2 CD6-11 1970/10/7録音
12. I Don't Wanna Be A Soldier #1 BD2 CD6-12 1970/10/9録音
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じテイクが収録されているが別ミックスで別編集(イントロが長い)
13. It'll Be Me BD2 CD6-13 1970/10/9録音
14. Honey Don't BD2 CD6-14 1970/10/10録音
2010年のボックス 『Signature Box』 の特典ディスクにも同じテイクが収録されているが別ミックス
15. Elvis Parody BD2 CD6-15 1970/10/10録音
Don't Be Cruel / Hound Dog / When I'm Over You
16. Matchbox BD2 CD6-16 1970/10/10録音
17. I've Got A Feeling BD2 CD6-17 1970/10/15録音
18. Mystery Train BD2 CD6-18 1970/10/15録音
19. You're So Square BD2 CD6-19 1970/10/19録音
20. I Don't Wanna Be A Soldier #2 BD2 CD6-20 1970/10/19録音
21. Lost John #2 BD2 CD6-21 1970/10/19録音
22. Don't Worry Kyoko BD2 CD6-22 1970/10/25録音
『Yoko Ono / Plastic Ono Band』 ライブ・セッションズ
1. Why BD2のみ 1〜8は1970/10/10にジョン、ヨーコ、リンゴ、クラウス・フォアマンで録音
編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約18分)
2. Why Not BD2のみ 編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約21分30秒)
3. Greenfield Morning I Pushed An Empty Carriage All Over The City BD2のみ 編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約8分30秒)
4. Touch Me BD2のみ 編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約16分)
5. Paper Shoes BD2のみ 編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約12分)
6. Life BD2のみ 初公開のアルバム未収録曲
7. Omae No Okaa Wa BD2のみ 初公開のアルバム未収録曲
8. I Lost Myself Somewhere In The Sky BD2のみ 初公開のアルバム未収録曲
9. Remember Love BD2のみ 「Give Peace A Chance」のB面で、カナダの「ベッド・イン」時に録音
リリース版と同じだが別ミックス
10. Don't Worry Kyoko BD2のみ 「Cold Turkey」のB面
編集されてリリース版になる前のマスターテイク(約9分30秒)で、後半の5分ほどがリリース版に使われた
11. Who Has Seen The Wind? BD2のみ 「Instant Karma」のB面
リリース版と同じだが別ミックス

※ブックレットやパッケージに記載のテイク数の中で、よくわからない部分があるのでメモしておく。
■Remember のマスターテイク : p67では「テイク3」だが、それ以外の部分(p104、p112、CDとBDの「ロウ・スタジオ・ミックス」の曲目一覧)では「テイク13」
 → 上の表内では「テイク13」にした。
■Cold Turkey のマスターテイク : p27では「テイク26」、p104とp112では「テイク1」、CDとBDの「ロウ・スタジオ・ミックス」の曲目一覧では「テイク2」
■Cold Turkey のアウトテイク : p27では「テイク26 (early stereo mix including overdubs)」、p105とp113では「テイク1」、CDとBDの「アルティメイト・ミックス・アウトテイクス」の曲目一覧では「テイク1」、BDの「ロウ・スタジオ・ミックス・アウトテイクス」の曲目一覧では「テイク2」
 → Cold Turkey はセッション・テープの大部分が廃棄されたとのことで、どのテイクがマスターになったのかわからないらしい(テイク26まで録られたことはわかっているが、それ以降のテイクが存在する可能性もあり)。 リリース版のマスターテープには「マスターII」と記載されており、それとは別に「マスターI」と記載された別テイクのテープも残っているとのこと。
この商品に収録されているのはリリース版と同じテイクとアウトテイクとして収録されているテイクの2種類しかないので(デモは除く)、上の表内ではリリース版と同じテイクを「マスターII」、 アウトテイクとして収録されているテイクを「マスターI」にした。


アマゾン  日本盤6CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP輸入盤6CD+2BD 輸入盤2CD 輸入盤1CD 輸入盤2LPMP3(120曲) MP3(14曲)
タワレコ  日本盤6CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP輸入盤6CD+2BD 輸入盤2CD 輸入盤1CD 輸入盤2LP
HMV  日本盤6CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP輸入盤6CD+2BD 輸入盤2CD 輸入盤1CD 輸入盤2LP

Imagin : The Ultimate Collection
日本盤CD 『イマジン : アルティメイト・コレクション』

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日本盤ボックス
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日本盤2CD
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日本盤1CD
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日本盤2LP
(黒)


日本盤2LP
(透明)



輸入盤ボックス

輸入盤2CD

輸入盤1CD

輸入盤2LP
(黒)


輸入盤2LP
(透明)


アルバム 『Imagine』 の2度目のリミックス。2018年発売。
YouTubeのプレイリスト(CD収録の全61曲)

セッション音源などを追加して、以下の形態で発売。
■スーパー・デラックス・エディション 4CD + 2BD CDは全61曲、BDは全88曲(+インタビュー)
■2CD ボックスのCD1と2と同内容 全36曲
■1CD ボックスのCD1と同内容 全16曲
■2LP(黒) 1枚目はアルバム本編の10曲、2枚目はボックスのCD2の5〜16曲目までの12曲を収録
■2LP(透明) 日本ではユニバーサル直販のみで販売 輸入盤  輸入国内盤 
■ハイレゾ  全61曲とアルバム本編の10曲のみで販売(96kHz/24bit)

本編のリミックスはジョンのボーカルや各楽器音を強調する方向で行われており、定位はあまりいじられていない。
ただしモノラル・ミックスだった「How Do You Sleep?」はステレオ化されている。
YouTube 公式アカウントの音源比較動画 A面 B面
オリジナル、2000年リミックスとの比較調査 iOS デバイス用ビートルズ楽曲解説アプリ「LinerNotes」内記事のサンプル

合わせて、アルバム 『Imagine』 制作に関わった人々の証言集 『イマジン〜ジョン&ヨーコ』 も出版された。


【スーパー・デラックス・エディション収録内容】
■アルバム全10曲とシングル4曲ほかを以下のミックスで収録
・アルティメイト・ミックス(UM) … リリース版の2018年リミックス
・アルティメイト・ミックス・アウトテイク(UM out) … リリース版とは別のテイクをリリース版に近い形でミックス
・ロウ・スタジオ・ミックス(RSM) … リリース版に使われたマスターテイクをレコーディング・スタジオでのライブ録音風にミックスしたもの(エフェクト等を排除)
・ロウ・スタジオ・ミックス・アウトテイク(RSM out) … リリース版とは別のテイクをレコーディング・スタジオでのライブ録音風にミックスしたもの
・エレメンツ・ミックス(EM) … 特定の楽器やボーカルを強調したミックス(テイクはリリース版と同じ)
・エヴォリューション・ドキュメンタリー(ED) … 音によるレコーディングのドキュメンタリー
■CDよりブルーレイの方が収録曲数が多い。
■ブルーレイには、上記に加えてアルバム全10曲の4チャンネル・ミックスとエリオット・ミンツによるインタビュー音源も収録。
■ブルーレイの音声はすべて 96khz/24bit で、2chステレオと5.1chサラウンド(DTS-HDマスター・オーディオ)の2種が選べる(ただしアルティメイト・ミックス・アウトテイクスは2chステレオのみ、4チャンネル・ミックスは4chのみ、 エヴォリューション・ドキュメンタリーとエリオット・ミンツ・インタビューはモノラルのみ)。

【2023年10月9日追記】 
2023年に収録曲をミックス別にまとめて再配信された(全78曲)。※リンクは YouTube
The Ultimate Mixes / Deluxe(全16曲)
The Out-takes / Deluxe(全16曲)
The Raw Studio Mixes(全20曲)
The Elements Mixes(全10曲)
The Evolution Documentary(全16曲)
これは、ブルーレイにのみ収録されていたトラックを追加したもので、「I Don't Wanna Be A Soldier (Take 4/Raw Studio Mix)」はCD版より1分40秒ほど長いブルーレイ版で収録されている。
apple music 等では、2018年の商品には含まれなかったドルビー・アトモスでの再生も可能。
ただし、アルバム全10曲の4チャンネル・ミックスとエリオット・ミンツによるインタビューは割愛されている。

↓「I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die」のタイトルは長いので省略した

1. Imagine マスター:テイク10
UM [take 10] BD1 CD1-1 1971/5/27録音
イントロのアタック音がフェイド・イン気味になっている
RSM [take 10] BD2 CD3-1
EM [take 10] BD2 CD2-1 ストリングスのみ
4ch [take 10] BD1のみ
UM out [demo] BD1 CD2-5 1971/5/23録音(モノラル)
UM out [take 1] BD1 CD2-6 「RSM out」とは別ミックスで演奏部分のみ収録
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
RSM out [take 1] BD2 CD3-11 「UM out」とは別ミックスで演奏前の音も含む
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
ED BD2 CD4-1
2. Crippled Inside マスター:テイク6
UM [take 6] BD1 CD1-2 1971/5/26録音
RSM [take 6] BD2 CD3-2
UM out [take 6, alt guitar solo] BD1 CD2-8 別テイクのギター・ソロをミックスしたマスターテイク(リリース版に近い形でミックス)
演奏部分のみ収録
RSM out [take 6, alt guitar solo] BD2のみ 別テイクのギター・ソロをミックスしたマスターテイク(レコーディング・スタジオでのライブ録音風ミックス)
演奏前後の音も含む
EM [take 6] BD2のみ モノラル
アップライト・ベースとドラムのみ(ボーカルも小さく聴こえる)
4ch [take 6] BD1のみ
UM out [take 3] BD1 CD2-7 マスターテイク以外では唯一の完奏テイクをリリース版に近い形でミックス
RSM out [take 2] BD2のみ タイトルに「take 3」が入っていないが、途中で止めるテイク2と完奏するテイク3が聴ける(レコーディング・スタジオでのライブ録音風ミックス)
ED BD2 CD4-2
3. Jealous Guy マスター:テイク29
UM [take 29] BD1 CD1-3 1971/5/24録音
RSM [take 29] BD2 CD3-3 ボーカルは5/24録音テイク(リリース版はほとんどを5/29の追加録音テイクに差し替え)
EM [take 29] BD2 CD2-2 ピアノ、ベース、ドラムのみ
4ch [take 29] BD1のみ
UM out [take 9] BD1 CD2-9 間奏部分で中断したテイクをフェイド・アウトで終わらせたもの
RSM out [take 11] BD2 CD3-12 1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
ED BD2 CD4-3
4. It's So Hard マスター:テイク11
UM [take 11] BD1 CD1-4 1971/2/11録音
RSM [take 11] BD2 CD3-4
EM [take 11] BD2のみ ストリングスのみ
4ch [take 11] BD1のみ
UM out [take 6] BD1 CD2-10 ボーカルにテープ・ディレイが加えられている
ED BD2 CD4-4
5. I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die マスター:テイク4
UM [take 4] BD1 CD1-5 1971/5/24録音
RSM [take 4] BD2 CD3-5 BD2の方がCD3より1分40秒ほど長い
EM [take 4] BD2のみ ギター、ベース、ドラム、サックスのみ
4ch [take 4] BD1のみ 2回ある間奏では複数テイクのサックスが使われているが、2チャンネル版と4チャンネル版では 個々のテイクの大きさを変えたミックスになっている(一方でよく聴こえるテイクがもう一方ではほとんど聴こえなくなったりしている)
エンディングのサックスが別テイクで、続く効果音のような音が全く異なり、早く終わる
UM out [early version, take 11] BD1 CD2-11 1971/2/16録音のアーリー・バージョン(モノラル)
RSM out [early version, take 21] BD2 CD3-13 1971/2/16録音のアーリー・バージョンの最終テイク
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが、別ミックスでフェイド・アウトで終る
ED BD2 CD4-5
6. Gimme Some Truth マスター:テイク4
UM [take 4] BD1 CD1-6 1971/5/25録音
RSM [take 4] BD2 CD3-6 ボーカルは一部を5/28の追加録音テイクに差し替えたもの(リリース版と同一)
「UM out」とは別ミックスでボーカルが一部異なり、間奏のスライド・ギターが入っている
UM out [take 4] BD1 CD2-12 間奏のスライド・ギターを入れる前のマスターテイク
ボーカルは5/25録音テイクのみ
「RSM」とは別ミックスでボーカルが一部異なり、間奏のスライド・ギターが入っていない
EM [take 4] BD2のみ エレキピアノ、ギターのみ
4ch [take 4] BD1のみ
ED BD2 CD4-6
7. Oh My Love マスター:テイク20
UM [take 20] BD1 CD1-7 1971/5/28録音
オリジナルではイントロにかすかに残っていたカウント「フォー」が削除された(2000年リミックス版でも削除)
RSM [take 20] BD2 CD3-7 ボーカルはシングル・トラック
エンディングのジョンのハミングはリリース版ではカット
EM [take 20] BD2 CD2-3 ボーカルのみ
4ch [take 20] BD1のみ イントロにかすかに残っていたカウント「フォー」をカット
UM out [take 6] BD1 CD2-13 1998年のボックス 『Anthology』 にはこれとは別のテイクを収録
ED BD2 CD4-7
8. How Do You Sleep? マスター:テイク11
UM [take 11] BD1 CD1-8 1971/5/26録音
オリジナルではモノラル・ミックスだったがステレオ化(2000年リミックス版でもステレオ化)
RSM [take 11] BD2 CD3-8 一部でリリース版とは別テイクのボーカルになっている
EM [take 11] BD2のみ ストリングスのみ
4ch [take 11] BD1のみ いきなり曲から始まる
エンディングのフェイド・アウトの長さが2010年リマスター盤と同じで、1987年の初CD化盤より数秒遅い
UM out [takes 1 & 2] BD1 CD2-14 テイク1と2を編集でつなげて1曲にしたもの
RSM out [take 1] BD2 CD3-14 テイク1は途中で失敗して間奏から再開する(これがテイク2?)
こちらのタイトルも [takes 1 & 2] でいいような気が…
RSM out [takes 5 & 6] BD2 CD3-15 1998年のボックス 『Anthology』 にはテイク6が収録されているが、別ミックスで少し短く編集してあり、早くフェイド・アウトする
ED BD2 CD4-8
9. How? マスター:テイク40
UM [take 40] BD1 CD1-9 1971/5/25録音
RSM [take 40] BD2 CD3-9 ボーカルは5/25録音テイク(リリース版は「oh no」の部分等を5/29の追加録音テイクに差し替え)
RSM out [take 40, alt vocal] BD2のみ 「RSM」とバッキングは同一だがボーカルは5/29の追加録音テイク(「oh no」の部分等をリリース版に使用)
EM [take 40] BD2 CD2-4 ストリングスのみ
4ch [take 40] BD1のみ
UM out [take 31] BD1 CD2-15 このテイクまでヴィブラフォンを使っていた
ED BD2 CD4-9
10. Oh Yoko! マスター:テイク1
UM [take 1] BD1 CD1-10 1971/5/27録音(1テイクのみで終了)
RSM [take 1] BD2 CD3-10 ボーカルは5/27録音テイク(リリース版は前半を5/29の追加録音テイクに差し替え)
RSM out [take 1, tracking vocal] BD2のみ 「RSM」とはハーモニカ以外のバッキングは同一だがボーカルは5/29の追加録音テイク(前半をリリース版に使用)
後半の歌詞が一部異なる
英文ブックレットには [take 1 alt vocal] と記載
EM [take 1] BD2 アコースティック・ギター、ハーモニカ、ボーカルのみ
4ch [take 1] BD1のみ
UM out [Bahamas 1969] BD1 CD2-16 1969/5/25 「ベッド・イン」へ向かう途中にバハマで歌ったもの(モノラル)
ソース元の映像は 『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』 の特典映像として収録(YouTube
ED BD2 CD4-10
11. Power To The People マスター:テイク11
UM [take 11] BD1 CD1-11 1971/1/22録音
UM out [take 7] BD2 CD2-17
ED BD2のみ
12. God Save Us マスター:テイク4
UM [take 4] BD1 CD1-13 God Save Us
1971/5/22録音 ボーカルはビル・エリオット
UM [take 3?] BD2 CD1-15 God Save Oz
1971/5/22録音 ボーカルはジョン
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
UM out [demo] BD1 CD2-18 1971/4/13録音(モノラル)
ED BD2のみ 1971/4/17録音の「Oz Crowd」バージョン
ボーカルはマイケル・ラムスデン
13. Do The Oz マスター:テイク6?
UM [take 6?] BD1 CD1-14 1971/5/22録音?6/16録音?(下記※参照)
ボーカルはジョン
1998年のボックス 『Anthology』 と2000年のリミックス&リマスター版 『John Lennon / Plastic Ono Band』 にも同じテイクが収録されているがすべて別ミックス
UM out [take 3] BD1 CD2-19 ボーカルはマイケル・ラムスデン
ED BD2のみ ボーカルはマイケル・ラムスデン
14. Happy Xmas (War Is Over) マスター:テイク6
UM [take 6] BD1 CD1-16 1971/10/28録音
UM out [take 6] BD1 CD2-20 オーケストラとコーラスとフィル・スペクター風味をカット
ED BD2のみ
Well... (Baby Please Don't Go) 
UM [take 6] BD1 CD1-12 1971/2/16録音
1998年のボックス 『Anthology』 にも同じテイクが収録されているが別ミックス
Tittenhurst Park
ED BD2のみ 曲ではなくアルバム制作全体の記録
エリオット・ミンツ・インタビュー モノラル 約30分
Imagine John & Yoko : The Elliot Mintz Interviews BD2のみ 日本盤の日本語解説書に全訳を掲載


※英文ブックレットの中で、マスター・テープの箱の写真が掲載されているページの「God Save Us / Do The Oz」の箇所には1971年5月22日録音の曲と1971年6月16日録音の曲のデータが載っているが、曲のタイトルがないので何の曲なのかはっきりしない。
6月16日録音の曲にはオノ・ヨーコのボーカルが入っているので、こちらが「Do The Oz」なのかと思うが、ブックレット内の「credits」のページの録音データでは「God Save Us」も「Do The Oz」も5月22日録音となっている。


アマゾン  日本盤4CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP(黒)/ 輸入盤4CD+2BD 輸入盤2CD 輸入盤1CD 輸入盤2LP(黒)/ MP3(61曲) MP3(10曲)
タワレコ  日本盤4CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP(黒)/ 輸入盤4CD+2BD  輸入盤2CD  輸入盤1CD 輸入盤2LP(黒)
HMV  日本盤4CD+2BD 日本盤2CD 日本盤1CD 日本盤2LP(黒)/ 輸入盤4CD+2BD 輸入盤2CD 輸入盤1CD 輸入盤2LP(黒)

その他、以下のアナログLPも発売された。
『Imagine - Raw Studio Mixes』 2019年発売
「ロウ・スタジオ・ミックス:エクステンデッド・アルバム・バージョンズ」の全10曲を収録したアナログLP。180g重量盤で黒のレコード。 詳細
『Imagine (Limited Edition White Vinyl)』 2021年発売
50周年記念限定の180gホワイト・カラーLP2枚組。1枚目はリミックス版のアルバム本編、2枚目はアウトテイクの抜粋。 ユニバーサルミュージック

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