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ジョン・レノンの参加作品

作曲・演奏・プロデュースなどで関わった作品

ページの一番下に ジョンの参加作品一覧表 があります

The Songs Lennon and McCartney Gave Away [V.A.]

https://m.media-amazon.com/images/I/71vP5v89T8L._SL100_.jpg
日本盤LP

輸入盤LP

輸入盤LP

https://m.media-amazon.com/images/I/71GMTpvD1RL.__SL100_.jpg
2022CD


1979年にEMI が発売したオムニバスLP。ビートルズ時代にジョンとポールが人に贈った曲をオリジナル音源で集めたもの。型番は「NUT 18」。全20曲。
他の盤に未収録の「Penina」が聴ける点で、類似の編集盤より便利な1枚だった。
日本盤LP 『ザ・ソング・オブ・レノン&マッカートニー』(東芝 EMS-81217)。

【Side A】
1. I'm The Greatest(73年) - リンゴ・スター / 2. One & One Is Two(64年)* - ザ・ストレンジャーズ・ウィズ・マイク・シャノン / 3. From A Window(64年) - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 4. Nobody I Know(64年)* - ピーターとゴードン / 5. Like Dreamers Do(64年)* - アップルジャックス / 6. I'll Keep You Satisfied(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 7. Love Of The Loved(63年) - シラ・ブラック / 8. Woman(66年) - ピーターとゴードン / 9. Tip Of My Tongue(63年)* - トミー・クイックリー / 10. I'm In Love(63年)* - ザ・フォーモスト
【Side B】
1. Hello Little Girl(63年)* - ザ・フォーモスト / 2. That Means A Lot(65年)* - P.J.プロビー / 3. It's For You(64年) - シラ・ブラック / 4. Penina(69年) - カルロス・メンデス / 5. Step Inside Love(68年) - シラ・ブラック / 6. A World Without Love(64年) - ピーターとゴードン / 7. Bad To Me(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 8. I Don't Want To See You Again(64年) - ピーターとゴードン / 9. I'll Be On My Way(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 10. Cat Call(67年) - ザ・クリス・バーバー・バンド

*が付いているものはモノラル。

【ジョンの曲】
■ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス: Bad To Me(63年)⇒現在ではジョンによるデモ・バージョンが未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 で聴ける

■ザ・フォーモスト: Hello Little Girl(63年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー1』 で聴ける / I'm In Love(63年)⇒現在ではジョンによるデモ・バージョンが未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 で聴ける
■リンゴ・スター: I'm The Greatest(73年)⇒リンゴのソロ 『Ringo』 収録曲

【ポールの曲】 ※太字の曲には演奏にポールが参加
■ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス: I'll Be On My Way(63年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『ライヴ!! アット・ザ・BBC』 で聴ける / I'll Keep You Satisfied(63年)/ From A Window(64年)
■トミー・クイックリー: Tip Of My Tongue(63年)
■ザ・ストレンジャーズ・ウィズ・マイク・シャノン: One And One Is Two(64年)
■ピーターとゴードン: A World Without Love(64年)/ Nobody I Know(64年)/ I Don't Want To See You Again(64年)/ Woman(66年)
■シラ・ブラック: Love Of The Loved(63年)/ It's For You(64年)/ Step Inside Love(68年)⇒現在ではビートルズによるラフな演奏が 『アンソロジー3』 で聴ける
■アップルジャックス: Like Dreamers Do(64年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー1』 で聴ける
■P.J.プロビー: That Means A Lot(65年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー2』 で聴ける
■ザ・クリス・バーバー・バンド: Cat Call(67年)
■カルロス・メンデス: Penina(69年)


【2024年2月16日追記】
2022年にこのアルバムが非常に怪しい形でCD化されていた。
・盤はスイス生産で、ディスク裏の内縁部分に「CD-R」と記載されている。
・上の20曲中、A面の1、5、7、B面の1〜5、10に針ノイズが入っており、盤起こしらしい。
・B面-4「Penina」の2分16秒あたりで音飛びのような感じになるが、元のLPもそうなっていたようである。
・モノラルで収録されていた曲はすべてステレオになっているが、一部の曲はあまりクリアではなく、AIで生成したような感じがする。
・B面-8「I Don't Want To See You Again」には曲の前後にポールの曲紹介メッセージが付いている(2001年のベスト盤 『The Ultimate Peter & Gordon』 に収録のものと同じ)。
・ピーターとゴードン、ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタスの曲はCD音源に差し替えているようで音質がいい。
・B面-4「Penina」とB面-5「Step Inside Love」はトラックの区切り方がおかしく、フェイド・アウトの最後の部分が次の曲の頭に含まれてしまっている。
・A面の7と8、B面の6と7の曲間に「ブツッ」というノイズが入っている。

・以下の10曲が追加されており、全30曲になっている(全てステレオ、特に注記のないものは単なるカバー)。
21. Do You Want To Know A Secret - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 22. I Wanna Be Your Man - ローリング・ストーンズ(ビートルズ版より先にリリース) / 23. Yesterday - マット・モンロー /24. You've Got To Hide Your Love Away - シルキー(ジョン、ポール、ジョージ参加) / 25. Michelle - デヴィッド&ジョナサン / 26. We Love You - ローリング・ストーンズ(ジョン、ポール参加) / 27. The Fool On The Hill - セルジオ・メンデス&ブラジル'66 / 28. Hey Jude - ウィルソン・ピケット / 29. Back In The U.S.S.R. - チャビー・チェッカー / 30. Let's Love - ペギー・リー(ポールが曲提供)

ラヴ・レターズ/フロム・レノン・マッカートニー [V.A.]

P.LL1993.JPG - 9,638BYTES
1993CD

https://m.media-amazon.com/images/I/51MvN6gOKKL._SL100_.jpg
2010CD


1993年発売。ビートルズ時代にジョンとポールが人に贈った曲をオリジナル音源で集めたもの。全14曲。日本企画盤。

1. From A Window(64年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 2. I'll Keep You Satisfied(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 3. Hello Little Girl(63年)* - ザ・フォーモスト / 4. A World Without Love(64年)* - ピーターとゴードン / 5. Nobody I Know(64年)* - ピーターとゴードン / 6. Love Of The Loved(63年) - シラ・ブラック / 7. I'll Be On My Way(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 8. Bad To Me(63年)* - ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス / 9. Step Inside Love(68年) - シラ・ブラック / 10. Woman(66年) - ピーターとゴードン / 11. I Don't Want To See You Again(64年)* - ピーターとゴードン / 12. I'm In Love(63年)* - ザ・フォーモスト / 13. It's For You(64年) - シラ・ブラック / 14. Cat Call(67年) - ザ・クリス・バーバー・バンド

*が付いているものはモノラル。

内容的には上の 『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 から以下の6曲をカットしたもの。
■リンゴ・スター: I'm The Greatest(73年)⇒リンゴのソロ 『Ringo』 収録曲

■トミー・クイックリー: Tip Of My Tongue(63年)
■ザ・ストレンジャーズ・ウィズ・マイク・シャノン: One And One Is Two(64年)
■アップルジャックス: Like Dreamers Do(64年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー1』 で聴ける
■P.J.プロビー: That Means A Lot(65年)⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー2』 で聴ける
■カルロス・メンデス: Penina(69年)

下の商品は2010年の再発盤。ただし全14曲が17曲になっており、クリス・バーバー・バンドの「Cat Call」が無くなっている代わりに、新たに4曲が収録になっている(「I Call Your Name」以外はモノラル)。
■P.J.プロビー: That Means A Lot 
■ケニー・リンチ: Misery 
■ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス: Do You Want To Know A Secret / I Call Your Name

この4曲は現在すべてビートルズ・バージョンで聴くことができるので、「Cat Call」は外さないで欲しかった。

ビートル・カバーズ(レノン&マッカトニー・ソングブック) [V.A.]

https://m.media-amazon.com/images/I/51dbRA5ADQL.__SL100_.jpg
CD


2019年発売。ビートルズ時代にジョンとポールが人に贈った曲のオリジナル音源と、単なるカバーを混ぜたもの。

上の2つのオムニバス盤収録のほとんどの曲は収録されている。
◎…『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 と 『ラヴ・レターズ』
〇…『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 と 『ラヴ・レターズ』 初回盤のみ
●…『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 と 『ラヴ・レターズ』 再発盤のみ
▲…『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 のみ
△…『ラヴ・レターズ』 再発盤のみ

末尾の■…演奏にポールが参加

太字は他の2枚には未収録
*が付いているものはモノラル
◎ 1. Bad To Me(63年) / ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス
◎ 2. A World Without Love(64年) / ピーターとゴードン
▲ 3. One And One Is Two(64年)* / ザ・ストレンジャーズ・ウィズ・マイク・シャノン
4. I'm In Love(63年) / ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス
◎ 5. Hello Little Girl(63年)* / ザ・フォーモスト
◎ 6. I'll Be On My Way(63年) / ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス
▲ 7. Like Dreamers Do(64年)* / アップルジャックス
◎ 8. I'll Keep You Satisfied(63年) / ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス
◎ 9. Love Of The Loved(63年) / シラ・ブラック
▲ 10. Tip Of My Tongue(63年)* / トミー・クイックリー
△ 11. Misery(63年) / ケニー・リンチ
◎ 12. Nobody I Know(64年) / ピーターとゴードン
◎ 13. From A Window(64年) / ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス
◎ 14. I Don't Want To See You Again(64年) / ピーターとゴードン
▲ 15. Cat Call(67年) / ザ・クリス・バーバー・バンド ■
◎ 16. Woman(66年) / ピーターとゴードン
◎ 17. It's For You(64年) / シラ・ブラック ■
18. And I Love Her(66年) / ナンシー・ウィルソン
19. Little Child(64年)* / ジャッキー・リントン
◎ 20. I'm In Love(63年)* / ザ・フォーモスト
21. Hello Little Girl(63年) / ジェリー&ザ・ペースメーカーズ
● 22. That Means A Lot (65年) / P.J.プロビー

上の2枚から収録もれになった曲
『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 と 『ラヴ・レターズ』
・シラ・ブラック: Step Inside Love(68年)⇒現在ではビートルズによるラフな演奏が 『アンソロジー3』 で聴ける ■
『The Songs Lennon and McCartney Gave Away』 のみ
・カルロス・メンデス: Penina(69年)
・リンゴ・スター: I'm The Greatest(73年)⇒リンゴのソロ 『Ringo』 収録曲
『ラヴ・レターズ』 再発盤のみ
・ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス: Do You Want To Know A Secret
・ビリー・J・クレーマー&ザ・ダコタス:  I Call Your Name 

「Penina」はあまりCDでは聴けないようなので是非収録して欲しかった。


また、この盤には ビートルズ自身のデモ等も8曲収録されている(30以外はモノラル)。
27と
28はデモというより何かのついでに演奏したようなもので、ワン・フレーズぐらいしか聴けない。
23. Hello Little Girl / The Quarrymen [Home Recording] / 24. Bad To Me [Lennon & McCartney Demo] / 25. One And One Is Two [McCartney Demo] / 26. I'm In Love [Lennon Demo] / 27. World Without Love [McCartney Demo] / 28. It's For You [McCartney Demo] / 29. I'll Be On My Way [BBC 1963] / 30. That Means A Lot [Help! Session]

Northern Songs [Revolver]
日本盤CD 『愛なき世界〜ノーザン・ソングス』

https://m.media-amazon.com/images/I/51gvxADSqDL._SL100_.jpg
CD


ビートルズ時代にジョンとポールが人に贈った曲を、「もしビートルズが演奏していたら」というコンセプトで、謎のグループ「リボルバー」がカバーしたもの。全17曲。
1979年アナログLPで発売(左の商品は2009年発売のCD)。

オリジナル音源にこだわらず、とりあえずどういう曲か知るには手頃な編集盤。ビートルズのパロディ・アルバムとしても聴ける。

【ジョンの曲】
1963年: Bad To Me ⇒現在ではジョンによるデモ・バージョンが未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 で聴ける / Hello Little Girl ⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー1』 で聴ける / I'm In Love ⇒現在ではジョンによるデモ・バージョンが未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 で聴ける

【ポールの曲】
1963年: I'll Be On My Way ⇒現在ではビートルズによる演奏が 『ライヴ!! アット・ザ・BBC』 で聴ける / I'll Keep You Satisfied / Love Of The Loved / Tip Of My Tongue
1964年: From A Window / A World Without Love / Nobody I Know / I Don't Want To See You Again / It's For You / One And One Is Two / Like Dreamers Do ⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー1』 で聴ける
1965年: That Means A Lot ⇒現在ではビートルズによる演奏が 『アンソロジー2』 で聴ける
1968年: Step Inside Love ⇒現在ではビートルズによるラフな演奏が 『アンソロジー3』 で聴ける
1969年: Goodbye ⇒現在ではポールによるデモ・バージョンが 『アビイ・ロード』 50周年盤で聴ける

The Best Of Billy J. Kramer & The Dakotas - The Definitive Collection [Billy J. Kramer & The Dakotas]

https://m.media-amazon.com/images/I/51FusdxJhTL._SL100_.jpg
輸入盤CD


1963年。曲提供。

ビートルズと同じ事務所のビリー・J・クレーマー・アンド・ザ・ダコタスのベスト盤。

1963年の「Bad To Me」「I Call Your Name」「I'm In Love」がジョン作。曲提供。

「I'm In Love」は1963年録音だがこのベスト盤に収録されるまで未発表だったもので、曲の冒頭に録音時の会話などが付いていて、録音に立ち会ったらしいジョンの声が聴こえる。この曲はフォーモストがリリースすることになった。

ポール作の「I'll Be On My Way」(63年)「I'll Keep You Satisfied」(63年)「From A Window」(64年)も収録。

また、ジョン作の「Do You Want To Know A Secret」のカバーも収録されている(同じ1963年ではあるが、ビートルズ・バージョンの方が少し早くリリースされた)。

「I Call Your Name」は後にビートルズ自身もリリースしている。
「I'll Be On My Way」のビートルズ演奏バージョン(BBCラジオ出演時の演奏)はCD 『ライヴ!! アット・ザ・BBC』 に収録されている。
「Bad To Me」と「I'm In Love」のジョンによるデモ・バージョンは未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 に収録されている。

アマゾンMP3 

The Best Of Fourmost [Fourmost]

https://m.media-amazon.com/images/I/61Zme0T0n1L._SL100_.jpg
輸入盤CD


1963年。曲提供。

ビートルズと同じ事務所のフォーモストのベスト盤。

1963年の「Hello Little Girl」「I'm In Love」がジョン作。曲提供のみ。

「Hello Little Girl」のビートルズ演奏バージョン(デッカ・オーディションでの演奏)はCD 『アンソロジー1』 に収録されている。
「I'm In Love」のジョンによるデモ・バージョンは未発表音源集 『The Beatles Bootleg Recordings 1963』 に収録されている。

アマゾンMP3

Rolled Gold+: The Very Best Of The Rolling Stones [The Rolling Stones]
日本盤CD 『ロールド・ゴールド・プラス〜ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』

https://m.media-amazon.com/images/I/611joRQX7aL.__SL100_.jpg
輸入盤2CD


1963、67年。曲提供/演奏に参加。

ローリング・ストーンズの1963年の「I Wanna Be Your Man」の曲提供と、1967年の「We Love You(この世界に愛を)」への演奏参加(ポールと一緒にコーラス)。

「I Wanna Be Your Man」はビートルズ・バージョンより先にリリースされた。

ビートルズの「All You Need Is Love」にはミック・ジャガーとキース・リチャーズがコーラスで参加している。

どちらもシングルのみで出た曲で、このベスト盤や 『シングル・コレクション(ザ・ロンドン・イヤーズ)』(アマゾン)などの編集盤に収録されている。

アマゾンMP3 

You've Got To Hide Your Love Away [The Silkie]
日本盤CD 『悲しみをぶっとばせ』(1997年発売時)/『悲しみはぶっとばせ』(2009年発売時)

https://m.media-amazon.com/images/I/21EY1GDKAVL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1965年。プロデュース。

ビートルズと同じ事務所のフォーク・グループ、シルキーのアルバム。

ジョンがプロデュースしたタイトル曲のカバーを収録。

ポールがギター、ジョージがタンバリンで参加している。

アマゾンMP3

Around Grapefruit [Grapefruit]
日本盤CD 『アラウンド・グレープフルーツ』

https://m.media-amazon.com/images/I/71Py75IOisL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1968年。アレンジ(?)。

グレープフルーツはアップルの契約ソングライターの第1号となったジョージ・アレクサンダーが結成したグループだが、まだレーベルがきちんと立ち上がっていなかったので、レコードは他社から出ている。

数枚のシングルの後にアルバム 『Around Grapefruit』 がリリースされているが、これらのセッションにはジョンとポールが訪れ、時には参加したと言われている。
ただし、参加はなかったと言っている関係者もいて、おそらくもう明確になることはないと思われる。

収録曲のうち、「Lullaby」にはアセテート盤で残されていた別バージョンがあり、2003年発売の編集盤 『94 Baker Street / The Pop-Psych Sounds of the Apple Era 1967-1969』(アマゾン)で初めて発表されたが、ライナーにはポールがプロデュースし、ジョンもセッションに同席したと書かれている。
アセテート版にはアルバム版に付けられたオーケストラがなく、代わりにエレキ・ギターが加えられている。

この2003年の編集盤はアップルの音楽出版部門が契約したミュージシャンの未発表/レア曲を集めたオムニバスCDシリーズの第1弾(詳細)。

また、2016年の編集盤 『Yesterday's Sunshine』(アマゾン)にはこの別バージョンのスピードを上げたリマスター版が収録されており、ジョンとポールがプロデューサーとしてクレジットされている。

アマゾンMP3 Around Grapefruit Yesterday's Sunshine

Unfinished Music, No.1: Two Virgins [John & Yoko]
日本盤CD 『「未完成」作品第1番〜トゥー・ヴァージンズ』

https://m.media-amazon.com/images/I/41sFx2TTEyL._SL100_.jpg


1968、69年。曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加

1968年に出たヨーコとのコラボ第1弾。

■アナログ盤に記載の曲目
A面 1. Two Virgins No. 1 / 2. Together / 3. Two Virgins No. 2 / 4. Two Virgins No. 3 / 5. Two Virgins No. 4 / 6. Two Virgins No. 5
B面 1. Two Virgins No. 6 / 2. Hushabye Hushabye / 3. Two Virgins No. 7 / 4. Two Virgins No. 8 / 5. Two Virgins No. 9 / 6. Two Virgins No. 10
■CDに記載の曲目
1. Side One / 2. Side Two

アナログLP片面1曲の全2曲。奇声をあげ続けるヨーコと、いろんな楽器でそれに呼応するジョンの姿が約15分ずつ記録されている。

1997年のCD化で追加のボーナス・トラックの「Remember Love」は69年のシングル 『Give Peace A Chance』 のB面でヨーコの曲(ジョンはギターで参加)。

2016年のリマスター再発盤も同じ内容(全3曲)。

2021年の 『Plastic Ono Band アルティメイト・コレクション』 のブルーレイには「Remember Love」のリミックス版が収録されている。

アマゾン
日本盤 1997年(1曲追加) 2007年(紙ジャケ、1曲追加) 2016年(紙ジャケ、1曲追加) 紙ジャケの仕様の違いについてはこちらを参照
輸入盤 1997年(1曲追加) 2016年(紙ジャケ、1曲追加) 
アマゾンMP3(2016年リマスター)

Unfinished Music, No.2: Life With The Lions [John & Yoko]
日本盤CD 『「未完成」作品第2番〜ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ』

https://m.media-amazon.com/images/I/51x-MFVNPoL._SL100_.jpg


1968、69年。曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加

1969年に出たヨーコとのコラボ第2弾。

1. Cambridge 1969 / 2. No Bed For Beatle John / 3. Baby's Heartbeat / 4. Two Minutes Silence / 5. Radio Play

ライブ音源の1がアナログA面すべて(1969年3月2日のケンブリッジ大学での「前衛ジャズ・フェスティバル」から)。ヨーコの奇声とギターのフィードバックが約27分続く。

2〜5は1968年 11月、ヨーコの妊娠のため入院していた病院で録られた音源を、コンセプト優先で「曲」にしたもの。流産した胎児の鼓動やラジオのチューニング・ノイズなど。

1997年のCD化で追加のボーナス・トラックの「Song For John」と「Mulberry」(68年)はヨーコ作で、ジョンはギターで参加。
「Song For John」は73年のヨーコのアルバム 『Approximately Infinite Universe』 収録のものとは別の録音。

2016年のリマスター再発盤も同じ内容(全7曲)。

アマゾン
日本盤 1997年(2曲追加) 2007年(紙ジャケ、2曲追加) 2016年(紙ジャケ、2曲追加) 紙ジャケの仕様の違いについてはこちらを参照
輸入盤 1997年(2曲追加) 2016年(紙ジャケ、2曲追加) 
アマゾンMP3(2016年リマスター)

Wedding Album [John & Yoko]
日本盤CD 『ウェディング・アルバム』

https://m.media-amazon.com/images/I/41Rwe-DGX2L.__SL100_.jpg


1969〜71年。曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加

1969年に出たヨーコとのコラボ第3弾。

1. John & Yoko / 2. Amsterdam

アナログLP片面1曲の全2曲(曲じゃないけど)。

1は約23分間、鼓動のような音をバックにジョンとヨーコがお互いの名をいろんな風に呼び続ける。
2はアムステルダムで行われた最初の「ベッド・イン」のドキュメント。インタビューやジョンの即興演奏なども含む(日本盤は対訳付き)。

1997年のCD化で追加のボーナス・トラックの「Who Has Seen The Wind?」(70年のシングル 『Instant Karma!』 のB面)、「Listen, The Snow Is Falling」(71年のシングル 『Happy Xmas』 のB面)、「Don't Worry Kyoko」(69年にシングル 『Cold Turkey』 のB面として出たものとは別の録音)はヨーコ作で、ジョンはギターで参加。

2019年のリマスター再発盤はボーナス・トラックなし(全2曲)。

2021年の 『Plastic Ono Band アルティメイト・コレクション』 のブルーレイには「Who Has Seen The Wind?」のリミックス版が収録されている。

アマゾン
日本盤 1997年(3曲追加) 2007年(紙ジャケBOX、3曲追加) 2019年(紙ジャケBOX、ステッカー付、ボーナス・トラックなし) 2019年(紙ジャケBOX、ステッカーなし、ボーナス・トラックなし)
輸入盤 1997年(3曲追加) 2019年(紙ジャケ、ボーナス・トラックなし)
アマゾンMP3 (2019年リマスター)

Yoko Ono / Plastic Ono Band [Yoko Ono]
日本盤CD 『プラスティック・オノ・バンド(ヨーコの心)』

https://m.media-amazon.com/images/I/61RwQubXgYL.__SL100_.jpg


1970年。共同プロデュース/演奏に参加。

ヨーコの1st。ジョンが共同プロデュース。

1. Why / 2. Why Not / 3. Greenfield Morning I Pushed An Empty Baby Carriage All Over The City / 4. AOS / 5. Touch Me / 6. Paper Shoes

アルバム全6曲、すべてヨーコのうめき声。そのバックを務めるジョン。
「AOS」は1968年2月のオーネット・コールマンらとの録音で、ジョンは参加してない。

1997年のCD化で追加のボーナス・トラック3曲「Open Your Box」(71年にシングル 『Power To The People』 のB面として出たものとは別バージョン)「“Something More Abstract”」「The South Wind」も内容的にはほぼ同じで、ジョンはギターで参加。

ジョージが「Greenfield Morning」のイントロのシタールで参加。
リンゴが「AOS」を除くアルバム全曲と、ボーナス・トラック「Open Your Box」「“Something More Abstract”」にドラムで参加。

2016年のリマスター再発盤はさらに「Why (Extended Version)」を追加。編集されて1曲目になる前のロング・バージョンで、録音時のジョンやリンゴの会話が聴ける。

2021年の 『Plastic Ono Band アルティメイト・コレクション』 のブルーレイには更に長いロング・バージョン(18分)が収録されている。

アマゾン
日本盤 1997年(3曲追加) 2007年(紙ジャケ、3曲追加) 2016年(紙ジャケ、更に1曲追加) 
輸入盤 1997年(3曲追加) 2016年(紙ジャケ、更に1曲追加) 
アマゾンMP3(2016年リマスター)

John Lennon / Plastic Ono Band : The Ultimate Collection [John Lennon]
日本盤CD 『ジョンの魂 : アルティメイト・コレクション』

https://m.media-amazon.com/images/I/81oycctsIuL.__SL100_.jpg
6CD+2BD


1969、70年。演奏に参加。

2021年発売の 『John Lennon / Plastic Ono Band』 のリミックス拡大版(6CD+2BD)。

ブルーレイにヨーコの1stアルバムのセッションから、編集されてアルバム・バージョンになる前のマスターテイクと 未発表曲3曲に加え、「Don't Worry, Kyoko」の編集前のマスターテイク、「Remember Love」「Who Has Seen The Wind?」のリミックス版を収録。

Come And Get It : The Best Of Apple Records [V.A.]
日本盤CD 『ベスト・オブ・アップル』 ※エラスティック・オズ・バンドの「God Save Us」を収録

https://m.media-amazon.com/images/I/519IBiw7dDL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1971年。曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加。

2010年発売のアップル・レーベルのベスト盤。
ニューヨークの雑誌 『Oz』 を支援するためにジョンが「Bill Elliot And The Elastic Oz Band」名義で発表したシングルのA面に収められていた「God Save Us」を収録。

この曲のリード・ボーカルはビル・エリオットだが、ジョンの4枚組アウトテイク集 『Anthology』 にはジョンがボーカルを取っているバージョンが「God Save Oz」というタイトルで収録されている。

B面に収録されていた「Do The Oz」はジョンのアウトテイク集 『Anthology』 に収録されている。また、2000年のリミックス版がジョンのファースト 『John Lennon / Plastic Ono Band』 のリマスター&リミックス盤に収録されている。

2018年の 『Imagine アルティメイト・コレクション』 には「God Save Us(God Save Oz)」「Do The Oz」のリミックス版と別テイクを収録。

どちらもジョンとヨーコの共作、ジョンとヨーコとフィル・スペクターの共同プロデュース。

アマゾンMP3

Fly [Yoko Ono]
日本盤CD 『フライ』

https://m.media-amazon.com/images/I/41HGA-EEGRL._SL100_.jpg


1969〜72年。共同プロデュース/演奏に参加。

1971年に出たヨーコの2nd。2枚組。ジョンが共同プロデュース。

【Disc 1】
1. Midsummer New York / 2. Mindtrain / 3. Mind Holes / 4. Don't Worry Kyoko / 5. Mrs. Lennon / 6. Hirake / 7. Toilet Piece / Unknown / 8. O'Wind (Body Is The Scar Of Your Mind) /
【Disc 2】
1. Airmale / 2. Don't Count The Waves / 3. You / 4. Fly / 5. Telephone Piece

ポップ・ミュージックとの折衷を図っており、普通にいい曲もあるが、まだ半分以上はうなってらっしゃいます。ジョンは全曲の演奏に参加。

「Don't Worry Kyoko」は69年のシングル 『Cold Turkey』 のB面で、「Hirake」は71年のシングル 『Power To The People』 のB面(その時のタイトルは「Open Your Box」)。

1997年のCD化で追加のボーナス・トラック「Between The Takes」(70年)「Will You Touch Me」(72年頃)の2曲にもジョンはギターで参加している(「Will You Touch Me」にはジョンの話し声も入っている)。

2017年のリマスター再発盤はさらに「The Path」「Head Play (Medley: You/Airmale/Fly)」の2曲を追加。
どちらも1992年の 『Onobox』 で初登場の音源で、「The Path」にはジョンが演奏で参加、「Head Play」はこのアルバムの収録曲をメドレーにした編集版。

2021年の 『Plastic Ono Band アルティメイト・コレクション』 のブルーレイには「Don't Worry, Kyoko」の編集前のマスターテイクを収録。

アマゾン
日本盤 1997年(2曲追加) 2007年(紙ジャケ、2曲追加) 2017年(紙ジャケ、更に2曲追加)
輸入盤 1997年(2曲追加) 2017年(紙ジャケ、更に2曲追加) 
アマゾンMP3 (2017年リマスター)

Warzone [Yoko Ono]
日本盤CD 『ウォーゾーン』

https://m.media-amazon.com/images/I/71Zu3bGUs8L._SL100_.jpg
CD


1969〜72年。共同プロデュース/演奏に参加。

2018年のヨーコのアルバム。過去の自作の再録音集。

日本盤のみのボーナス・トラック「Midsummer New York (alternate version)」は2018年ミックス別バージョンで2分36秒。
曲の前後にジョンらしき声が聴こえる。
上のアルバム 『フライ』 収録版は3分51秒、1992年の 『Onobox』 収録のものは早くフェイドアウトするので2分16秒。

バックはジョン、クラウス・フォアマン、ジム・ケルトナーらが参加。

アマゾンMP3

Rock'n'Roll Outlaw [David Peel]
日本盤CD 『ロックン・ロール・アウトロー』 ※アルバム 『The Pope Smokes Dope』 を収録

https://m.media-amazon.com/images/I/51sS76veW0L.__SL100_.jpg
16CD


1972年。共同プロデュース/演奏に参加。

デヴィッド・ピールの1972年のアルバム 『The Pope Smokes Dope』 はジョンとヨーコが共同プロデュース、2曲(「The Ballad Of New York City」「The Pope Smokes Dope」)で演奏に参加。

長らく廃盤が続いていたが、以下の形でCD化されている。
アメリカ 2000年 新ジャケット、5曲追加(アマゾン
アメリカ 2005年 オリジナル・ジャケット、曲順を変更し上とは違う3曲追加 商品詳細(日本のアマゾンにはなし)
日本 2003年 16枚組ボックス 『ロックン・ロール・アウトロー』 の1枚目、オリジナル・ジャケット、追加曲なし(左の商品)
 ディスク4、7、10の3枚にはジョンのインタビューも収録されている

2015年4月にはアマゾンや iTunes でアルバム 『The Pope Smokes Dope』 のダウンロード販売も開始された(2000年の米盤CDと同内容)。
アマゾンMP3  iTunes 

Elephant's Memory [Elephant's Memory]

https://m.media-amazon.com/images/I/61oTIgBXsrL.__SL100_.jpg
輸入盤LP
(未CD化)


1972年。共同プロデュース/演奏に参加。

ジョンのバック・バンドを務めたエレファンツ・メモリーのアップルからのアルバム(CD化済みのファーストも同じタイトルなのでまぎらわしいが、ファーストのジャケットはカラーで、こちらは白黒)。

ジョンとヨーコが共同プロデュースし、全10曲中6曲にボーカルや演奏で参加。

【Side A】
1. Liberation Special / 2. Baddest Of The Mean / 3. Cryin' Blacksheep Blues / 4. Chuck 'n' Bo
【Side B】
5. Gypsy Wolf / 6. Madness / 7. Life / 8. Wind Ridge / 9. Power Boogie / 10. Local Plastic Ono Band

ジョンは5・10にボーカル、3・9にボーカルとギター、4にボーカルとパーカッション、8にエレキピアノで参加。

(日本盤LPタイトル 『エレファンツ・メモリー』)


アマゾンの音楽内を検索  Elephant's Memory 

Approximately Infinite Universe [Yoko Ono]
日本盤CD 『無限の大宇宙』

https://m.media-amazon.com/images/I/51NU4FikedL._SL100_.jpg


1972、73年。共同プロデュース/演奏に参加。

1973年に出たヨーコの3rd。2枚組。ジョンが共同プロデュース。

【Disc 1】
1. Yang Yang / 2. Death Of Samantha / 3. I Want My Love To Rest Tonight / 4. What Did I Do! / 5. Have You Seen A Horizon Lately / 6. Approximately Infinite Universe / 7. Peter The Dealer / 8. Song For John / 9. Catman (The Rosies Are Coming) / 10. What A Bastard The World Is / 11. Waiting For The Sunrise /
【Disc 2】
1. I Felt Like Smashing My Face In A Clear Glass Window / 2. Winter Song / 3. Kite Song / 4. What A Mess / 5. Shiranakatta (I Didn't Know) / 6. Air Talk / 7. I Have A Woman Inside My Soul / 8. Move On Fast / 9. Now Or Never / 10. Is Winter Here To Stay? / 11. Looking Over From My Hotel Window

全編普通の歌声。

ジョンはアルバム全曲と、1997年のCD化で追加のボーナス・トラック「Dogtown」(72年頃)に参加。よく聴くとジョンらしき声が結構聴こえる。もう1曲のボーナス・トラック「She Gets Down On Her Knees (demo)」にはジョンは参加していない。

2017年のリマスター再発盤は「She Gets Down On Her Knees (demo)」を抜いた全23曲収録。

アマゾン
日本盤 1997年(2曲追加) 2007年(紙ジャケ、2曲追加) 2017年(紙ジャケ、ボーナス・トラック1曲カット)
輸入盤 1997年(2曲追加) 2017年(紙ジャケ、ボーナス・トラック1曲カット) 
アマゾンMP3 (2017年リマスター)

Feeling The Space [Yoko Ono]
日本盤CD 『空間の感触』

https://m.media-amazon.com/images/I/61y16JiBOML._SL100_.jpg


1972、73年。演奏に参加。

1973年に出たヨーコの4th。

1. Growing Pain / 2. Yellow Girl (Stand By For Life) / 3. Coffin Car / 4. Woman Of Salem / 5. Run, Run, Run / 6. If Only / 7. A Thousand Times Yes / 8. Straight Talk / 9. Angry Young Woman / 10. She Hits Back / 11. Women Power / 12. Men, Men, Men

全編普通の歌声のアルバム第2弾。

ヨーコとの仲が微妙になってきた時期で、ジョンは「She Hits Back」「Woman Power」「Men, Men, Men」にのみ参加。
1997年のCD化で追加のボーナス・トラック2曲「“I Learned To Stutter”/Coffin Car」(73年のライブ)「Mildred, Mildred (demo)」(72年頃)にも参加している。
「Men, Men, Men」と「Mildred, Mildred (demo)」で少しジョンの声が聴ける。

2017年のリマスター再発盤はさらに「Potbelly Rocker」「It's Been Very Hard」「Warrior Woman」「Left Turn's The Right Turn」「Mildred, Mildred」の5曲を追加。
すべて1992年の 『Onobox』 で初登場の音源で、ジョンは参加していない。

アマゾン
日本盤 1997年(2曲追加) 2007年(紙ジャケ、2曲追加) 2017年(紙ジャケ、更に5曲追加)
輸入盤 1997年(2曲追加) 2017年(紙ジャケ、更に5曲追加) 
アマゾンMP3 (2017年リマスター)

Ringo [Ringo Starr]
日本盤CD 『リンゴ』

https://m.media-amazon.com/images/I/71Pe0g5nunL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1973年。曲提供/演奏に参加。

リンゴのアルバムに「I'm The Greatest」を提供、演奏にも参加(ジョージも参加している)。 

ポールの提供・参加曲とジョージの提供・参加曲も収録。

アマゾンMP3

1998年のボックス 『Anthology』 で、ジョンのリード・ボーカル版「I'm The Greatest」が聴ける。

The Very Best Of Mick Jagger [Mick Jagger]
日本盤CD 『ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー』

https://m.media-amazon.com/images/I/4125kVxgN9L.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1973年。プロデュース。

ミック・ジャガーの2007年のベストに、1973年にジョンがプロデュースしたが未発表だったカバー曲「Too Many Cooks」が初収録された。ニルソンなども参加している。

ちなみにミック・ジャガーはヨーコの1973年のアルバム 『Approximately Infinite Universe』 の「Winter Song」に参加している。

アマゾンMP3

Pussy Cats [Harry Nilsson]
日本盤CD 『プシー・キャッツ』

https://m.media-amazon.com/images/I/51HlVnYVIJL._SL100_.jpg


1974年。曲を共作 /プロデュース。

ヨーコと別居中の「失われた週末」時代にニルソンのアルバムをプロデュース。ジャケットにも登場。

「Mucho Mungo/Mt. Elga」は二人の共作。

アルバムのあちこちでジョンの声が聴こえ、音作りも同時期の 『Walls And Bridges』 に近い。

リンゴもドラムで参加。

1999年の米盤以降から追加されているボーナス・トラックのうち、「Down By The Sea」のプロデュースとアレンジ、「The Flying Saucer Song」のプロデュースもジョン。

再発の度にボーナス・トラックが微妙に異なっていてややこしいが、上記の2曲はどの盤にも入っている。

■ 1999年Buddha盤 アマゾン(米盤) アマゾン(欧州盤) と 2002年Camden盤 アマゾン
11. Down By The Sea / 12. The Flying Saucer Song / 13. Turn Out The Light / 14. Save The Last Dance For Me
■ 2002年日本盤 アマゾン
11. Down By The Sea / 12. The Flying Saucer Song / 13. Save The Last Dance For Me / 14. Old Forgotten Soldier [Demo 1]
■ 2007年紙ジャケ日本盤 アマゾン と 2009年日本盤(Blu-spec CD) アマゾン
11. Down By The Sea / 12. The Flying Saucer Song / 13. Save The Last Dance For Me / 14. Old Forgotten Soldier [Demo 1] / 15. Old Forgotten Soldier [Demo 2]
■ 2013年輸入ボックス 『The RCA Albums Collection』 の『Pussy Cats』 アマゾン
11. Down By The Sea / 12. The Flying Saucer Song / 13. Turn Out The Light / 14. Save The Last Dance For Me / 15. Don't Forget Me / 16. Black Sails / 17. Pussy Cats Radio Spots ※ボックス内の他のディスクに「Old Forgotten Soldier」の2つのデモも収録
■ 2019年紙ジャケ日本盤(45周年記念盤、Blu-spec CD2) アマゾン
11. Down By The Sea / 12. The Flying Saucer Song / 13. Turn Out The Light / 14. Save The Last Dance For Me / 15. Don't Forget Me / 16. Black Sails / 17. Pussy Cats Radio Spots / 18. Old Forgotten Soldier [Demo 1] / 19. Old Forgotten Soldier [Demo 2]

アマゾンMP3(ボーナス・トラックなし)

Goodnight Vienna [Ringo Starr]
日本盤CD 『グッドナイト・ウィーン』

https://m.media-amazon.com/images/I/6139o2qCffL._SL100_.jpg
輸入盤CD


1974年。曲提供/演奏に参加。

アルバムの1曲目とラストを飾る「Goodnight Vienna」(ジョン作)と、「All By Myself」「Only You」で演奏に参加。

ジョンの声もよく聴こえる。

ボーナス・トラックにポールの提供・参加曲とジョージの参加曲も収録。

アマゾンMP3

1998年のボックス 『Anthology』 で、ジョンのリード・ボーカル版「Goodnight Vienna」と「Only You」が聴ける。

Captain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy [Elton John]
日本盤CD 『キャプテン・ファンタスティック』

https://m.media-amazon.com/images/I/91-1rHCes9L._SL100_.jpg
輸入盤CD


1974年。曲提供/演奏に参加。

エルトン・ジョンのシングル「Lucy In The Sky With Diamonds」にギターとバック・ボーカルで、B面の「One Day(At A Time)」にもギターで参加。

このCDのボーナス・トラックで両方聴ける。

プロデュースしたガス・ダッジョンは、「One Day(At A Time)」にはジョンは参加していないと言っているらしい。

アマゾンMP3

John Dawson Winter III [Johnny Winter]
日本盤CD 『俺は天才ギタリスト』

https://m.media-amazon.com/images/I/51azE7qpwCL._SL100_.jpg
CD


1974年。曲提供。

ジョニー・ウィンターに「Rock'n'Roll People」を提供。

ジョン自身のバージョンは死後の1986年に出た未発表音源集 『Menlove Ave.』 で聴ける。

アマゾンMP3

Beatles Undercover [Kristofer Engelhardt](洋書、本+CD)

https://m.media-amazon.com/images/I/51Li97YoJIL._SL100_.jpg
洋書+CD


1974〜75年(?)。プロデュース/共同プロデュース/アレンジ。

ビートルズのメンバーの参加曲のデータを集めた本 『Beatles Undercover』(1998年刊)の付録CDに、ジョンが1974〜75年にプロデュースしたという未発表曲が3曲収録されている。

個々の曲のデータは以下の通り。

1. Incantation (3:20)
  Performed by Dog Soldier with Patrick Jude
  Produced by Roy Cicala & John Lennon
  Lyrics by Roy Cicala & John Lennon
  レコード・プラントで1974〜75年に録音?

2. Let's Spend The Night Together (3:08)
  Vocals by Lori Burton & Patrick Jude
  Produced & arranged by John Lennon
  レコード・プラントで1975年1月に録音?

3. Answer Me, My Love (2:47)
  Vocals by Lori Burton
  Produced by Roy Cicala & John Lennon
  レコード・プラントで1975年1月13日に録音

2010年に増補版 『Beatles Deeper Undercover』(アマゾン)が出ているが、CDは付いていない。

(当HPをご覧の方から情報をいただきました。ありがとうございます!)

Young Americans [David Bowie]
日本盤CD 『ヤング・アメリカンズ』

https://m.media-amazon.com/images/I/71E8AwdAlTL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1975年。曲を共作/演奏に参加。

「Fame」「Across The Universe」に参加。「Fame」はデヴィッド・ボウイとの共作で、「Across The Universe」はビートルズの曲のカバー。

ジョンはバック・ボーカルとギターを担当している。

アマゾンMP3 

ボウイのベスト盤にもよく収録されている。

Ringo's Rotogravure [Ringo Starr]
日本盤CD 『リンゴズ・ロートグラビア』

https://m.media-amazon.com/images/I/41gsVukTc2L._SL100_.jpg
輸入盤CD


1976年。曲提供/演奏に参加。

「Cookin'(In The Kitchen Of Love)」を提供し、演奏にも参加。

主夫時代に唯一発表された曲。

ポールの提供・参加曲とジョージの提供曲も収録。

John Lennon For President [Davis Peel & The Super Apple Band]

https://m.media-amazon.com/images/I/81r0jiMXFEL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1980年。プロデュース。

デヴィッド・ピールが1980年11月にリリースしたアルバム。

「Amer!ka」はジョンとヨーコのプロデュースで、ピールとヨーコがボーカル。

1972年のピールのアルバム 『The Pope Smokes Dope』 のあとで録音されたらしい。

上に挙げた16枚組ボックス 『Rock'n'Roll Outlaw』 にも収録されている。

Walking On Thin Ice [Yoko Ono]
日本盤CD 『ウォーキング・オン・シン・アイス』

https://m.media-amazon.com/images/I/51sOnMfq-nL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1980年。共同プロデュース/演奏に参加/リミックス。

ヨーコの「Walking On Thin Ice」をプロデュースし、演奏にも参加(ギターとキーボード)。

ジョンが撃たれたのは、この曲のミックスダウンを終えて帰宅した時だった。

左のベスト盤(1992年の 『Onobox』 と合わせて出た)や、2000年発売のリマスター盤 『Double Fantasy』 に追加収録されている。


1981年にこの曲がシングルで出た際のB面「It Happened」はリミックス・バージョンで、クレジットにジョンの名がある。
【当時のシングルに記載のクレジット】
 Produced by John Lennon & Yoko Ono ('73)
 Edited & Remixed by John Lennon, Yoko Ono & Jack Douglas ('80)
【1992年の 『Onobox』 付属ブックレットのディスコグラフィーに記載のクレジット】
 produced by Yoko Ono ('73)
 edited and remixed by John Lennon, Yoko Ono, and Jack Douglas ('80)

オリジナル・バージョンはヨーコのアルバム 『A Story』 に収録予定で、1973年に録音されたもののアルバムが未発表に終わり、日本のみで1974年に出たヨーコのシングル「夢をもとう」のB面に収録されて世に出た後、1992年の 『Onobox』 や、1997年に初商品化されたアルバム 『A Story』 に収録された。
オリジナル版はジョンとヨーコの別居時代の録音で、ジョンは録音には関わっていない。
なので、クレジットは 『Onobox』 付属ブックレットの方が正しいと思われる。

また、リミックス版で冒頭に付いているジョンとヨーコの会話は、「Woman」のビデオ・クリップに使われた映像(ジョンとヨーコがセントラル・パークを歩く)を撮影している時のもの(1980年11月28日)。
この「It Happened」のリミックス版は未CD化で、アナログ・シングルでのみ入手可能。
https://m.media-amazon.com/images/I/61IfmHjvZrL._SL100_.jpg
アマゾン 日本盤シングル  輸入盤シングル 

It's Alright [Yoko Ono]
日本盤CD 『イッツ・オーライト』

https://m.media-amazon.com/images/I/A11ECiud-LL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


1980年。共同プロデュース/演奏に参加。

ジョンの死後1982年に出たヨーコのアルバム。CD化の際に追加されたボーナス・トラック「You're The One」(『Milk And Honey』 収録曲の別テイク)にはジョンがギターで参加している。

また、「Never Say Goodbye」にジョンの「ヨーコ〜!」という叫び声が入っているが、これは 『Wedding Album』 から取られたもの。

Every Man Has A Woman [V.A.]

https://m.media-amazon.com/images/I/31RP5kdljgL.__SL100_.jpg
輸入盤CD


共同プロデュース/演奏に参加。

1984年。ヨーコの曲をジョンを始めとするミュージシャンがカバーしたトリビュート・アルバム。

ここで初めて発表された「Every Man Has A Woman」のジョンが歌うバージョンは現在では 『Milk And Honey』 の「ニュー・センチュリー・エディション」に収録されている(ただしフェイド・アウトが早められている)。

それ以外の収録曲はすべて新録だが、子供たちが合唱する「Now Or Never」(ヨーコの3rd 『Approximately Infinite Universe』 に収録されている曲)だけはクレジットに「プロデュース:John & Yoko & Plastic Ono Band with Elephant's Memory」「ギター:John Lennon」とある。
おそらく1972年当時に録られたオケに追加レコーディングしたものなのだろう。

アマゾン 2014年再発アナログ盤 

Onobox [Yoko Ono]
日本盤CD 『オノボックス』

https://m.media-amazon.com/images/I/71NK+41eDDL._SL100_.jpg
日本盤6CD

輸入盤6CD


演奏に参加、ほか。

1992年に出たオノ・ヨーコの6枚組ボックス。

1969年の 『Unfinished Music, No.2』 から1985年の 『Starpeace』 までの楽曲に未発表音源を加えた全105曲を収録。
既発の曲でもリミックスなど何らかの編集が加えられているものが多い。

■このボックス発売時点での未発表音源全18曲のうち、ジョンが演奏で参加しているもの
 Disc1-15 The Path (1971年録音)
 「Yoko Ono and John Lennon ::all instruments / recorded at Ascot Sound Studios, England」とある
→ 後にオノ・ヨーコのアルバム 『Fly』 の2017年リマスター盤のボーナス・トラックとして収録

■既発の曲でジョン参加の曲のうち、特筆すべきもの
◎アルバム 『Unfinished Music No.2』 収録曲
 Disc1-1 No Bed For Beatle John  頭にジョンの「Yoko's box.」という声付き

◎アルバム 『Approximately Infinite Universe』 収録曲
 Disc2-6 Catman (The Rosies Are Coming)  エンディングのフェイド・アウトが遅く、10秒ほど長い
 Disc2-9 Peter The Dealer  エンディングのフェイド・アウトが遅く、10秒ほど長い
 Disc2-12 Kite Song  曲の前後にジョンとヨーコの会話付き/エンディングはフェイド・アウトではなく演奏をやめる形で曲が終わる
 Disc2-14 What A Mess  頭にジョンの「デ、ヘイヘ〜イ」という声付き
 Disc4-18 Have You Seen A Horizon Lately  曲の後にジョンの「Thank you, goodnight.」という声付き

◎アルバム 『Feeling The Space』 収録曲
 Disc3-12 She Hits Back  アルバム用に短く編集する前の長いバージョン
 Disc3-14 Woman Power  リミックス版で、エンディングはフェイド・アウトではなく演奏をやめる形で曲が終わる

◎シングル 「Walking On Thin Ice」 収録曲
 Disc4-1 Walking On Thin Ice  頭にジョンの「この曲は初めてのチャートNo.1になるよ、ヨーコ」という声付き

◎アルバム 『Milk And Honey』 収録曲
 Disc4-10 Don't Be Scared  頭にジョンの「マザー、聴いてる?」という声付き/フェイド・アウトが遅く、1分以上長い
 Disc4-11 Sleepless Night  アルバム用に短く編集する前の長いバージョン
 Disc4-13 Your Hands  アルバム用に短く編集する前の長いバージョン
 Disc4-14 Let Me Count The Ways  アルバム用に短く編集する前の長いバージョン ←これはヨーコ1人で録音したデモだと思うが、一応
 Disc4-16 You're The One  アルバム用に短く編集する前の長いバージョン/曲の後にジョンの「おやすみショーン、朝に会おう」という声付き

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ジョン・レノンの参加作品 一覧

年度は録音年だったり発表年だったり、オオザッパです。

年度

アーティスト名

タイトル(『』はアルバム名)

参加内容

1963 ビリー・J・クレーマー Bad To Me / I Call Your Name / I'm In Love 曲提供
1963 フォーモスト Hello Little Girl / I'm In Love 曲提供
1963/67 ローリング・ストーンズ I Wanna Be Your Man / We Love You 曲提供/演奏に参加
1965 シルキー You've Got To Hide Your Love Away 曲提供/プロデュース
1968 グレープフルーツ Lullaby 他 アレンジ?
1968 ジョン&ヨーコ 『Unfinished Music No.1 / Two Vergins』
(ボーナス・トラックの69年作品を含む)
曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加
1969 ジョン&ヨーコ 『Unfinished Music No.2 / Life With The Lions』
(ボーナス・トラックの68年作品を含む)
曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加
1969 ジョン&ヨーコ 『Wedding Album』
(ボーナス・トラックの70、71年作品を含む)
曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加
1970 ヨーコ・オノ 『Yoko Ono』 共同プロデュース/演奏に参加
1971 エラスティック・オズ・バンド God Save Us / Do The Oz 曲を共作/共同プロデュース/演奏に参加
1971 ヨーコ・オノ 『Fly』
(69年の作品とボーナス・トラックの70、72年作品を含む)
共同プロデュース/演奏に参加
1971(1992) ヨーコ・オノ The Path 演奏に参加
1972 デヴィッド・ピール 『The Pope Smokes Dope』 共同プロデュース/演奏に参加
1972 エレファンツ・メモリー 『Elephant's Memory』 共同プロデュース/演奏に参加
1973 ヨーコ・オノ 『Approximately Infinite Universe』
(ボーナス・トラックの72年作品を含む)
共同プロデュース/演奏に参加
1973 ヨーコ・オノ 『Feeling The Space』
(ボーナス・トラックの72年作品を含む)
演奏に参加
1973 リンゴ・スター I'm The Greatest 曲提供/演奏に参加
1973 ミック・ジャガー Too Many Cooks プロデュース
1974 ニルソン 『Pussy Cats』 曲を共作/プロデュース
1974 リンゴ・スター Goodnight Vienna / All By Myself / Only You 曲提供/演奏に参加
1974 エルトン・ジョン Lucy In The Sky With Diamonds / One Day At A Time 曲提供/演奏に参加
1974 ジョニー・ウィンター Rock'n'Roll People 曲提供
1974〜75(?) ドッグ・ソルジャー with パトリック・ジュード Incantation 共同プロデュース
1975(?) ロリ・バートン&パトリック・ジュード Let's Spend The Night Together プロデュース/アレンジ
1975 ロリ・バートン Answer Me, My Love 共同プロデュース
1975 デヴィッド・ボウイ Fame / Across The Universe 曲を共作/演奏に参加
1976 リンゴ・スター Cookin' 曲提供/演奏に参加
1980(1972) デヴィッド・ピール Amer!ka プロデュース
1980 ジョン&ヨーコ 『Double Fantasy』 のヨーコの曲 共同プロデュース/演奏に参加
1980(1984) ジョン&ヨーコ 『Milk And Honey』 のヨーコの曲 共同プロデュース/演奏に参加
1980(1981) ヨーコ・オノ Walking On Thin Ice 共同プロデュース/演奏に参加
1980(1981) ヨーコ・オノ It Happened (remix) リミックス
1980(1997) ヨーコ・オノ You're The One (alternate take) 共同プロデュース/演奏に参加
1984 スピリット・クワイア Now Or Never
(1972年のテイクを使用)
共同プロデュース/演奏に参加

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