NHK-FM 『軽音楽をあなたに』 ビートルズ特集
1982
かつてNHK-FMで 『軽音楽をあなたに』
という番組が放送されていました。
平日の月曜から金曜まで、普段は日替わりで各ジャンルの音楽を取り上げていましたが、
1982年の春に、2週間かけてビートルズの全曲を流す特集が組まれました。
(同じ年の8月と、1985年の夏に再放送されています)
ビートルズの全曲を流したラジオ番組は他にもありましたが、この 『軽音楽をあなたに』
が思い出深いのは、
そのマニアックな選曲・構成や、海賊盤の音源までが放送されたことによります。
ビートルズ初心者でも、この番組を聴けばかなりのビートルズ通になれるような内容でした。
ゲストは「ビートルズ研究家」の香月利一氏で、選曲や構成も彼が担当したと思われます。
このページでは、その特集でかかった曲目を掲載します。
第1回 1982年4月26日(月)
第2回 1982年4月27日(火)
第3回 1982年4月28日(水)
第4回 1982年4月29日(木)
第5回 1982年4月30日(金)
第6回 1982年5月3日(月)
第7回 1982年5月4日(火)
第8回 1982年5月5日(水)
第9回 1982年5月6日(木)
第10回 1982年5月7日(金)
註
余談
第1回 1982年4月26日(月)
16:05〜18:00
同年8月2日に再放送
1985年8月19日に後継番組 『午後のサウンド』 枠で再放送
DJ
:幅しげみ ゲスト:香月利一
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第2回 1982年4月27日(火)
16:05〜18:00
同年8月3日に再放送
1985年8月20日に後継番組 『午後のサウンド』 枠で再放送
DJ
:児島由美 ゲスト:香月利一
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第3回 1982年4月28日(水)
16:05〜18:00
同年8月4日に再放送
1985年8月21日に後継番組 『午後のサウンド』 枠で再放送
DJ
:アンリ菅野 ゲスト:香月利一
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第4回 1982年4月29日(木)
16:05〜18:00
同年8月5日に再放送
1985年8月22日に後継番組 『午後のサウンド』 枠で再放送
DJ
:山加朱美 ゲスト:香月利一
曲名 | |||
レコード番号 | 備考(使用レコードなど) | 註 | |
アルバム 『ビートルズ・フォー・セール』 | |||
アルバム 『ビートルズ・フォー・セール』
のB面 エイト・デイズ・ア・ウィーク/ワーズ・オブ・ラヴ/ハニー・ドント/エヴリー・リトル・シング/パーティーはそのままに I Don't Spoil The Party /ホワット・ユー・アー・ドゥーイング/みんないい娘 Everybody's Trying To Be My Baby | |||
東芝 EAS-80553 | 日本盤LP 『ビートルズ・フォー・セール』(ステレオ盤) | ||
ハリウッド・ボウルのライブ | |||
アルバム 『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!』
全曲 ツイスト・アンド・シャウト/シーズ・ア・ウーマン/ディジー・ミス・リジー/涙の乗車券 Ticket To Ride /キャント・バイ・ミー・ラヴ/今日の誓い Things We Said Today /ロール・オーヴァー・ベートーヴェン/ボーイズ/ア・ハード・デイズ・ナイト/ヘルプ/オール・マイ・ラヴィング/シー・ラヴズ・ユー/のっぽのサリー Long Tall Sally | |||
東芝 EAS-80830 | 日本盤LP 『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!(アット・ハリウッド・ボウル)』 | ||
特集コーナー : クリスマス・レコード | |||
1964年クリスマス・レコード | |||
1965年クリスマス・レコード | |||
Apple LYN-2153 | 英盤LP 『From Then To You』 A面 | ||
1967年クリスマス・レコード | |||
1968年クリスマス・レコード | |||
Apple LYN-2154 | 英盤LP 『From Then To You』 B面 | ||
アルバム 『ヘルプ!』 | |||
アルバム 『ヘルプ!』
のA面 ヘルプ/ザ・ナイト・ビフォア/悲しみはぶっとばせ You've Got To Hide Your Love Away /アイ・ニード・ユー/アナザー・ガール/恋のアドバイス You're Going To Lose That Girl /涙の乗車券 Ticket To Ride | |||
東芝 EAS-80554 | 日本盤LP 『4人はアイドル』(ステレオ盤) |
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曲名 | |||
レコード番号 | 備考(使用レコードなど) | 註 | |
アルバム 『ザ・ビートルズ』 | |||
アルバム 『ザ・ビートルズ』
2枚目のB面 レボリューション1/ハニー・パイ/サボイ・トラッフル/クライ・ベイビー・クライ/レボリューション9/グッド・ナイト | |||
東芝 EAS-77001/2 | 日本盤LP 『ザ・ビートルズ』(ステレオ盤) | ||
アルバム 『イエロー・サブマリン』 | |||
アルバム 『イエロー・サブマリン』
の新曲4曲 オンリー・ア・ノーザン・ソング/オール・トゥゲザー・ナウ/ヘイ・ブルドッグ/イッツ・オール・トゥー・マッチ | |||
東芝 EAS-80559 | 日本盤LP 『イエロー・サブマリン』 | ||
特集コーナー : ゲット・バック・セッション | |||
トゥー・オブ・アス | |||
ドント・レット・ミー・ダウン | |||
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード | |||
テディ・ボーイ | |||
フォー・ユー・ブルー | |||
レット・イット・ビー | |||
I.C.Records CBMR-12 | 海賊盤LP 『Christmas Message』 | ||
アルバム 『レット・イット・ビー』 | |||
アルバム 『レット・イット・ビー』
のA面 トゥ・オブ・アス/ディグ・ア・ポニー/アクロス・ザ・ユニバース/アイ・ミー・マイン/ディグ・イット/レット・イット・ビー/マギー・メイ | |||
東芝 EAS-80561 | 日本盤LP 『レット・イット・ビー』 | ||
シングル | |||
ドント・レット・ミー・ダウン | |||
ジョンとヨーコのバラード The Ballad Of John And Yoko | |||
オールド・ブラウン・シュー | |||
東芝 EAS-80570 | 日本盤LP 『ヘイ・ジュード』 |
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曲名 | |||
レコード番号 | 備考(使用レコードなど) | 註 | |
アルバム 『レット・イット・ビー』 | |||
アルバム 『レット・イット・ビー』
のB面 アイヴ・ガッタ・フィーリング/ワン・アフター・909/ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/フォー・ユー・ブルー/ゲット・バック | |||
東芝 EAS-80561 | 日本盤LP 『レット・イット・ビー』 | ||
特集コーナー : クラシカル・ビートルズ | |||
『ザ・ビートルズ・コンチェルト』
から/ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラ 第1楽章 マエストーソ 〜 アレグロ・モデラート 第2楽章 アンダンテ・エスプレッシーボ 第3楽章 プレスト | |||
東芝 EAC-90019 | 日本盤LP 『ザ・ビートルズ・コンチェルト』(ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラ) | ||
アルバム 『アビイ・ロード』 | |||
アルバム 『アビイ・ロード』
全曲 カム・トゥゲザー/サムシング/マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー/オー!ダーリン/オクトパス・ガーデン/アイ・ウォント・ユー /ヒア・カムズ・ザ・サン/ビコーズ/ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー/サン・キング/ミーン・ミスター・マスタード/ポリシーン・パン /シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー/ゴールデン・スランバー/キャリー・ザット・ウェイト/ジ・エンド/ハー・マジェスティ | |||
東芝 EAS-80560 | 日本盤LP 『アビイ・ロード』 | ||
シングル | |||
レット・イット・ビー(シングル・バージョン) | |||
東芝 AR-2461 | 日本盤シングル |
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余談その1 この番組が放送された1982年は、ビートルズのデビュー20周年ということで、オリジナル・アルバムのモノラル盤や、アナログ・ボックスの
『EPコレクション』 などの商品が発売され、東芝EMI
もキャンペーンに力を入れていました(レコードを買うとカタログ小冊子がもらえた)。 この放送からすでに40年以上の月日が流れました。 当時FM放送をよく聴いたり録音していた人には、以下の書籍はきっと楽しめると思います。
この 『軽音楽をあなたに』
が放送された週は、他の番組でもビートルズが取り上げられており、FM東京( 現TOKYO FM )が深夜に放送していた
『マイ・サウンド・グラフィティ』
という番組では2週間かけてビートルズ・ナンバーの人気投票の結果120曲をオンエアしていました。
その時の上位20曲は以下の通り。
1.レット・イット・ビー
2.イエスタデイ
3.ヘイ・ジュード
4.ヘルプ!
5.オール・マイ・ラヴィング
6.プリーズ・プリーズ・ミー
7.抱きしめたい(I
Want To Hold Your
Hand)
8.ゲット・バック
9.ツイスト・アンド・シャウト
10.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
11.レイン
12.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
13.サムシング
14.ミッシェル
15.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
16.ハロー・グッドバイ
17.ガール
18.愛こそはすべて(All
You Need Is
Love)
19.イエロー・サブマリン
20.ヒア・カムズ・ザ・サン
ちなみに、2009年リマスター盤発売の際に行われた人気投票の結果は以下の通り。
1.レット・イット・ビー
2.イン・マイ・ライフ
3.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
4.ア・デイ・イン・ザ・ライフ
5.ヘイ・ジュード
6.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
7.サムシング
8.アクロス・ザ・ユニバース
9.イエスタディ
9.アイ・アム・ザ・ウォルラス
11.ヘルプ!
12.ひとりぼっちのあいつ
13.ヒア・カムズ・ザ・サン
14.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
15.オール・マイ・ラヴィング
16.ゲット・バック
17.愛こそはすべて(All
You Need Is
Love)
18.シー・ラヴズ・ユー
19.ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
20.ア・ハード・デイズ・ナイト
この手の人気投票はテレビやラジオや雑誌で頻繁に行われてきましたが、ビートルズ解散後しばらくはポールの曲の人気が高く、「レット・イット・ビー」「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」が常にトップに来ていた印象があります。
最近ではジョンの曲もポールに負けずにベスト10入りするようです。
余談その2
ゲスト出演された香月利一さんは1999年に、水曜担当のアンリ菅野さんも2000年に他界されました。お二人とも51歳の若さでした。
また、各曜日のDJの方々も、その後それぞれに活躍されています。
月曜担当:幅しげみ さん ブログ
火曜担当:児島由美 さん ウィキペディア
木曜担当:山加朱美 さん 公式サイト
金曜担当の「福島あつこ」さんはNHKの夜9時のニュースに出演されていたアナウンサー福島敦子さんとは別人で、関西出身の方です。
余談その3
■オーディオ小僧の食いのこし 2009年 アマゾン
牧野良幸 著
イラストレーターの著者が面白おかしく懐かしくつづるオーディオ青春記。
思わず「あ〜、俺も同じことやってた!」と声が出ます。
■FM雑誌と僕らの80年代 『FMステーション』青春記 2009年 アマゾン
■『FMステーション』とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記 2021年(文庫版) アマゾン
恩蔵茂 著
雑誌
『FMステーション』 の編集長だった著者による回想録。
後発ながら競合三誌(FM fan、週刊FM、FMレコパル)を追い抜く売り上げとなるまで/新FM局の開局と民放FM局の路線変更→FM誌の休刊、などについて現場の想い出をつづっている。